研究会/勉強会・告知

 

2014年10月12日

「健康ファイルで生き活きライフ」
 
~もしかしてだけど寸劇で私のこと誘ってるんじゃないの〜
  さいちゃんと多職種連携チーム 

 時間 10:15~11:15   ●会場 メインステージ

 来年3月には県内二つ目の新幹線が開通。一家に1台の黒電話から家族ひとりひとりにスマホ。どちらも昭和の時代には考えられなかった話ですね。人生50年から80年と日本が一気に世界のトップに躍り出たのは、先人たちの智恵や努力の賜物であり、加えてデジタル技術などICT(情報通信技術)の進歩のおかげです。そしてとうとう「超高齢社会」(65歳以上の高齢者の割合が21%を超えた社会)を迎えました。 

 ところでみなさんこの言葉の意味についてちょっと誤解してはいませんか。超高齢社会とは、高齢者だけではなく、働き盛りの世代も小学生も赤ちゃんもみんなが人生を楽しめる理想の社会です(だって日本は他の国々のお手本なんですから)。でもちょっと待ってください。デジタル技術に支えられる現代社会においても、結局人と人との触れ合いは「アナログ」な世界ですよね。 

 そこで今回私たちは、あなたの生活を文字通り「イキイキ」させるアナログツール、「健康ファイル」をお勧めいたします。謎の劇団「さいちゃんと多職種連携チーム」が、朝から繰り広げる小芝居や替え歌を通してあなたをより良い暮らしへ誘(いざな)います。このショーをご覧になったあなたはおそらく、まるで魔法をかけられたように「健康ファイル」が欲しくてたまらなくなっているはず・・・。

【メンバー紹介】(あいうえお順)
 石川 友美(いしかわ ともみ):医師。新潟大学大学院医歯学総合研究科。秋田大学を卒業後、新潟大学第二内科で内科学、特に腎臓、糖尿病の診療を勉強中。
 斎川 克之(さいかわ かつゆき):社会福祉士。東北福祉大学社会福祉学部卒。地域の多職種連携の会をコーディネートしています。
 清野 洋(せいの よう):医師。新潟大学大学院医歯学総合研究科。島根大学医学部卒、県内での研修を経て現在は大学院でさらに勉強中。
 本間 正洋(ほんま まさひろ):薬剤師。(株)共栄堂 かりん薬局。新潟薬科大学卒業後、共栄堂に入社。新潟市内の勤務を経て、現在は阿賀町で薬剤師による在宅訪問を行っています。
 吉嶺 文俊(よしみね ふみとし):医師。新潟大学大学院医歯学総合研究科 総合地域医療学講座。自治医科大学卒業後、新潟大学第二内科で内科学を学びながら、県立病院を主に拠点とした新潟の地域医療に携わっています。

 

福祉・介護・健康フェア2014
 ~いまできること、明日にのために知っておきたいこと 
●11月3日(月;休日)9:30~16:30  ●会場:朱鷺メッセ
●主催:新潟日報社、新潟県社会福祉協議会、新潟市社会福祉協議会
 ホームページ:http://www.niigata-sn.co.jp/nippo-hukushi/castinfo.html 

【地域包括ケアと防災・減災】メインステージ

 司会進行:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
 
http://andonoburo.net/on/3106

10:15~11:15
 「健康ファイルで生き活きライフ」
  ~もしかしてだけど寸劇で私のこと誘ってるんじゃないの〜
   さいちゃんと多職種連携チーム 
   吉嶺文俊(新潟大学)、斎川克之(済生会)他
 
 http://andonoburo.net/on/3135

11:30~12:30
 「自分の目は自分で護る」
  ~いい視力を保ち、ご機嫌に長生きするため~
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

13:00~14:30
 「綾戸知恵のめっちゃええ話 これは聞かなあかん!」
  ~母の介護をとうしてみえたもの~
    綾戸知恵(ジャズシンガー)
    共催:高齢者芸術文化祭

14;55~16:15
 「医療・介護の現場をめざす学生と考える」
  〜いのちをまもる口腔ケアとは〜
   田中 彰 (教授;日本歯科大学新潟病院口腔外科)
   学生   (新潟大学医学部、日本歯科大学新潟生命歯学部、新潟県立看護大学、新潟医療福祉大学、日本歯科大学新潟短期大学)

16:15~16:30
 地域包括ケアの総括 
  司会:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
   吉嶺文俊 (新潟大学)
   田中 彰 (日本歯科大学・新潟)
   西山陽子 (済生会新潟第二病院)
   
斎川克之 (済生会新潟第二病院)
   安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

『第16回 越後眼科研究会』
 日 時:平成26年10月25日(土)17:00~19:30
 場 所:ホテルオークラ新潟(3Fクラウンルーム)
     新潟市中央区川端町 6-53 電話:025-224-6111(代表)
 特別講演:庄司 信行(教授:北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)
 演題 :『緑内障診療における視野検査とOCT』
 会 費:1,000円
 注)医療関係者のみ(含:学生)へのご案内です

 新潟県の眼科勤務医が中心となり有志が立ち上げた「越後眼科研究会」は、平成19年5月に創設し、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
 今回は、緑内障でご活躍の庄司信行先生(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)を、特別講演の講師にお迎えしました。『緑内障診療における視野検査とOCT』という演題です。また一般演題も新潟県内から3題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。
 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

プログラム
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17:00~【一般演題】 講演8分 質疑7分
         座長 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
1)「アイファガン点眼液0.1%について」
 ○千寿製薬株式会社 

2)1年以上放置した巨大な術後性上顎洞嚢胞の1例
 ○末武 亜紀、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)
 副鼻腔の粘液嚢胞は多彩な眼症状を引き起こす場合がある。今回、1年以上左顔面の腫脹により開瞼できないまま放置していた巨大術後性上顎洞嚢胞の1例を経験した。症例は76歳男性、左視力は手動弁と不良、昭和30年代に副鼻腔の手術歴があった。耳鼻科で穿刺するも数日で再発し外科的手術の方針となった。 

3)網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)に伴う黄斑浮腫に対するラニビズマブ治療(IVR)
 ○飯川龍(済生会新潟第二病院 研修医)
  中村裕介、大矢佳美、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 網膜静脈閉塞症の治療は、従来の光凝固療法・ステロイド・硝子体手術に加えて、最近抗VEGF療法(VEGF:Vascular Endothelial Growth Factor、血管内皮増殖因子)が登場してきた。今回、BRVOに伴う黄斑浮腫に対しIVRを施行した症例の治療成績を検討した。IVR後、網膜厚は有意に減少し、1ヵ月で視力は有意に改善。SRD例は治療に抵抗した。 

4)エアバッグによる外傷性白内障の一例
 ○吉田博光、村上健治、土田宏嗣、根本太志(新潟市民病院)
 エアバッグは運転手および助手席に座る人間を重大な追突事故から守る安全装置として急速に普及してきた。しかし、それとともに、エアバッグによる眼外傷の報告も散見される。今回、エアバッグによる眼外傷で、角膜内皮細胞障害及び外傷性白内障に至った症例を経験したので報告する。

18:00~18:15 コーヒーブレイク

18:15 【特別講演】
         座長 橋本 薫 (長岡赤十字病院眼科)
 『緑内障診療における視野検査とOCT』
   庄司信行(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学) 

*尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。 

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特別講演
 演題:『緑内障診療における視野検査とOCT』
 講師:庄司信行(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)
【講演抄録】
 緑内障は不可逆的な疾患であり、患者の視機能を保つためには、早期発見とともに、早期からの、かつ継続的な管理が重要である。そのために、視野検査を正しく理解し、進行の有無を判定することは、適切な治療のために重要なことである。また、ここ数年で飛躍的な進歩を遂げてきた光干渉断層計(OCT)は、緑内障診療においても必要不可欠な装置となったが、その結果を必ずしも正しく解釈出来ているとは限らない。とくに、視神経乳頭の境界線の解釈など、従来我々眼科医が写真を用いて行ってきた判定方法とは異なることが示されるようになってきた。
 本講演では、視野検査における解釈の注意点や進行判定方法、OCTの見方・読み方や、それらの検査における問題点について述べるとともに、その結果をどのように治療に結びつけていくのか、などについても私の考えを述べたい。 

【略 歴】
 庄司信行
  1963年生まれ
  1988年 3月 新潟大学医学部 卒業
  1988年 6月 東京大学医学部附属病院眼科 入局
  1991年 9月 武蔵野赤十字病院眼科勤務
  1997年 4月 武蔵野赤十字病院眼科 副部長
  1999年 1月 北里大学医学部 講師
  2000年 9月 北里大学医療衛生学部 助教授
   2002年 4月 北里大学医療衛生学部 教授
             北里大学大学院医療系研究科 教授
        (視覚情報科学および眼科学)
        現在に至る
 所属学会
  日本眼科学会 評議員(2003年4月1日より)
  日本緑内障学会 評議員(2002年4月1日より)
  日本視野学会 評議員(2012年5月より)
    日本眼科医会、
  日本眼科手術学会
  アメリカ眼科アカデミー会員、
  アメリカ白内障屈折手術学会会員 

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【越後眼科研究会世話人】
 安藤 伸朗(代表幹事;済生会新潟第二病院) 
 村上 健治(新潟市民病院)
 橋本 薫(当番幹事;長岡赤十字病院)
 山本 達郎(立川綜合病院) 

【共催】 越後眼科研究会 千寿製薬株式会社

2014年10月11日

「福祉・介護・健康フェアに期待する」
 小野沢裕子(フリーアナウンサー)
  メインステージ 司会・進行
 
====================== 
いま、できること、
明日のために知っておきたい地域包括ケアと防災・減災

福祉に介護、健康、そして…防災に減災。
なんと盛りだくさんの内容でしょうか?
でも、どれもこれも、みんな大事なことです。

私はメインステージの司会を担当します。
メインステージでは、歌あり!(意外な人が歌います)
トークショーあり(歌が専門のあの人がトーク全開)
「めっちゃいい話」と銘打って話してくれます。

「芸能人は歯が命!」以前流行しました。あの時は白さが注目されました。
今、自分の歯を守るのはすべての人に大事なことです。
8020運動。80才で20本の自分の歯。そんなの簡単!と思っていました。
でも・・結構これが難しいことに気が付きました。
方法はあります。それをしっかり学びましょう。
認知症にならないために、歯も目も守りましょう。

目を守るってどうしたらよいと思いますか?
白内障の人が手術後、どんな感想を持つかご存知ですか?
私自身、視力はずっと良くて、メガネのお世話にならずに来ました。
それが・・・今では、老眼鏡は何より大事です。

福祉・介護・健康。誰にとっても大事なこと。
知っているようで知らないことばかり。
これを知ったら・・「なるほど!そうか。これか!」と。
不安が少し解消されます。
会場は朱鷺メッセ 朝9:30から16:30まで。
共に明日の希望を手に入れましょう。


略歴 小野沢裕子(フリーアナウンサー)
 1980年 BSN新潟放送にアナウンサーとして入社
 1986年 結婚退社
 1995年~2002年(月~金曜日)
 UX新潟テレビ21にて、「小野沢裕子のいきいきワイド」放送
 現在 BSNラジオ朝7時から9時「はや・すた」金曜日
 BSNラジオショッピングなどを放送中
 新潟市ユネスコ協会顧問

 

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 福祉・介護・健康フェア2014
 ~いまできること、明日にのために知っておきたいこと 
●11月3日(月;休日)9:30~16:30  ●会場:朱鷺メッセ
●主催:新潟日報社、新潟県社会福祉協議会、新潟市社会福祉協議会
 ホームページ:http://www.niigata-sn.co.jp/nippo-hukushi/castinfo.html

【地域包括ケアと防災・減災】メインステージ 
       司会進行:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
http://andonoburo.net/on/3106

10:15~11:15
 「健康ファイルで生き活きライフ」
  ~もしかしてだけど寸劇で私のこと誘ってるんじゃないの〜
   さいちゃんと多職種連携チーム 
   吉嶺文俊(新潟大学)、斎川克之(済生会)他

11:30~12:30
 「自分の目は自分で護る」
  ~いい視力を保ち、ご機嫌に長生きするため~
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

13:00~14:30
 「綾戸知恵のめっちゃええ話 これは聞かなあかん!」
  ~母の介護をとうしてみえたもの~
    綾戸知恵(ジャズシンガー)
    共催:高齢者芸術文化祭

14;55~16:15
 「医療・介護の現場をめざす学生と考える」
  〜いのちをまもる口腔ケアとは〜
   田中 彰 (日本歯科大学新潟病院口腔外科 教授)
   学生   (新潟大学医学部、日本歯科大学新潟生命歯学部、新潟県立看護大学、新潟医療福祉大学、日本歯科大学新潟短期大学)

16:15~16:30
 地域包括ケアの総括 
  司会:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
   吉嶺文俊 (新潟大学)
   田中彰 (日本歯科大学・新潟)
   安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
   西山陽子 (済生会新潟第二病院)
   斎川克之 (済生会新潟第二病院)

2014年10月10日

 朱鷺メッセを会場に、一万人規模で福祉・介護・健康を楽しみながら考えるイベントです今年で3回目になります。「綾戸智恵トークショー」、「中越大震災10周年事業」(長島忠美・小林幸子)、「三原じゅん子講演会」など、盛り沢山の出し物を用意しています。

 フェアの企画テーマ「地域包括ケアと防災・減災
」(メインステージ)を担当しました。総合司会は小野沢裕子(フリーアナウンサー)。メンバーは、安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科)・吉嶺文俊(新潟大学特任准教授)・田中彰(日本歯科大学新潟教授)・斎川克之(済生会新潟第二病院地域医療連携室長)、西山陽子(済生会新潟第二病院糖尿病認定看護師)です。面白おかしく、肩の凝らない、でもためになる舞台を用意しています。
 どうか、期待してご来場下さい。 

 福祉・介護・健康フェア2014
 ~いまできること、明日にのために知っておきたいこと 

●11月3日(月;休日)9:30~16:30  ●会場:朱鷺メッセ
●主催:新潟日報社、新潟県社会福祉協議会、新潟市社会福祉協議会
 ホームページ:http://www.niigata-sn.co.jp/nippo-hukushi/castinfo.html

【地域包括ケアと防災・減災】メインステージ 
       司会進行:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
10:15~11:15
 「健康ファイルで生き活きライフ」
  ~もしかしてだけど寸劇で私のこと誘ってるんじゃないの〜
   さいちゃんと多職種連携チーム 
   吉嶺文俊(新潟大学)、斎川克之(済生会)他

11:30~12:30
 「自分の目は自分で護る」
  ~いい視力を保ち、ご機嫌に長生きするため~

   安藤伸朗(済生会新潟第二病院)

13:00~14:30
 「綾戸知恵のめっちゃええ話 これは聞かなあかん!」
  ~母の介護をとうしてみえたもの~
    綾戸知恵(ジャズシンガー)
    共催:高齢者芸術文化祭

14;55~16:15
 「医療・介護の現場をめざす学生と考える」
  〜いのちをまもる口腔ケアとは〜
   田中 彰 (日本歯科大学新潟病院口腔外科 教授)
   学生   (新潟大学医学部、日本歯科大学新潟生命歯学部、新潟県立看護大学、新潟医療福祉大学、日本歯科大学新潟短期大学)

16:15~16:30
 地域包括ケアの総括 
  司会:小野沢裕子(フリーアナウンサー)
   吉嶺文俊 (新潟大学)
   田中彰 (日本歯科大学・新潟)
   安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
   西山陽子 (済生会新潟第二病院)
   斎川克之 (済生会新潟第二病院) 


【メインステージ】の他、【ふれあいステージ】【スノーホール】で多くの催しが企画されています。
『スペシャルゲスト』
 メインステージ
   綾戸智恵(ジャズシンガー)「トークショー」
 スノーホール
   長島忠美(復興副大臣)・小林幸子(歌手)~「中越大震災10周年事業」講演&トークショー
 ふれあいステージ
   三原じゅん子(代議士)「特別講演」

2014年9月29日

案内:第224回(14‐10月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
「目の愛護デー記念講演2014」
 演題:「視力では語れない眼と視覚の愛護」
 講師:若倉雅登 (井上眼科病院;名誉院長)
  日時:平成26年10月8日(水)17:00 ~ 18:30 
  場所:済生会新潟第二病院 眼科外来 

【講演抄録】
 「目の愛護デー」が近くなると、「目を大切に」「視力を大切に」といった標語が目につくようになる。 そこで眼球の構造やそこに生じる、ドライアイや白内障や、緑内障など、聞きなれた眼の疾患を思い起こす人も多いだろう。眼科の領域は実は非常に広い。
 私は神経眼科、心療眼科を専門として40年近く診療を続けてきている中で、快適な視覚を得るためには、眼球と脳の精緻な共同作業が必要なことを学んできた。しかも、左右眼のバランスは、その機能を発揮する上で非常に大切で、逆にアンバランスは眼精疲労の原因になるだけでなく、日常視、日常生活に甚だしい支障をもたらし、高度な場合には心の問題も惹き起こす。ここには左右眼それぞれの視力がいかに良好でも起きる可能性のある問題が存在し、「目」というと、「視力」のことばかり考える眼科医や、一般人にとっては大きな落とし穴となる。このような例は、決して珍しいことではなく、不都合の原因として気付いてないだけのことが多い。
 本講演では事例を実際にわかりやすく紹介しながら、眼と視覚の健康について改めて考えてみたい。 

【略歴】 若倉雅登(わかくらまさと) (2014年4月現在)
 1976年3月 北里大医学部卒
 1980年3月 同 大学院博士課程終了
 1986年2月 グラスゴー大学シニア研究員
 1991年1月 北里大医学部助教授
 1999年1月 医)済安堂 井上眼科病院 副院長
 2002年1月 医)済安堂 井上眼科病院 院長
 2012年4月 医)済安堂 井上眼科病院 名誉院長
 ほかに現在:北里大学医学部客員教授、東京大学医学部非常勤講師
 日本神経眼科学会理事長、日本眼科学会評議員など 

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 今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
   http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai 
   http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/ 
 当日の視聴のみ可能です。当方では録画はしておりません。録画することは禁じておりませんが、個人的な使用のみにお願いします。
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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
 日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
 場所:済生会新潟第二病院眼科外来  

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコン教室ホームページ
  http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html 

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html 

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/

 

【次回以降の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
平成26年11月5日(水)16:30~18:00
 第225回(14‐11月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「世界一過酷な卒業旅行から学んだ、小さな一歩の大切さ」
 岡田果純(新潟大学大学院自然科学研究科専攻修士課程1年)
 @第1水曜日です 

平成26年12月10日(水)16:30~18:00
 第226回(14‐12月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「視覚障害児者の福祉・労働・文化活動への貢献 ~盲学校が果たした役割~」
 小西 明(新潟県立新潟盲学校 校長) 

平成27年1月14日(水)16:30~18:00
 第227回(15‐01月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「視覚障がい者としての歩み~自分と向き合いながら、社会と向き合いながら」
 青木 学(新潟市市会議員) 

平成27年2月4日(水)16:30~18:00
 第228回(15‐02月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「視覚障害者の化粧技法について~ブラインドメイク・プログラム~」
 大石華法(日本ケアメイク協会) 

平成27年3月11日(水)16:30~18:00
 第229回(15‐03月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 「視覚障害者の求めた“豊かな自己実現”―その基盤となった教育―」
 岸 博実(京都府立盲学校教諭・日本盲教育史研究会事務局長)