平成25年6月22 日(土)23 日、新潟にて第 22 回視覚障害リハビテーション研究発表大会を開催致します。今回は、開催要項のお知らせと発表募集のご案内をお送りさせて頂きます。
募集する演題は、「自由演題」と「特集演題」の2種類です。自由演題では、視覚リハビテーションに関連するあらゆるテーマの発表を募集します。特集演題では、「スマートサイト」に関する演題を募集します。多くの方々の発表を期待しております。皆さま奮っご応募ください。 発表内容に学術性や新規性は必ずしも必要でありません。日々の業務中気がついたこと、疑問に思うことを発表し、互い議論することで問題解決の糸口を探してみては如何でしょうか?
新潟には海の幸やコシヒカリ、そしてお酒など美味しい「食」が揃い、信濃川や日本海など豊かな「自然」があります。ここ新潟で、視覚リハビリテーションについての想いを、熱く語り合いましょう。
2013年1月吉日
第 22 回視覚障害リハビテーション研究発表大会2013 新潟
大会長 安藤 伸朗
第 22 回視覚障害リハビテーション研究発表大会(2013 新潟) 開催要項
会期: 2013 年 6月 21 日(金)プレカンファレンス
2013 年 6月 22(土)・23 日(日) 本会議
会場:チサン ホテル &コンファレスセンター新潟 ,
新潟大学駅南キャンパスときめいと
メインテーマ : 「見えない」を「見える」にする心・技・体
大会長 : 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
実行委員長:渡辺 哲也(新潟大学工学部 福祉人間工学科)
特別講演 :「心」(心のケア)
山田 幸男(新潟信楽園病院 ・内科医)
「技」(IT による視覚支援)
林 豊彦(新潟大学工学部福祉人間工学科・教授)
招待講演 :「体」(最新の医学)
高橋 政代(理化学研究所 網膜再生医療研究チーム)
山本 修一(千葉大学眼科・教授)
(招待講演は、新潟ロービジョン研究会2013との共催で、市民公開講座とします)
事務局 : 第 22 回視覚リハ大会 実行委員大会
〒950 -2181 新潟市西区五十嵐2の町8050 番地
新潟大学 工学部 福祉人間工学科 渡辺研究室 内
メール:jarvi2013info@eng.niigata-u.ac.jp
FAX:025 -262 -7198
【発表募集】
募集期間: 2013 年 1月 15 日から 2月 28 日まで(すみません、すでに募集は始まっています。お急ぎご登録ください!)
申込み方法: 大会のWebサイトから発表演題を登録してください。
大会 Webサイト 発表の申し込み
http://www.jarvi2013.net/endai
ご注意:
・筆頭演者は視覚障害リハビリテーション協会の会員に限ります。 現在会員でない方は、大会参加登録までに入会することを条件に、発表をお申し込みになれます。 入会手続きは、協会のホームページから行ってください。
視覚リハビリテーション協会Webサイト 協会入会方法
http://www.jarvi.jp/guests/menus/join/join.html
・筆頭演者としてのお申込みは、お一人様1演題とさせていただきます。
・ご登録いただいた演題、抄録、発表者、所属は、抄録集(印刷物)のほかに、 協会のホームページに掲載します。
【参加募集】
参加登録期間: 2013 年 1月 15 日から5月 15 日まで (すでに始まってい ってい ます!)
申込み方法: 大会のWebサイトから参加情報をご登録の上、参加費をお支払いください。参加費の確認ができて初めて登録完了です。
大会Webサイト 参加申し込み
http://www.jarvi2013.net/sanka
参加費:
参加費は下の表の通りです。
事前申込み(振込) 当日登録
会員(発表・聴講) 5,000円 6,000円
非会員(聴講のみ) 7,000円 8,000円
学生(発表・聴講) なし 1,000円
※ 学生の方は当日、受付で学生証をご提示ください。
※ 視覚障害者の付き添い者は無料です。
※ 機器展示のみの参加は無料です。
※ 発表者と聴講者で金額に違いはありません。
参加費のお支払方法
大会 Webサイト 参加費を参照ください
http://www.jarvi2013.net/payment
【懇親会】
新潟といえば、おいしい米、野菜、魚、そしてお酒です。懇親会会場では、新潟の地酒各種を取りそろえた利き酒コーナーを設けます。淡麗辛口の日本酒を、お食事とともにお楽しみください。
参加の有無: 料理とお酒を準備する都合上、大会参加登録の際に、懇親会への参加の有無に関するアンケートにお答えいただけますようお願いします。
参加費: 5,000円 大会当日に受付にて申し受けます。 (学生の方には、割引価格を予定しています)
演題:「歩行訓練40余年を振り返る」
講師:清水 美知子 (フリーランスの歩行訓練士;埼玉県)
日時:平成25年2月13日(水)16:30 ~ 18:00
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
【抄録】
1970年、米国から歩行訓練士Robert C. Jaekle氏を講師に迎え、日本ライトハウスでわが国初の歩行訓練指導員講習会が開催されました。それから40余年にわたる年月の中で、歩行(オリエンテーションとモビリティ)は、コミュニケーション、日常生活動作(ADL)と共に、視覚障害のある人への社会適応訓練の主要な訓練分野として今日まで続いています。
この間、視覚障害のある人の年齢構成、失明原因は大きく変わりました。また、視覚障害リハビリテーション関連の法制度、社会の障害(者)観も変わりました。一歩外へ足を踏み出せば、街の交通や道路環境も変わってきました。これらの視覚障害のある人を取り巻く状況は、今後も変わっていくのかも知れません。
一方、「歩行訓練」はどうでしょう。半世紀近い歴史の中で、どのような変化があったでしょうか。私はその歴史のほとんどを、歩行訓練士として視覚障害のある方と関わってきました。今回の勉強会では、これまでの自身の経験や見聞してきたことを中心に、皆さんの「歩行訓練観」のようなものをお聞きしながら、歩行訓練の歴史を振り返ってみたいと思います。
【略歴】
1979年〜2002年 視覚障害者更生訓練施設に勤務、その後在宅視覚障害者の訪問訓練事業に関わる。
1988年〜 新潟市社会事業協会「信楽園病院」にて、視覚障害リハビリテーション外来担当。
2002年〜 フリーランスの歩行訓練士
現在に至る
2013年6月、新潟で視覚障害リハビリテーション研究発表大会2013を開催します。
視覚障害リハビリテーション協会は、視覚障害日常生活訓練研究会(1972年)、日本視覚障害歩行訓練士協会(1977年)、日本視覚障害リハビリテーション協会(1987年)、ロービジョン研究会(1988年)が統合して、1992年2月15日に設立されました。 本会は、視覚障害者に対する、福祉・教育・職業・医療等の分野におけるリハビリテーションに関心をもつ者の相互の学際的交流を図り、理解を深めるとともに、指導技術の向上を図る活動を通して、視覚障害者のリハビリテーションの発展・普及に寄与することを目的としています。様々な業種の方が、専門の枠を乗り越えて討論できるのが魅力です。
視覚障害リハビリテーション協会 http://www.jarvi.org/
演題募集と事前参加登録が、1月15日から始まります。
◆ 研究発表大会について
会期:平成25年6月22日(土)、23日(日)
*プレカンファレンス:6月21日(金)午後
会場:チサン ホテル & コンファレンスセンター新潟
新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」
詳しくは、大会ホームページをご覧ください。
大会ホームページ http://www.jarvi2013.net/
◆ 募集テーマ
募集する演題は、「自由演題」と、「特集演題」の二通りです。
「自由演題」は、視覚リハビリテーションに関連するあらゆるテーマの発表を募集します。
発表内容に学術性や新規性は必ずしも必要ではありません。日々の業務の中で気がついたこと、疑問に思うことを発表し、互いに議論することで、問題解決の糸口を探してみてはいかがでしょうか。
「特集演題」では、スマートサイトに関するもののみ募集します。
◆ 発表形式
ポスター発表と口頭発表の2種類があります。
ポスター発表では、スマートサイトも含め、あらゆるテーマの発表が可能です。
口頭発表は、「自由演題」(5演題程度)と「特集演題:スマートサイト」(3~4演題程度)です。
※スケジュールの都合上、自由演題の口頭発表を申し込まれても、ポスター発表に変更していただく場合がありますことをあらかじめご了解ください。
また、スマートサイトに関する演題は、口頭発表とポスター発表に振り分けられることがあることもご了承ください。
◆ 申込み方法
発表演題は、大会ホームページからご登録ください。
大会ホームページ 「演題申し込み」
http://www.jarvi2013.net/endai
※ホームページからの演題登録ができない場合は、実行委員会事務局までお問い合わせください。
第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会事務局
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050番地
新潟大学 工学部 福祉人間工学科 渡辺研究室内
メール:jarvi2013info@eng.niigata-u.ac.jp
ファックス:025-262-7198
◆ 演題募集期間
平成25年1月15日(火)から2月28日(木)まで
◆ 発表資格
筆頭演者は視覚障害リハビリテーション協会の会員に限ります。
現在会員でない方は、大会参加登録までに入会することを条件に、発表をお申し込みになれます。
入会手続きは、協会のホームページから行えます。
視覚障害リハビリテーション協会ホームページ 「協会入会方法」
http://www.jarvi.jp/guests/menus/join/join.html
◆ 申込み件数
筆頭演者としてのお申込みは、お一人様1演題とさせていただきます。
◆ 登録情報の取扱について
ご登録いただいた演題、抄録、発表者、所属は、抄録集(印刷物)のほかに、協会のホームページに掲載しますことにご同意の上、お申し込みください。
◆ 抄録の修正について
お申し込み後に、抄録の修正をお願いすることがあります。
修正の検討には、協会の理事らで構成する抄録作成支援委員会があたります。
読者に有益な情報を伝えるため、修正へのご協力をお願いします。
※これは発表の採否を決める査読ではありません。
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◆ 事前参加登録
1月15日から5月15日までです。
事前登録は、大会ホームページからご登録ください。
大会ホームページ 「参加の申し込み」
http://www.jarvi2013.net/sanka
事前登録は、ホームページで情報を入力し、参加費(早期割引価格)を払うことで完了します。
本会は視覚障害リハビリテーションについて深い討論をすることがウリですが、会員相互の研究成果の交流を図ることも重要と考えます。
幸い新潟には、海の幸やコシヒカリ、そしてお酒など美味しい「食」が揃い、信濃川や日本海など豊かな「自然」があります。
ここ新潟で、視覚リハビリテーションについての想いを、熱く語り合いましょう。
この夏、新潟が、視覚リハ大会が、皆様のお越しをお待ちしております。
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【主催】視覚障害リハビリテーション協会
http://www.jarvi.org/
【第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会事務局】
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050番地
新潟大学 工学部 福祉人間工学科 渡辺研究室内
E-mail : jarvi2013info@eng.niigata-u.ac.jp
ホームページ http://www.jarvi2013.net/
【第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会】
大会長:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院 眼科)
実行委員長:渡辺 哲也 (新潟大学工学部福祉人間工学科)
副委員長:松永 秀夫 (新潟県視覚障害者福祉協会)
委員:石井 雅子 (新潟医療福祉大学)
小島 紀代子 (NPO法人 オアシス)
小西 明 (新潟県立新潟盲学校)
中野 真範 (株式会社 新潟眼鏡院)
張替 涼子 (新潟大学医学部 眼科)
星野 恵美子 (新潟医療福祉大学社会福祉学部)
山口 俊光 (新潟市障がい者ITサポートセンター)
山田 幸男 (信楽園病院内科 NPO法人 オアシス)
日時:平成24年12月12日(水)16:30 ~ 18:00
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
演題:「障がい者が、働くことを成功するために大切なこととは?」
講師:星野 恵美子 (新潟医療福祉大学 社会福祉学科)
【講演要旨】
1 なぜ、就労支援なのか=働くことの意味とは
一定の年齢になれば障害の有無にかかわらず「自分の力で働く」ことが大切です。障がい者にとっては働くことは、リハビリテーションの最終目的であると同時に経済的な自立を助けます。また、自分自身が価値があり必要な存在だと認められ、自尊心の向上や社会的な孤立感を防ぐ基礎ともなります。
2 障害者就労の現状(全国、新潟県)
日本では、事業主に一定の割合で障害者を雇用することが義務づけられています(障害者の法定雇用率)。障害者就労の現状を現すこの雇用率は、法定雇用率1.8%のところ、全国平均1.69%で、新潟県1.59%で全国41位であり、不十分な状況であり、障害者就労の改善が必要です。企業規模別の雇用率では従業員数が1000人以上の大企業は1.9%と雇用率を満たしています。企業規模が大きいほど障害者雇用率は高い傾向にあります。それは大企業では仕事が多様で、障がい者の働くための仕事を算出しやすいことと、障害者雇用納付金(1人当たり5万円/月)の負担が大きいため、障害者雇用に積極的になると考えられます。
3 働く現状、どんな仕事に、従業員の姿
仕事のマッチングが障害者雇用では、重要です。障害別の仕事の実際としては以下の通りです。
・身体障害=事務的な作業。移動が多い営業職や大工、庭師等の外作業は負担が大。
・精神障害=特に制限なし、通院時間を確保する。負荷が高まらないように配慮する
・発達障害=手順や業務内容を視覚化する等の環境設定が重要。
・知的障害=清掃、管理業務補助、継続する作業等、いったん覚えるときちんと正確にこなせて信頼度が高い。
仕事とのマッチングは大切ですが、これが障害者用の仕事というものはありません。業務と環境の改善と適切な配慮と人間関係を良くしていくことが必要です。星野ゼミでは、新潟市とともに、障害者雇用企業を訪問しインタビューを行いました。訪問企業~パワーズフジミ、大谷印章、コジマ電気、間食品、DeNA等 事業主側の理解と障害特性への配慮や工夫がなされており、障害を持つ従業員の方々が生き生きと働いておられたことが印象的でした。
4 視覚障がい者の就労状況(実際の就職事例から)
ハローワーク新潟の今野統括指導官のとりまとめた平成19年ごろの3年間の鍼・灸・マッサージは除く就職事例です。21例の状況からは、三療職以外でも非常にバラエティーが多くの職種で就労されている。中でも事務職が電話交換も含めると10名と5割近い。そのほか調理や看護等の補助業務や、製造業務等幅広い就労状況です。また、障害程度も幅広く2級の方もおられます。このあたりは、支援機関としてのハローワークの努力も大きいと思われます。
5 働くために大切なことは何でしょう? 社会生活力です。
社会性活力とは? 人間関係力(挨拶、言葉使い、報告)や生活をコントロールする力=朝起床し、3食を食べて、健康に配慮して、元気よく毎日通える体力、勤務時間5時まで毎日働けることや金銭管理をする力等です。これは、自分の生活の基礎をつくり、日々社会参加しながら自分らしく生きるためにとても大切です。買い物、掃除や安全な生活や男女交際、コミュニケーション、人間関係などは、誰でも生きていくために必要な当たり前のことですが、社会参加や仕事をするうえでの基本的なことで、生活しながら体験的に身に付けていくことです。就職がすぐできなくて何回もチャレンジすることは、障害の有無にかかわらず、大変なことです。大きな心の試練にもなります。
このような時、懸命に努力する力は、小さい時の親子関係やしっかりと愛された実感が土台となって育まれてまいります。人への信頼感や安心感が大切なベースとなります。
6 就労支援の法制度 「障害者の雇用の促進等に関する法律」
障害者雇用促進と職業の安定を図るため、①障害者雇用率制度、②障害者雇用納付金制度、③職業リハビリテーションの推進等が定められています。 障害者の雇用の推進機関としては、以下の3機関があります。
1)ハローワーク:公共職業安定所:求職登録の上、職業紹介や職業相談等。
事業主へ障害者求人の相談や指導、各種助成金の紹介等を行います
2)地域障害者職業センター:職業評価、職業指導、職業準備訓練及び職場適応援助等、雇用管理上の専門的な助言を行います
3)障害者就業・生活支援センター:障害者の職業的自立のため、地域で就職面と生活面の支援を一体的に行います。
このような専門機関を活用すると、良いでしょう。
【略歴】
新潟医療福祉大学 社会福祉学科
新潟県の福祉専門職として児童相談所等の各種の相談機関や障がい者の支援施設病院等に勤める。
2005年から現職で社会福祉士の育成にあたる。
現在、社会福祉を学ぶ星野ゼミの学生たちと、新潟市の方とともに、障がい者雇用企業に訪問して、働く人たちの声や社長達の思いをインタビューを行い、学びを深めている。
【後記】
今回は、障がいを持つ方の就労について勉強しました。
ある視覚障がいの方は、リハビリの目標の一つに働いて税金を納めることといったのを覚えています。その時、税金が高いと文句を言っていた自分を恥じました。「働くこと、税金を納めることは国民の義務」 ともすると権利ばかり主張していて、義務を顧みない自分に気づかされました。
でも障害を持つ方が就職するのは現実的には如何なんでしょうか?障がい者の方から、「障がいを持つ者にとって、結婚と就職は同じくらい大事で難しいことなんです」といことをお聞きしたことがあります。今回のお話を拝聴しても、そんなに簡単でないこと判りました。
でもこのような実態を知ることから解決の第一歩が始まるのだと思います。福祉の根本を例えて、以下の様なエピソードがあります。高いところにあるものを取れない人がいた時、取ってあげるのではなく、足の踏み台を出してあげること。。やってあげるのではなく、やることをお手伝いする。人の尊厳を尊重しつつ、如何にその人らしく暮らせるようにするかを考える。そんなことを考えながら、今回のお話を拝聴しました。
星野先生の益々の活躍を期待したいと思います。
【視覚障害リハビリテーション研究発表大会2013 新潟】
2013年6月、新潟で第22回視覚リハビリテーション研究発表大会を開催致します。
視覚障害リハビリテーション協会は、日本視覚障害歩行訓練士協会(1972年)、視覚障害日常生活訓練研究会(1972年)、日本視覚障害リハビリテーション協会(1987年)、ロービジョン研究会(1988年)が統合して、1992年2月15日に設立されました。
本会は、視覚障害者に対する、福祉・教育・職業・医療等の分野におけるリハビリテーションに関心をもつ者の相互の学際的交流を図り、理解を深めるとともに、指導技術の向上を図る活動を通して、視覚障害者のリハビリテーションの発展・普及に寄与することを目的としています。様々な業種の方が、専門の枠を乗り越えて討論できるのが魅力です。
第22回視覚リハビリテーション研究発表大会
会期 : 2013年6月21日(金)・22日(土),23日(日)
会場 :「チサン ホテル & コンファレンスセンター 新潟」「新潟大学駅南キャンパス ときめいと」 ※ 共にJR新潟駅に隣接
メインテーマ : 「見えない」を「見える」にする「心・技・体」
大会長 : 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
大会ホームページ:http://www.jarvi2013.net/
「心」~山田幸男(内科医/NPO自立支援センターオアシス) (こころのケア)長年、新潟で視覚障害者のリハビリに取り組んでいる
「技」~林豊彦(新潟大学工学部福祉人間工学科) (ITを利用した視覚支援)モノ作りで障害者の支援をしている
「体」~高橋政代(理化学研究所 神戸) (最新の医療)2013年にiPS細胞を世界で一番先に臨床応用すると注目されている
一般講演、ポスター発表も広く募集致します。
その他の主なテーマとしては、シンポジウム「視覚障害者の就労支援」、さらには視覚支援機器としての「スマートフォン」、成人への視覚支援を行う「盲学校」、訓練する側と受ける側で討論する「歩行訓練」、眼科医にとってのロービジョンケア第一歩である「スマートサイト」などをメインテーマにしました。
機器展示を行い、最新の視覚障害者向け機器の現状について、視覚リハの専門家だけでなく視覚障害当事者に対しても広く公開します。
本会は視覚障害リハビリテーションについて深い討論をすることがウリですが、会員相互の研究成果の交流を図ることも重要と考えます。
幸い新潟には、海の幸やコシヒカリ、そしてお酒など美味しい「食」が揃い、信濃川や日本海など豊かな「自然」があります。
ここ新潟で、視覚リハビリテーションについての想いを、熱く語り合いましょう。
2013年の夏、新潟が、視覚リハ大会が、皆様のお越しをお待ちしております。