案内:『新潟ロービジョン研究会2017』 期待する:仲泊 聡先生
【新潟ロービジョン研究会2017に期待すること】
仲泊 聡(理化学研究所研究員;眼科医)
本会は毎年開催されて、今回がなんと17回目だそうです。個人が主催する研究会で、毎回これだけの演者を揃え、全国から100名を越す聴衆を集めてきたものは他に類を見ません。そして、今回はその集大成ということで「私と視覚リハビリテーション」として安藤先生と歩みをともにしてこられた3名の医師とともに先生自らのご講演を聞くことができます。この4名は、それぞれに異なった経緯でそして異なった立場で現在ご活躍されていますが、全員に共通することがあります。それは、特定の当事者との出会いが、視覚リハに足を踏み入れる契機となっているということです。
眼科医なら、目の前に必ず視覚障害当事者が現れますので、このような体験は誰にでもあるはずです。しかし、視覚障害の当事者を取り巻く現状に疑問を感じ、その問題を解決しようとするかどうかは、別の話なのだと思います。この最初にビビッとくる瞬間が、各講師にとってどのような状況だったのかということについて私は知りたいです。そして、彼らの経験と対応を若い眼科医に伝えることが、今後の視覚障害者支援のために重要であると確信しております。
【略 歴】
1989年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
1995年 神奈川リハビリテーション病院
2003年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師
2004年 スタンフォード大学心理学科留学
2007年 東京慈恵会医科大学医学部眼科講師準教授
2008年 国立リハ病院 第三機能回復訓練部長
2010年 国立リハ病院 第二診療部長
2016年 神戸理化学研究所 研究員
【事前登録】新潟ロービジョン研究会2017
どなたでも参加できます。参加料は無料です。
会場準備の都合もあり、事前登録をお願い致します。
申込期間:平成29年8月8日(火)まで
申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
Fax 025-233-6220
(可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
新潟ロービジョン研究会2017 参加申し込み
氏名~
所属(勤務先)~
職業~
住所~都道府県名と市町村名をお願いします
記載例~○○都道府県、○○市町村
連絡方法
e-mailアドレス~
Fax番号~
****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
【新潟ロービジョン研究会2017】
日時:2017年09月02日(土)
開場:13時半 研究会:14時~17時50分
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
2階会議室
住所:〒951-8510 新潟市旭町通1-757
会費無料、要事前登録
主催:済生会新潟第二病院眼科
テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
1)司会進行
加藤 聡(東大眼科)
仲泊 聡(理化学研究所)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
特別コメンテーター
中村 透(川崎市視覚障害者情報文化センター)
大島光芳(新潟県上越市)
2)プログラム
14時00分~
開会のあいさつ 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
14時05分~
「眼科医40年 患者さんに学んだケアマインド」
安藤 伸朗
(済生会新潟第二病院眼科)
http://andonoburo.net/on/6047
14時40分~
「私と視覚障害リハビリテーション」
山田 幸男
(新潟県保健衛生センター/信楽園病院/
NPO法人障害者支援センター「オアシス」)
http://andonoburo.net/on/6035
休憩(10分)
15時25分~
「眼科医オールジャパンでできるロービジョンケアを考える」
清水 朋美
(国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)
http://andonoburo.net/on/5992
16時00分~
「ロービジョンケアとの出会い」
高橋 政代
(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
http://andonoburo.net/on/6007
休憩(10分)
16時45分~全体討論
17時40分~討論総括 仲泊聡(理化学研究所)
17時45分~閉会の挨拶 加藤聡(東大眼科)
17時50分 終了