演題:「私の目指す視覚リハビリテーションとは」
講師:吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会会長)
日時:平成25年4月10日(水)16:30 ~ 18:00
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
【抄録】
私は、先天性白内障手術後の無水晶体眼で矯正視力右0.03、左0.1のロービジョンがあり、原因不明で大腿骨が外側に湾曲するという重複障害を持って生きて来た。
大学卒業後、その頃社会問題になりつつあった中途視覚障害者に対する相談業務を行うようにいわれて、名古屋ライトハウスあけの星声の図書館(点字図書館)に就職。そこで出会った中途視覚障害者の姿に衝撃を受け、視覚障害リハビリテーションの普及を自分のライフワークと決めた。
本講演では、主に高知女子大時代に行った視覚障害リハビリテーションシステム構築活動を通して出会ったことから学んだこと、自己のロービジョン当事者の体験などを通じて感じた様々な不満などから、思い描くようになった「私の理想とする視覚リハビリテーションのあり方」について述べることを目的とする。
私がする話は、訪問でリハビリテーションを行っている視覚障害者生活訓練指導員(歩行訓練士)や相談支援に携わっている人たちの間では、「そういうことは良くあるね」といわれている問題点だが、きちんとした調査などで学問的に証明されていない事である。この機会に多くの皆さんに感心を持っていただき、研究分野からのアプローチの道が開けたらと思う次第である。
【略歴】
1947年 東京生まれ 65歳
1968年 東京教育大学(現筑波大学)付属盲学校高等部普通科卒業
1970年 日本福祉大学社会福祉学部入学
1974年 同卒業、名古屋ライトハウスあけの星声の図書館に中途視覚障害者の相談業務担当として就職(初めて中途視覚障害者と出会う)
1977年 東京都児童相談センター入都(障害者雇用枠)
1989年 日本女子大学文学研究科博士課程前期社会福祉専攻入学
1991年 同上終了(社会学修士)
1991年10月~1999年3月まで 東京都立大学(現首都大学)人文学部社会福祉学科助手
1999年4月~209年3月まで 高知女子大学社会福祉学部講師→准教授
2008年4月~任意団体視覚障害リハビリテーション協会長
【済生会新潟第二病院眼科 勉強会連絡先】
950-1104 新潟市西区寺地280-7
済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
phone : 025(233)6161 fax : 025(233)6220
e-mail:gankando@sweet.ocn.ne.jp
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興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です。
(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。
今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/
録画はしておりません。当日の視聴のみ可能です。
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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。
参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
場所:済生会新潟第二病院眼科外来
*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している
音声パソコン教室ホームページ
http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
http://andonoburo.net/
【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成25年5月8日(水)16:30~18:00
「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育盲学校に求められるもの~」
小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)
日 時 2013年6月29日(土) 17:30 – 20:30
場 所 TKP大手町カンファレンスセンター ホール 16A
会 費 2,000円(予定人数 130名)
※ 日本眼科学会認定専門医 3単位(認定番号:20015)
世話人 気賀沢 一輝(杏林大学 眼科)
テーマ:眼科における精神科プライマリケアの実践
【プログラム】
1. 症例検討(演題募集中)
司会進行:気賀沢 一輝 (杏林大学 眼科)
アドバイザー:石郷岡 純(東京女子医科大学教授 神経精神科)
2. 教育講演
座長 清澤 源弘(清澤眼科医院 院長)
「心因性視覚障害の過去、現在、未来」
気賀沢 一輝 (杏林大学 眼科)
3. 特別講演
座長 若倉 雅登 (井上眼科病院)
「がんと総合病院精神科 ―身体科と精神科の連携(リエゾン)について―」
山田 健志 (がん研有明病院 腫瘍精神科 部長)
【一般演題及び参加申込】
一般演題
4題(テーマにはこだわりません。質疑合わせて15分程度)
400字前後の抄録を添付の上、メールにてお送り下さい。
〆切 2013年5月31日(金)
参加申込
ご所属・お名前・ご連絡先を記載の上、メールもしくはFAXにて事務局までお知らせください。
〆切 2013年6月15日(土)正午
*開始時間は若干変更することがございます。
【問い合わせ】
心療眼科研究会事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 井上眼科病院内
Tel: 03-3295-0911(担当: 山口 内線: 7021) FAX: 03-3295-0917
e-mail: yamaguchi-h@inouye-eye.or.jp
【ウェブサイト】新規開設
http://www.eye-center.org/jpos/index.html
共 催 心療眼科研究会 グラクソ・スミスクライン株式会社
新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
今回、森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)をお呼びして開催致します。病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。
お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。
記
『第13回 越後眼科研究会』
日 時:平成25年4月20日(土)17:00~19:30
会 場:チサンホテル&コンファランスセンター(佐渡の間)
(新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-1111:代表)
17:00~ 薬事案内
17:15~ 一般演題
18:15~ 特別講演 『緑内障手術 ~建前と本音~』
森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)
尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。
【一般演題募集】
「演題名」「演者名(発表者に○)」「所属名」を記入の上、メールまたはFAX、あるいは郵送にて、ご応募ください。
応募先:越後眼科研究会事務局
(済生会新潟第二病院眼科 安藤 伸朗)
住所 〒950-1104 新潟市西区寺地280-7
FAX 025-233-6220 メールアドレス gankando@sweet.ocn.ne.jp
演題締切:平成25年3月25日(月)
【越後眼科研究会 世話人】
安藤 伸朗 (代表世話人;済生会新潟第二病院)
村上 健治 (新潟市民病院)
鈴木 恵子 (新潟県立吉田病院)
橋本 薫 (長岡赤十字病院)
福島敦志 (当番幹事;長岡中央綜合病院)
共催:越後眼科研究会 千寿製薬株式会社
越後眼科研究会 過去のプログラム
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『第1回越後眼科研究会』
日時:平成19年5月26日(土) 17時30分~20時
会場:ホテルニューオータニ長岡 (長岡駅東口) 2F 「雪椿」
幹事:武田啓治(代表世話人;長岡赤十字病院)
一般演題 座長 園田 日出男(燕労災病院)
1)我が国における眼科勤務医の現状
安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
2)「23Gおよび25Gビトレクトミー」
吉澤 豊久(三条眼科)
3)「睫毛が生存できた眼瞼の遊離複合移植の1例」
武田 啓治、荒木 豊、中村 真太郎、田中 玲子 (長岡日赤眼科)
3)「こんな時どうする?眼瞼編~変な霰粒腫、アミロイドーシス、化膿性肉芽腫など」
尾山 徳秀(新潟大学)
特別講演 座長 武田 啓治(長岡赤十字病院)
「眼窩底骨折および涙道閉塞の診断と治療」
矢部 比呂夫(東邦大学大橋;准教授)
『第2回越後眼科研究会』
日時:平成19年11月10日(土)17:30~19:30
場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟 (旧新潟ワシントンホテル)
住所:新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-2111
当番幹事:園田 日出男(燕労災病院)
一般演題 座長 鈴木 恵子(県立吉田病院)
1)Congenital dacryocystocele の治療経験
中村 真太郎、武田 啓治 (長岡赤十字病院)
2)スリット照明付き手術顕微鏡の使用経験
-黄斑部操作、前部硝子体切除、バックル手術時のクライオなどー
宗村 守、安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
特別講演 座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
「これからの白内障手術教育」
杏林大学眼科准教授 永本 敏之 先生
『第3回越後眼科研究会』
日時:平成20年5月31日(土) 17:15~19:30
場所:朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター 中会議室301
住所:新潟市中央区万代島6-1 ℡:025-246-8400
プログラム
17:15~ 薬事案内
17:30~一般講演 座長:園田 日出男(燕労災病院)
1)網膜中心動脈閉塞症発症後に、硝子体出血・虹彩新生血管を来たした一例
宗村 守、安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
2)脱臼水晶体の処理
村上 健治、根本 大志、植木 智志、土田 宏嗣(新潟市民病院)
3)眼球突出を初発症状とし眼科にて発見された骨肉腫の1例
中村 真太郎,武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)、大渕 信隆(県立十日町病院眼科)
4)日帰り黄斑下手術
吉澤 豊久(三条眼科)
18:20~ 休憩
18:30~ 特別講演
講師: 山田 昌和(国立病院機構東京医療センター)
1)『瞼と関連した角膜障害』
2)『眼科医療の現在位置とこれから』
学術的方法論に基づいた眼科医療の評価
『第4回越後眼科研究会』
日時:平成20年11月1日(土)17:45~19:30
場所:ホテルオークラ新潟 3F クラウンルーム
住所:新潟市中央区川端町6-53 ℡:025-224-2205
プログラム
17:45~ 薬事案内
18:00~ 一般演題
1)小切開硝子体手術やっていますか?全国の眼科医へのアンケート調査
○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
2)「23G内視鏡およびHHVレンズホルダーの使用経験」
○山本 晋 (新潟大学)
3)増殖硝子体網膜症の膜処理
○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)
4)白内障手術難問集
○吉澤 豊久 (三条眼科)
18:30~ 特別講演
『硝子体手術のデスマッチ』
恵美 和幸 (大阪労災病院;副院長/眼科部長)
『第5回越後眼科研究会』
日時:平成21年5月30日(土)17:15~19:30
場所:ホテルニューオータニ長岡
住所:長岡市台町通2-8-35 ℡:0258-37-1111(代表)
17:30~ 一般演題
1)「眼科勤務医へのアンケート調査」(予報) -満足してますか? 辞めたいですか?-
○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
2)眼瞼腫瘍と疑われた皮膚粘膜クリプトコッカス症
○山田 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)
3)抗VEGF療法の経験
○吉澤 豊久(三条眼科)
追加:ルセンティスによる治療
○安藤 伸朗、中村 裕介(済生会新潟第二病院)
18:15~コーヒーブレーク
18:30~ 特別講演 『感染性ぶどう膜炎 -診断のポイント』
後藤 浩(東京医科大学眼科学教室主任教授)
『第6回越後眼科研究会』
日時:平成21年11月28日(土)17:15~19:30
場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)
住所:新潟市中央区川端町6-53 ℡:025-224-6111(代表)
17:15~ 薬事案内
17:30~ 一般演題
1)新潟県の眼科勤務医へのアンケート結果
○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
2)眼球破裂の2症例
○村上 健治 (新潟市民病院)
3)黄斑円孔の外来硝子体手術
○吉澤 豊久 (三条眼科)
4)PACのLI後、12年経過して再びPACを発症した1例 -この症例から学ぶこと、私のLIに対する考え方、より良いLIを目指して-
○坂井 豊明 (坂井眼科医院)
5)テノンをできるだけ温存したトラベクレクトミー
○竹内 裕貴、園田 日出男 (燕労災病院)
6)抗VEGF抗体硝子体注射後の黄斑円孔網膜剥離
○山本 晋(新潟大学眼科) 荒木 豊(刈羽郡総合病院眼科)
18:30~ 特別講演 『 緑内障の画像診断 』
富所 敦男 (東京大学 眼科学教室 講師)
『第7回越後眼科研究会』
日時:平成22年5月15日(土) 16:45~19:00
場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟
新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-2111(代表)
16:45~ 薬事案内
17:00~ 一般演題
1)眼科勤務医は減少している!?
○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
2)「完全に硝子体内落下した眼内レンズの処理」
○村上 健治、根本 大志、眞山 徹二、坂上 悠太 (新潟市民病院)
3)「眼瞼腫脹により発見されたマイラゲル長期合併症の1例」
○橋本 薫、佐々木 藍季子、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)
4)「増殖硝子体網膜症手術」
○吉澤 豊久 (三条眼科)
5)「S-OCTによる篩状板孔サイズの緑内障診断能力 -試論ー」
○岩田 和雄 (新潟大学)
18:00~ 特別講演
『乳頭ピット黄斑症候群の画像所見と治療経験から学ぶこと』
平形 明人 (杏林大学眼科学教室 主任教授)
『第8回越後眼科研究会』
日時:平成22年10月2日(土)17:15~19:30
場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)
17:15~ 薬事案内
17:30~ 一般演題
1)「モンスター患者を経験しましたか? どのように対処していますか?」
○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
2)「内因性眼内炎の1例」
○村上 健治 (新潟市民病院)
3)「バックル手術を経験して」
○佐々木 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院)
4)「レーザー虹彩切開してあったにも関わらず、発作が生じた原発閉塞隅角症」
○吉澤 豊久(三条眼科)
18:30~ 特別講演『 眼感染症の謎を解く 』
大橋 裕一(愛媛大学医学部眼科学教室 教授)
『第9回 越後眼科研究会』
日時:2011年5月21日(土)
場所:ホテルニューオータニ長岡 2F『柏の間』
17:15 薬事案内
17:30 一般講演
1) 東日本大震災における全国からの支援状況
○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
2) 放射線眼合併症の1例
○村上 健治 (新潟市民病院)
3) 非裂孔原性網膜剥離を契機に肺癌を発見し、放射線治療によって剥離が消失した一例
○橋本 薫、引間 孝輔、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)
4) 頭にも倒乱視にも効く!左手白内障手術
○吉澤 豊久 (三条眼科)
18:30 特別講演
「正常眼圧緑内障治療の現状と展望」
相原 一 (東京大学医学部眼科学教室 講師)
『第10回 越後眼科研究会』
日時:平成23年10月1日(土)17:00~19:30
場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)
17:00~ 薬事案内
17:15~ 一般演題
1)「糖尿病黄斑浮腫に対するトリアムシノロン・アセトニドの治療成績」
○安藤 良将、中村 裕介、大矢 佳美、安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
2)「白内障手術合併症の治療」
○村上 健治 (新潟市民病院)
3)「眼内レンズ逢着-道連れ法(関法)やってみました」
○山本 晋(笹出線 近江眼科 近江皮膚科) 、関 正明(新潟医療センター)
4)「白内障手術後、調節力喪失により発生したと考えられる外斜視の一例」
○武田 啓治 (長岡赤十字病院)
5)「原因不明の視力低下を呈したEhlers-Danlos症候群の1例」
○畑瀬哲尚 植木智志 高木峰夫 (新潟大学)
18:30~ 特別講演
『神経眼科・心療眼科と私』
若倉 雅登 (医療法人社団済安堂 井上眼科病院 院長)
『第11回 越後眼科研究会』
日時:平成24年5月19日(土)17:00~19:15
場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟
17:00~ 薬事案内
17:15~ 一般演題 講演6分 質疑4分
座長 福島 淳志 (長岡中央綜合病院)
1)「眼内異物の摘出法」
○村上健治、末武亜紀 (新潟市民病院)
2)「慢性C型肝炎インターフェロン治療中に夕焼け様眼底を呈した一例」
○中村裕介、大矢佳美、安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
3)「眼瞼に生じた悪性黒色腫の一例」
○橋本 薫、奥山 真也、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)
4)「蛇口の取手による眼窩内下直筋完全断裂の整復症例」
○尾山 徳秀、張 大行、大湊 絢(新潟大学)
5)「三条眼科における日帰り網膜剥離手術の現状」
○吉澤豊久、白鳥 敦 (三条眼科)
18:15~ 特別講演
座長 村上 健治 (新潟市民病院)
『眼腫瘍~どのように付き合うか』
小島 孚允 先生(さいたま赤十字病院眼科・副院長)
『第12回 越後眼科研究会』
日 時:平成24年11月17日(土)17:00~19:30
場 所:ホテルオークラ新潟(3Fクラウンルーム)
新潟市中央区川端町 6-53 電話:025-224-6111(代表)
一般演題 17:00~
0.「アイファガン点眼液0.1%について」
○千寿製薬株式会社
1.「南方の渡航歴のない東洋眼虫症の一例」
○奥山 真也、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)
2.「強度近視網膜分離症に対する外来硝子体手術」
○吉澤 豊久、白鳥 敦 (三条眼科)
3.「硝子体内異物の摘出法」
○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)
4.「OCTによる糖尿病黄斑浮腫の評価」
○安藤 伸朗、大矢 佳美、中村 祐介 (済生会新潟第二病院)
5.「トリアムシノロン硝子体注入後の偽眼内炎の経験」
○山本 晋 (笹出線 近江眼科 )
特別講演 18:30~
『加齢黄斑変性の治療と黄斑下血腫の治療』
大路 正人 (滋賀医科大学 眼科学講座 教授)
*越後眼科研究会事務局**************
950-1104 新潟市西区寺地280-7
済生会新潟第二病院眼科
安藤 伸朗 Noburo Ando,MD
phone 025-233-6161
Fax 025-233-6220
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
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済生会新潟第二病院眼科では、講師をお呼びしてカンファレンスを行っています。
今回は、寺島浩子先生(新潟大学眼科講師)です。 多くの方々の参加、歓迎です。
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済生会新潟第二病院 (第4回)眼科カンファレンス
日時:2013年3月12日(火)18:30~
会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
講師:寺島浩子 (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
演題:「黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後」
参加希望の方は、下記まで連絡ください。
安藤 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
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【抄録】黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後
寺島浩子(新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
【抄録】
黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後因子の検討を行う. 対象は2007年4月~2011年12月の期間に新潟大学および長岡中央綜合病院 にて裂孔原性網膜剥離に対して初回手術を施行した364例371眼のうち術後12か月以上経過観察ができた黄斑剥離を伴う症例81例82眼(男性48眼:女性34眼). 平均経過観察期間32.7カ月, 術式の内訳は強膜バックリング手術34眼,20G硝子体手術32眼,25G硝子体手術16眼であった.
術後成績は, 初回復位率が77/82眼(94%), 最終復位率は80/82眼(98%), 再発率は10眼(12%)であった. 術前平均小数視力0.08から最終0.57へと有意な改善を認め6カ月以降ほぼ安定し最終視力値に達した.術式によらず術後最終視力は同等の結果であった.
最終時視力良好群(1.0以上)35眼, 視力不良群(0.5以下)25眼の2群に分けて比較検討したところ, 術後視力予後に関連する因子は術前視力, 推定黄斑剥離期間, 剥離範囲, 手術回数, 再発の有無, 術後黄斑上膜の合併であった. 特に黄斑剥離期間が3日以内と極早期に手術を行った症例12眼は, 術後最終視力において8眼(67%)が1.0以上を維持していた. それに比較して黄斑剥離期間が2週間を超えた症例24眼のうち1.0以上は7眼(29%)にとどまり, 視力予後は黄斑剥離期間に依存する.また黄斑上膜を合併した9眼の術後平均小数視力は0.23で黄斑上膜を合併しなかった群の0.64に比較して有意に悪い結果であった.
以上より長期的に良好な視力を得るには, 早期に手術を行い再手術や黄斑上膜合併の回避が大切と思われる.
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これまでの済生会新潟第二病院 眼科カンファレンス
(第1回)眼科カンファレンス
日時:2012年10月2日(火)19:00~
会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
講師:八百枝 潔 (眼科八百枝医院;新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
演題:「緑内障治療薬による眼循環への影響」
(第2回)眼科カンファレンス
日時:2012年11月20日(火)18:30~
会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
講師:河嶋 洋一 (参天製薬:医薬事業部技術開発)
演題:「点眼薬の開発と眼内薬物動態」
(第3回)眼科カンファレンス
日時:2013年1月8日(火)18:00~
会場:済生会新潟第二病院 眼科外来
講師:長谷部 日 (新潟大学眼科)
演題:「硝子体手術との15年間、そしてこれから」
演題:「視覚障害者とスマートフォン」
講師:渡辺 哲也 (新潟大学 工学部 福祉人間工学科)
日時:平成25年3月13日(水)16:30 ~ 18:00
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
【抄録】
昨今、携帯電話の新機種は全てスマートフォンとなり、タブレット端末が様々なメーカーから販売され、事実上標準的な基本ソフトWindowsも新バージョンではタッチ操作が主体となる。この状況に危機感を覚えているのが全盲の携帯電話・PC利用者である。その衝撃は、パソコンのインタフェースが文字中心のCUIからグラフィカルなGUIへ移行した1990年代の「GUIショック」に酷似している。しかしスマートフォンは、以下のように、GUI OSと決定的に異なる点がある。
・全盲者向けに、画面の音声化機能を標準で装備している、または無料でプラグインを入手できる。有料のアプリも既に存在する。
・弱視者向けに、画面の拡大機能・反転表示を標準で装備している機種もある。
・触覚的なポインティングが可能(マウス操作では目と手の協調動作が必要とされたが、タッチ操作の場合、指だけと音声で操作対象を直接指示できる)。
このように、GUIショック時のような全く使えなくなるというおそれはないが、さりとて触覚的手がかりのない画面上で正確に操作できるかについては不安が残る。そこで、タッチパネルを見ないでどの程度の正確性と速度をもって操作できるかを実験的に調べることとした。現在、実験が進行中であり、3月の発表時にはその結果を紹介したい。
【略歴】
平成 3年 3月 北海道大学 工学部 電気工学科 卒業
平成 5年 3月 北海道大学 工学研究科 生体工学専攻 修了
平成 5年 4月 農林水産省 水産庁 水産工学研究所 研究員
平成 6年 5月 日本障害者雇用促進協会 障害者職業総合センター 研究員
平成13年4月 国立特殊教育総合研究所 研究員
平成21年4月 新潟大学 工学部 福祉人間工学科 准教授
情報通信技術(ICT)を用いた視覚障害者支援に従事。これまでの開発成果は、スクリーンリーダ”95Reader”、電子レーズライタ”Mimizu”、漢字の詳細読み”田町読み”(iPad・iPhoneに搭載)、触地図作成システム”tmacs”など。
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興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です。(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。
今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/
録画はしておりません。当日の視聴のみ可能です。
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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。
参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
場所:済生会新潟第二病院眼科外来
*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している 音声パソコン教室ホームページ
http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
http://andonoburo.net/
【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成25年4月10日(水)16:30 ~ 18:00
「私の目指す視覚リハビリテーションとは」
吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会会長)
平成25年5月8日(水)16:30~18:00
「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育
~盲学校に求められるもの~」
小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)
平成25年6月12日(水)16:30~18:00
「視覚障害グループセラピーの考察」
小島 紀代子 (NPOオアシス)