研究会/勉強会・告知

 

2017年7月27日

案内 第258(17-08)済生会新潟第二病院眼科勉強会  小西明
  日時:平成29年08月09日(水)16:30 ~ 18:00
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来
 演題:済生会が目指すソーシャル・インクルージョンの実現
      
~人々の「つながり」から学んだこと~ 
 講師:小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室) 

【講演抄録】
 済生会は明治44(1911)年2月、明治天皇が「恵まれない人々のために施薬救療による済生の道を広めるように」との済生勅語に添えて、150万円を下賜されたことが始まりである。時の総理大臣桂太郎は、この御下賜金を基金として全国の官民から寄付金を募り、同年5月30日恩賜財団済生会が設立された。以来、100年以上にわたり創立の精神を引き継ぎ、保健・医療・福祉の充実・発展に必要な諸事業に取り組んでいる。 

 近年、国家財政の悪化を理由に医療費の患者負担の増額、介護や社会保険料の引き上げなどが行われ、国の医療や介護、福祉経費は抑制され厳しさを増している。一方で障害者だけでなく低所得世帯の子どもや高齢者、引きこもりなどによるニートやホームレスなど、さまざまな理由による生活困窮者がマスコミで取り上げられている。総じて行政は、法制度の枠組みの中でのサービス給付は得意だが、非定型なニーズに対して実効性のある支援は苦手と言われている。社会には「公共の手」からこぼれ落ちる人たちがいて、昨今は、そういう人たちが増えている。済生会の使命は、こうした制度の狭間で生活に困っている人々を支援することである。 

 ここでは、①済生会の由来や社会福祉法人としての事業 ②ソーシャル・インクルージョンの実現に向けた取組 ③全国並びに新潟県済生会の事業 ④済生会新潟第二病院の事業や特長 等を取り上げ、障害者だけでなく子どもや高齢者、生活困窮者など全ての人々の健康で文化的な生活の在り方を展望したい。  

【略歴】
 1977年 新潟県立新潟盲学校教諭
 1992年 新潟県立新潟養護学校はまぐみ分校教諭
 1995年 新潟県立高田盲学校教頭
 1997年 新潟県立教育センター教育相談・特殊教育課長
 2002年 新潟県立高田盲学校校長
 2006年 新潟県立新潟盲学校校長
 2015年 済生会新潟第二病院医療福祉相談室勤務 

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
 話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
  日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
  場所:済生会新潟第二病院眼科外来   

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
 http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/
 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html
 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/
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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年09月02日(土) 開場13時半 研究会14時~17時50分
  新潟ロービジョン研究会2017
    会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
   加藤聡(東大眼科)
   仲泊聡(理化学研究所)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市) 
2)プログラム
 「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
    安藤伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)
 「私と視覚障害リハビリテーション」 
    山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
 「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水朋美
    (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
 「ロービジョンケアとの出会い」 
    高橋政代
    (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
 全体討論 

 

平成29年09月13日(水)16:30 ~ 18:00
  第259回(17-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題未定
   小田浩一 (東京女子大学教授) 

平成29年10月18日(水)16:30 ~ 18:00
  第259回(17-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 済生会新潟第二病院眼科「目の愛護デー講演会」
  演題未定
   岩田和雄 (新潟大学名誉教授) 

平成29年11月08日(水)16:30 ~ 18:00
 第261回(17-11)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題未定
   仲泊 聡(理化学研究所 研究員;眼科医) 

平成29年11月18日(土)午後
 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座
  会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
 演題:「人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜」
 講師:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
 http://andonoburo.net/on/5831  

平成29年12月13日(水)16:30 ~ 18:00
第262(17-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会
  演題未定
   関 恒子(長野県松本市) 

平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
 第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「ロービジョンケアを始めて分かったこと」
   加藤 聡(東京大学眼科准教授)

 

 

2017年7月26日

案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:加藤 聡先生 

【新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
 加藤 聡 (東京大学眼科) 

 新潟ロービジョン研究会に出席するようになってから、もうどれくらい経つのだろうか? 毎年夏になると、大汗を書きながら済生会新潟第二病院の講堂に何度も足を運んできたような気がする。今年のそれは有壬記念館で催されるわけだが、その内容とともに私を圧倒する演者の顔ぶれを見て、ふとこの会がもうすぐ終焉を迎えるのではないかと、真夏にも関わらず、晩秋に感じるような寂寥感を今味わっている。
 演者の顔ぶれは、この会に出ていれば知らない人がいないであろう安藤先生、山田先生、清水先生、高橋先生で、その各人がご自身とロービジョンケアのかかわりについて語っていただくというものである。おそらく、ロービジョンケアを始めるようになった熱い体験、それを推し進めようとする心意気を私たちに残していってくれると思われる。
 この会に大きな期待を持つと同時に、どうかこの会が何らかの形ででもいつまでも存在し続けてくれと願い期待し希望する。 

【略 歴】 加藤 聡 (カトウ サトシ)
 1987年 新潟大学医学部医学科卒業
     東京大学医学部附属病院眼科入局
 1996年 東京女子医科大学糖尿病センター眼科講師
 1999年 東京大学医学部附属病院分院眼科講師
 2000年 King’s College London, St. Thomas’ Hospital研究員 
 2001年 東京大学医学部眼科講師
 2007年 東京大学医学部眼科准教授
 2013年 日本ロービジョン学会理事長
  現在に至る

 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
 どなたでも参加できます。参加料は無料です。
 会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
  申込期間:平成29年8月8日(火)まで
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
   (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)  
***************************************************
 新潟ロービジョン研究会2017  参加申し込み 

  氏名~   

  所属(勤務先)~   

  職業~    

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村   

 連絡方法
      e-mailアドレス~ 

     Fax番号~ 

 ****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

 

【新潟ロービジョン研究会2017】
 日時:2017年09月02日(土)
     開場:13時半  研究会:14時~17時50分
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
  住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
 会費無料、要事前登録
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」 
 

1)司会進行
   加藤 聡(東大眼科)
   仲泊 聡(理化学研究所)
        http://andonoburo.net/on/6059
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
  開会のあいさつ  安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
 「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
    安藤 伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
 「私と視覚障害リハビリテーション」
    山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
  http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
 「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水 朋美
    (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
 「ロービジョンケアとの出会い」 
    高橋 政代
    (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括   仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶  加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了

2017年7月20日

案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:仲泊 聡先生   

新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
 仲泊 聡(理化学研究所研究員;眼科医)

 本会は毎年開催されて、今回がなんと17回目だそうです。個人が主催する研究会で、毎回これだけの演者を揃え、全国から100名を越す聴衆を集めてきたものは他に類を見ません。そして、今回はその集大成ということで「私と視覚リハビリテーション」として安藤先生と歩みをともにしてこられた3名の医師とともに先生自らのご講演を聞くことができます。この4名は、それぞれに異なった経緯でそして異なった立場で現在ご活躍されていますが、全員に共通することがあります。それは、特定の当事者との出会いが、視覚リハに足を踏み入れる契機となっているということです。

 眼科医なら、目の前に必ず視覚障害当事者が現れますので、このような体験は誰にでもあるはずです。しかし、視覚障害の当事者を取り巻く現状に疑問を感じ、その問題を解決しようとするかどうかは、別の話なのだと思います。この最初にビビッとくる瞬間が、各講師にとってどのような状況だったのかということについて私は知りたいです。そして、彼らの経験と対応を若い眼科医に伝えることが、今後の視覚障害者支援のために重要であると確信しております。 

【略 歴】
 1989年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
 1995年 神奈川リハビリテーション病院
 2003年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師
 2004年 スタンフォード大学心理学科留学
 2007年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師準教授
 2008年 国立リハ病院 第三機能回復訓練部長
 2010年 国立リハ病院 第二診療部長
 2016年 神戸理化学研究所 研究員  

 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
 どなたでも参加できます。参加料は無料です。
 会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
  申込期間:平成29年8月8日(火)まで
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
   (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)  

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 新潟ロービジョン研究会2017  参加申し込み

  氏名~    

  所属(勤務先)~  

  職業~    

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします

  記載例~○○都道府県、○○市町村   

 連絡方法
    
 e-mailアドレス~

     Fax番号~ 

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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。   

 

【新潟ロービジョン研究会2017】
 日時:2017年09月02日(土)
     開場:13時半  研究会:14時~17時50分
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
  住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
 会費無料、要事前登録
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」 

1)司会進行
   加藤 聡(東大眼科)
   仲泊 聡(理化学研究所)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
  開会のあいさつ  安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
 「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
    安藤 伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
 「私と視覚障害リハビリテーション」
    山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
  http://andonoburo.net/on/6035
 休憩(10分)
15時25分~
 「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水 朋美
    (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
 「ロービジョンケアとの出会い」 
    高橋 政代
    (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  http://andonoburo.net/on/6007
 休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括   仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶  加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了

2017年7月18日

案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:安藤伸朗  

 新潟ロービジョン研究会2017は、2001年に開始してから17回(2001年は2回開催)を重ねました。新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信しております。
 今回はテーマを「私と視覚リハビリテーション」とし、パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションとの関わりを語って頂きます。
 今回は、私、安藤伸朗の講演抄録をアップ致しました。 

新潟ロービジョン研究会2017
 演題名:眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド
 講 師:安藤伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)

【抄 録】
 眼科医になって40年、ケアマインドについて学んだ3つのステップがあった。
 ステップ1(24歳):医学部6年の時、当時リハビリ医療で有名だった都立養育院(現、東京都健康長寿医療センター)に、新潟大学整形外科教授の田島達也先生に紹介状を書いて頂き見学に行った。リハビリテーションとの出会い。
 ステップ2(34歳):新潟大学眼科で毎日手術に明け暮れていた。増殖糖尿病網膜症で半年以上も視力が不良だった30代半ばのOさんを治療。一時視力は回復したが、緑内障を続発し失明した。Oさんは自ら命を絶った。内科主治医の山田幸男先生と出会う。
 ステップ3(44歳):済生会新潟第二病院に就職。両眼増殖糖尿病網膜症の独身男性の治療。視力は回復しなかった。毎日のように患者さん・看護師・ケースワーカー・保健師・友人と相談し、生活支援を学ぶ。
 こうして通常の眼科診療に加え、患者さんに学ぶ機会を多く持つようになった。
 1)「眼科勉強会」~1996年6月から毎月外来で患者さんなどのお話を聞く(これまで258回開催)。
 2)「ロービジョン外来」~1997年9月から開設。
 3)「新潟ロービジョン研究会」~2001年4月から毎年(今回で18回)。
 現在64歳。眼科医は患者さんの視力をよくすることが使命。しかし見えなくなったら終わりではない。見えなくなった患者さんに、ケアマインド「見えなくてもできる」を伝えることも肝要と心得て診療を行っている。 

【略 歴】
 1977年3月 新潟大学医学部卒業
      5月 新潟大学眼科学教室入局
 1979年1月 浜松聖隷病院勤務(1年6ヶ月)
 1987年2月 新潟大学医学部講師
 1991年7月 米国Duke大学留学(1年間)
 1992年7月 新潟大学医学部講師(復職)
 1996年2月 済生会新潟第二病院眼科部長
 2014年4月 杏林大学非常勤講師 

 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
 どなたでも参加できます。参加料は無料です。
 会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
  申込期間:平成29年8月8日(火)まで
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
   (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します) 

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 新潟ロービジョン研究会2017  参加申し込み 

  氏名~    

  所属(勤務先)~    

  職業~    

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村  

 連絡方法
   e-mailアドレス~

  Fax番号~ 

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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。  

 

【新潟ロービジョン研究会2017】
 日時:2017年09月02日(土)
     開場:13時半  研究会:14時~17時50分
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
  住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
 会費無料、要事前登録
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」 

1)司会進行
   加藤 聡(東大眼科)
   仲泊 聡(理化学研究所)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市) 
2)プログラム
14時00分~
  開会のあいさつ  安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
 「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
    安藤 伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)
14時40分~
 「私と視覚障害リハビリテーション」
    山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
  http://andonoburo.net/on/6035
 休憩(10分)
15時25分~
 「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水 朋美
    (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
 「ロービジョンケアとの出会い」 
    高橋 政代
    (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  http://andonoburo.net/on/6007
 休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括   仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶  加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了

2017年7月12日

案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:山田幸男先生  

 新潟ロービジョン研究会2017は、2001年に開始してから17回(2001年は2回開催)を重ねました。新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信しております。
 今回はテーマを「私と視覚リハビリテーション」とし、パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションとの関わりを語って頂きます。
 今回は、山田幸男先生の講演抄録をアップ致しました。ご期待下さい。  

新潟ロービジョン研究会2017
 演題名:私と視覚障害リハビリテーション
 講 師:山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
【抄 録】
 1984年透析治療を始めて間もない35歳の男性O君(糖尿病網膜症で失明)の信楽園病院内での自殺がきっかけで視覚障害リハビリを開始しました。当時O君と同じような眼科的治療の終わった糖尿病患者がたくさんいました。次の自殺予防のために亡くなったO君の生活を検討したところ、トイレも、食事もすべて奥さんの手を借りていました。奥さんは働くことができず、O君は「自分さえいなくなれば」と考えたのかもしれません。そこで気づいたのが、「眼の不自由な人にもリハビリが必要」なことでした。当時視覚障害リハビリが行われていることを知りませんでした。

 しばらくして糖尿病学会で清水美知子先生の講演を聴いて目からうろこでした。すぐに全国の施設を見学させていただき、眼科医を中心とした医療と福祉の連携の大切さを知りました。しかし当院に眼科医がおられないため赴任を待ちました。待つ間、青池院長には「5年先をみて動け」「人のまねでなく自分のやり方を貫け」、次の平沢院長からは「ライフワークにしなければ」「法律を変えるまで頑張れ」と叱咤激励です。

 1994年待望の眼科医大石先生が赴任され、すぐに外来を開設しました。
 この度の講演では、月2回のリハビリ外来と週4回の日常生活訓練の紹介、うつ病・睡眠障害、転倒予防・体力増強教室なども含めてお話しさせていただきます。
 

【略 歴】  山田幸男(やまだ ゆきお)
 1967年(昭和42年)3月 新潟大学医学部卒業
  同年       4月 新潟大学医学部附属病院にてインターン
 1968年(昭和43年)4月 新潟大学医学部第一内科に入局。内分泌代謝斑に所属
 1979年(昭和54年)5月 社会福祉法人新潟市社会事業協会信楽園病院
 2005年(平成17年)4月 公益財団法人 新潟県保健衛生センター 

 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
 どなたでも参加できます。参加料は無料です。
 会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
  申込期間:6月18日(日)から8月8日(火)まで
  申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
   e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp
   Fax 025-233-6220
   (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)

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 新潟ロービジョン研究会2017  参加申し込み 

  氏名~   

  所属(勤務先)~   

  職業~   

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村  

 連絡方法
   e-mailアドレス~
  Fax番号~ 

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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。  

 

【新潟ロービジョン研究会2017】
 日時:2017年09月02日(土)
     開場:13時半  研究会:14時~17時45分
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
  住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
 
 http://andonoburo.net/on/5956
 会費無料、要事前登録
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
   加藤 聡(東大眼科)
   仲泊 聡(理化学研究所)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  特別コメンテーター
   中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
   大島光芳(新潟県上越市) 
2)プログラム
14時00分~
  開会のあいさつ
14時05分~
 「治療を行う眼科医にもケアマインドは必要」
    安藤 伸朗
    (済生会新潟第二病院眼科)
14時40分~
 「私と視覚障害リハビリテーション」 
    山田 幸男
    (新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
     NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
 休憩(10分)
15時25分~
 「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
    清水 朋美
    (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
  http://andonoburo.net/on/5992

16時00分~
 「ロービジョンケアとの出会い」 
    高橋 政代
    (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  http://andonoburo.net/on/6007

 休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~閉会の挨拶
17時45分 終了