研究会/勉強会・告知

 

2017年12月26日

案内:第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会      加藤 聡
 演題:ロービジョンケアを始めて分かったこと
 講師:加藤 聡(東京大学眼科)
  日時:平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
  会場:済生会新潟第二病院眼科外来 

【抄 録】
 私は東大病院眼科外来でロービジョン外来を立ち上げて16年、日本ロービジョン学会の評議員になって8年、同じく理事長になって5年が経ち、眼科医として思ってもみなかったことのいくつかに遭遇しました。それらを思いつくままに皆さんに知っていただきたいと思っています。

 私は眼科医として毎日、たくさんの患者さんを診ています。その一方、ロービジョンケアを始めて福祉の方々とも知り合う機会や、その方面の勉強も行うことも増えてきました。しかし、多くの眼科医を含めた医療関係者は福祉については不勉強です。その理由の一つに医師、看護師、視能訓練士も含めての医学教育の場では、福祉について学習する機会が非常に少ないことが挙げられます。医療と福祉は本来は継続すべきものなのですが、様々な点で差異が生じています。例えば、医療では患者は病院に自由アクセスできるのに対し、福祉では行政上の垣根を超えることができないなどです。

 日本でも、ロービジョンケアがずいぶん行われるようになってきたと思っています。しかしその一方、2017年のオランダで行われた国際ロービジョン学会で日本人のロービジョンケアに携わっている人を一番驚かせたことは、世界中195か国中178か国(91%)でロービジョンケアに対するデータがあるのに対し、日本ではロービジョンケアのデータがとられていない数少ない国に分類されていたことだと思います。ロービジョンケアに対するデータというのは医療分野がとるべきものなのか、福祉分野でとるべきものか、日本ではその方向性もはっきり見えできていません。

 我々眼科医はロービジョンケアの臨床論文を書くときにその対象として、patients with low visionとしますが、福祉や教育の方々の論文ではpeople with low visionまたはchildren with low visionとの記載を散見します。私たち、医療関係者はロービジョンの人を患者として見ていることは必ずしも良いことだとは限らないようにも思っています。

 以上のように医療と福祉の狭間に苛まれながら、医療側からのアプローチの限界と戦っている私の話をしたいと思っています。

 

【略 歴】 加藤 聡 (カトウ サトシ)
 1987年 新潟大学医学部医学科卒業
     東京大学医学部附属病院眼科入局
 1996年 東京女子医科大学糖尿病センター眼科講師
 1999年 東京大学医学部附属病院分院眼科講師
 2000年 King’s College London, St. Thomas’ Hospital研究員 
 2001年 東京大学医学部眼科講師
 2007年 東京大学医学部眼科准教授
 2013年 日本ロービジョン学会理事長
  現在に至る 

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
 話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。  2018年3月で終了。 

  日時:毎月第2水曜日 午後
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来 

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
 新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/

2)済生会新潟第二病院 ホームページ
   http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html

3)安藤 伸朗 ホームページ
   http://andonoburo.net/
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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成30年02月14日(水)16:00 ~ 18:30
 第264回(18-02)済生会新潟第二病院眼科勉強会「ささえ、ささえられて」
  小林 章(日本点字図書館:歩行訓練士)
  「空気を感じて歩く楽しさと  少しでも楽に歩ける視覚活用方法を伝えること」
  大石華法(日本ケアメイク協会)
  「『ブラインドメイク物語』視覚障害者もメイクの力で人生が変わる!」
  橋本伸子(白尾眼科:石川県、看護師)
  「これからのロービジョンケア、看護師だからできること」
  上林洋子(盲導犬ユーザー;新潟市)
  「生きていてよかった!!」
  岩崎深雪(盲導犬ユーザー;新潟市)
  「私のささやかなボランティア …」 

平成30年03月14日(水)16:00~18:00
  第265回(18-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会(最終回)
   演題:これまでのこと、これからのこと
   講師:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科医)

 

2017年11月29日

案内:第262(17-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会   関 恒子
  日時:平成29年12月13日(水)16:30 ~ 18:00
  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
 演題:患者になってからの20年をふり返って私が伝えたいこと
 講師:関 恒子(長野県松本市) 

【抄 録】
  私が近視性の黄斑変性症を発症してから今年で21年になろうとしている。これまでに安藤先生から何回か私見を述べる機会を与えていただいたが、今回は最後ということで、この20年余りをふり返り、まとめてみたい。

  罹患後の最初の7年間は手術と合併症、再発などで様々な治療を試み、なんとかして視力を回復したい、視力低下をくい止めたいと願い、戦う日々だった。

 その後は徐々に現実を受け入れ、自分の状況にも適応することができるようになり、新しい生き方で生きることを決意して現在に至っている。だが視野狭窄が進行する中で、どこまで自分の障害を許容できるか疑問視する自分がいることも確かである。

 このような私の患者としての思いや願いに少しでも理解・共感してくださる方がいれば幸いである。

 

【略 歴】 松本市在住
 富山大学薬学部卒 薬剤師
 1996年左眼に続き右眼にも近視性血管新生黄斑症を発症
 1997年と1999年に黄斑移動術を受ける。
 この経験を生かして『豊かに老いる眼』を翻訳 (田野保雄監訳 文光堂)
 趣味はフルートの演奏、ドイツ文学研究、旅行など 

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
 話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
  2018年3月で終了。 

  日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来  

*勉強会のこれまでの報告  下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
 新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/

2)済生会新潟第二病院 ホームページ
   http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html

3)安藤 伸朗 ホームページ
   http://andonoburo.net/

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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会】
平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
 第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題:ロービジョンケアを始めて分かったこと
  講師:加藤 聡(東京大学眼科准教授;日本ロービジョン学会理事長) 

平成30年02月14日(水)16:00 ~ 18:30
 第264回(18-02)済生会新潟第二病院眼科勉強会「ささえ、ささえられて」
  小林 章(日本点字図書館:歩行訓練士)
   「空気を感じて歩く楽しさと  少しでも楽に歩ける視覚活用方法を伝えること」
  大石華法(日本ケアメイク協会)
   「『ブラインドメイク物語』視覚障害者もメイクの力で人生が変わる!」
  橋本伸子(白尾眼科:石川県、看護師)
   「これからのロービジョンケア、看護師だからできること」
  上林洋子(盲導犬ユーザー;新潟市)
   「生きていてよかった!!」
  岩崎深雪(盲導犬ユーザー;新潟市)
   「私のささやかなボランティア …」 

平成30年03月14日(水)16:00~18:00
  第265回(18-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会(最終回)
   演題:これまでのこと、これからのこと
   講師:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科医)

2017年11月13日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』~人生の味わいはこころを通わすことから~

 日 時:平成29年11月18日(土)
      開場:14時 公開講座:14時30分~17時30分
 会 場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録 (当日正午まで受け付けます)

 宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後お二人に対談して頂きます。 

【プログラム】
14時30分 開会のあいさつ
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
  http://andonoburo.net/on/6180
15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
  http://andonoburo.net/on/6186
16時35分 対談 宮坂vs細井
17時30分 閉会 

会場準備の都合で、参加の方には事前登録をお願いしています
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【事前登録】 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
  (可能な限り、メールでの連絡をお願い致します)
  当日正午まで受け付けます。 

 参加申し込み 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
***************************************************
  氏名~   

  所属(勤務先)~  

  職業~   

  住所~都道府県名
     新潟県の方は、市町村名をお願いします。 

 連絡方法
      e-mailアドレス~ 

      Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、2日以内にお返事致します。
  3日を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。
  電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

2017年11月7日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日 時:平成29年11月18日(土)
      開場:14時 公開講座:14時30分~17時30分
 会 場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録  

 生命倫理に造詣の深い宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、ホスピスで活躍している細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後お二人に対談して頂きます。 

【プログラム】
14時30分 開会のあいさつ
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
  http://andonoburo.net/on/6180
15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
  http://andonoburo.net/on/6186
16時35分 対談 宮坂vs細井
17時30分 閉会 


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会場準備の都合で事前登録をお願いしています
【事前登録】 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  11月11日(土)まで、下記に申し込みください。
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
  (可能な限り、メールでの連絡をお願い致します)  

 参加申し込み 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
***************************************************
  氏名~   

  所属(勤務先)~   

  職業~  

  住所~都道府県名
     新潟県の方は、市町村名をお願いします。 

 連絡方法
      e-mailアドレス~ 

      Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。
  電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 

2017年10月26日

案内 第261回(17-11)済生会新潟第二病院眼科勉強会    仲泊 聡
  日時:平成29年11月08日(水)16:30 ~ 18:00
  場所:済生会新潟第二病院 眼科外来 
 演題:「視覚障害者支援における課題の変遷」
 講師:仲泊 聡(理化学研究所 研究員;眼科医) 

【抄 録】 
 私は、平成元年に東京慈恵会医科大学を卒業して、平成7年7月に神奈川リハビリテーション病院に赴任しました。これが、視覚障害業界への入り口となりました。したがいまして、今年の7月に満20歳を迎えたわけです。 

 その前半は、周りにいる専門家の皆さんにくっついていただけで、人前では「視覚障害については素人で。。」とか言ってごまかしてきましたが、国立のリハセンターに異動することになった頃から、もう素人ではいられないという自覚が生まれました。そして、それまでの10年に教わったこと、経験したことを肥やしにして、視覚障害者にとって少しでもよい未来にしていかなければと思いを巡らせて後半の10年を過ごして参りました。 

 本勉強会では、このような稀有な経歴をもった眼科医として、自分が見聞きし、考えてきた視覚障害者支援における課題とその変遷についてお話できればと考えています。ざっと分けて、周囲の専門家に聞いたり、書物から知った1990年代以前のこと、神奈川リハ時代の体験から感じた2000年代のこと、国リハ以降での体験から確信した2010年代のこと、そして、これらを素にして2020年代での課題について推察したいと思います。 

【略 歴】
 1989年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
 1995年 神奈川リハビリテーション病院
 2003年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師
 2004年 スタンフォード大学心理学科留学
 2007年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師準教授
 2008年 国立リハ病院 第三機能回復訓練部長
 2010年 国立リハ病院 第二診療部長
 2016年 神戸理化学研究所 研究員 

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
 話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
  2018年3月で終了の予定。 

  日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来 

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
 新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
   http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
   http://andonoburo.net/ 

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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年11月18日(土) 14時開場 14時30分~17時30分
 『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
  会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 講師:宮坂道夫(新潟大学医学部教授 医療倫理・生命倫理)
  http://andonoburo.net/on/6180
 講師:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
  http://andonoburo.net/on/6186 

平成29年12月13日(水)16:30 ~ 18:00
  第262(17-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 演題:患者になってからの20年をふり返って私が伝えたいこと
 講師:関 恒子(長野県松本市) 

平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
 第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題:ロービジョンケアを始めて分かったこと
  講師:加藤 聡(東京大学眼科准教授;日本ロービジョン学会理事長) 

平成30年02月14日(水)16:00 ~ 18:30
 第264回(18-02)済生会新潟第二病院眼科勉強会「ささえ、ささえられて」
 講師:小林 章(日本点字図書館:歩行訓練士)
   :大石華法(日本ケアメイク協会)
   :橋本伸子(白尾眼科:石川県、看護師)
   :上林洋子(盲導犬ユーザー;新潟市)
   :岩崎深雪(盲導犬ユーザー;新潟市) 

平成30年03月14日(水)16:00~18:00
  第265回(18-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会(最終回)
 演題:これまでのこと、これからのこと
 講師:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科医)