研究会/勉強会・告知

 

2016年8月26日

『新潟ロービジョン研究会2016』 第12回案内(事前登録開始)

 2001年から新潟でロービジョン研究会を、毎年開催しています。毎回、「この人にお話してもらいたい」という方に講演をお願いしていますが、今回も最高のメンバーにお集まり頂くことになりました。事前登録を開始致します。期待してお越し下さい。
 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2016
  会場の準備の都合もありますので事前登録をお願い致します。
 申込期間:平成28年8月27日(土)~10月15日(土)
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
  Fax 025-233-6220 
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
 新潟ロービジョン研究会2016 参加申し込み

  氏名~ 

  所属(勤務先)~ 

  職業~  

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村 

 連絡方法
   e-mailアドレス~

   Fax番号~
 ****************************************************

注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。

注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 

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『新潟ロービジョン研究会2016』
  日時:平成28年10月23日(日)
 
      開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
     http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  参加無料/要事前登録 

0.8:45~8:50
 はじめに  安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医) 

1.8:50~10:20
【第1部 連携を求めて】
 座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1)  20分(講演17分+質疑3分)
 看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
  http://andonoburo.net/on/4915 

1-2)  30分(講演25分+質疑5分)
 情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
  三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4907 

1-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
   (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPOオアシス)
  http://andonoburo.net/on/4931 

 質疑応答 10分 

2.10:20~12:20
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-1) 30分(講演25分+質疑5分)
 最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い
  岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4866

2-2) 20分(講演17分+質疑3分)
 新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
  http://andonoburo.net/on/4922

2-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
 ー開設当時を振り返ってー
  佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4880

2-4) 30分(講演25分+質疑5分)
 眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
  香川スミ子(元 浦和大学)
   http://andonoburo.net/on/4903

 質疑応答 10分
 

3.12:20~13;05
 【第3部 熊本地震を考える】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
3-1)  30分(講演25分+質疑5分)
 熊本地震と災害時視覚障害者支援
  出田隆一 (出田眼科院長;熊本)
  http://andonoburo.net/on/4935

 討論 15分
 

4.13:05~13:10 
   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)

2016年8月22日

『新潟ロービジョン研究会2016』  第11回案内(出田 隆一) 

  2001年から新潟で毎年開催している新潟ロービジョン研究会のご案内です。今回は、出田 隆一先生(出田眼科病院)の抄録を紹介致します。 どなたでも参加できます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。  
 

 『新潟ロービジョン研究会2016』
  日時:平成28年10月23日(日)
        開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
  参加無料 要事前登録(近日中に受付開始予定)  

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演題:「熊本地震と災害時視覚障害者支援」
演者:出田 隆一 (出田眼科病院)
 http://andonoburo.net/on/4935

【抄 録】
 2016年4月14日と4月16日に熊本地方において発生した大規模な地震により社会全体に甚大な被害がありましたが、講演ではまず「眼科医療」に生じた状況とその対応、問題点について述べます。

 私共の施設では地震発生時多数の患者さんが入院しており、地震は2回とも夜間に発生しました。大きな揺れのあとの強い余震が断続的に続くなか、入院患者をどのようにどこまで避難誘導するのかという基本的な初期対応の難しさにいきなり直面しました。

 2回目の本震のあとは水道とガスの供給が止まり、外部からの水や食料の供給も断たれ40名超の入院患者に提供する食事の問題、排泄や入浴などについても対応は困難でした。
 
そのような状況について眼科特有の問題も交えて報告します。 

 次に「災害時視覚障害者支援」について今回経験したことの概要と、熊本県において継続している支援ネットワークの現状について報告します。

 地震後しばらくして、東京都視覚障害者支援センターの担当の方から「被災した視覚障害者の方々の訪問支援に参加しませんか」とのご依頼がありました。私達が頂いた多くのご支援に恩返しする良いチャンスだと考え、熊本県立盲学校の先生方と実際に参加したことにより、私がこれまで全く知ることのなかった「障害者支援」の世界に触れることができました。

 障害者の支援活動には多くの団体や個人が関わっており障害者自らも当事者として積極的に活動されていることに驚きました。急性期には全国各地から支援者が熊本に入って来られ、徐々に地元のメンバーに引き継ぎながら現在も支援活動は継続的に実施されておりその実態について述べます。

 以上2点について個人的な経験に基づいた被災報告をさせて頂きます。

 

【略 歴】
 1994年 久留米大学医学部卒業
 1994年 東京大学眼科医員
 1995年 東京厚生年金病院眼科医員
 1996年 東京女子医大附属糖尿病センター眼科助手
 1998年 東京大学眼科助手
 2004年 東京大学眼科病院講師
 2008年 出田眼科病院副院長
 2009年 出田眼科病院院長 
 

@出田隆一先生のご紹介
 出田先生は、網膜硝子体を専門とするサージャンです。百年近くの歴史を持つ日本屈指の出田眼科(熊本市)第4代目院長でもあります。4月の熊本地震では、病院も職員も甚大な被害を受けたにもかかわらず、視覚障害者支援に多大な貢献をされました。本会で出田先生のお話をお聞きするのは大変楽しみです。 

 

 

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『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム

  日時:平成28年10月23日(日)
      開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
     http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  参加無料/要事前登録 

0.8:45~8:50
 はじめに  安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)

1.8:50~10:20
【第1部 連携を求めて】
 座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1)  20分(講演17分+質疑3分)
 看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
  http://andonoburo.net/on/4915

1-2)  30分(講演25分+質疑5分)
 情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
  三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4907

1-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
   (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPO法人オアシス) 

 質疑応答 10分 

2.10:20~12:20
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-1) 30分(講演25分+質疑5分)
 最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い
  岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4866
2-2) 20分(講演17分+質疑3分)
 新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
  http://andonoburo.net/on/4922
2-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
 ー開設当時を振り返ってー
  佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4880
2-4) 30分(講演25分+質疑5分)
 眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
  香川スミ子(元 浦和大学)
   http://andonoburo.net/on/4903

 質疑応答 10分 

3.12:20~13;05
 【第3部 熊本地震を考える】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
3-1)  30分(講演25分+質疑5分)
 熊本地震と災害時視覚障害者支援
  出田隆一 (出田眼科院長;熊本)
  http://andonoburo.net/on/4935 

 討論 15分 

4.13:05~13:10 
   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)

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2016年8月17日

『新潟ロービジョン研究会2016』  第10回案内(山田 幸男)  

  2001年から新潟で毎年開催している新潟ロービジョン研究会のご案内です。今回は、山田幸男先生(新潟県視覚障害者のリハビリを推進する会)の抄録を紹介致します。 どなたでも参加できます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。   

 『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
        開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
  参加無料 要事前登録(8月中旬に受付開始予定) 

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演題:視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
講師:○山田幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
       (新潟県視覚障害者のリハビリを推進する会)
【抄 録】
 眼の不自由な人が転びやすいのは、見えないから物につまずくだけではありません。眼はものを見るためだけでなく、平衡を司る器官でもあるため、眼が不自由になるとバランスをくずしやすくなるからです。加えて、眼が不自由になると、運動量が減り筋力が落ちるため、ますます転びやすくなります。転倒を恐れて外出をひかえると、ビタミンD不足になり、転倒しやすく、骨折の大きな原因となる骨粗鬆症にもなりやすくなります。骨粗鬆症は骨折を、骨折は寝たきりの原因となります。眼の不自由な人は、バランス能力を調べる片足立ちや、運動能力を示す歩行速度、さらに全身の筋力を示す握力などの検査で基準値以下の人がたくさんみられます。

 そこで私たちは20年前から毎月開いている歩行講習会(白杖・誘導歩行)の中に、2年前からは「視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室」も加えてきました。その内容は講義と実技からなり、講義は、看護師によるフットケア、栄養士による転倒予防と食事(ビタミンDも含めて)、さらに医師によるロコモ、サルコペニア、フレイル、骨粗鬆症などです。実技は、身体計測(血圧、握力、腹囲、体重、片足立ち時間、一歩幅、歩行時間など)のあと、ラジオ体操、筋トレ、スクワット、片足立ちなどです。 

 眼の不自由な人が「自分の行きたいところに自分の力で移動し、やりたいことができる」ようにと、いまスタッフが一丸となって頑張っているところです。今回の講演では、このような内容を紹介する予定です。 

【略 歴】山田幸男(やまだ ゆきお)
 1967年(昭和42年)3月  新潟大学医学部卒業
    同年(昭和42年)4月  新潟大学医学部附属病院インターン
 1968年(昭和43年)4月  新潟大学医学部第一内科に入局。内分泌代謝斑に所属
 1979年(昭和54年)5月  社会福祉法人新潟市社会事業協会信楽園病院
 2005年(平成17年)4月  公益財団法人新潟県保健衛生センター
  日本内科学会認定医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医
  日本病態栄養学会評議員 

@山田幸男先生の紹介
 私の最も尊敬する先輩の一人です。内科医ですが新潟で視覚障害者のための視覚リハビリを立ち上げ、県内10数か所にパソコン教室を作る原動力となり、白杖歩行は勿論、誘導歩行、見えない方のお料理教室・お化粧教室・ピアカウンセリング等々を実行しています。
 一番すごいところは、とにかく眼の不自由な方が集まってお茶を飲むというサロンを開放していることです。こうした中から患者さんの心のケアを行い、やる気を引き出しているのです。自分たちの持っているものを患者さんに教え込もうとするリハビリの押しつけとは一線を画しているのです。

 

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『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
      開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
     2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
     http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  参加無料/要事前登録 

0.8:45~8:50
 はじめに  安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医) 

1.8:50~10:20
【第1部 連携を求めて】
 座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1)  20分(講演17分+質疑3分)
 看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
  http://andonoburo.net/on/4915
1-2)  30分(講演25分+質疑5分)
 情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
  三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4907
1-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
   (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPO法人オアシス)

 質疑応答 10分 

2.10:20~12:20
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-1) 30分(講演25分+質疑5分)
 最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い
  岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4866
2-2) 20分(講演17分+質疑3分)
 新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
  http://andonoburo.net/on/4922
2-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
 ー開設当時を振り返ってー
  佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4880
2-4) 30分(講演25分+質疑5分)
 眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
  香川スミ子(元 浦和大学)
   http://andonoburo.net/on/4903

 質疑応答 10分 

3.12:20~13;05
 【第3部 熊本地震を考える】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
3-1)  30分(講演25分+質疑5分)
 熊本地震と災害時視覚障害者支援
  出田隆一 (出田眼科院長;熊本) 

 討論 15分 

4.13:05~13:10 
   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
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2016年8月16日

『新潟ロービジョン研究会2016』  第9回案内(小西 明) 

  2001年から新潟で毎年開催している新潟ロービジョン研究会のご案内です。今回は、小西 明先生(済生会新潟第二病院;医療福祉相談室、前新潟盲学校校長)の抄録を紹介致します。
 どなたでも参加できます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。  

 『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
        開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
  参加無料 要事前登録(8月下旬に受付開始予定)

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演題:新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
講師:小西 明(済生会新潟第二病院;医療福祉相談室、前新潟盲学校校長) 

【抄 録】
 日本の障害のある子どもの教育(以下:障害児教育)は、明治11年の京都盲啞院がはじまりである。明治13年には、東京に楽善会訓盲院が開校し、国の東西で障害児教育が出発した。しかし、すでに明治5年に制定された学制では「廃人学校」が規定されたものの、障害児に関する規定は明示されなかった。明治時代においては、障害児教育は国の政策課題としてほとんど見当たらず、社会的にも少数の小さな存在として扱われていたといえる。障害のある子どもにとっては、教育する学校も制度も整っていない時代であった。そこで障害児教育は、一般の学校制度から外れた学校として、視覚・聴覚障害者を対象にほとんどが私立の盲唖学校として展開されるようになった。

 こうした社会からの支援のない時代と環境であったために、視覚・聴覚障害者のための学校設立は篤志家によるものだった。設立主体は、個人・グループ・団体などあり、社会的属性は教育者、医師、鍼按業の盲人、政治家、実業家、宗教家等である。とりわけ新潟県内の訓矇・盲唖学校開設で目立つことは、眼科医等の医師の主導または関与である。

 ここでは、①新潟県内の訓矇・盲唖学校5校の創設経緯、教育対象と目的、その後の展開を概観する。②高田訓矇学校、中越盲唖学校、新潟盲唖学校の創設に関わった眼科医の経歴、業績等を支持基盤や財源等を交え紹介する。

 本年は、特殊教育から特別支援教育となって十年の節目を迎えた。これを機に、百二十余年の時を遡り、新潟県の視覚障害教育、特別支援教育の基盤を培った眼科医の功績を振り返る。 

【略 歴】
 1977年 新潟県立新潟盲学校教諭
 1992年 新潟県立新潟養護学校はまぐみ分校教諭
 1995年 新潟県立高田盲学校教頭
 1997年 新潟県立教育センター教育相談・特殊教育課長
 2002年 新潟県立高田盲学校校長
 2006年 新潟県立新潟盲学校校長
  2015年 済生会新潟第二病院・医療福祉相談室
 

@小西明先生の紹介
 小西先生は、新潟県の視覚障害教育、特別支援教育に長い間ご尽力され、現在は済生会病院の医療福祉相談室にお勤めです。新潟県の視覚障害教育のことに精通し、多くの引き出しをお持ちですが、今回は新潟県で盲教育で活躍した眼科医についてお話して頂くことにしました。
 新潟県そして我が国の視覚リハビリテーションの基盤を培った眼科医の功績は大事な事柄です。多くの史実を基にしたお話は重厚で、示唆に富んでいます。期待してお聞き下さい。 

 

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『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
      開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
     http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  参加無料/要事前登録 

0.8:45~8:50
 はじめに  安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)  

1.8:50~10:20
【第1部 連携を求めて】
 座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1)  20分(講演17分+質疑3分)
 看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
  http://andonoburo.net/on/4915
1-2)  30分(講演25分+質疑5分)
 情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
  三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4907
1-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
   (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPO法人オアシス) 

 質疑応答 10分 

2.10:20~12:20
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-1) 30分(講演25分+質疑5分)
 最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い
  岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4866
2-2) 20分(講演17分+質疑3分)
 新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
  http://andonoburo.net/on/4922
2-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
 ー開設当時を振り返ってー
  佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4880
2-4) 30分(講演25分+質疑5分)
 眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
  香川スミ子(元 浦和大学)
   http://andonoburo.net/on/4903

 質疑応答 10分 

3.12:20~13;05
 【第3部 熊本地震を考える】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
3-1)  30分(講演25分+質疑5分)
 熊本地震と災害時視覚障害者支援
  出田隆一 (出田眼科院長;熊本)

 討論 15分 

4.13:05~13:10 
   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医) 

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2016年8月13日

『新潟ロービジョン研究会2016』  第8回案内(橋本 伸子)
  2001年から新潟で毎年開催している新潟ロービジョン研究会のご案内です。今回は、橋本 伸子先生(石川県 しらお眼科;看護師)の抄録を紹介致します。どなたでも参加できます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。 

 『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
        開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
  参加無料 要事前登録(8月下旬に受付開始予定)
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『看護師が関わるとこんなに変わるロービジョンケア』
 橋本 伸子(石川県 しらお眼科;看護師)
【抄 録】
  看護師はケアのプロである。かつ、患者さんの意見や不満を、よく聞くことが得意な職業である。こうした特性は、ロービジョンケアの領域でも発揮される。もし、私達看護師がもっとロービジョンケアの教育を受ける機会があり、関わることが出来たなら、現在のロービジョンケアを一変させることが出来る。
 まず第一に、見えにくくなってからの排泄の自立、栄養や清潔の保持が挙げられる。そして、いかに地域で自分らしく自立して生活していけるか、そんな議論が自然に出てくるはずである。それは、私達看護師には自立に対しての支援が徹底的に刷り込まれているからである。その人全体を捉えて、残存機能を最大限にいかす。羞恥心を伴う問題にも踏み込んで、当然のこととして考えることができる。これは脳血管障害で麻痺が残った方への支援と全く同じ考え方である。
 さらに、私達看護師の最大の強みは、眼科以外の臨床経験があることである。他科での自立支援や工夫を、ロービジョンケアと共有することで、相乗効果が生まれる。そして他科領域にも拡散できる。地域連携や多職種連携ができる。そんな私達を、巻き込まない手はないだろう。なぜなら、眼科医療スタッフの中でロービジョンケアに関わる職業として眼科医約13,000人、視能訓練士も同じく13,000人、そして私達看護師は160万人。123倍いるのである。
 今回の研究会では、そんな思いをお伝えできればと思っている。 

【プロフィール】
 1991年〜1996年 リハビリテーション加賀八幡温泉病院 外来勤務
          (現在の名称は、やわたメディカルセンター)
 1997年〜2015年 2月 眼科わじま医院勤務
 2015年3月〜  しらお眼科勤務
 ・3人の子供を持つ母
 ・「視覚障害者ITサポート友の会」メンバー
 ・平成25年度石川県バリアフリー社会推進賞福祉用具部門 優秀賞(iPadコロコロ号)
 ロービジョンケアは、いつもお世話なってる地域の皆様への恩返しであり、町医者に勤務する私にできる地域還元だと考えてる。
 

@橋本伸子先生の紹介
 看護師はケアの専門家。橋本さんによると、、、、「ロービジョンケアがケアであるなら、看護師の力は必要なはず。しもの世話でも何でもやります。看護師は、健康維持、栄養や排泄、清潔保持さらにはセルフケア支援を行うことが出来ます。すなわち視機能だけでなく、全体として捉え残存機能を最大限にいかすことが出来るのです。」
 私は、いままでこんなことを言った看護師を見たことがありません。正論を堂々と言える人。開業医の看護師であり、かつ地元でiPad活用教室を主催する。ご本人は意識していないが、Think globally, act locallyを地道に実践中。
 彼女が将来の日本のロービジョンケアを変える一人であることを確信しています。ご注目ください。 

 

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『新潟ロービジョン研究会2016』 プログラム案(暫定)
  日時:平成28年10月23日(日)
      開場:8時15分 研究会:8時45分~13時10分
  場所:有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
      2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
      新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
     http://www.med.niigata-u.ac.jp/yujin/
  主催:済生会新潟第二病院眼科
  参加無料/要事前登録 

0.8:45~8:50
 はじめに  安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)  

1.8:50~10:20
【第1部 連携を求めて】
 座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1)  20分(講演17分+質疑3分)
 看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
   橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
  http://andonoburo.net/on/4915
1-2)  30分(講演25分+質疑5分)
 情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
  三宅 琢(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4907
1-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 視覚障害者のための転倒予防・体力増進教室
   ○山田 幸男 田村瑞穂 嶋田美恵子 久保尚人
   (新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会;NPO法人オアシス) 

 質疑応答 10分 

2.10:20~12:20
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-1) 30分(講演25分+質疑5分)
 最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い
  岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4866
2-2) 20分(講演17分+質疑3分)
 新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
  小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
2-3) 30分(講演25分+質疑5分)
 我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
 ー開設当時を振り返ってー
  佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
  http://andonoburo.net/on/4880
2-4) 30分(講演25分+質疑5分)
 眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
  香川スミ子(元 浦和大学)
   http://andonoburo.net/on/4903 

 質疑応答 10分 

3.12:20~13;05
 【第3部 熊本地震を考える】
 座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
    仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
3-1)  30分(講演25分+質疑5分)
 熊本地震と災害時視覚障害者支援
  出田隆一 (出田眼科院長;熊本)  

 討論 15分 

4.13:05~13:10 
   おわりに   仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医) 

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