演題: 「地域連携って何?-済生会新潟第二病院の連携室を通じて-」
演者:斎川克之(済生会新潟第二病院 地域医療連携室長)
期日:平成26年9月10日(水)16:30~18:00
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
【講演抄録】
先の「社会保障・税の一体改革」で示され、2025年問題と言われる高齢化社会を見据え、各地は地域包括ケアシステムなるものを整備しなくてはならないと言われています。ところで、「地域包括ケアシステム」って何?国とか県とか市はこれからどんな施策をしようと思ってるの?などなど。自分の生活とどうかかわってくるのか疑問に思う場面が多くあると思います。
実際に近年、医療福祉分野では、目まぐるしく制度の変革が行われてきました。その中で病院と診療所との協力体制、また地域の福祉施設や訪問看護師などとの協力体制はどうなっているのでしょうか。今地域では、「医療と福祉と介護の協力体制を今まで以上に強化していこう」といった動きが活発化しています。これまで当院は、地域医療支援病院として、地域の連携体制構築に力を注いでまいりました。そうした今までの経緯と、そしてこれからについて、地域医療連携室の立場からお話しさせていただきます。
当日は、参加される皆さんとたくさん意見交換できれば幸いです。
【略 歴】 斎川 克之(さいかわ かつゆき)
社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会新潟第二病院
地域医療連携室長 兼 医事課長
職種:ソーシャルワーカー、社会福祉士
昭和46年/1971年 新潟県新潟市に生まれる
平成 7年/1995年 東北福祉大学・社会福祉学部・社会福祉学科卒業
平成 7年/1995年 新潟県厚生連・在宅介護支援センター栃尾郷病院SWとして就職
平成 9年/1997年 済生会新潟第二病院に医療社会事業課MSWとして就職
平成22年/2010年 地域医療連携室 室長
平成25年/2013年 地域医療連携室長 兼 医事課長
新潟医療連携実務者ネットワーク代表世話人
新潟市医療計画新潟市地域医療推進会議在宅医療部会委員
新潟市在宅医療連携拠点整備運営委員会委員
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今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/
当日の視聴のみ可能です。当方では録画はしておりません。録画することは禁じておりませんが、個人的な使用のみにお願いします。
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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
場所:済生会新潟第二病院眼科外来
*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
http://andonoburo.net/
【次回以降の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
【新潟ロービジョン研究会2014】
会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
http://andonoburo.net/on/2682
主催:済生会新潟第二病院眼科
要:事前登録
14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14:05~16:20
1)特別講演 (各講演40分)
1.座長 山田幸男(新潟オアシス;内科医)
日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
http://andonoburo.net/on/2714
2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
高橋 広(北九州市立総合療育センター)
http://andonoburo.net/on/2780
3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
加藤 聡(東京大学眼科准教授)
http://andonoburo.net/on/2799
16:20~16:40
コーヒーブレイク
16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
シンポジスト (各講演20分)
1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
「ロービジョン当事者として相談支援専門家として我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
http://andonoburo.net/on/2875
2.八子恵子 (北福島医療センター)
「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
http://andonoburo.net/on/2889
3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
「私たちの視覚障害リハビリテーション」
http://andonoburo.net/on/2917
コメンテーター
田淵昭雄(初代日本ロービジョン学会理事長)
高橋 広(第2代日本ロービジョン学会理事長)
加藤 聡(第3代、現日本ロービジョン学会理事長)
18:20~18:40 adjourn アジャーン
(参加者全員で)会場整理 参加者同志の意見交換
18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
解散
平成26年10月8日(水)17:00 ~ 18:30
【目の愛護デー記念講演会 2014】
(兼 第224回(14‐10月)済生会新潟第二病院眼科勉強会)
講師:若倉雅登 (井上眼科病院 名誉院長)
演題:「視力では語れない眼と視覚の愛護」
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
@開始時間が17時です
平成26年11月5日(水)16:30~18:00
第225回(14‐11月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
「世界一過酷な卒業旅行から学んだ、小さな一歩の大切さ」
岡田果純(新潟大学大学院自然科学研究科専攻修士課程1年)
@第1水曜日です
平成26年12月10日(水)16:30~18:00
第226回(14‐12月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
「視覚障害児者の福祉・労働・文化活動への貢献 ~盲学校が果たした役割~」
小西 明(新潟県立新潟盲学校 校長)
平成27年1月14日(水)16:30~18:00
第227回(15‐01月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
青木 学 (新潟市市会議員)
平成27年2月4日(水)16:30~18:00
第228回(15‐02月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
視覚障害者の化粧技法について~ブラインドメイク・プログラム~
大石華法(日本ケアメイク協会)
平成27年3月11日(水)16:30~18:00
第229回(15‐03月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
岸 博実(京都府立盲学校、日本盲教育史研究会事務局長)