案内 第259(17-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会 小田浩一
日時:平成29年09月13日(水)16:30 ~ 18:00
場所:済生会新潟第二病院眼科外来
演題:「視覚障害研究・開発の過去・現在・未来」
講師:小田浩一 (東京女子大学教授)
【講演抄録】
研究者・大学教員としてのキャリアもあと10年で終わりの節目になるので、これまでの自分の仕事を振り返りながら、未来を展望してみる。振り返ってみると、これまでに研究に従事してきたテーマはおもに4つある。
旧国立特殊教育総合研究所に赴任した当時に与えられたテーマは、コンピュータの視覚障害教育への応用であった。これは今流に言えば、ICTと視覚障害という大きなテーマになる。そういうテーマを与えられながらPCを操作していると自閉症だの、マシンが障害児の役に立つはずがないだのひどい批判を受けていた。オーストラリアに行ってユリーカA4という視覚障害のユーザ専用のPCの開発もした。あまりにも抵抗が大きいので、普及のためにPC講習会を開催したり、東京女子大学に転職後は大学のサーバをつかって全国規模のメーリングリストや視覚障害補助具のデータベースの公開などもした。Webアクセシビリティの初期の普及活動もした。杏林アイセンターでもロービジョン外来開設時はPC訓練にかなり力を入れていた。そのうちどっとブームが来たので、このテーマには少し距離を置くことにした。現在はタブレットPCが全盛で、今後はAIやVRがまた新しい可能性を開いていくと思われる。
これと並行して、点字の研究をしながら文字のデザイン・媒体に興味をもち、点字フォントの開発をした。フォントの研究もそこから研究テーマの1つになった。その後の触覚でも視覚でも読みやすいForeFingerMの開発や最近の共同印刷との共同開発の小春良読体につながる。
1987年にニューヨークに留学してロービジョンと読書の心理学を勉強してもどってから、これがメインの研究テーマになった。MNREADという読書評価チャートの日本版の開発を中心に、多くの研究が生まれている。読書に影響しそうないろいろなパラメータについて地味に調べているが、今年の国際学会では、欧米の研究者からそういう研究が必要だという意見が出ていた。
杏林アイセンターに教え子が就職してからロービジョン外来に関わることになり、ロービジョン・リハビリテーション自体が4つ目のテーマになった。臨床から生まれるさまざまなニーズが重要な研究や実践を導いてくれる。今年の国際ロービジョン学会では、オランダのリハビリテーションのシステムを見学し、車の保険のようなシステムを見て将来の在り方について考えさせられた。
【略 歴】
1981年 千葉大学人文学部心理学専攻卒業
1984年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退
1984年 国立特殊教育総合研究所視覚障害教育研究員
1987年 アメリカ合衆国ニューヨーク大学在外研究員
1992年 東京女子大学現代文化学部講師
2009年~ 東京女子大学現代教養学部教授
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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。
話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
2018年3月で終了の予定。
日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則)
場所:済生会新潟第二病院眼科外来
*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
http://andonoburo.net/
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【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成29年09月02日(土) 開場13時半 研究会14時~17時50分
新潟ロービジョン研究会2017
会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤聡(東大眼科)
仲泊聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水朋美 (国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋政代 (理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
全体討論
平成29年10月18日(水)16:30 ~ 18:00
第260回(17-10)済生会新潟第二病院眼科勉強会
済生会新潟第二病院眼科「目の愛護デー講演会」
「90歳が究め続けた緑内障の素顔と人生と」
岩田和雄 (新潟大学名誉教授)
平成29年11月08日(水)16:30 ~ 18:00
第261回(17-11)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
仲泊 聡(理化学研究所 研究員;眼科医)
平成29年11月18日(土)午後
済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座
会場:済生会新潟第二病院 10階 多目的室
演題:「人生の手応えを共にさがし求めて〜死にゆく人たちと語り合った20年〜」
講師:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)
http://andonoburo.net/on/5831
平成29年12月13日(水)16:30 ~ 18:00
第262(17-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
関 恒子(長野県松本市)
平成30年01月10日(水)16:30 ~ 18:00
第263回(18-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
「ロービジョンケアを始めて分かったこと」
加藤 聡(東京大学眼科准教授)
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』
眼科医療は飛躍的に発展し、多くの眼疾患を治すことが出来るようになってきましたが、それでも期待通りに回復できないことも少なくありません。そういう場合、求められることは何かということを、ずっと追及して参りました。
先ずは治すこと、すなわち臨床での治療法の進歩と改善、科学的研究と新しい治療の開発です。治すことが困難な場合、視覚リハビリテーションの創造と発展、そして情報の提供です。
こうしたことを目的として済生会新潟第二病院眼科では、全国から臨床医や研究者そして当事者をお迎えし、「新潟ロービジョン研究会」を2001年4月に開始、毎年開催(2001年に2回開催)し、今回第18回となります。
個人で立ち上げこつこつと継続してきた研究会です。毎回魅力ある演者を全国からお迎えしています。これまで続けてこれたのは多くの方のご協力のお陰と感謝申し上げます。
最終回となる今回は、素晴らしい方々に交じり私安藤も講演させていただきます。事前登録は順調で、これまでに全国20都府県から120名を超える申し込みがあります。
どなたでも参加できます。参加料は無料です。会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
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【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
***************************************************
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名をお願いします。
新潟県の方は、町村名をお願いします。
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
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【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館 2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
http://andonoburo.net/on/6072
仲泊 聡(理化学研究所)
http://andonoburo.net/on/6059
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
http://andonoburo.net/on/6085
大島光芳(新潟県上越市)
http://andonoburo.net/on/6096
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(県保健衛生センタ/信楽園病院/NPO「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:大島光芳先生
【この研究会に期待すること】
大島光芳(新潟県上越市)
私は1950年に現在の居住地で生まれ、育ち生活しています。59歳で見えなくなり翌年に定年退職しましたが、見えなくなる直前に大学病院でロービジョン外来に出会え、見えるようにはならなかったけど見通しが立つようになりました。しかし目標は無く、活力をどうやって生み出すかに困りました。とにかく動き出してみたら考え込む重さがとれ、嬉しかったこと役立ったことに次々と出会えました。
私は自分の元気を得るため、以下のことに期待して今回の研究会に参加したいと思います。
1.安藤伸朗先生(済生会新潟第二病院)が、駅伝ランナーのように黙々と患者への接し方を求めた集大成。
2.山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)が、「魚を与えるのでなく、捕り方を教えなさい」と育てられた人の成長。
3.清水朋美先生(国立障害者リハビリセンター病院第二診療部長)が、「理解」を結実させるタイミングよい動作訓練や福祉制度、心の持ち方などを普及するための体系化の様子。
4.高橋政代先生(理化学研究所)が、世界で最初のiPS細胞網膜移植チームリーダーとして活躍し、その上で語る「視覚障害のイメージ変革を目指す運動」
【略 歴】
2009年 大学病院ロービジョン外来受診、点字図書館登録、NPOオアシスの利用会員、休職、障害者申請、福祉制度で移動支援の利用を開始、年金手続。
2010年 裁判所検察審査会審査員と市政モニターのチャンス到来。退職、新潟ロービジョン研究会でフロアから発言、新潟まで一人での列車移動開始、済生会眼科勉強会参加開始。
2011年 社会福祉法人県視障協会員、宿泊型生活訓練を体験。
2012年 NPO法人まちづくり学校会員。翌年に合宿型養成講座受講。
2013年 視覚障害リハビリテーション協会会員。
2017年 新潟県中途視覚障害者連絡会の2年任期の会長に立候補して就任。
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【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
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【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
http://andonoburo.net/on/6072
仲泊 聡(理化学研究所)
http://andonoburo.net/on/6059
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
http://andonoburo.net/on/6085
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:中村 透先生
【新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
期待することを一言で言えば、「ケアマインド」の継承です。
私は、川崎という一地方都市で歩行訓練士をしています。つい先日7年間引き籠っているという方の所へ行ってきました。50代半ばの方でお兄様と2人暮らしでした。糖尿病で目が不自由になり、壊疽を起こし、足の指を3本切断しています。部屋は暗く、ご本人は一日中コタツの前にすわり、ラジオを聞き、テレビを観て過ごしてきたようです。「このままでは寝たきりになりますよ」と伝え、車で15分ほどのデイサービスに行くことを薦め、施設見学に無理やり?お連れしました。施設の説明を受ける中で、少し笑顔が出ました。現在関係者と利用手続きを進めています。もっと早く、誰かが強く福祉サービスを受けるように薦めてくれたらなぁと思います。
「ケアマインド」は時により「大きなお世話」かも知れませんが、それを続ける意志を持たねばならないと感じます。新潟で、それが継承されることを願います。
【略 歴】
1958年11月生まれ
1983年3月 和光大学人文学部人間関係学科 卒業
1983年7月~ 東京都失明者更生館(現東京都視覚障害者生活支援センター)勤務
1994年4月~ (社福)日本ライトハウス 勤務
2002年4月~ (公財)日本盲導犬協会 勤務
2015年2月~ 川崎市視覚障害情報文化センター 勤務
(関連資格)白杖歩行訓練士
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【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
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新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
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【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年9月2日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
http://andonoburo.net/on/6072
仲泊 聡(理化学研究所)
http://andonoburo.net/on/6059
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:加藤 聡先生
【新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
加藤 聡 (東京大学眼科)
新潟ロービジョン研究会に出席するようになってから、もうどれくらい経つのだろうか? 毎年夏になると、大汗を書きながら済生会新潟第二病院の講堂に何度も足を運んできたような気がする。今年のそれは有壬記念館で催されるわけだが、その内容とともに私を圧倒する演者の顔ぶれを見て、ふとこの会がもうすぐ終焉を迎えるのではないかと、真夏にも関わらず、晩秋に感じるような寂寥感を今味わっている。
演者の顔ぶれは、この会に出ていれば知らない人がいないであろう安藤先生、山田先生、清水先生、高橋先生で、その各人がご自身とロービジョンケアのかかわりについて語っていただくというものである。おそらく、ロービジョンケアを始めるようになった熱い体験、それを推し進めようとする心意気を私たちに残していってくれると思われる。
この会に大きな期待を持つと同時に、どうかこの会が何らかの形ででもいつまでも存在し続けてくれと願い期待し希望する。
【略 歴】 加藤 聡 (カトウ サトシ)
1987年 新潟大学医学部医学科卒業
東京大学医学部附属病院眼科入局
1996年 東京女子医科大学糖尿病センター眼科講師
1999年 東京大学医学部附属病院分院眼科講師
2000年 King’s College London, St. Thomas’ Hospital研究員
2001年 東京大学医学部眼科講師
2007年 東京大学医学部眼科准教授
2013年 日本ロービジョン学会理事長
現在に至る
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
http://andonoburo.net/on/6059
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:仲泊 聡先生
【新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
仲泊 聡(理化学研究所研究員;眼科医)
本会は毎年開催されて、今回がなんと17回目だそうです。個人が主催する研究会で、毎回これだけの演者を揃え、全国から100名を越す聴衆を集めてきたものは他に類を見ません。そして、今回はその集大成ということで「私と視覚リハビリテーション」として安藤先生と歩みをともにしてこられた3名の医師とともに先生自らのご講演を聞くことができます。この4名は、それぞれに異なった経緯でそして異なった立場で現在ご活躍されていますが、全員に共通することがあります。それは、特定の当事者との出会いが、視覚リハに足を踏み入れる契機となっているということです。
眼科医なら、目の前に必ず視覚障害当事者が現れますので、このような体験は誰にでもあるはずです。しかし、視覚障害の当事者を取り巻く現状に疑問を感じ、その問題を解決しようとするかどうかは、別の話なのだと思います。この最初にビビッとくる瞬間が、各講師にとってどのような状況だったのかということについて私は知りたいです。そして、彼らの経験と対応を若い眼科医に伝えることが、今後の視覚障害者支援のために重要であると確信しております。
【略 歴】
1989年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
1995年 神奈川リハビリテーション病院
2003年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師
2004年 スタンフォード大学心理学科留学
2007年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師準教授
2008年 国立リハ病院 第三機能回復訓練部長
2010年 国立リハ病院 第二診療部長
2016年 神戸理化学研究所 研究員
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
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新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:安藤伸朗
新潟ロービジョン研究会2017は、2001年に開始してから17回(2001年は2回開催)を重ねました。新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信しております。
今回はテーマを「私と視覚リハビリテーション」とし、パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションとの関わりを語って頂きます。
今回は、私、安藤伸朗の講演抄録をアップ致しました。
新潟ロービジョン研究会2017
演題名:眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド
講 師:安藤伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
【抄 録】
眼科医になって40年、ケアマインドについて学んだ3つのステップがあった。
ステップ1(24歳):医学部6年の時、当時リハビリ医療で有名だった都立養育院(現、東京都健康長寿医療センター)に、新潟大学整形外科教授の田島達也先生に紹介状を書いて頂き見学に行った。リハビリテーションとの出会い。
ステップ2(34歳):新潟大学眼科で毎日手術に明け暮れていた。増殖糖尿病網膜症で半年以上も視力が不良だった30代半ばのOさんを治療。一時視力は回復したが、緑内障を続発し失明した。Oさんは自ら命を絶った。内科主治医の山田幸男先生と出会う。
ステップ3(44歳):済生会新潟第二病院に就職。両眼増殖糖尿病網膜症の独身男性の治療。視力は回復しなかった。毎日のように患者さん・看護師・ケースワーカー・保健師・友人と相談し、生活支援を学ぶ。
こうして通常の眼科診療に加え、患者さんに学ぶ機会を多く持つようになった。
1)「眼科勉強会」~1996年6月から毎月外来で患者さんなどのお話を聞く(これまで258回開催)。
2)「ロービジョン外来」~1997年9月から開設。
3)「新潟ロービジョン研究会」~2001年4月から毎年(今回で18回)。
現在64歳。眼科医は患者さんの視力をよくすることが使命。しかし見えなくなったら終わりではない。見えなくなった患者さんに、ケアマインド「見えなくてもできる」を伝えることも肝要と心得て診療を行っている。
【略 歴】
1977年3月 新潟大学医学部卒業
5月 新潟大学眼科学教室入局
1979年1月 浜松聖隷病院勤務(1年6ヶ月)
1987年2月 新潟大学医学部講師
1991年7月 米国Duke大学留学(1年間)
1992年7月 新潟大学医学部講師(復職)
1996年2月 済生会新潟第二病院眼科部長
2014年4月 杏林大学非常勤講師
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:山田幸男先生
新潟ロービジョン研究会2017は、2001年に開始してから17回(2001年は2回開催)を重ねました。新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信しております。
今回はテーマを「私と視覚リハビリテーション」とし、パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションとの関わりを語って頂きます。
今回は、山田幸男先生の講演抄録をアップ致しました。ご期待下さい。
新潟ロービジョン研究会2017
演題名:私と視覚障害リハビリテーション
講 師:山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
【抄 録】
1984年透析治療を始めて間もない35歳の男性O君(糖尿病網膜症で失明)の信楽園病院内での自殺がきっかけで視覚障害リハビリを開始しました。当時O君と同じような眼科的治療の終わった糖尿病患者がたくさんいました。次の自殺予防のために亡くなったO君の生活を検討したところ、トイレも、食事もすべて奥さんの手を借りていました。奥さんは働くことができず、O君は「自分さえいなくなれば」と考えたのかもしれません。そこで気づいたのが、「眼の不自由な人にもリハビリが必要」なことでした。当時視覚障害リハビリが行われていることを知りませんでした。
しばらくして糖尿病学会で清水美知子先生の講演を聴いて目からうろこでした。すぐに全国の施設を見学させていただき、眼科医を中心とした医療と福祉の連携の大切さを知りました。しかし当院に眼科医がおられないため赴任を待ちました。待つ間、青池院長には「5年先をみて動け」「人のまねでなく自分のやり方を貫け」、次の平沢院長からは「ライフワークにしなければ」「法律を変えるまで頑張れ」と叱咤激励です。
1994年待望の眼科医大石先生が赴任され、すぐに外来を開設しました。
この度の講演では、月2回のリハビリ外来と週4回の日常生活訓練の紹介、うつ病・睡眠障害、転倒予防・体力増強教室なども含めてお話しさせていただきます。
【略 歴】 山田幸男(やまだ ゆきお)
1967年(昭和42年)3月 新潟大学医学部卒業
同年 4月 新潟大学医学部附属病院にてインターン
1968年(昭和43年)4月 新潟大学医学部第一内科に入局。内分泌代謝斑に所属
1979年(昭和54年)5月 社会福祉法人新潟市社会事業協会信楽園病院
2005年(平成17年)4月 公益財団法人 新潟県保健衛生センター
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:6月18日(日)から8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時45分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
http://andonoburo.net/on/5956
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ
14時05分~
「治療を行う眼科医にもケアマインドは必要」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~閉会の挨拶
17時45分 終了
案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:高橋政代先生
新潟ロービジョン研究会2017は、2001年に開始してから17回を重ね(2001年は2回開催)、新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信して参りました。
今回のテーマを「私と視覚リハビリテーション」と致しました。パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションについて語って頂きます。
今回は、高橋政代先生の講演抄録をアップ致しました。ご期待下さい。
新潟ロービジョン研究会2017
演題名:ロービジョンケアとの出会い
講 師:高橋政代
(理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト)
【抄 録】
iPS細胞を用いた網膜の再生医療は他家移植という第2のステージに進み、標準治療としての可能性を追求している。期待はますます高まっているが、正常に戻るというような視機能回復を望めない初期の再生医療では、患者ケアや術後のリハビリテーション(ロービジョンケア)が必要である。
このような考えに至った背景には、もともと再生医療の対象となる網膜色素変性の専門外来を担当し現在の医療の問題点に気付いたからである。間違った情報で人生の意味を見失う人たちに正しい情報や有用な情報を何とか伝えたい。当時者と共に行うロービジョンケア外来を京大病院眼科で立ち上げたところから始まった。京都視力障害者協会の協力も得て、徐々にロービジョンケアの世界を知ることとなった。
その後、神戸に移り、じっくりと患者と向き合う外来を作ることができ、さらにロービジョンケア、特にメンタルケアに傾倒した。視能訓練士はもちろん、外来が遺伝疾患中心であったので専属の遺伝カウンセラ、次いで心理カウンセラにも参画してもらった。最近ではデジタルロービジョンケアを広める立役者となっている三宅琢先生にも参加してもらうことができ、さらに充実した内容となったと思っている。
この冬には、研究、医療、患者ケア、福祉窓口、就労支援がワンストップとなるアイセンターができる。視覚障害のイメージ変革を目指す公益法人NEXT VISIONのisee運動と共にご紹介する。
【略 歴】
1986 京都大学医学部卒業
1986 京都大学医学部附属病院 眼科
1992 京都大学大学院医学研究科博士課程修了
1995 アメリカ ソーク研究所 研究員
2001 京都大学医学部附属病院 助教授
2006 理化学研究所 チームリーダー
2012 理化学研究所 プロジェクトリーダー
現在に至る
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
今回もこれまで通り、どなたでも参加できます。参加料も無料です。ただ参加希望の方は、会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:6月18日(日)から8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~18時
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
電話: 025-227-2037
アクセス(下記)
http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/home/file/access.pdf?20150908
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東京大学眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)、
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)パネリスト
1.「ロービジョンケアとの出会い」
高橋政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
2.「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院 第二診療部長)
http://andonoburo.net/on/5992
3.「私と視覚障害リハビリテーション」
山田幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
4.「眼科医療におけるキュアとケア」
安藤伸朗
(済生会新潟第二病院 眼科部長)
全体討論
@これまでの研究会プログラム、以下に記してあります。ご参照ください。
http://andonoburo.net/on/5818
案内 『新潟ロービジョン研究会2017』 講演抄録:清水朋美先生
新潟ロービジョン研究会2017を、9月2日(土)に開催致します。
本研究会は、2001年に開始してから17回を重ね(2001年は2回開催)、新潟から眼科の、視覚リハビリテーションの情報を発信して参りました。今回が最後となります。
テーマを「私と視覚リハビリテーション」と致しました。4名のパネリストには自らの体験を基に視覚リハビリテーションについて語って頂きます。
パネリストは、高橋政代先生(理化学研究所)、清水朋美先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、山田幸男先生(NPO法人障害者支援センター「オアシス」)、そして私、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)です。
今回は、清水朋美先生の講演抄録をアップ致しました。ご期待下さい。
新潟ロービジョン研究会2017
演題名:眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える
講 師:清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院 第二診療部長)
【抄 録】
眼科医の仕事は今も昔も眼の病気を治すことである。しかし、病気の種類によっては治療困難、あるいは治療可能でも病気を落ち着かせることしかできない場合も多く、そのような患者の大半は見え方に不安を抱えたまま日々の生活を送っている。対峙した眼科医が、このような患者に対してどのように考えることができるかがロービジョンケア(以下、LVC)のキーポイントではないかと私は思う。
眼科医が視覚障害について正しい知識を持ち、保有視機能から見え方の困り事を類推したり、見えにくくなる患者心理を理解したりできる力がないと、LVCは進めにくい。今の眼科では残念ながらこのような観点からの学びが皆無に近い。視覚補助具や制度の話が多く、LVCは眼科では異次元の話と思われがちなのも残念だ。
私は生下時から全盲の父がいて、否応なく視覚障害者と接する機会に恵まれた稀有な眼科医だ。患者側、眼科医側の各々の事情、状況が理解しやすい立ち位置にいると勝手に思っている。眼科医オールジャパンでLVCに取り組むにはどうしたらよいかを最近よく考える。それには、眼科医が視覚障害を正しく理解し、それを患者に還元できる力を体得することに尽きる。
近い将来、全ての眼科医にとってLVCが当たり前となり、全ての患者が必要以上に悲しまず少しでも前向きに生活できる体制が根付くことを願っている。私が半生で得た経験がその中で少しでも役立てばなお本望である。
【略 歴】
1991年 愛媛大学医学部 卒業
1995年 横浜市立大学大学院医学研究科 修了
1996年 ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所 留学
2001年 横浜市立大学医学部眼科学講座 助手
2005年 聖隷横浜病院眼科 主任医長
2009年 国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科医長
2017年 国立障害者リハビリテーションセンター病院第二診療部長
現在に至る
今回もこれまで通り、どなたでも参加できます。参加料も無料です。
ただ参加希望の方は、会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
申込期間:6月18日(日)から8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土) 開場:13時半 研究会:14時~18時
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
電話: 025-227-2037
アクセス(下記)
http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/home/file/access.pdf?20150908
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東京大学眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)パネリスト
1.「ロービジョンケアとの出会い」
高橋政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
2.「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院 第二診療部長)
3.「私と視覚障害リハビリテーション」
山田幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
4.「眼科医療におけるキュアとケア」
安藤伸朗
(済生会新潟第二病院 眼科部長)
全体討論
@これまでの研究会プログラム、以下に記してあります。ご参照ください。
http://andonoburo.net/on/5818