研究会/勉強会・告知

 

2017年2月17日

案内:『第3回なでしこ会 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会』 
 寒い日、温かい日が交互に訪れていますが、如何お過ごしでしょうか?
 この度、済生会新潟第二病院眼科病診連携の会(なでしこ会)の第3回を開催することに致しました。いつも患者さんを紹介して下さる開業医の先生方や病院・大学の先生方、そして研修医・学生・視能訓練士・看護師、眼科医療関係者、さらには眼科に限らず医師や医療関係者であればどなたでも参加することの出来る会です。堅苦しくなく、しかも勉強になる検討会にしたいと思います。
 今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。
 

『第3回なでしこ会 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会』概要
 日時:2017年04月17日(月) 19時~21時
 会場:ホテルオークラ新潟 5階「メイフェア」
      座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 特別講演1
 「測定環境の変化に伴う眼圧変動と新しい眼圧計Reichert 7CRについて」
  八百枝 潔 
  (やおえだ眼科 院長/新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

 特別講演2
 「抗VEGF薬時代の糖尿病黄斑浮腫治療戦略」
  野崎 実穂
  (名古屋市立大学大学院医学研究科 視覚科学 講師)
 

 共催:済生会新潟第二病院眼科
      ノバルティス  ファーマ㈱

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@「なでしこ会」 過去のプログラム
【第1回なでしこ会】 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会
 日時:2015年10月5日(月)19:15~20:45
 場所;ホテル日航新潟
 1.症例検討会
    症例;抗VEGF投与後の黄斑円孔発症例
    担当;安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

 2.特別講演 山本 亜希子 (杏林アイセンター)
   「AMD治療~抗VEGF治療でできること~」
 http://andonoburo.net/on/4048 

【第2回なでしこ会】 済生会新潟第二病院眼科 病診連携の会
  日時:2016年9月13日(火) 19:00~21:00
  会場:ホテルオークラ新潟 5階「メイフェア」
 テーマ:「糖尿病網膜症の管理」
      座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)
 1.眼科から 安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
 2.内科から 津田晶子(木戸病院内科)
 共催:済生会新潟第二病院眼科
       ノバルティス  ファーマ㈱
 http://andonoburo.net/on/5032  

 

@「なでしこ会」命名の由来
 大正1年以来、撫子(なでしこ)は済生会の紋章として用いられています。
 
http://www.saiseikai.or.jp/about/reason/

2017年2月16日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
  日時;2017年02月25日(土)
     開場:14時30分、公開講座:15時~18時
 会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
 テーマ:「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 どなたでも参加できます。
 参加無料/事前登録(締め切り〜2月23日) 

・オーガナイザー:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
【プログラム】
「杏林アイセンターのロービジョン外来を振り返って」
   平形 明人(杏林アイセンター;主任教授)
    http://andonoburo.net/on/5303
  日本を代表する網膜硝子体手術術者の一人であり、多くの分野で我が国の眼科をリードするアイセンターの主任教授。眼科治療の最近の眼科治療の進歩を述べ、長年我が国の視覚リハビリを牽引してきた杏林アイセンター・ロービジョン外来の意義を語ります。
 

「網膜再生医療とアイセンター」
   高橋 政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
    http://andonoburo.net/on/5331
  世界をリードする再生医療の研究者。最近の進歩(視細胞移植など)を紹介します。さらにNext Visionという形で治療、研究のみならず、リハビリ、就労支援、創業、ネットワークハブ、様々な新しいチャレンジを推進しており、今回は視覚リハビリの将来像を語ります。
 

「視覚障害リハビリテーションのこれまでとこれから」
   清水 美知子(フリーランスの歩行訓練士)
    http://andonoburo.net/on/5336
  長年歩行訓練士として多くの方と接し、障がい者からの信頼が厚い。我が国のみでなく海外で学んだ経歴を生かし、わが国の視覚障害リハビリの歴史を俯瞰し、将来のありよう、そして今後眼科医療に期待することを語ります。 
 

 

●参加無料で、どなたでも参加できます。
 ただ会場の準備の都合もありますので、事前登録をお願い致します。
 ===========================
事前登録】済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
 申込期限:平成29年02月23日(木)まで

 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
       e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

       Fax:025-233-6110
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************
事前登録
 済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017に参加します
 氏名~   

 所属(勤務先)~  

 職業~   

 住所~都道府県名と市町村名のみ  

 連絡方法 e-mailアドレス~
      Fax ~
****************************************************

注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 

 

【清水美知子先生 新潟での講演歴】
清水先生には済生会新潟第二病院眼科勉強会で、過去10回講演して頂きました。
その勉強会講演要約を、andonoburo.netに掲載しました。
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●第250回(16‐12月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 日時:平成28年12月14日(水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:「杖で歩くこと、犬と歩くこと、人と歩くこと」
  講師:清水 美知子(フリーランスの歩行訓練士)
  http://andonoburo.net/on/5386
 

●第235回(15-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会  清水美知子
 日時:平成27年9月9日(水)16:30~18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
   演題:街歩きを通して考える社会の視覚障害者観と当事者の心理
   講師:清水美知子(フリーランスの歩行訓練士)
   http://andonoburo.net/on/4065 

●第204回(13‐02月)済生会新潟第二病院 眼科勉強会
 日時:平成25年2月13日(水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:「歩行訓練40余年を振り返る」
  講師:清水 美知子 (フリーランスの歩行訓練士;埼玉県)
  http://andonoburo.net/on/1751 

●第183回(11‐05月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会
 日時:平成23年5月18日(水)16:30 ~ 18:00 
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:「初めての道を歩く」
  講師:清水美知子 (歩行訓練士;埼玉県)
 http://andonoburo.net/on/4545


●第160回(09‐06月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会
 日時:平成21年6月10日 (水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:「杖に関する質問にお答えします」
  講師:清水 美知子(歩行訓練士;埼玉県)
 http://andonoburo.net/on/4550 

●第143回(08‐01月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会
 日時:平成20年1月9日(水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:『歩行訓練士は何を教えるのか
      ー自分の歩行訓練プログラムを考えるために』
  講師:清水美知子(歩行訓練士;埼玉県)
 http://andonoburo.net/on/4553 

●第122回(06‐5月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 日時:平成18年5月10日(水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:『カタカナ語で見る視覚障害者のリハビリテーション』
  講師:清水美知子(歩行訓練士)
 http://andonoburo.net/on/4557 

●第102回(2004‐9月)済生会新潟第二病院眼科勉強会
 日時:平成16年9月8日 (水)16:30 ~ 18:00
 場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題:「視覚障害者の歩行を分析する」
  講師:清水美知子(歩行訓練士)
 http://andonoburo.net/on/4561 

●報告:第87回済生会新潟第二病院眼科勉強会 清水美知子
 日時:2003年8月20日(水) 16:30~18:00
 場所: 済生会新潟第二病院 眼科外来
  演題  「Coming-out Part 2 家族、身近な無理解者」
  演者  清水美知子(歩行訓練士)
 http://andonoburo.net/on/4030 

●報告:第76回(02‐9月)済生会新潟第二病院眼科勉強会 清水美知子
 日時:2002年9月11日(水)16:00~17:30
 場所: 済生会新潟第二病院  眼科外来
  演題:「Coming out –人目にさらす」
  講師:清水美知子 (信楽園病院視覚障害リハビリ外来担当)
 http://andonoburo.net/on/4023 

2017年2月12日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
 附)高橋政代先生;新潟での講演歴

●『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
  日時;2017年02月25日(土)
     開場:14時30分、公開講座:15時~18時
 
会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)
    2階会議室
 テーマ:「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 どなたでも参加できます。
 参加無料/事前登録

・オーガナイザー:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
【プログラム】
「杏林アイセンターのロービジョン外来を振り返って」
  
 平形 明人(杏林アイセンター;主任教授)
  
  http://andonoburo.net/on/5303
  日本を代表する網膜硝子体手術術者の一人であり、多くの分野で我が国の眼科をリードするアイセンターの主任教授。眼科治療の最近の眼科治療の進歩を述べ、長年我が国の視覚リハビリを牽引してきた杏林アイセンター・ロービジョン外来の意義を語ります。
 

「網膜再生医療とアイセンター」
  
 高橋 政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
    http://andonoburo.net/on/5331
  世界をリードする再生医療の研究者。最近の進歩(視細胞移植など)を紹介します。さらにNext Visionという形で治療、研究のみならず、リハビリ、就労支援、創業、ネットワークハブ、様々な新しいチャレンジを推進しており、今回は視覚リハビリの将来像を語ります。
 

「視覚障害リハビリテーションのこれまでとこれから」
  
 清水 美知子(フリーランスの歩行訓練士)
  
  http://andonoburo.net/on/5336
  長年歩行訓練士として多くの方と接し、障がい者からの信頼が厚い。我が国のみでなく海外で学んだ経歴を生かし、わが国の視覚障害リハビリの歴史を俯瞰し、将来のありよう、そして今後眼科医療に期待することを語ります。
 

 

参加無料で、どなたでも参加できます。
 ただ会場の準備の都合もありますので、事前登録をお願い致します。
 
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【事前登録】済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
 申込期限:平成29年02月23日(木)まで
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
       e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

       Fax:025-233-6110
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
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済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017に参加します
 氏名~  

 所属(勤務先)~  

 職業~  

 住所~都道府県名と市町村名のみ 

 連絡方法 e-mailアドレス~
      Fax ~
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注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

 

●【高橋政代先生 新潟での講演歴】
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『済生会新潟第二病院眼科 公開講座 「治療とリハビリ」』
 日時:2015年10月10日(土) 14時~18時
 場所:済生会新潟第二病院10階会議室
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 特別講演2
  「iPS細胞による眼疾患治療の現状と未来」
   高橋 政代(理化学研究所)
 
 http://andonoburo.net/on/4133 

『第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会』招待講演
 兼【新潟ロービジョン研究会2013】
  日時:2013年 6月23日(日) 9:00~9:50
  会場:チサンホテル4階 越後の間
    座長 安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
 「iPS細胞を用いた網膜再生医療」
     高橋 政代 (理化学研究所)
  http://andonoburo.net/on/2505 

『第7回「学問のすすめ」講演会 済生会新潟第二病院眼科』
 日時:2012年6月10日(日) 9時~12時
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 1)「iPS細胞-基礎研究から臨床、産業へ」
     高橋 政代 (理化学研究所)
 2)「遺伝性網膜変性疾患の分子遺伝学」
     中澤 満 (弘前大学大学院医学研究科眼科学講座教授)
  
 http://andonoburo.net/on/2420 

『明日の眼科を考える 新潟フォーラム2009』
  日時:2009年11月21日(土)
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 特別講演
 「網膜色素変性とiPS細胞」
     高橋 政代 (神戸理研)
 「人工の眼は可能か?」
     仲泊 聡 (国立障害者リハビリセンター病院)
  
 http://andonoburo.net/on/2577 

『第5回新潟ロービジョン研究会』
 日時:2004年6月5日(土)午後
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 対象:医療関係者&ロービジョンケア専門家
  特別講演
  「網膜色素変性の研究あれこれー再生医療を中心に」
    高橋政代(京都大学医学部付属病院 探索医療センター助教授)

2017年2月5日

案内:第252回(17‐02月)済生会新潟第二病院眼科勉強会   
                  附)宮坂道夫先生の講演歴
 演題:「物語としての病い」
 講師:宮坂道夫(新潟大学医学部教授)

  日時:平成29年02月08日(水)16:30 ~ 18:00
  場所:済生会新潟第二病院 眼科外来

【抄 録】
 21世紀の医療には、あまり目立ちはしないが「物語論」という静かな潮流がずっと流れ続けている。そこには多様な実践が含まれているが、中でも注目したいのが、「病いの物語」をケアに用いる実践である。これは、1970年代に心理療法の中から誕生したナラティヴ・セラピーと呼ばれる一群の実践に端を発している。 

 そこでは、患者の「自己物語」と「認知・経験」とが矛盾することで心理的問題が生じると見なされ、治療者が患者に「自己物語の書き換え」を促すことが、ケアの目標となる。例えば、アルコール依存症の集団療法では、「自らを律して生きてきた」という自己物語を抱く患者に対して、「飲酒習慣を変えられず、自己破壊的な行動をとっている」という認知を促し、「自らを律せられない無力な自分が、他者の力を借りて困難を乗り越えようとしている」という新しい自己物語に書き換えさせることが目標とされる。 

 さらに近年では、「自己物語の書き換え」を目的とせず、治療者が患者の「自己物語の承認」を促すだけにとどめる実践例も多数報告されており、それらがケア的実践として成りたっていること自体が興味深い。 

 筆者が高齢者やハンセン病回復者に実践しているのは、「人生紙芝居」であるが、これは視覚的な手法なので、眼科領域ではそのままでは使えないかもしれない。たとえば聴覚や触覚、味覚や臭覚に働きかける方法が考案できないものか、参加者と一緒に考えてみたい。 

【略 歴】
 1965年長野県松本市生まれ。
 早稲田大学教育学部理学科生物学専修卒業、大阪大学大学院医学研究科修士課程修了、東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得、博士(医学、東大)。専門は医療倫理、ナラティヴ・アプローチ(医療における物語論)など。
 2011年より新潟大学医学部保健学科教授。
 著書に『医療倫理学の方法 - 原則, 手順, ナラティヴ』,(医学書院)、『ハンセン病 重監房の記録』(集英社)、『専門家をめざす人のための緩和医療学』(共著、南江堂)、『ナラティヴ・アプローチ』(共著、勁草書房)など。 

 宮坂道夫研究室ホームページ
 http://www.clg.niigata-u.ac.jp/~miyasaka/ 

 

宮坂道夫先生の本勉強会での講演歴(過去5回)
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報告:第158回(2009‐04月)済生会新潟第二病院 眼科勉強会  宮坂道夫
 演題:「医療紛争のソフトな解決について」
 講師:宮坂 道夫(新潟大学医学部准教授)
  日時:平成21年4月8日(水) 17:00~18:30
    場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
 http://andonoburo.net/on/5496 

報告:第139回(2007‐09月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会  宮坂道夫
  演題:『かつてハンセン病患者であった人たちとともに』
  講師:宮坂道夫(新潟大学医学部准教授)
     日時:平成19年9月12日(水) 16:30 ~ 18:00
     場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
 http://andonoburo.net/on/5492 

報告:第80回(2003-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会    宮坂道夫
  演題:『ファミリーハウス』
  講師:宮坂道夫(新潟大学医学部准教授)
     日時:平成15年01月08日(水) 16:30 ~ 18:00
     場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
 http://andonoburo.net/on/5486 

報告:第70回(2002年3月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会  宮坂道夫
 演題:NBM(narrative based medicine)-物語論の観点から医療をとらえなおす-
 講師:宮坂道夫(新潟大学医学部保健学科講師)
  日時: 平成14年3月13日(水)16:00~17:30
  場所: 済生会新潟第二病院  眼科外来
 http://andonoburo.net/on/5500

案内:第55回 (2000年12月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会  宮坂道夫
 演題:「生命倫理って何だろう?」
 講師:宮坂道夫 (新潟大学医学部保健学科)
  日時:平成12年12月13日16:00~17:30
  場所: 済生会新潟第二病院  眼科外来
 http://andonoburo.net/on/5533 

 

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
 平成29年02月25日(土)15時~18時
    済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
     会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
     テーマ:「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
  http://andonoburo.net/on/5460
  要事前登録(2月23日締め切り)
    パネリスト
     ・平形 明人(杏林アイセンター 主任教授)
      「杏林アイセンターのロービジョン外来を振り返って」
    http://andonoburo.net/on/5303
     ・高橋 政代(理化学研究所 プロジェクトリーダー)
      「演題:「網膜再生医療とアイセンター」
    http://andonoburo.net/on/5331
     ・清水美知子(フリーランスの歩行訓練士)
      「視覚障害リハビリテーションのこれまでとこれから」
    http://andonoburo.net/on/5336
    オーガナイザー
      安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科) 

 平成29年03月08日(水)16:30 ~ 18:00
    第253回(17-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会
     「私たちは生まれてくる子に何を望むのか」
      栗原 隆(新潟大学人文学部教授) 

  平成29年04月12日(水)16:30 ~ 18:00
    第254回(17-04)済生会新潟第二病院眼科勉強会
     「私たちの出前授業 45×2
    ~目の不自由な人の未来のために、子どもたちの“今”のために~」
      小島紀代子、小菅茂、入山豊次、吉井美恵子、三留五百枝
      (NPO法人障害者自立支援センターオアシス) 

  平成29年05月10日(水)16:30 ~ 18:00
    第255回(17-05)済生会新潟第二病院眼科勉強会
    「地域包括ケアシステムってなに?新潟市における医療と介護の連携から
    斎川克之(済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター 副センター長
         新潟市医師会在宅医療推進室室長)                 

  平成29年06月07日(水)16:30 ~ 18:00
  第256(17-06)済生会新潟第二病院眼科勉強会
    「視覚障害者とスマホ・タブレット 2017」
      渡辺哲也(新潟大学 准教授:工学部 福祉人間工学科)
   4月から(新潟大学 准教授:工学部 工学科 人間支援感性科学プログラム) 

  平成29年07月
    第257(17-07)済生会新潟第二病院眼科勉強会
     新潟盲学校弁論大会 イン 済生会 (予定) 

 

  平成29年09月02日(土)午後
    新潟ロービジョン研究会2017 予定
     会場:新潟大学医学部有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
   テーマ:「私と視覚リハビリテーション」
      詳細未定 

 

 平成29年11月18日(土)午後
  済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座
  細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス長;滋賀県近江八幡市)

2017年2月4日

案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 平形明人教授の紹介
  日時;2017年02月25日(土)
     開場:14時30分、公開講座:15時~18時
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館(ゆうじんきねんかん)2階会議室
 テーマ:「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
 主催:済生会新潟第二病院眼科 

【パネリスト】
・平形 明人(杏林アイセンター;主任教授)
  日本を代表する網膜硝子体手術術者の一人であり、多くの分野で我が国の眼科をリードするアイセンターの主任教授。眼科治療の最近の眼科治療の進歩を述べ、長年我が国の視覚リハビリを牽引してきた杏林アイセンター・ロービジョン外来の意義を語ります。

・高橋 政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  世界をリードする再生医療の研究者。最近の進歩(視細胞移植など)を紹介します。さらにNext Visionという形で治療、研究のみならず、リハビリ、就労支援、創業、ネットワークハブ、様々な新しいチャレンジを推進しており、今回は視覚リハビリの将来像を語ります。

・清水 美知子(フリーランスの歩行訓練士)
  長年歩行訓練士として多くの方と接し、障がい者からの信頼が厚い。我が国のみでなく海外で学んだ経歴を生かし、わが国の視覚障害リハビリの歴史を俯瞰し、将来のありよう、そして今後眼科医療に期待することを語ります。

【オーガナイザー】
・安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科) 

 

●参加無料で、どなたでも参加できます。
 ただ会場の準備の都合もありますので、事前登録をお願い致します。
===========================
【事前登録】済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
 申込期限:平成29年02月23日(木)まで
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗
       e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
       Fax:025-233-6110
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
***************************************************

済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017に参加します
 氏名~ 

 所属(勤務先)~ 

 職業~ 

 住所~都道府県名と市町村名のみお願いします 

 連絡方法 e-mailアドレス~
      Fax ~

****************************************************
注:事前登録をして頂いた方には、一週間以内にお返事致します。
  一週間を過ぎても当方からの連絡がない場合は、問い合わせください。
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。
 

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『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』 プログラム
15:00~はじめに
 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
15:05~講演1 「杏林アイセンターのロービジョン外来を振り返って」
 平形 明人(杏林アイセンター;主任教授)
  http://andonoburo.net/on/5303 

15:50~講演2 「網膜再生医療とアイセンター」
 高橋 政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト)
  http://andonoburo.net/on/5331 

16:35~ コーヒーブレイク

16:45~講演3 「視覚障害リハビリテーションのこれまでとこれから」
 清水 美知子(フリーランスの歩行訓練士)
  http://andonoburo.net/on/5336 

17:30~ディスカッション「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
 演者間、演者と会場でのディスカッション
18:00~終了

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【平形明人教授の紹介】
 
日本の大学病院では初となるアイセンターの立ち上げに尽力
 http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/doctor/doctor_detail-20.html
 (杏林大学医学部付属病院ホームページからロービジョンケアの部分のみ抜粋)
 

『ただ治療するだけではない。生活拡大につながるケアを大切にしています』

●杏林アイセンターの特徴であるロービジョンクリニックについて教えてください。

 手術をして治すだけではなく、術後にちゃんとした眼鏡や補助具を処方したり、歩行訓練をして、患者さんの生活が拡大するような手段を提供したり助言をすることが、患者さんの行動の拡大にもつながります。いくら網膜剥離を治しても、腫瘍を治療しても、患者さんの生活範囲が治療前と変わりなければ治療した甲斐がありません。 

 杏林大学病院のロービジョンクリニックは、基本的には患者さんのためにあります。低視力の方や失明された方に残存視機能や他の感覚器をうまく使っていただくための、補助具の使い方や道具の紹介、訓練施設の紹介や歩行指導やリハビリを行っています。たとえば、低視力の方が本や新聞を読む際に、文字や写真を大きく表示できる拡大読書機の紹介や実際の使い方などをアドバイスしています。患者さんができるだけ生活圏を広げて、その生活に慣れて喜ばれることが、医師としてもとてもやりがいを感じます。これが眼科医というより臨床医の基本だと思います。 

 このクリニックは研修医や医学生のためにもなっています。眼科医は単なる治療屋ではありません。傷が治った後、生活状況はどうかお話を伺って、生活に必要な物のアドバイスや道具の紹介を行います。杏林の研修医は、このようなロービジョンクリニックの様子や依頼の仕方を自然に身につけ、ただ治療をするだけでなく、患者さんの生活拡大につながる治療後のケアを勧んで行うように成長しています。ロービジョンクリニックのある杏林アイセンターならではの教育になっていると思います。教育病院や重篤な疾患を治療する眼科には、ロービジョン部門は絶対に必要と感じます。
 

●どんな経緯でロービジョンクリニックを導入したのですか?

 正直なところ、ロービジョンクリニックは直接的には医療収入につながりません。保険点数もなく、時間もかかります。しかし、先ほどお話したように、患者さんの生活拡大はとても重要なことです。アイセンターの立ち上げと共に、藤原教授、樋田教授と松田博青理事長へロービジョンクリニックの開設を要望したところ、採算が合わないにも関わらず、松田理事長は患者さんのためになる医療の必要性をご理解いただき開設を許可してくださいました。大変感謝しています。 

 これは、私が医師になってから思ったことですが、私がまだ5歳の頃、私の父の医院に日本で初めて誕生した盲導犬「チャンピィ」の主人となる方が療養していました。その方の娘さんが私と同じ位の年でしたので、ご家族の方とも親しくさせてもらいました。そのときは何も思いませんでしたが、目の見えない方の手を引いたり、歩行練習をしたり、手すりなどの設備を整えたりしていました。今思うとそれはリハビリにつながるのだと思うのですが、そのときの経験が、眼科医になった今とても貴重であると感じます。その経験が今のロービジョンクリニックの私の原点になっていると思います。 

●患者さんへのメッセージをお願いします。

 医療は、医師と患者さんの協力で行われるものです。お互いに相談しながら、治療を受けていただきたいと思います。残念ながら、病気は進行具合などによって、必ずしも完治するものではありませんし、治療できないものもあります。治療をして、完治しないことに苦しまれる方も多くいらっしゃいます。けれど、「見え方にゆがみが残ったけれど、前よりも見え方がずいぶん明るくなった」と前向きに病気を受け入れて生活圏拡大に努めていかれる方もたくさんいらっしゃいます。医師と患者さんとで、どちらか一方に寄りかかるのではなく、お互いに責任をもち相談し合ってよい医療を作っていかれればと思います。
 

【座右の銘】
「流水不濁 忙人不老」
 留学前に、恩師である植村恭夫教授が書いてくださった言葉です。ずっと部屋に飾ってあり、この言葉を掲げています。
 座右の銘ではありませんが、祖母の影響で「人生で信仰・希望・愛が大切である。このうち一番大切なのは愛である。」というキリスト教の教えを大切にしています。 

【プロフィール】
 名前 平形 明人 (ひらかた あきと)
 血液型 B型
 趣味 スポーツ(特にテニス、剣道)
 専門 網膜硝子体疾患

 1956年群馬県渋川市に生まれる。
 1982年慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院、国立東京第2病院、国立栃木病院(医長)などを経て、米国Duke大学アイセンターに留学
 1992年杏林大学医学部講師、1997年助教授、2005年教授、2008年主任教授となる。
 日本眼科学会評議員、日本網膜硝子体学会理事などを務める。

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