研究会/勉強会・告知

 

2017年5月5日

ご案内『新潟ロービジョン研究会2017』 

新潟ロービジョン研究会は、2001年に始めてから17回を重ね(2001年は2回開催)、今年は9月2日に新潟ロービジョン研究会2017を開催することに致しました。どなたでも参加できます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。

 

平成29年09月02日(土)午後
  新潟ロービジョン研究会2017
    会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室
  事前登録・会費無料
  主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」

1)司会進行
   加藤聡(東大眼科)、仲泊聡(理化学研究所)、
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市) 

2)プログラム
 1.「ロービジョンケアとの出会い」
    高橋政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)

 2.「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水朋美(国立障害者リハセンター病院)

 3.「私と視覚障害リハビリテーション」
    山田幸男(NPOオアシス)

 4.「眼科医療におけるキュアとケア」
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)

 全体討論

 

 

これまでの新潟ロービジョン研究会一覧
===========================

『新潟ロービジョン研究会2016』

 日時:平成28年10月23日(日)
     開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
 場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
    新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 参加無料/要事前登録
 http://andonoburo.net/on/5071

 0.8:45~8:50

   はじめに 安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)

 1.8:50~10:20【第1部 連携を求めて】

  座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)

     安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)

 1-1) 20分(講演17分+質疑3分)

  看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア

   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)

   http://andonoburo.net/on/4915

 1-2) 30分(講演25分+質疑5分)

  情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア

   三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)

   http://andonoburo.net/on/4907

 1-3) 30分(講演25分+質疑5分)

  視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室

   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人

  (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPOオアシス)

  http://andonoburo.net/on/4931

 質疑応答 10分 

 2.10:20~12:20【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】

  座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)

     安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)

 2-1) 30分(講演25分+質疑5分)

  最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い

   岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)

   http://andonoburo.net/on/4866

 2-2) 20分(講演17分+質疑3分)

  新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医

   小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)

   http://andonoburo.net/on/4922

 2-3) 30分(講演25分+質疑5分)

  我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)

  ー開設当時を振り返ってー

   佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)

   http://andonoburo.net/on/4880

 2-4) 30分(講演25分+質疑5分)

  眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績

   香川スミ子(元 浦和大学)

   http://andonoburo.net/on/4903

 質疑応答 10分 

 3.12:20~13;05 【第3部 熊本地震を考える】

  座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)

     仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)

 3-1)  30分(講演25分+質疑5分)

  熊本地震と災害時視覚障害者支援

   出田隆一 (出田眼科院長;熊本)

   http://andonoburo.net/on/4935

 質疑討論 15分 

 4.13:05~13:10

   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)

===========================

 

=========================

 

『新潟ロービジョン研究会2015』
  日時:平成27年8月1日(土)14時~18時
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」

14時~

 はじめに 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)

14時05分~特別講演

  座長:加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)

  『世界各国と比べた日本のロービジョンケア』

   仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)

   http://andonoburo.net/on/3843

15時~パネルディスカッション ~ 『ロービジョンケアに携わる人達』

  司会:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)

     仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)

1)眼科医が行うロービジョンケア

  加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)

   http://andonoburo.net/on/3923

2)NPOオアシスでやってきたこと、行っていること

  山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)

   http://andonoburo.net/on/3952

3)ロービジョンケアにおける視能訓練士の関わり

  西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院;視能訓練士)

   http://andonoburo.net/on/3982

4)新潟盲学校が取り組む地域支援

   渡邉 信子 (新潟県立新潟盲学校;教諭)

   http://andonoburo.net/on/3990

5)盲導犬とローヴィジョン

  多和田 悟 (公益財団法人:日本盲導犬協会 訓練事業本部長 常勤理事)

  http://andonoburo.net/on/3999

6)後悔から始まった看護師によるロービジョンケア

  橋本 伸子(石川県;看護師)

  http://andonoburo.net/on/4007

7)嬉しかったこと、役立ったこと (患者の立場から)

   大島 光芳 (上越市;視覚障がい者)

  http://andonoburo.net/on/4013

 

=============================

 

『新潟ロービジョン研究会2014】
 日時:平成26年年9月27日(土)14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  主催:済生会新潟第二病院眼科

 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

 1)特別講演 (各講演40分)

 1.日本におけるロービジョンケアの流れ:日本ロービジョン学会の設立前

   田淵昭雄(川崎医療福祉大学感覚矯正学科;日本ロービジョン学会初代理事長)

   http://andonoburo.net/on/3222

 2.日本におけるロービジョンケアの流れ:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ

  -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-

  高橋 広(北九州市立総合療育センター;日本ロービジョン学会第2代理事長)

   http://andonoburo.net/on/3234

 3.本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望

  加藤 聡(東京大学眼科准教授;日本ロービジョン学会第3代(現)理事長)

  http://andonoburo.net/on/3253

 2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」

  座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)

      安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

 シンポジスト (各講演20分)

 1.ロービジョン当事者として相談支援専門家として

   我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る

   吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)

    http://andonoburo.net/on/3259

 2.一眼科医としてロービジョンケアを考える

   八子恵子 (北福島医療センター)

   http://andonoburo.net/on/3277

 3.私たちの視覚障害リハビリテーション

   山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)

   http://andonoburo.net/on/3290

  コメンテーター

   田淵昭雄(日本ロービジョン学会初代理事長)

    高橋 広(日本ロービジョン学会第2代理事長)

    加藤 聡(日本ロービジョン学会第3代理事長)

 閉会の挨拶 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)

 

=========================

 

【新潟ロービジョン研究会2013】

 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会『招待講演』
  日時:2013年 6月23日(日) 9:00~10:50
  会場:チサンホテル4階 越後の間
  座長 安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

1)「iPS細胞を用いた網膜再生医療」

 高橋 政代 (理化学研究所)

 http://andonoburo.net/on/2505

2)「網膜色素変性、治療への最前線」

 山本 修一 (千葉大学眼科教授)

 http://andonoburo.net/on/2508

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2012】

 日時:2012年6月9日(土)13時15分~18時50分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 会費:無料 要;事前登録

1)特別講演 座長:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

 「網膜変性疾患の治療の展望」

  小沢 洋子 (慶応大学眼科 網膜細胞生物学斑)

  http://andonoburo.net/on/2492

2)シンポジウム1『ITを利用したロービジョンケア』

 座長:守本 典子 (岡山大学) 野田 知子 (東京医大)

 1.基調講演

 「ITの発展と視覚代行技術-利用者の夢、技術者の夢-」

  渡辺 哲也 (新潟大学工学部福祉人間工学科)

 2.私のIT利用法

 「ロービジョンケアにおけるiPadの活用」

  三宅 琢 (眼科医:名古屋市)

 「視覚障害者にとってのICT~今の私があるのはパソコンのおかげ~」

  園 順一  (京都福祉情報ネットワーク代表 京都市)

  http://andonoburo.net/on/2495

3)基調講演 座長:張替 涼子 (新潟大学)

 「明日へつながる告知」

  小川 弓子 (小児科医;福岡市立肢体不自由児施設あゆみ学園 園長)

 シンポジウム2『網膜色素変性の病名告知』

  座長 佐渡 一成 (さど眼科、仙台市) 張替 涼子 (新潟大学)

 「眼科医はどのような告知を目指し、心がけるべきか」

   守本 典子 (眼科医:岡山大学)

 「家族からの告知~環境と時期~」

   園 順一 (JRPS2代目副会長 京都市)

 「こんな告知をしてほしい」

   竹熊 有可 (旧姓;小野塚 JRPS初代会長、新潟市)

 コメンテーター

  小川 弓子 (小児科医;福岡市立肢体不自由児施設あゆみ学園 延長)

      http://andonoburo.net/on/2502

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2011】

 公開講座「高次脳機能と視覚の重複障害を考える~済生会新潟シンポジウム」
  日時:2011年2月5日(土) 15:00~18:00
  会場;済生会新潟第二病院 10階会議室

1)特別講演

 座長:永井 博子(神経内科医;押木内科神経内科医院)

「重複障害を負った脳外科医 心のリハビリを楽しみながら生きる」

  佐藤正純(もと脳神経外科専門医;横浜市立大学付属病院

       医療相談員:介護付有料老人ホーム「はなことば新横浜2号館」)

 http://andonoburo.net/on/2479

2)教育講演 座長:安藤 伸朗(眼科医済生会新潟第二病院)

 「高次脳機能障害とは?」

  仲泊 聡 (国立障害者リハビリセンター病院;眼科医)

 「高次脳機能障害と視覚障害を重複した方へのリハビリ」

  野崎 正和 (京都ライトハウス鳥居寮;リハ指導員)

 「前頭葉機能不全 その先の戦略~Rusk脳損傷通院プログラムと神経心理ピラミッド」

  立神粧子 (フェリス女学院大学)

  http://andonoburo.net/on/2487

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2010】

 日時:2010(平成22)年7月17日(土)14時00分 ~ 18時20分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ:「『見えない』を『見える』に」
 会費:無料 要、事前登録

 1)特別講演

  「障がい者が支援機器を活用できる社会に」

   座長:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

   演者:林 豊彦(新潟大学工学部福祉人間工学科・教授)

  「前進する網膜変性の治療」

   座長:加藤 聡 (東京大学眼科)

   演者:山本 修一(千葉大学大学院医学研究院眼科学教授/日本網膜色素変性症協会副会長)

  「ロービジョンで見えるようになる」

   座長:張替 涼子 (新潟大学眼科)

   演者:小田 浩一 (東京女子大学人間科学科教授)

  http://andonoburo.net/on/2470

 2)シンポジウム 「『見えない』を『見える』に」

  司会:加藤 聡 (東京大学眼科)張替 涼子 (新潟大学眼科)

     安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院眼科)

  コメンテーター:

   山本 修一 (千葉大学大学院医学研究院眼科学教授)

   林 豊彦 (新潟大学工学部福祉人間工学科・教授)

   小田 浩一 (東京女子大学人間科学科教授)

  「見えないってどんなこと?」

   稲垣 吉彦 (有限会社アットイーズ 取締役社長)

  「見えなくてもできる」

   永井 和子 (視覚障害生活訓練等指導員;

   長崎こども・女性・障害者支援センター)

  「見える喜び・できる喜び~教育の立場から~」

   田中 宏幸 (教諭;新潟県立新潟盲学校)

  「視野評価とロービジョンケア」

   柳澤 美衣子(視能訓練士;東京大学医学部付属病院)

  「とっても眩しいんです」

   仲泊 聡(眼科医;国立障害者リハ病院第二診療部長)

  http://andonoburo.net/on/2473

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2009】

 日時:2009年7月4日(土)
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ「ロービジョンケアは心のケアから」

1)特別講演

「ロービジョンケアにおける心療眼科の役割」

  気賀沢 一輝(杏林大学;心療眼科)

「心と病気ー病は気から、とは本当だろうか?」

  櫻井 浩治(新潟大学名誉教授;精神科)

2)「新潟盲学校」

 学校紹介 田中宏幸(新潟盲学校教論)

 盲学校に入学して 竹熊有可(新潟盲学校)

3)シンポジウム「ロービジョンケアは心のケアから」

 司会:加藤 聡(東京大学眼科准教授)安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)

 シンポジスト

  西脇 友紀(もり眼科医院;視能訓練士)

  高林 雅子(順天堂大学;心理カウンセラー)

  小島紀代子(NPO法人オアシス・視覚障害リハビリ外来)

  竹熊 有可(新潟盲学校)

  内山 博貴(福祉介護士)

  稲垣 吉彦(アットイーズ;東京)

 コメンテーター

  櫻井 浩治(新潟大学名誉教授;精神科)

  気賀沢 一輝(杏林大学;心療眼科)

<機器展示>

 東海光学、タイムズコーポレーション、アットイーズ(東京)、新潟眼鏡院

 http://andonoburo.net/on/2464

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2008】
 日時:2008年8月2日(土)15時30分~18時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室   参加費 無料
 テーマ「視覚障がい者の就労」

 進行役 張替 涼子(新潟大学) 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

1)講演

 「新潟県立新潟盲学校における進路指導の現状と課題」

  渡辺 利喜男、仁木 知子(新潟県立新潟盲学校)

 「視覚障害者の就労に私はどうかかわることができるか」

  仲泊 聡(国立身体障害者リハビリ病院眼科部長)

 「視覚障がい者の就労」~NPO法人タートル事務局長の立場から~

  篠島 永一(NPO法人タートル事務局長;

       元日本盲人職能開発センター所長)

 「わが社の障がい者雇用について」

  小野塚 繁基 (小野塚印刷専務取締役;新潟市)

 「障碍」を持つ教師の働く権利保障をめざして

  栗川 治(「障碍」を持つ教師・連絡協議会事務局長;

      新潟西高校教諭)

2)パネルディスカッション 皆で考える「視覚障がい者の就労」

 仲泊 聡 (国立身体障害者リハビリ病院眼科部長)

 篠島 永一(NPO法人タートル事務局長;

      元日本盲人職能開発センター所長)

 小野塚 繁基(小野塚印刷専務取締役;新潟市)

 栗川 治 (「障碍」を持つ教師・連絡協議会事務局長;

     新潟西高校教諭)

 渡辺 利喜男、仁木 知子(新潟県立新潟盲学校)

 就労体験者~

  亀山 智美 (長岡中央病院)

  薬師寺 剛 (新潟県立吉田養護学校教諭)

  轡田 貴子 (国際福祉医療カレッジ)

  小川 良栄 (長岡市自営業)

 機器展示 展示品アピール

  東海光学、タイムズコーポレーション、ナイツ、

  アットイーズ(新潟)、新潟眼鏡院

  http://andonoburo.net/on/2460

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2007】

 日時:2007年9月1日(土) 15時00分~18時45分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室    会費:1000円
 機器展示メーカーからのPRタイム
  東海光学、ナイツ、タイムズコーポレーション、大活字、おんでこ、新潟眼鏡院

 1)特別講演~ 座長:張替涼子(新潟大学) 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

 「視覚障害リハビリテーション-ボランティア・パワーを集結した医療をめざしてー」

   山田幸男(内科医 信楽園病院 視覚障害リハビリ外来)

   http://andonoburo.net/on/2442

 「ロービジョンケアを考える」

   山田信也(生活支援員、歩行訓練士;国立函館視力障害センター)

   http://andonoburo.net/on/2449

 2) 討論会「眼科に期待すること、眼科が出来ること」

  司会 小野沢裕子(フリーアナウンサー)安藤伸朗(眼科医)

  討論参加者

   山田幸男(内科医)

   山田信也(歩行訓練士)

   張替涼子(眼科医)

   佐藤美恵子(視能訓練士)

   患者さん 会場全員

 

=============================

 

【新潟ロービジョン研究会2006】

 日時:2006年7月29日(土)16時~19時10分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室

1)講演

 「一般外来でのロービジョンケア-QOL向上のための初めの一歩」

  佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)

 「視覚障害者の就労継続と連携」

  工藤正一 (中途視覚障害者の復職を考える会『タートルの会』)

 「中途視覚障害者の家族としての支援、家族への支援」

  工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)

 「失明してしまった手術のこと」

  荻野誠周 (眼科医 新城眼科)

2)便利グッズ紹介 県内の皆さんからの紹介コーナー

3)シンポジウム「皆で考えるロービジョンケア」

 座長 張替涼子(新潟大学) 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

 佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)

 工藤正一 (『タートルの会』)

 工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)

 荻野誠周 (眼科医 新城眼科)

 http://andonoburo.net/on/2438

 

=============================

 

【第6回新潟ロービジョン研究会】

 日時:2005(平成17)年8月7日(日)
 会場:新潟大学医学部 有壬記念館
 参加費 2000円

1)特別講演

「ロービジョンと読書」 小田 浩一(東京女子大学)

「型にはめない対応を」 清水 美知子(歩行訓練士)

「眼科医の悩み」 松村 美代(関西医大眼科)

2)シンポジウム 「患者の気持ち、医者の心をお互いに聴く」

 司会:小野沢 裕子(フリーアナウンサー)

        松村 美代(関西医大眼科)

 清水 美知子(歩行訓練士)

 伊藤 文子(新潟市)

 内山 博貴(元高校球児、介護福祉士)

 大音 清香(看護師、日本眼科看護研究会理事長)

 福下 公子(眼科開業医、遺伝相談医師カウンセラー)

 安藤 伸朗(眼科勤務医)

3)便利グッズ紹介

 田村 めぐみ(眼科医;東大眼科ロービジョン外来)

 林 豊彦(新潟大学工学部大学院)

 

=============================

 

【第5回新潟ロービジョン研究会】

 日時:2004年6月5日(土)午後
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室

 対象:医療関係者&ロービジョンケア専門家
 会費:一人1000円

 特別講演

 1)「糖尿病網膜症患者さんのロービジョンケア」

  田中恵津子(杏林大学眼科ロービジョン外来)

 2)網膜色素変性症治療の最前線

 1.「網膜色素変性症治療としての神経網膜移植」

   荒井紳一(新潟大学眼科)

 2.「網膜色素変性の研究あれこれー再生医療を中心に」

   高橋政代(京都大学医学部付属病院 探索医療センター助教授)

 講演会

 対象:どなたでも 会費:一人1000円

 1)「網膜色素変性―病気とうまくつきあっていくために」

  高橋政代(京都大学医学部付属病院 探索医療センター開発部助教授)

 2)便利グッズの選び方・使い方」

  市橋竜正(株:大活字)

 

=============================

 

【第4回新潟ロービジョン研究会(兼 症例検討会)】

 日時:2003年4月26日(土) 午後2時~6時
 会場:済生会新潟第二病院10階会議室
 参加費:1000円

1)講演「ロービジョン機器の最新情報」

   山中幸宏(アサクラ)

2)講演&実習「拡大読書器の使い方」

   森田茂樹(京都府)

 

=============================

 

【第3回新潟ロービジョン勉強会】

 日時:2002年11月30日(土)15時40分~18時10分
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室

 1)特別講演 座長:大石正夫(信楽園病院ロービジョン)

  「小児眼科診療 私のやり方」

   富田 香 (平和眼科;東京都)

 2)講演 座長:張替涼子(新潟大学眼科ロービジョン)

 「当院のロービジョンサービス」

   藤田昭子(新潟臨港総合病院視能訓練士)

 「子育て体験とボランティア活動」

   小松郁子 (神奈川県)

 

=============================

 

【第2回新潟ロービジョン勉強会】

 日時:2001年9月29日(土)14:30~17:00
 会場:済生会新潟第二病院 10F 会議室AB 参加料無料

1)特別講演 座長 大石正夫(信楽園病院眼科リハビリ外来)

「福祉機器を起点とした商品開発のために」

  牧野秀夫 (新大工学部情報工学科教授)

2)症例報告 座長 張替涼子(新大眼科ロービジョン外来)

「私の経験した症例から」

  佐藤美恵子 (県立加茂病院眼科視能訓練士)

3)実践的講習会 座長 安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

「遮光眼鏡の処方の実際」

  小山哲矢 (東海光学株式会社)

 

=============================

 

【第1回新潟ロービジョン勉強会】

 日時:2001年4月7日(土)14:00~17:00
 会場:済生会新潟第二病院 10F会議室 参加料無料

1)講演

「ロービジョン外来の実際」

  張替涼子(新潟大学眼科ロービジョン外来)

「視覚補助具(特に拡大読書器)の正しい選び方」

  土田重一(ナイツ)

2)実習

「擬似体験と視覚補助具の選び方」

  土田重一(ナイツ)

2017年5月4日

ご案内 『第21回越後眼科研究会』 

 新潟県の眼科勤務医有志が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話をお聞きして勉強しております。

 5月13日(土)『第21回 越後眼科研究会』では、日本糖尿病眼学会理事長の小椋 祐一郎教授(名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学:眼科学)に『糖尿病網膜症―診療の進歩』と題して特別講演をして頂きます。最新の糖尿病網膜症治療を拝聴したいと思います。
 医療関係者ならどなたでも参加できます。お気軽にご参加ください。  

     記  

『第21回越後眼科研究会』
 日時:平成29年5月13日(土)17:00~19:30
 場所:アートホテル新潟駅前(4F湯沢の間)
    新潟市中央区笹口1-1 電話:025-240-2111
 17:00~ 薬事説明
 17:15~ 一般演題
 18:15~ 特別講演
  『糖尿病網膜症―診療の進歩』
   小椋 祐一郎
   (名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学:眼科学 教授) 

 尚、講演会終了後 19:30より情報交換会を予定しております。

 

【越後眼科研究会世話人】
 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
 村上 健治 (新潟市民病院)
 橋本 薫     (長岡赤十字病院)
 尾山 徳秀 (うおぬま眼科)  

 共催:越後眼科研究会/千寿製薬株式会社 

================================
第21回 越後眼科研究会 プログラム&抄録 

17:00 一般演題  座長 橋本 薫(長岡赤十字病院)
  講演8分 質疑7分    

1)「落下 水晶体の処理」
  〇村上健治、土田宏嗣、引間孝輔、黒澤史門(新潟市民病院)
  白内障手術の合併症として破嚢、チン小帯断裂が起こり不幸にもうまく処理できずに水晶体落下が起こることが稀にある。今回、白内障術中合併症とし て水晶体落下が起こり加療のため当科を紹介された症例を供覧する。硝子体カッターで硝子体腔で処理できることもあるが、核が硬く処理ができずに強角膜切開創から摘出することもある。その場合、簡単に摘出できた症例とできなかった症例もありその術式を紹介する。 

2)「滲出型加齢黄斑変性に対する抗VEGF薬硝子体内注射の1年成績」
  〇佐藤弥生1),2)、長谷部日2)、寺島浩子2)、松岡尚気2)、上田恵理子2)、佐々木亮2) ( 1)南部郷総合病院 2)新潟大 )
  滲出型加齢黄斑変性(age-related macular degeneration : AMD)は、先進国で中途失明の原因疾患として問題となっている。近年、AMD の治療は抗血管内皮増殖因子(vascular endotherial growth factor : VEGF)薬が第一選択になり、視機能を維持、改善できる症例が増加してきた。我が国では2009年にラニビズマブ、2012年にアフリベルセプトが認可され、治療件数は年々増加している。この度、実臨床におけるAMDに対する抗VEGF 薬硝子体内注射の1年成績について発表する。 

3)「済生会新潟第二病院眼科における糖尿病網膜症診療の実臨床」
  〇安藤伸朗、中村裕介、中野英之(済生会新潟第二病院)
  当院で行っている糖尿病網膜症外来の実態を調べ糖尿病網膜症網膜症診療や黄斑症治療について検討する目的で、2016年4月1日~17日の間に、済生会新潟第二病院眼科を受診した糖尿病患者を調べた後ろ向き研究。この期間中は土日や学会で休診があり実質的に8日間の診療だったが、99名198眼の診療をしていた。経過観察期間、網膜症程度、経過中の網膜症発症・進展、治療(硝子体手術・網膜光凝固)、糖尿病黄斑症について検討した。 

18:00~コーヒーブレイク 

18:15 特別講演  座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
『糖尿病網膜症~診療の進歩』
 小椋 祐一郎 (名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学:眼科学教授)
【抄 録】
 糖尿病網膜症の診断・治療の進歩により、1988年の調査で国内の失明原因の首位であった糖尿病網膜症は、最近の調査では第二位となり、本疾患による失明患者が以前に比べて減少していることを示唆している。しかし、失明原因を年代別に見ると、50歳代、60歳代では依然として糖尿病網膜症が首位であり、このような働き盛りの中高年にとっては重要な問題である。 

 診断の進歩としては、光干渉断層計(OCT)と超広角眼底撮影があげられる。最近のOCTでは、網膜断層を細胞レベルで画像化することが可能で、糖尿病黄斑浮腫の病態解明、治療評価に非常に有用である。また、OCT angiographyにより造影剤なしで網膜微小循環の評価が可能になりつつある。Optos(r)という超広角眼底撮影装置は、眼底の80%をカバーする写真を0.3秒で撮影でき、特殊な技術なしで超広角の眼底写真や蛍光造影写真を容易に撮ることが可能になった。散瞳が不要であり、散瞳不良の糖尿病患者でもきれいな写真が撮影できる。 

 20年前には糖尿病網膜症の治療薬剤はなく、網膜光凝固術と硝子体手術のみが有効な治療であった。しかし、数年前からトリアムシノロンや抗VEGF薬の硝子体投与が糖尿病黄斑浮腫の治療として使用されるようになり、日本でも適応が承認されている。網膜光凝固術は、コンピュータ制御のパターン凝固装置が開発され、従来の光凝固と比べて治療時間が短時間で患者の疼痛も少なくなっている。最近では自動追尾システム付きの光凝固装置も開発されており、今後の発展が期待される。硝子体手術は20ゲージの器具から25ゲージ、23ゲージの極小切開硝子体手術に移行し、創の縫合も不要となり、手術合併症も減少し、治療成績の向上に寄与している。手術顕微鏡の代わりに3Dモニターを見ながら手術を行うDigitally Assisted VitreoretinalSurgeryも最近のトピックスである。
 講演ではこのような糖尿病網膜症に対する最近の診断・治療の進歩について概説する。 

【略 歴】小椋 祐一郎(名古屋市立大学大学院医学研究科教授)
 1980年 京都大学医学部卒業
 1981年 天理よろづ相談所病院眼科
 1982年 神戸市立中央市民病院眼科
 1985年 イリノイ大学医学部眼科 留学
 1986年 京都大学医学部 助手
 1989年 イリノイ大学医学部眼科 留学
 1993年 京都大学医学部 講師
 1995年 京都大学大学院医学研究科 助教授
 1997年 名古屋市立大学医学部 教授
 2002年 名古屋市立大学大学院医学研究科 教授
 2017年 名古屋市立大学病院 病院長

2017年4月27日

ご案内 第255回(17-05)済生会新潟第二病院眼科勉強会 斎川克之

 日時:平成29年05月10日(水)16:30 ~ 18:00
 会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

演題:地域包括ケアシステムってなに?
   
新潟市における医療と介護の連携から
講師:斎川 克之(済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター副センター長
         新潟市医師会在宅医療推進室室長) 

 済生会新潟第二病院眼科で、1996年(平成8年)6月から毎月行なっている勉強会。どなたでも大歓迎です(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。 

【抄 録】
 住み慣れた地域でどのような状況になっても安心して暮らすことのできる社会の実現が地域包括ケアシステムの考え方です。現在、全国の各市町村で、この地域包括ケアシステムの構築を進めています。ところで、「地域包括ケアシステム」って何?自分の住んでいる地域ではこれからどんな施策をしようと思ってるの?などなど。自分の生活とどうかかわってくるのか疑問に思う場面が多くあると思います。 

 地域包括ケアシステム構築の取り組みにおいても、とりわけ近年、医療福祉分野で、目まぐるしく制度の変革が行われてきました。その中で病院や診療所などの医療機関と介護・福祉の事業所などとの協力体制はどうなっているのでしょうか。今地域では、「医療と介護・福祉の協力体制を今まで以上に強化していこう」といった動きが活発化しています。新潟市は全国でも先駆的に取り組んでまいりました。これまでの経緯と、そしてこれからについて、お話しさせていただきます。 

 当日は、参加される皆さんとたくさん意見交換できれば幸いです。 

【略 歴】斎川 克之(さいかわ かつゆき)
社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター 副センター長
・一般社団法人 新潟市医師会 在宅医療推進室 室長
 職種:社会福祉士、医療ソーシャルワーカー、医療福祉連携士

 平成 7年/新潟県厚生連・在宅介護支援センター栃尾郷病院SWとして就職
 平成 9年/済生会新潟第二病院に医療社会事業課MSWとして就職
 平成22年/地域医療連携室 室長
 平成27年/地域連携福祉センター 副センター長
 平成27年/新潟市医師会在宅医療推進室長 併任  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力により実況ネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。
  
http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
 当日の視聴のみ可能です。当方では録画はしておりません。録画することは禁じておりませんが、個人的な使用のみにお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  

 

=============================
『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
 話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
  日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来  
 

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/
 
================================  

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年06月14日(水)16:30 ~ 18:00
 第256(17-06)済生会新潟第二病院眼科勉強会
   「視覚障害者とスマホ・タブレット 2017」
     渡辺哲也(新潟大学 准教授:工学部 工学科 人間支援感性科学プログラム) 

平成29年07月05日(水)16:30 ~ 18:00
  第257(17-07)済生会新潟第二病院眼科勉強会
   新潟盲学校弁論大会 イン 済生会  

平成29年08月09日(水)16:30 ~ 18:00
  第258(17-08)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「済生会が目指すソーシャル・インクルージョンの実現
  ~人々の「つながり」から学んだこと」
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室) 

 

平成29年09月02日(土)午後
  新潟ロービジョン研究会2017
    会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
 1)司会進行
    加藤聡(東大眼科)
    仲泊聡(理化学研究所)、
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
   特別コメンテーター
    中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
    大島光芳(新潟県上越市) 
 2)プログラム
 1.「ロービジョンケアとの出会い」   
    高橋政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
 2.「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水朋美(国立障害者リハセンター病院)
 3.「私と視覚障害リハビリテーション」    
    山田幸男(NPOオアシス)
 4.「眼科医療におけるキュアとケア」
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
 全体討論
 http://andonoburo.net/on/5818

 

平成29年11月18日(土)午後
 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座
 「人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜」
  細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
 http://andonoburo.net/on/5831

2017年4月14日

ご案内『第3回なでしこ会 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会』 

 桜満開の新潟です。皆さま、如何お過ごしでしょうか?
 この度、済生会新潟第二病院眼科病診連携の会(なでしこ会)の第3回を開催することに致しました。いつも患者さんを紹介して下さる開業医の先生方や病院・大学の先生方、そして研修医・学生・視能訓練士・看護師・眼科医療関係者、さらには眼科に限らず医師や医療関係者であればどなたでも参加することの出来る会です。堅苦しくなく、しかも勉強になる検討会にしたいと思います。
 今回も素晴らしい講師をお迎えしています。 

 日時:2017年04月17日(月) 19時~21時
 会場:ホテルオークラ新潟 5階「メイフェア」
 共催:済生会新潟第二病院眼科
      アルコンファーマ㈱

 座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 特別講演1
 「測定環境の変化に伴う眼圧変動と新しい眼圧計Reichert 7CRについて」
   八百枝 潔 
   (やおえだ眼科 院長/新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
 特別講演2
 「抗VEGF薬時代の糖尿病黄斑浮腫治療戦略」
   野崎 実穂
   (名古屋市立大学大学院医学研究科 視覚科学 講師)  

====================================
演題:測定環境の変化に伴う眼圧変動と新しい眼圧計Reichert 7CRについて
講師:八百枝潔 (やおえだ眼科 院長/新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
【抄 録】
 本講演では2つの研究結果について報告する。
(1) 眼圧は種々の原因により変動することが知られているが、原発開放隅角緑内障(POAG)患者において、視野検査直後に眼圧上昇がみられるという研究結果や、診療所での長い待ち時間によって眼圧上昇がみられるという研究結果が近年報告されており、これらの一因として心理的ストレスが影響していると考えられている。演者が所属していた旧医院は平成26年に閉院し、近隣に新医院を開設したが、その際POAG患者の眼圧が低下している傾向にあったことに関心をもち、精査したところ、明らかな眼圧下降がみられた。本講演では、測定環境の変化に伴う眼圧変動について述べる。
(2) 眼圧測定のゴールドスタンダードはGoldmann圧平眼圧計(GAT)である。しかしながら、GATによる眼圧測定は中心角膜厚(CCT)に影響されることはよく知られており、緑内障診療においてCCTによる眼圧補正が必要と考えられるが、症例間の変動幅が大きいことなどから、有用な補正式は未だ存在しない。最近、角膜全体の生体力学的特性による補正眼圧を測定できる眼圧計(Ocular Response Analyzer; ORA)が開発され、CCTによる眼圧補正より有用であるとする報告が多数なされている。Reichert 7CRはORAの簡易版とも呼べる眼圧計であり、一般臨床の場で広く用いられることが期待されている。本講演では、Reichert 7CRとGAT、一般的な非接触眼圧計を用いた眼圧測定を同時に行い、それらの測定値の関係について精査したので報告する。 

【略 歴】
 1995年3月    新潟大学医学部卒業
 1995年6月    新潟大学医学部附属病院眼科
 1996年4月    長岡赤十字病院眼科
 1997年4月    新潟大学大学院医学研究科入学
 2001年3月    新潟大学大学院医学研究科修了
 2001年4月    新潟大学医学部附属病院眼科
 2008年8月    新潟大学医歯学総合病院眼科病院助教
 2008年10月   眼科八百枝医院院長
 2009年4月    新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野非常勤講師
 2014年6月    やおえだ眼科院長  

====================================
演題:抗VEGF薬時代の糖尿病黄斑浮腫治療戦略
講師:野崎 実穂(名古屋市立大学大学院医学研究科 視覚科学)
【抄 録】
 糖尿病黄斑浮腫の第一選択治療は、抗Vascular Endothelial Growth Factor (VEGF)薬となっています。しかし、大規模臨床試験と同じプロトコールで、実際に患者さん達が治療継続できるのでしょうか?またどの症例も抗VEGF薬だけで治療可能でしょうか?
 糖尿病黄斑浮腫は、様々な病因からなる複雑な疾患で、病態を考えながら、治療戦略を立てる必要があると考えます。また、最近、OCT angiographyによる画像解析やナビゲーション機能搭載網膜光凝固装置(Navilas)など、糖尿病黄斑浮腫治療には強力なツールとなる新しいテクノロジーが登場してきています。
 そこで、本講演では、糖尿病黄斑浮腫治療戦略の立て方、さらには最新の網膜光凝固治療についてご紹介したいと思います。 

【略 歴】
 1993年 名古屋市立大学医学部卒 
     名古屋市立大学眼科学教室入局
 2004年 米国ケンタッキー大学眼科フェロー
 2006年 名古屋市立大学眼科学教室病院講師
 2008年 同 講師
 現在に至る

====================================================
@「なでしこ会」 過去のプログラム
【第1回なでしこ会】 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会
 日時:2015年10月5日(月)19:15~20:45
 場所;ホテル日航新潟
 1.症例検討会
    症例;抗VEGF投与後の黄斑円孔発症例
    担当;安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
 2.特別講演 山本 亜希子 (杏林アイセンター)
   「AMD治療~抗VEGF治療でできること~」
 http://andonoburo.net/on/4048 

【第2回なでしこ会】 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会
  日時:2016年9月13日(火) 19:00~21:00
  会場:ホテルオークラ新潟 5階「メイフェア」
 テーマ:「糖尿病網膜症の管理」
      座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 1.眼科から 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
 2.内科から 津田晶子(木戸病院内科)
 共催:済生会新潟第二病院眼科
       ノバルティス  ファーマ㈱
 http://andonoburo.net/on/5032 

 

@「なでしこ会」命名の由来
 大正1年以来、撫子(なでしこ)は済生会の紋章として用いられています。
 http://www.saiseikai.or.jp/about/reason/

 

 

 

2017年3月23日

案内:第254回(17‐04月)済生会新潟第二病院 眼科勉強会 小島紀代子 他

 演題:「私たちの出前授業45×2
       ~目の不自由な人の未来のために、子どもたちの“今”のために~」
  講師:小島紀代子、小菅茂、入山豊次、吉井美恵子、三留五百枝
       (NPO法人障害者自立支援センターオアシス)

  日 時:平成29年04月12日(水)16:30 ~ 18:00
  場 所:済生会新潟第二病院 眼科外来 

 済生会新潟第二病院眼科で、1996年(平成8年)6月から毎月行なっている勉強会。どなたでも大歓迎です(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。

【抄 録】
 「オアシス」のビジョンは、「障害者、高齢者、若い人、子どもたちが、いろんな状況の中で、共に理解し助け合い地域で自立し生きがいを持ち暮らせる社会」を目指し活動をしております。

 学校教育も平成10年に「総合学習」が新しく創設され、地域の歴史、産業、自然に関心を持ち、多様な立場の人、異年齢の人と交流し、さまざまな体験を通して、「生きる力」「助け合い・思いやりの心」「コミュニケーション力」を育み、自ら考え、学び、主体的に判断、解決していく子どもに育ってほしいとの願いから、新たな学びの場ができました。

 そんな中、4年生の国語の教科書に「点字」を題材にした美しい物語が載り、出前授業の依頼がくるようになりました。

 先生方は、体験を重視し「誘導歩行・体験談を聞く」を主に授業を行ってきましたが、最近は、「共に生きる」「バリアフリー」「助け合う社会」など、今の子どもたちの抱える問題を障害福祉から学んでほしい意図を感じ、前半の45分は、目の不自由な人への理解とパソコン・機器体験を、後半の45分は、簡単な誘導歩行と「白杖が持てないのは、なぜ?」など一緒に「感じる・考える授業」に変遷していきました。

 45分×2の真剣勝負の時を、その時間だけで終わらせることなく「グループデスカッション」(少人数の子ども+当事者・スタッフ)に発展したり、子どもたちが生きるヒントを見つけたり、未来に、障害者、高齢者、子どもたちが共に支え合う豊かな社会など・・「夢・希望」につながる時間になると信じ、これからも出かけたいと思います。

 目の不自由な人が語ったことによる変化・気づき、スタッフの想い、子供たちの声・感想文から見えるもの、見えないものを紹介させていただきます。 
 

【メンバー紹介】
 小島紀代子(事務局・相談員・視覚障害リハビリテーション外来)
 小菅茂  (福祉機器普及員・テープ起こしワーク員)
 入山豊次 (福祉機器普及員・グループセラピー・テープ起こしワーク員)
 吉井美恵子(パソコン指導員・同行援護養成講座指導員・盲ろう者通訳介助員)
 三留五百枝(フットケア&健康相談員・テープ起こしワーク員・看護師)

=============================
NPO法人 障害者自立支援センターオアシスの紹介
=============================

1.「視覚障害リハビリ外来」1994年開設(月2回)
 中央から視覚リハ専門の先生お2人と眼科医・内科医による、「眼科相談」「日常生活指導」「就労・進学などの悩み相談」「移動・歩行などのリハビリテーション」「拡大鏡・遮光眼鏡の選択、指導」「パソコン・iPad・拡大読書器」「日常生活用具」「福祉制度」の紹介と使い方指導等。MSWによる「生活相談」医療者による「栄養相談」「フットケア相談」 

2.「日常生活訓練指導」(週4回)
 パソコン・機器の使い方指導」「調理・化粧教室」「白杖・誘導歩行指導」「転倒予防体操」「足指筋力測定」等。

3.「こころのケア」
 外来の先生方によるカウンセリング、「グループセラピー」「昼食会・カフェ」「朗読クラブ」ほかお茶やお話を楽しむ方、いろんな方たちとの交流の場を提供。

4.「地域社会貢献」 ~誰もが参加できるために~
 「白杖・誘導歩行・転倒予防講習会」「サマースクール」「看護学生実習施設」「同行援護従業者養成講座」「出前授業」等。 


 以上のスタッフは、眼科医・内科医、日常生活訓練士、元盲学校の先生、MSW、栄養
士、看護師、保健師、機能訓練士、視覚障害者、その家族、ボランティア。

*「獲った魚を与えるよりも、魚の獲り方を教えよ」の精神で自立支援を行い23年。就労者の増加や、「今」を受け止め明るく暮らす方たちが、「希望」になっています

http://userweb.www.fsinet.or.jp/aisuisin/

 =============================

『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。

 日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
 場所:済生会新潟第二病院眼科外来   

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/
 

================================  

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年05月10日(水)16:30 ~ 18:00
  第255回(17-05)済生会新潟第二病院眼科勉強会
   「地域包括ケアシステムってなに?新潟市における医療と介護の連携から
   斎川克之(済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター 副センター長
         新潟市医師会在宅医療推進室室長)                              

平成29年06月07日(水)16:30 ~ 18:00
 第256(17-06)済生会新潟第二病院眼科勉強会
   「視覚障害者とスマホ・タブレット 2017」
     渡辺哲也(新潟大学 准教授:工学部 福祉人間工学科)
   4月から(新潟大学 准教授:工学部 工学科 人間支援感性科学プログラム) 

平成29年07月
  第257(17-07)済生会新潟第二病院眼科勉強会
   新潟盲学校弁論大会 イン 済生会 (予定) 

平成29年08月09日(水)16:30 ~ 18:00
  第258(17-08)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題未定
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長) 

 

平成29年09月02日(土)午後
  新潟ロービジョン研究会2017
    会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
 1)司会進行
   加藤聡(東京大学眼科)、仲泊聡(理化学研究所)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科;総合司会)
 2)演者
   高橋政代(理化学研究所)
   清水朋美(国立障害者リハセンター病院)
   山田幸男(NPOオアシス)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
 3)コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市) 

 

平成29年11月18日(土)午後
 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座
  細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)