済生会新潟第二病院(第5回)眼科アイセミナー ご案内

この記事は、2013年4月16日配信。

済生会新潟第二病院眼科では、講師をお呼びしてアイセミナーを行っています。
今回は、松岡尚気先生(新潟大学眼科)です。
多くの方々の参加、歓迎です。

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  済生会新潟第二病院 (第5回)眼科アイセミナー
  日時:2013年4月23日(火)18:00 〜
  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:松岡尚気 (新潟大学眼科)
  演題:新潟大学眼科における加齢黄斑変性症に対するルセンティス治療成績

  参加希望の方は、下記まで連絡ください。
   安藤 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

演題:新潟大学眼科における加齢黄斑変性症に対するルセンティス治療成績
講師:○松岡尚気、長谷部日、高田律子、佐藤弥生、寺島浩子、上田恵理子、佐々木亮、福地健郎(新潟大学眼科)

【目的】 
 新潟大学眼科のルセンティス硝子体内注射(ラニビズマブ硝子体内注射;IVR)成績を検討する

【対象】
 当科で加齢黄斑変性症(AMD)に対してIVR導入期1クール施行された後、約1か月以上継続して維持期間を経過観察できた101眼
 (type1:37、type2:28、PCV:29、RAP:7眼)

【検討項目】
 1.病型別の治療前と最終視力の比較、
 2.治療前背景因子(①PED、②hemorrhagic PED、③網膜下液、④網膜下出血、⑤黄斑浮腫、⑥治療前視力、⑦年齢、⑧性別)
 3.PDT既往11例の成績
 4.1年以上観察例の成績

【結果】
 1.<改善/維持/悪化>
   type1:5/27/5眼、type2:7/19/2眼、PCV:8/18/3眼、RAP:3/4/0眼。

 2.type1のPED(+)でのみ有意差あり。

 3.PDT施行後11例ではtype1で維持2例、type2で改善1例、維持8例。

 4.年間平均回数 type1:4.36、type2:3.77、PCV:4.11、RAP:3.0回。

【結論】

 重篤な合併症もなく、IVRは有効な治療法といえる。

 

 

略歴 松岡尚気 MD, PhD

 1999年(平成11年)3月 新潟大学卒業

           5月 新潟大学眼科学教室入局

 2000年(平成12年)4月 海谷眼科勤務

 2001年(平成13年)4月 長岡赤十字病院勤務

 2002年(平成14年)4月 聖隷浜松病院勤務

 2003年(平成15年)4月 厚生連村上総合病院勤務

 2005年(平成17年)4月 新潟こばり病院(現 厚生連新潟医療センター)勤務

 2006年(平成18年)10月 新潟大学医員

 2007年(平成19年)5月 University of Southern California, 

              Doheny Eye Institute留学

 2009年(平成21年)4月 厚生連村上総合病院勤務

 2010年(平成22年)4月 新潟大学医員

 2011年(平成23年)   新潟大学博士号取得

 2012年(平成24年)7月 新潟大学助教

 2013年(平成25年)4月 新潟大学外来長

 

 

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 これまでの済生会新潟第二病院 眼科アイセミナー (第5回から改称)

 (第1回)眼科カンファレンス

  日時:2012年10月2日(火)19:00~

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:八百枝 潔 

      (眼科八百枝医院)

      (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

  演題:「緑内障治療薬による眼循環への影響」

 

 (第2回)眼科カンファレンス

  日時:2012年11月20日(火)18:30~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:河嶋 洋一 (参天製薬:医薬事業部技術開発)

  演題:「点眼薬の開発と眼内薬物動態」 

 

 (第3回)眼科カンファレンス

  日時:2013年1月8日(火)18:00~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:長谷部 日 (新潟大学眼科)

  演題:「硝子体手術との15年間、そしてこれから」

 

 (第4回)眼科カンファレンス

  日時:2013年3月12日(火)18:00~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:寺島浩子 (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

  演題:「黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後」

 



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