報告 第64回(01-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会
2001年9月12日

報告 第64回(01-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 “新潟盲学校生徒による弁論大会イン済生会”
  日時: 平成13年9月12日(水) 16:00~17:30
  場所: 済生会新潟第二病院  眼科外来
1)「住みやすい環境づくり」 石浦智美  中学部2年
2)「障害者に優しいものの開発を」 酒井久美子 高等部普通科3年
3)「素直に生きる」 曽我加奈子 高等部専攻科3年  

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1)「住みやすい環境づくり」 石浦智美  中学部2年 
 ニュースで駅のホームから転落する事故が相次いだことをきっかけに、道路の縁石など身の回りの環境に目を向けて、住みやすい環境整備への配慮を呼び掛ける・・・・。 

 *中学部の友人たちといつも楽しそうに会話して、笑顔の絶えない中学2年生。水泳の実力は並外れ、プールの中ではイルカのように泳ぎます。 

 

2)「障害者に優しいものの開発を」 酒井久美子 高等部普通科3年 
 購入したMDがブラインドタッチではとても使いづらいという体験を通して、各メーカーで統一された使いやすい規格を整えるなど、障害者にも配慮された物作りを呼び掛ける。 

 *フロアバレーボールのエースアタッカー、アタックの威力は北信越でもナンバーワン。万代太鼓クラブでも大活躍で、天まで届く掛け声がとても魅力的です。  

 

3)「素直に生きる」 曽我加奈子 高等部専攻科3年 
 ストリートミュージシャンとふれあう機会を通して、次第に視覚障害というバリアが薄れ、周囲の人と積極的にかかわることができるようになってきた自分自身の意識の変化を表現する。 

 *専攻科の紅一点、盲学校では白衣姿で理療の実習などをがんばっています。フロアバレーボールの中心選手として大活躍し、北信越大会で新潟盲学校を優勝に導きました。