2014年3月30日
案内:第34回国際眼科学会World Ophthalmology Congress(WOC)2014
4月2日(水曜日)から6日(日曜日)までの5日間、東京(会場は東京国際フォーラムと帝国ホテル)での開催となります。第29回アジア太平洋眼科学会(Asia Pacific Academy of Ophthalmology:APAO)および第118回日本眼科学会総会との併催です。日本では1978年(昭和53年)以来、36年ぶりの開催ということになります。
第34回国際眼科学会 World Ophthalmology Congress(WOC)2014
http://www.woc2014.org/
第118回日本眼科学会総会(日眼総会)
http://www.congre.co.jp/jos2014/index.html
“独りよがりな”見どころ・楽しみどころを、以下に開催順に紹介します。
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【4月2日(水)】
・Retina Subspeciality Day
8:30~17:00 帝国ホテル3F 富士の間
・Cataract Subspeciality Day
8:30~17:00 帝国ホテル2F 孔雀の間(東)
・Refractive Subspeciality Day
8:30~17:00 帝国ホテル3F 鶴の間
・Pediatric Ophthalmology Subspeciality Day
8:30~17:00 帝国ホテル3F 雅の間
・Glaucoma Subspeciality Day
8:30~17:00 東京国際フォーラムB7(1)
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・Course32 Duke Vitreoretinal Surgical Rounds
10:30-12:00 東京国際フォーラムG402(Room13)
What would Machemer,McCuen,Tano,and Hida say?
A generation of Changes
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・オープニングセレモニー(開会式)
18:10~東京国際フォーラム・ホールA
ネームカードがあれば、どなたでも無料で入場可能。事前登録は必要なし。
引き続き、オープニングレセプション
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【4月3日(木)】
・シンポジウム 感覚器医療の新戦略
-人工デバイス・再生医療など次世代の展望-
8:30-10:00 帝国ホテル 光 中2階 第22会場
オーガナイザー:石橋 達朗 (九州大/日本眼科学会理事長)
伊藤 壽一 (京都大・耳鼻咽喉頭頸部外科)
・シンポジウム 最新緑内障検査機器のアップデート
10:30-12:00 帝国ホテル 光 中2階 第22会場
オーガナイザー:富田 剛司 (東邦大・大橋) 、中澤 徹(東北大)
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・シンポジウム ロービジョンの科学
13:30-15:00 帝国ホテル 光 中2階 第22会場
オーガナイザー:仲泊 聡(国立障害者リハ・セ)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
網膜色素変性に対するロービジョンケアの科学的展望
山本修一(千葉大)
アクティブ視野計-定位反応に関わる視覚系の特性
仲泊聡(国立障害者リハ・セ)
2つの入力経路で考える羞明の脳内メカニズム
堀口浩史(東京慈恵医大)
現実世界の視覚と画像統計量
本吉勇(東京大・総合文化)
http://andonoburo.net/on/2609
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・Ophthalmic Premier League (OPL)
13:30~ 東京国際フォーラム ホールA
世界の著名な白内障術者が4チームに分かれ、難症例の手術ビデオとその対処法を紹介 ジャッジと聴衆の支持を最も得たチームが優勝。国際学会で大人気のプログラム。
・JOS Symposium「Recent Advances in Ophthalmic Microsurgery」
13:30~ 東京国際フォーラム ホールD7
日本眼科学会が世界に向けて情報発信するシンポジウム
・シンポジウム 近視の近未来治療を科学する
13:30-15:00: 帝国ホテル 孔雀・西 2階 第18会場
オーガナイザー:長谷部 聡(川崎医大)、大野 京子(医科歯科大)
・シンポジウム 糖尿病網膜症の分子病態
15:30-17:00 帝国ホテル 孔雀・西 2階 第18会場
オーガナイザー:石田 晋(北海道大)、高木 均(聖マリ医大)
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・シンポジウム 日本医学会総会2015 関西特別企画:
医学と医療の革新を目指して-健康社会を共に生きるきずなの構築-
15:30-17:00 帝国ホテル 蘭 2階 第21会場
オーガナイザー:
石橋 達朗 九州大/日本眼科学会理事長
根木 昭 神戸大/日本医学会総会2015プログラム委員会副委員長
日本眼科学会と日本医学会総会の関係 石橋 達朗(九州大)
メタボリックシンドロームとは? 門脇 孝(東京大・糖尿病代謝内科)
クオリティーオブビジョンとは? 坪田 一男(慶應大)
ロコモティブシンドロームとは? 中村 耕三(国立障害者リハ・セ)
日本医学会総会2015関西の魅力 木下 茂(京都府医大)
日本医学会総会プログラム委員会からのメッセージ 根木昭(神戸大)
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・シンポジウム 3D立体映像と弱視斜視
15:30-17:00 帝国ホテル 光 中2階 第22会場
オーガナイザー:不二門 尚(大阪大)、仁科 幸子(国立成育医療研究セ)
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4月4日(金)
・WOC Update Day
8:30~17:00 東京国際フォーラム・ホールC
過去一年間の眼科学の進歩・ハイライトを、一日でレビュー。
英語→日本語の同時通訳があり
・シンポジウム 角膜再生医療の幕開け
8:30-10:00 帝国ホテル 孔雀・西 2階 第18会場
オーガナイザー:小泉範子(同志社大・生命医科学)、辻川元一(大阪大)
・JOS Symposium「Tissue Engineering and Regenerative Medicine」
日本眼科学会が世界に向けて情報発信するシンポジウム
10:30-12:00 帝国ホテル 扇 3階 第26会場
オーガナイザー:Nishida, Takahashi
・シンポジウム 眼科領域の新しいドラッグデリバリー
10:30-12:00 帝国ホテル 孔雀・西 2階 第18会場
オーガナイザー:原 英彰(岐阜薬大・薬効解析)、新家 眞(関東中央病院)
・シンポジウム 網膜の再生治療・人工視覚
10:30-12:00 帝国ホテル 光 中2F 第22会場
オーガナイザー:吉村 長久(京都大)、中澤 満(弘前大)
・特別講演 ヘルペスと闘った37年 下村 嘉一 (近畿大)
13:30-14:30 東京国際フォーラム ホールA 第1会場
・ジャパンナイト
夜 懇親会「Japan Night」 東京ビッグサイト
日本の食と文化を楽しんでいただくブッフェパーティー
“日本の祭り”をテーマに、伝統と芸能を盛り込んだプログラム
入場チケット~1万円。学会場で購入可
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【4月5日(土)】
・シンポジウム 白内障術後の眼内環境変化
8:30-10:00 帝国ホテル 孔雀・東 2階 第17会場
オーガナイザー:久保江理(金沢医大)、藤井紀子(京都大・原子炉実験所)
・シンポジウム 免疫寛容研究の新しい展開
10:30-12:00 帝国ホテル 孔雀・東 2階 第17会場
オーガナイザー:園田 康平(山口大)、南場 研一(北海道大)
・シンポジウム 眼科手術で生じる組織侵襲とその対応策
10:30-12:00 帝国ホテル 孔雀・西 2階 第18会場
オーガナイザー:栗 康夫(神戸市立医療セ中央市民病院)、臼井智彦(東京大)
・シンポジウム 診療報酬改定を終えて
10:30-12:00 帝国ホテル 蘭 2階 第21会場
オーガナイザー:大橋 裕一(愛媛大/日本眼科学会)
山岸直矢(山岸眼科医院/日本眼科医会)
・シンポジウム 日本での難病対策と眼科診療
10:30-12:00 帝国ホテル 雅 3階 第24会場
オーガナイザー:西嶋康浩(厚労省・健康:疾病対策)、山下英俊(山形大)
・RETINAWS: Retinal Misadventures in the Operating Room
網膜硝子体の手術テクニックや新しいアイデアをビデオで紹介する教育プログラム
多くの国際学会で開催されている人気コース。
13:30~ 東京国際フォーラム・ホールC
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・2014年 国際網脈絡膜変性フォーラム
~ 網膜色素変性症の治療法研究の最前線を知ろう~
http://andonoburo.net/on/2467
14 時~17時 東京国際フォーラム・ホールB7-1
〈コーディネーター〉
村上 晶(順天堂大学)、山本修一(千葉大学)、近藤峰生(三重大学)
第 1部:疾患メカニズムと臨床試験
第 2部:網膜色素変性研究の最新情報
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・特別講演 黄斑と硝子体 岸 章治 (群馬大)
14:00-15:00 東京国際フォーラム ホールA 第1会場
・評議員会指名講演 眼疾患メカニズムの新しい理解
15:15-17:45 東京国際フォーラム ホールA 第1会場
失明ゼロを目指して 中澤 徹(東北大)
加齢黄斑変性:新知見によるパラダイムシフト 柳 靖雄(東京大)
網膜血管障害の新しい理解 鈴間 潔(長崎大)
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【4月6日(日)】
・シンポジウム 基礎研究セミナー<他分野の基礎研究から学ぶ>
10:10-11:40 東京国際フォーラム G502 ガラス棟5階 第11会場
オーガナイザー:中村 誠(神戸大)、加治 優一(筑波大)
・サブスペシャリティサンデー
Ⅰ.緑内障・視神経症
ディレクター:杉山 和久(金沢大)
8:30-11:50 東京国際フォーラム ホールC 第2会場
Ⅱ.後眼部疾患
ディレクター:園田 康平(山口大)
8:30-11:50 東京国際フォーラム ホールB7(1)7階 第3会場
Ⅲ.前眼部疾患
ディレクター:宮田 和典(宮田眼科病院)
8:30-11:50 東京国際フォーラム ホールB7(2)7階 第4会場
Ⅳ.小児眼科・眼腫瘍・視機能
ディレクター:辻 英貴(がん研有明病院)、根岸 一乃(慶應大)
8:30-11:50 東京国際フォーラム ホールD7 7階 第5会場
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・市民公開講座
14:00~16:00(開場/13:00)東京国際フォーラム ホールC
テーマ 「生活習慣と目」
司会・進行:大鹿 哲郎
・「ここまで進んだ白内障治療」黒坂 大次郎(岩手医大眼科・教授)
・「最近増えている加齢黄斑変性」湯澤 美都子(日本大眼科・教授)
参加費 無料
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・日眼プログラムとして、上記の他、教育セミナー、スキルトランスファーあり
・モーニングセミナー、ランチョンセミナー、イブニングセミナー
@コングレスバック
“学会後も長くお使いいただける”バック 自信を持ってWOC2014仕様のバックを作製
付属品:特製のPCケース(5種類のカラー)
附)国際眼科学会の歴史
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1857 ブリュッセル
1862 パリ
1867 パリ
1872 ロンドン
1876 ニューヨーク
1880 ミラノ
1888 ハイデルベルク
1894 エディンバラ
1899 ユトレヒト
1904 ルツェルン
1909 ナポリ
1922 ワシントンDC
1929 アムステルダム、ハーグ
1933 マドリード
1937 カイロ
1950 ロンドン
1954 モントリオール、ニューヨーク 1958 ブリュッセル
1962 ニューデリー
1966 ミュンヘン
1970 メキシコ
1974 パリ
1978 京都
1982 サンフランシスコ
1986 ローマ
1990 シンガポール
1994 トロント
1998 アムステルダム
2002 シドニー
2006 サンパウロ
2008 香港
2010 ベルリン
2012 アブダビ
2014 東京
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番外編 特別展「医は仁術」
会期 2014年3月15日(土)~6月15日(日)
会場 国立科学博物館(東京・上野公園)
http://ihajin.jp/
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)
※4月26日(土)〜5月6日(火・休)の間は午後6時まで
休館日 毎週月曜日
主催 国立科学博物館・TBS・朝日新聞
入場料 一般・大学生 1,500円(1,300円)
小・中・高校生 600円(500円)
※( )内は前売および各20名様以上の団体料金