研究会/勉強会・告知

 

2017年10月20日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 細井順
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日時:平成29年11月18日(土)
     開 場:14時 公開講座:14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録  

 生命倫理に造詣の深い宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、ホスピスで活躍している細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後お二人に対談して頂きます。
  今回は、細井先生の講演抄録を以下に紹介します。 

演題:「人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜」
 講師:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市) 

【抄 録】
 まずは自己紹介、私の物語をすこしばかりお話ししよう。誰にでも自分ひとりだけの物語があるはずだ。それを綴ることは、自分を理解し、生きていく力を得るために大切なことである。

 私は昭和26年生まれの男である。クリスチャン医師の家庭に生まれた。細井家にとって、また母の実家にとって、戦後初めての赤ん坊だったので大切に育てられた。苦労知らずに幼少年時代を過ごし、大学進学には2年の浪人期間を要した。大学卒業後、外科医になり、結婚して、三人の子どもに恵まれた。外科医の仕事の中から、手術でも助けられない患者さんたちとの関わり方に悩み、ターミナルケアに興味を持つようになった。

 父親が胃がんのためにホスピスで最期を迎えたことが引き金になり、ホスピス医に転向した。それから8年後に私自身も腎臓癌で手術を受けた。ホスピス医として同病の患者さんを看取ることも少なくないが、自分はまだ死なないで生きている。そのことの意味を考えながら手術後13年間を過ごした。いまでは、生死は自分の手の中にはなく、何故かわからないが私は生かされていると考えている。

 振り返れば、生まれてからこの方、自分で道を切り拓いたというより、周りの人たちに生かされてきた。ここに至り、私らしい物語を綴ろうとは思わなくなった。これからは私の如く生きていきたい。

 ひとりでは生きられないという宿命を背負った人間が、与えられた人生を生き切るための力の源は何であろうか。たとえば、「お互いさま」と心から言えるしなやかさ。

 人生に勝ち負けはいらないが、手応えは感じたい。目まぐるしく移り変わる現代社会の中でさえ、我々人間の根本には変えられないことがある。生死の狭間で揺れる人たちから教わったことを皆様と共に深めてゆきたい。

 

【細井順プロフィール】
 公益財団法人近江兄弟社ヴォーリズ記念病院ホスピス長。
 1951年生まれ。78年大阪医科大学卒業。自治医科大学消化器一般外科講師を経て、93年淀川キリスト教病院外科医長となった。
 父親を胃がんのためにホスピスで看取った後、96年ホスピス医に転向し、同病院ホスピスで学んだ。98年愛知国際病院で愛知県最初のホスピス開設に携わった。
 2004年には自らも腎臓がんで右腎摘出術を受けた。06年から現職。
 自らの体験をふまえ患者目線のホスピスケアに精力的に取り組んでいる。その傍ら、「いのち」の教育にも力を注いでいる。12年ホスピス希望館の日々を追ったドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日〜あるホスピス病棟の40日〜」(溝渕雅幸監督)が制作された。

 著書:『こんなに身近なホスピス』(風媒社、2003年)、
    『死をおそれないで生きる〜がんになったホスピス医の人生論ノート』(いのちのことば社、2007年)、
    『希望という名のホスピスで見つけたこと』(いのちのことば社、2014年)など 
 

会場準備の都合で事前登録をお願いしています
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【事前登録】 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  11月11日(土)まで、下記に申し込みください。
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
     Fax 025-233-6220
  (可能な限り、メールでの連絡をお願い致します)  

 参加申し込み 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017 
***************************************************

  氏名~   

  所属(勤務先)~   

  職業~   

  住所~都道府県名
     新潟県の方は、市町村名をお願いします。  

 連絡方法
      e-mailアドレス~ 

      Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。
  電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 
 

『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日時:平成29年11月18日(土)開場14時 公開講座14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室

【プログラム】 
14時30分 開会のあいさつ
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
  http://andonoburo.net/on/6180

15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
16時35分 対談 宮坂vs細井
17時30分 閉会

 

2017年10月9日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 宮坂道夫
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日時:平成29年11月18日(土)
    開  場:14時
    公開講座:14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録 

 生命倫理に造詣の深い宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、ホスピスで活躍している細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後お二人に対談して頂きます。
  今回は、宮坂先生の講演抄録を以下に紹介します。 

演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授;生命倫理、医療倫理)
【抄 録】
 私は人づきあいが得意ではない。どうやら、そういう人は珍しくもないらしい。人づきあいの苦手なことを表す言葉を並べてみると、人見知り、引っ込み思案、内向的、引きこもり、自閉症等々、性格や個性と見なされるものから、病気や障害と「診断」されて医療ケアの対象となるものまで、様々な種類とグラデーションがある。どこまでが正常で、どこからが異常なのかの「線引き」は、そう簡単ではないらしい。 

 東日本大震災以来、「絆」という言葉が日本社会に高く掲げられてきた。しかし、あれからの数年間で社会のすみずみに行き渡った「ソーシャルメディア」と呼ばれるネットワークは、「絆」という言葉を体現しているものとは到底言えないものになっている。現実の世界でも、人づきあいが綺麗事であり得ないことは、近所、職場、あるいは家庭においてさえも実感されている。 

 医療の現場では、患者の抱える問題に、医療者という「赤の他人」が向き合い、ケアを行う。そこでは対話が鍵になるのだが、その方法論が新しい展開を見せている。フィンランドのある精神科施設で始められ、日本でも大きな注目を集めているオープンダイアローグなどによって、ケアにおける対話がもつ複雑な側面と驚くほどの「力」が明らかになりつつある。それは、精神医療の枠を超えて、患者・家族・医療者という立場の違いを克服する(立場の違いを逆手にとって利用する、と言うべきかもしれない)ための手がかりを与えてくれるように思える。 

【略 歴】
 長野県松本市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
 大阪大学大学院医学研究科修士課程、東京大学大学院医学系研究科博士課程(博士・医学)を経て、新潟大学大学院保健学研究科教授。
 専門は生命倫理、医療倫理、ナラティヴ・アプローチなど。
 

会場準備の都合で事前登録をお願いしています
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【事前登録】 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  11月11日(土)まで、下記に申し込みください。
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
  (可能な限り、メールでの連絡をお願い致します) 

 参加申し込み 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017 
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  氏名~  

  所属(勤務先)~  

  職業~  

  住所~都道府県名
     新潟県の方は、市町村名をお願いします。 

 連絡方法
      e-mailアドレス~

      Fax番号~
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。
  電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

 

『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日時:平成29年11月18日(土)開場14時 公開講座14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
【プログラム】 
14時30分 開会のあいさつ
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
16時35分 対談 宮坂vs細井
17時30分 閉会
 

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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年10月18日(水)16:30 ~ 18:00
 第260回(17-10)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  済生会新潟第二病院眼科「目の愛護デー講演会」
   会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:90歳が究め続けた緑内障の素顔と人生と
  講師:岩田和雄 (新潟大学名誉教授)
  http://andonoburo.net/on/6136 

平成29年11月08日(水)16:30 ~ 18:00
 第261回(17-11)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題:視覚障害者支援における課題の変遷
  講師:仲泊 聡(理化学研究所 研究員;眼科医) 

平成29年11月18日(土) 午後
 『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
  ~人生の味わいはこころを通わすことから~
  開場14時  公開講座14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 要:事前登録
 司会:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
 講師:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
  演題:生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  http://andonoburo.net/on/6155

平成29年12月13日(水)16:30 ~ 18:00
 第262(17-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  「患者になってからの20年をふり返って私が伝えたいこと」
  関 恒子(長野県松本市) 

平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
 第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  「ロービジョンケアを始めて分かったこと」
  加藤 聡(東京大学眼科准教授) 

平成30年02月14日(水)16:00 ~ 18:30
 第264回(18-02)済生会新潟第二病院眼科勉強会「ささえ、ささえられて」
 講師:小林 章(日本点字図書館:歩行訓練士)
   :大石華法(日本ケアメイク協会)
   :橋本伸子(白尾眼科:石川県、看護師)
   :上林洋子(盲導犬ユーザー;新潟市)
   :岩崎深雪(盲導犬ユーザー;新潟市) 

平成30年03月14日(水)16:00~18:00
  第265回(18-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会(最終回)
 演題:これまでのこと、これからのこと
 講師:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科医)

2017年10月6日

案内:『眼科治療とロービジョンケアの新時代』
    WEB講演会(アルコンファーマ社 医療関係者向けサイト)
  開催日:2017年10月10日 (火)
   時 間:19:00 ~ 20:00(講演時間60分)
 演 題:眼疾患の変遷と治療の進化
   演者:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 演 題:再生医療とロービジョンケアの新たな展開
   演者:高橋 政代(理化学研究所 プロジェクトリーダー) 

【抄 録】
 「医者とはどんな人なのか」を歴史的に眺めてみると面白い。古代エジプトにおいて人の病を治療するのは魔術師の特権であった。古代ギリシャでは、医者は人を助けるより害をなすことの方が多い、各地を遍歴する奇人と見なされた。16世紀までに進取の気概に富む医者たちが、医術と錬金術、占星術、薬草学、鉱物学、心理療法、信仰療法を折衷した施術をおこなっていた。、近代になり医学医療は科学的に確立し、現在はめざましく治療成績を向上させてきている。

 白内障手術は、紀元前800年ごろからインドのベンガル地方の「スシュルタ大医典」に術式が記載されている。17世紀後半になり白内障は水晶体の混濁と判明し硝子体内に墜下するという術式となったが、大変不確実で危険な手術であった。当時の白内障術者は各地を遍歴している。18世紀に嚢外白内障摘出術が開発され、今では小切開超音波白内障手術+眼内レンズ挿入が世界中で行われている。

 疾患には多くの要因が絡んでいる。かつて眼科はred eye clinic(感染症のため目が充血する眼疾患を治療)と言われたが、現在はwhite eye clinic(目の充血のない疾患を治療)と変わってきている。ライフスタイルの変化に伴い糖尿病などが増加してきた。身体やこころの病と眼の病も関連していることがわかってきた。さらには貧困や労働環境等の社会的要因も健康に関わっている。

 治療の進歩は目覚ましく、薬物は抗生剤から抗ウイルス薬、抗アレルギー薬、抗緑内障薬、神経保護薬、免疫抑制剤、生物学的製剤が続々と登場し、さらにレーザー治療や手術療法が飛躍的に発展し、人工網膜・遺伝子治療や再生医療が開発されてきた。

 一方で残存視機能を活用するロービジョンケアも大きく変化してきた。拡大鏡や遮光眼鏡・白杖の時代から、デジタル媒体を利用する視覚リハビリテーションが大きく取り上げられるようになってきた。将来的には車の自動運転や、人工知能(AI)が視覚に障害を持つ方々の生活を大きく変える可能性も見えてきた。

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【略歴】 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
 1977年3月 新潟大学医学部 卒業
 1977年5月 新潟大学眼科学教室 入局
 1979年1月 浜松聖隷病院勤務(1年6ヶ月)
 1987年2月 新潟大学医学部 講師
 1991年7月 米国Duke大学眼科留学(1年間)
 1992年7月 新潟大学医学部講師(復職)
 1996年2月 済生会新潟第二病院 眼科部長
 2004年4月 済生会新潟第二病院 第4診療部長

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【略歴】高橋 政代(理化学研究所)
 1986年 京都大学医学部 卒業
 1986年~1987年 京都大学医学部附属病院眼科 研修医
 1987年~1988年 関西電力病院眼科 研修医
 1992年 京都大学大学院医学研究科博士課程(視覚病態学)修了
 1992年~1994年 京都大学医学部附属病院眼科 助手
 1995年~1996年 米国サンディエゴソーク研究所 研究員
 1997年~2001年 京都大学医学部附属病院眼科 助手
 2001年~2006年
  京都大学医学部附属病院探索医療センター開発部 助教授
 2006年~2012年 
  理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
  網膜再生医療研究チーム チームリーダー兼任(2006年10月より専任)
 2012年~2014年 
  理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
  網膜再生医療研究チーム プロジェクトリーダー(*)
 2012年~2014年 
  理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
  網膜再生医療研究チーム プロジェクトリーダー(*)
  (*)組織改正により変更

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※本WEB講演会Alcon Pharma Retina Web Symposiumの視聴にはノバルティス ファーマの医療関係者向けサイトに会員登録し、ログインが必要です。
 @DR’s Net – Pharmacist Net
 https://drs-net.novartis.co.jp/login/ 「セミナー情報」からお入りください。

*本講演会は医薬品(他社製品を含む)のプロモーションを目的としていません。これに基づき、薬剤に関する製品名の言及を控え、特定の薬剤に偏らない情報提供をしています。

 

2017年10月4日
案内『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 事前登録開始
    ~人生の味わいはこころを通わすことから~
 日時:平成29年11月18日(土)14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録
 オーガナイザー:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 済生会新潟第二病院眼科がお贈りするお贈りする市民公開講座です。どなたでも参加できます。生命倫理に造詣の深い宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、ホスピスで活躍している細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後、お二人に対談して頂きます。
 物語論の個別性(細井先生)と全体性(宮坂先生)とが融合した場になり、主体性を持つ個人として生きる個別性と人類として生きる全体性とを俎上に乗せ、最後には人類に通底している弱さとか限界、そこから生まれる人間愛にも言及することができたら、トランプ大統領出現に象徴される人間の質の低下に歯止めをかけることができるかもしれません。
 ご期待下さい。
【当日 プログラム】 
14時30分 開会のあいさつ
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
16時35分 対談 宮坂vs細井
17時30分 閉会
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【事前登録】済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  11月11日(土)までに、申し込みください。
   申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
   (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
 参加申し込み
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  氏名~ 
  所属(勤務先)~ 
  職業~ 
  住所~都道府県名をお願いします。
       新潟県の方は、町村名をお願いします。
 連絡方法
      e-mailアドレス~
      Fax番号~
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
2017年9月27日

案内『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』~人生の味わいはこころを通わすことから~

 日時:平成29年11月18日(土)14時30分~17時30分
 会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 参加無料 要事前登録

   司会:安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
 講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市) 

 済生会新潟第二病院眼科がお送りする市民公開講座です。どなたでも参加できます。
 生命倫理に造詣の深い宮坂道夫先生(新潟大学大学院教授)と、ホスピスで活躍している細井順先生(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)に講演して頂き、その後、お二人に対談して頂きます。
 物語論の個別性(細井先生)と全体性(宮坂先生)とが融合した場になり、主体性を持つ個人として生きる個別性と人類として生きる全体性とを俎上に乗せ、最後には人類に通底している弱さとか限界、そこから生まれる人間愛にも言及することができたら、トランプ大統領出現に象徴される人間の質の低下に歯止めをかけることができるかもしれません。
 ご期待下さい。 

 

『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
 ~人生の味わいはこころを通わすことから~
14時30分 開会のあいさつ
  安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

14時35分 講演
  演題:対話とケア 〜人が人と向き合うということ〜
  講師:宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)

15時35分 講演
  演題:人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜
  講師:細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)

16時35分 対談 宮坂vs細井

17時30分 閉会 

 

【略歴】宮坂道夫(新潟大学大学院教授 医療倫理・生命倫理)
 長野県松本市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。大阪大学大学院医学研究科修士課程、東京大学大学院医学系研究科博士課程(博士・医学)を経て、新潟大学大学院保健学研究科教授。専門は生命倫理、医療倫理、ナラティヴ・アプローチなど。 

【略歴】細井 順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
 1951年生まれ。78年大阪医科大学卒業。自治医科大学消化器一般外科講師を経て、93年淀川キリスト教病院外科医長。96年ホスピス医に転向。98年愛知国際病院で愛知県最初のホスピス開設に携わる。06年から現職。