2015年3月11日

 新潟県の眼科勤務医が中心となり有志が、「越後眼科研究会」を平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。今回は、小児眼科・斜視でご活躍の佐藤美保先生(浜松医科大学眼科・病院教授)を、特別講演の講師としてお迎えし『チャレンジ!小児眼科とおとなの斜視』という演題で講演して頂く予定です。
 
病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。今のうちにカレンダーへのチェックをお願い致します。 

『第17回 越後眼科研究会』
 
日時:平成27年5月16日(土)17:00~19:30
 
場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟
   (新名称:ホテルラングウッド新潟)
   新潟市中央区笹口1-1 電話:025-240-2111(代表)
 17:00~ 薬事案内
 17:15~ 一般演題
 18:15~ 特別講演
 『チャレンジ!小児眼科とおとなの斜視』
  佐藤美保  先生
 
 (浜松医科大学眼科:病院教授)

 尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。 

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※ 一般演題を募集致します
「演題名」「演者名(発表者に○)」「所属名」を記入の上、
 メールまたはFAX、郵送にて、ご応募ください。

 応募先:越後眼科研究会事務局
     済生会新潟第二病院眼科 安藤 伸朗
   住所 〒950-1104 新潟市西区寺地280-7
   FAX 025-233-6220
   メールアドレス gankando@sweet.ocn.ne.jp

 演題締切:平成27年4月20日(月)
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 越後眼科研究会世話人
  安藤 伸朗(済生会新潟第二病院:当番幹事)
  村上 健治(新潟市民病院)
  橋本 薫(長岡赤十字病院) 
  山本 達郎(立川綜合病院)
 共催:越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

2014年10月12日

『第16回 越後眼科研究会』
 日 時:平成26年10月25日(土)17:00~19:30
 場 所:ホテルオークラ新潟(3Fクラウンルーム)
     新潟市中央区川端町 6-53 電話:025-224-6111(代表)
 特別講演:庄司 信行(教授:北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)
 演題 :『緑内障診療における視野検査とOCT』
 会 費:1,000円
 注)医療関係者のみ(含:学生)へのご案内です

 新潟県の眼科勤務医が中心となり有志が立ち上げた「越後眼科研究会」は、平成19年5月に創設し、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
 今回は、緑内障でご活躍の庄司信行先生(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)を、特別講演の講師にお迎えしました。『緑内障診療における視野検査とOCT』という演題です。また一般演題も新潟県内から3題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。
 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

プログラム
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17:00~【一般演題】 講演8分 質疑7分
         座長 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
1)「アイファガン点眼液0.1%について」
 ○千寿製薬株式会社 

2)1年以上放置した巨大な術後性上顎洞嚢胞の1例
 ○末武 亜紀、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)
 副鼻腔の粘液嚢胞は多彩な眼症状を引き起こす場合がある。今回、1年以上左顔面の腫脹により開瞼できないまま放置していた巨大術後性上顎洞嚢胞の1例を経験した。症例は76歳男性、左視力は手動弁と不良、昭和30年代に副鼻腔の手術歴があった。耳鼻科で穿刺するも数日で再発し外科的手術の方針となった。 

3)網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)に伴う黄斑浮腫に対するラニビズマブ治療(IVR)
 ○飯川龍(済生会新潟第二病院 研修医)
  中村裕介、大矢佳美、安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 網膜静脈閉塞症の治療は、従来の光凝固療法・ステロイド・硝子体手術に加えて、最近抗VEGF療法(VEGF:Vascular Endothelial Growth Factor、血管内皮増殖因子)が登場してきた。今回、BRVOに伴う黄斑浮腫に対しIVRを施行した症例の治療成績を検討した。IVR後、網膜厚は有意に減少し、1ヵ月で視力は有意に改善。SRD例は治療に抵抗した。 

4)エアバッグによる外傷性白内障の一例
 ○吉田博光、村上健治、土田宏嗣、根本太志(新潟市民病院)
 エアバッグは運転手および助手席に座る人間を重大な追突事故から守る安全装置として急速に普及してきた。しかし、それとともに、エアバッグによる眼外傷の報告も散見される。今回、エアバッグによる眼外傷で、角膜内皮細胞障害及び外傷性白内障に至った症例を経験したので報告する。

18:00~18:15 コーヒーブレイク

18:15 【特別講演】
         座長 橋本 薫 (長岡赤十字病院眼科)
 『緑内障診療における視野検査とOCT』
   庄司信行(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学) 

*尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。 

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特別講演
 演題:『緑内障診療における視野検査とOCT』
 講師:庄司信行(教授;北里大学医療衛生学部視覚機能療法学)
【講演抄録】
 緑内障は不可逆的な疾患であり、患者の視機能を保つためには、早期発見とともに、早期からの、かつ継続的な管理が重要である。そのために、視野検査を正しく理解し、進行の有無を判定することは、適切な治療のために重要なことである。また、ここ数年で飛躍的な進歩を遂げてきた光干渉断層計(OCT)は、緑内障診療においても必要不可欠な装置となったが、その結果を必ずしも正しく解釈出来ているとは限らない。とくに、視神経乳頭の境界線の解釈など、従来我々眼科医が写真を用いて行ってきた判定方法とは異なることが示されるようになってきた。
 本講演では、視野検査における解釈の注意点や進行判定方法、OCTの見方・読み方や、それらの検査における問題点について述べるとともに、その結果をどのように治療に結びつけていくのか、などについても私の考えを述べたい。 

【略 歴】
 庄司信行
  1963年生まれ
  1988年 3月 新潟大学医学部 卒業
  1988年 6月 東京大学医学部附属病院眼科 入局
  1991年 9月 武蔵野赤十字病院眼科勤務
  1997年 4月 武蔵野赤十字病院眼科 副部長
  1999年 1月 北里大学医学部 講師
  2000年 9月 北里大学医療衛生学部 助教授
   2002年 4月 北里大学医療衛生学部 教授
             北里大学大学院医療系研究科 教授
        (視覚情報科学および眼科学)
        現在に至る
 所属学会
  日本眼科学会 評議員(2003年4月1日より)
  日本緑内障学会 評議員(2002年4月1日より)
  日本視野学会 評議員(2012年5月より)
    日本眼科医会、
  日本眼科手術学会
  アメリカ眼科アカデミー会員、
  アメリカ白内障屈折手術学会会員 

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【越後眼科研究会世話人】
 安藤 伸朗(代表幹事;済生会新潟第二病院) 
 村上 健治(新潟市民病院)
 橋本 薫(当番幹事;長岡赤十字病院)
 山本 達郎(立川綜合病院) 

【共催】 越後眼科研究会 千寿製薬株式会社

2014年5月28日

特別講演  鳥井 秀雄  (浮之城眼科医院 院長)
演題 :『内視鏡硝子体手術の現状と展望』
  日 時:平成26年6月7日(土)17:00~19:30  
  場 所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(湯沢の間)
  会 費:1,000円
注)医療関係者のみ(含:学生)へのご案内です

 新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
 今回は、内視鏡硝子体手術でご活躍の、鳥井秀雄先生(浮之城眼科医院 院長)をお迎えしました。『内視鏡硝子体手術の現状と展望』という演題です。また一般演題も新潟県内から3題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。
 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。


プログラム
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17:00 【一般演題】
   (講演10分 質疑10分) 座長 橋本 薫 (長岡赤十字病院眼科) 

1)「アイファガン点眼液0.1%について」
  ○千寿製薬株式会社

2)「糖尿病網膜症/網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫に対する治療法の検討」
  ○安藤 伸朗、中村 裕介、大矢 佳美(済生会新潟第二病院)
  糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫に対して、網膜光凝固・トリアムシノロン・抗VEGF・硝子体手術など臨床の場では、多くの選択肢また組み合わせがある。実際の症例から各々の治療法の選択、そしてポイントを考えてみたい。

3)「結膜に生じた稀な粘液腫の1例」
  ○橋本 薫、武田 啓治、末武 亜紀、田中 玲子(長岡赤十字病院眼科)、武田 さち江(たけだ眼科)
  結膜に生じた稀な粘液腫を報告する。症例は42歳男性。無症候性の結膜の腫瘤を主訴に近医初診。摘出術後の病理検査で粘液腫と診断された。再発したため切除したが、同様に粘液腫であった。その後球結膜と円蓋部が瘢痕癒着し眼球運動障害が生じたた め、当院で癒着部の切除と口唇粘膜移植を行った。

4)「内視鏡の便利な使い方」
  ○村上 健治 (新潟市民病院)、小川 泉 (内野おがわ眼科)
  眼内内視鏡は前眼部、中間透光体の混濁がある症例に手術を施行する時に非常に有用な器具でありその術中所見を紹介する。それ以外の症例に対しても有効な使用方法を経験したので報告する。内視鏡の準備があれば硝子体手術のストレスが半減するのでもっと積極的に使用されてよい。

コーヒーブレイク

18:15 特別講演 
           座長 村上 健治 (新潟市民病院) 
 演題:『内視鏡硝子体手術の現状と展望』
 講師:鳥井 秀雄  (浮之城眼科医院 院長)

 

*尚、講演会終了後、19:30より『佐渡の間』にて情報交換会を予定しております。

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特別講演
 演題:『内視鏡硝子体手術の現状と展望』
 講師:鳥井 秀雄  (浮之城眼科医院 院長)
【抄 録】
 1971年に20G Three PortのPars plana vitrectomyが発表されてから,臨床経験を重ねながら改良と開発を繰り返し,ほぼ完成された閉鎖腔内の硝子体手術となってきました.さらに2002年には25Gの2005年には23GのMIVSが報告されて,現在ではMIVS低侵襲硝子体手術が主流となっています.
 内視鏡に関しては,1987年に20Gファイバー内視鏡が発売され,2008年には23G,2011年には25G内視鏡ファイバーが市場されて, 25G MIVSに対応しています.また2008年以降抗VEGF製剤が認可されたことで硝子体手術適応にも変化が起きて,今後硝子体手術の2極化現象が起きるものと考えます.
 今回の講演では硝子体手術の新しい試みと,今年販売開始になるALCON 27Gシステムの使用報告および27G内視鏡硝子体手術に関して私論をお話ししたいと考えています.皆様の今後の診療の一役を担えれば幸いと存じ上げます.

【略 歴】
 1983年 3月 宮崎医科大学医学部医学科 卒業
 1983年 8月 宮崎医科大学附属病院眼科 助手
 1986年 1月 鹿児島県立鹿屋病院眼科 医長
 1989年 2月 国民健康保険中部病院眼科 医長
 1990年 10月 中村眼科医院 副院長
 1994年 8月 浮之城眼科 院長

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【越後眼科研究会世話人】
 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院) 
 村上 健治(新潟市民病院)
 鈴木 恵子(新潟県立吉田病院) 
 橋本 薫(長岡赤十字病院)
 福島 淳志(長岡中央綜合病院)

【共催】 越後眼科研究会 千寿製薬株式会社

2013年10月5日

『第14回 越後眼科研究会』  案内
  日時:平成25年10月19日(土)17:00~19:30

  場所:チサンホテル&コンファランスセンター(越後東の間)
     新潟市中央区笹口 1-1 ℡:025-240-1111(代表)
  会費:1,000円

  新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。 

 今回は、極小切開である27G硝子体手術の開発者で、国内はおろか海外でも難治な症例を手術している超多忙な大島佑介先生(西葛西 井上眼科病院)をお招きして、開催致します。最新の硝子体手術関係のテクニックを拝見できるものと期待しています。一般演題も新潟県内から4題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。 

 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。フランクな会でありますので、万障お繰り合わせの上、お気軽にお出かけ下されば幸いと存じます。

 

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 『第14回 越後眼科研究会』 プログラム 

17:00~ 一般演題     座長:橋本 薫(長岡赤十字病院眼科)
                  (講演10分.質疑5分)

1)アイファガン点眼液0.1%について
  ○千寿製薬株式会社 

2) 術中に腫瘍だと判明した急性涙嚢炎の1例
  ○橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)
 症例は79歳女性。近医で急性涙嚢炎として複数回排膿処置を施行されていた。手術目的に当科紹介受診され、涙嚢摘出術を施行した。切開直後に充実性の組織を認め、腫瘍除去術を施行した。術後の病理検査で上顎洞癌由来のSCCと診断された。急性涙嚢炎でも術前のCT検査は必要であると思われた。

3) 網膜色素変性症のOCT所見
  ○安藤伸朗、大矢佳美、中村裕介(済生会新潟第二病院)
 網膜色素変性の治療については、人工網膜や再生医療、遺伝子治療などが話題になっているが実用化には、まだ数年あるいは数十年かかりそうである。現在臨床の現場では、白内障手術や黄斑浮腫など克服できる課題がある。今回は特にOCT所見を中心に臨床現場での問題を掘り下げる。 

4) 硝子体手術に至った網膜血管腫の1例
  ○ 村上健治(新潟市民病院)
 症例は15歳女性、網膜血管腫を伴う網膜剥離の診断で当科を紹介されて受診した。流入血管および血管腫本体に光凝固を施行し病勢は鎮静化したが徐々に黄斑上膜が出現し再び視力低下を来したため硝子体手術を施行し た。黄斑上膜が出現した場合は早期の硝子体手術が望ましい。 

5) 白内障手術術後合併症に対する網膜硝子体治療
  ○吉澤豊久(三条眼科)
 白内障手術には術中の核落下、眼内レンズ破損などに加えて、術後黄斑浮腫などの合併症がある。今回、術後に増悪したMPPE、網膜硝子体牽引症候 群により黄斑浮腫が悪化した2例を経験したので報告する。MPPEに対しては ranibizumabの硝子体注射、硝子体網膜牽引に対しては硝子体手術により視機能を改善させた。術後合 併症の原因・発症機序を見極め、それに応じた対処法を行うことが重要である。 

 (コーヒーブレーク) 

18:30~ 特別講演  座長:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

 『重症増殖糖尿病網膜症に対する外科的治療のアップデート:小切開硝子体手術の進化と補助薬剤ベバシズマブの功罪』
  大島 佑介(西葛西 井上眼科病院)

 

尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。

 

【越後眼科研究会世話人】
 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院:当番幹事) 村上 健治(新潟市民病院) 
 鈴木 恵子(新潟県立吉田病院) 橋本 薫(長岡赤十字病院)
 福島 淳志(長岡中央綜合病院)

 

【共催】 越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

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【特別講演 抄録】

『重症増殖糖尿病網膜症に対する外科的治療のアップデート:小切開硝子体手術の進化と補助薬剤ベバシズマブの功罪』

 大島佑介(西葛西・井上眼科病院) 

 血管内皮増殖因子(VEGF)は増殖糖尿病網膜症などの虚血性網膜疾患における病態進行(眼内血管新生ならびに血管透過性亢進)にかかわる重要な生理活性タンパクであることが1994年にAielloらのグループによって初めて報告されて以来、眼内血管新生に対する種々の分子標的治療(抗VEGF療法)が考案され、今や実際の日常臨床の場において様々な疾患でその効果が試みられている。

 とりわけ、増殖糖尿病網膜症に合併するもっとも重篤な病態である血管新生緑内障(NVG)ならびに牽引性網膜剥離(TRD)に対する抗VEGF抗体(bevacizumab)の硝子体内投与(IVB)は、虹彩や網膜の新生血管の退縮や黄斑浮腫の軽減に著効を示し、しかも即効性であることが最大の魅力であり、まるで魔法の治療法が如く期待されていた。

 しかし、虚血性変化によるVEGFの分泌亢進を根本的に断ち切らない限り、IVB単独だけではNVGの病態進行や再燃を免れることはできないことが次第にわかってきた。さらにはTRDに対する手術の補助薬剤として用いるIVBであっても、これまで経験しないような合併症を経験することが新たに確認された。IVBは従来の網膜光凝固や手術治療とうまく組み合わせることで、より低侵襲な治療を実現できる可能性がある一方で、眼科領域においての使用がoff-labelであるだけに、生理活性として神経保護作用も有するVEGFに対する過剰抑制がもたらす危険性も十分に認識する必要性があると考えられる。 

 本口演では、NVGならびにTRDに対するIVB併用療法の利点と注意点を解説し、IVB前後の前房水VEGFの濃度変化に基づいて考察したbevacizumabの適正投与について私見を述べたい。さらにはTRDに対する治療の基本である硝子体手術における結膜を温存する小切開手術システムの意義とその開発の最先端について紹介したい。 

【略歴】
 1992 大阪大学医学部・卒業  大阪大学医学部眼科学教室・入局
 1993 多根記念眼科病院
 1995 淀川キリスト教病院眼科
 1997 大阪労災病院眼科
 1999 大阪大学大学院医学系研究科臓器制御学専攻(博士課程)
 2003 大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室・助手
 2010 大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室・講師
 2012 中国南開大学医学院・客員教授
 2013 西葛西井上眼科病院・副院長
    京都府立医科大学および近畿大学医学部眼科・客員講師 

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 *越後眼科研究会事務局**************
 950-1104 新潟市西区寺地280-7
 済生会新潟第二病院眼科
  安藤 伸朗  Noburo Ando,MD
    phone 025-233-6161
    Fax  025-233-6220
   e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
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2013年4月3日

 日 時:平成25年4月20日(土)17:00〜19:30  
 場 所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(湯沢の間)      
     新潟市中央区笹口1-1 電話:025-240-2111(代表)  
 特別講演  森 和彦 (京都府立医科大学眼科学教室 講師)
 演題 『緑内障手術 〜建前と本音〜』  

      会 費:1,000円

 新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。

 今回は、緑内障でご活躍の、森 和彦先生(京都府立医科大学眼科 講師)をお呼びしました。『緑内障手術~建前と本音~』という演題です。また一般演題も新潟県内から5題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。

 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

 注)医療関係者のみ(含:学生)へのご案内です

 

17:00 一般演題   講演7分 質疑5分
        座長 村上 健治 (新潟市民病院)
 1)「アイファガン点眼液0.1%について」
  ○千寿製薬株式会社

 2)「当院での繊維柱帯切除術と術後管理」
  ○福島 淳志 (厚生連長岡中央綜合病院) 
   繊維柱帯切除術はシンプルなオペにも思えますが、術中、術後の細かいこだわり、バリエーションが術者により多々あるように思います。自分自身もまとめて考えたことなかったので、この機会に整理し発表させて頂きます。

 3)「当科での白内障手術教育 CCCの作成法」
  ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院) 
   CCCの作成は安全な白内障手術を行うためには必須の手技である。粘弾性物質は多数ありCCCをチストトームで行う術者もいれば前嚢鑷子で行う術者もいる。当科での作成法を紹介する。また白内障手術の全くの初心者にCCCを教える場合、どの方法がよいか皆様のお知恵を拝借したい。

 4)「網膜色素変性に伴う黄斑浮腫に対する硝子体手術」〜全国の網膜硝子体専門家へのアンケートの結果から〜
  ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院) 
   網膜色素変性(RP)に黄斑浮腫を伴うことが知られている。治療法のないRP患者に眼科医が出来る治療の一つが黄斑浮腫の治療である。この治療について網膜硝子体専門医にアンケート調査を行った。結果、一番選択されたのは、炭酸脱水素酵素阻害剤の内服・点眼、硝子体手術は慎重な適応が求められた。

 5)「当院における2003年出生の低体重出生児の、3、6、9歳時の眼科的予後に関する検討」
  ○橋本 薫、吉田 博光、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)
   平成15年当院NICUで 眼科診察をした低出生体重児の視力経過の検討。対象は45名中、3,6,9歳時の診察時に2回以上視力検査を施行した7名。治療を行ったのは5名。9歳 時に0.4以上の視力を得たのは14眼中8眼。視力結果に出生体重1000g未満と以上で差がなかった。治療開始時期が大事と思われた。

 6)「縫着眼内レンズの傾斜補正で乱視が軽減した一例」
  ○山本 晋 (笹出線 近江眼科/新潟医療センター)
   関 正明 (せき眼科/新潟医療センター)
 (症例)他院にて水晶体再建術中に破嚢し、前部硝子体切除、眼内レンズ縫着を行われた83歳女性。前房、硝子体中に水晶体皮質が残存し、高眼圧をきたしたため新潟医療センターにて硝子体手術を施行した。術中に傾いた眼内レンズの位置補正を行ったところ、全乱視が術前-6.5D→術後-0.5に軽減した。

 

18:15 特別講演
        座長 福島 淳志 (厚生連長岡中央綜合病院)
 演題:『緑内障手術 〜建前と本音〜』
 講師:森 和彦 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師) 

 

*尚、講演会終了後、19:30より『佐渡の間』にて情報交換会を予定しております。

 

 越後眼科研究会世話人
  安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)  
  村上 健治 (新潟市民病院)
  鈴木 恵子 (新潟県立吉田病院)
  橋本 薫 (長岡赤十字病院)
  福島 淳志(長岡中央綜合病院:当番幹事) 

 共催:越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

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特別講演
 演題:「緑内障手術 〜建前と本音〜」
 講師: 森 和彦
    (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)

【講演抄録】
 緑内障ガイドラインによれば緑内障の治療は薬物・レーザー・手術から選択し、観血的手術は薬物治療やレーザー治療などの他の治療法が適切に行なえない症例や十分な眼圧下降が得られないと考えられる症例が適応とされる。その理由として、合併症なく長期にわたって眼圧をコントロールできる安全で確実な緑内障手術は存在せず、いまだに試行錯誤が繰り返されていることが挙げられる。これまでは合併症が多いものの眼圧下降作用が強力な線維柱帯切除術を少しでも安全な手術とするべく、数多くの改良が試みられてきた。

 今年、わが国において認可されたシャント手術に対する期待は大きいが、実際のところは濾過手術の宿命からは逃れることができず、残念ながら理想からはほど遠いと言わざるを得ないように思われる。本講演では現在のわれわれの行なっている線維柱帯切除術を紹介するとともに、実際に思惑通りに行かなかった症例を呈示し、参加された先生方とともにレクトミーとシャント手術の建前と本音に迫ってみたい。

【略 歴】
  氏  名  森 和彦(もり かずひこ)
  生年月日  昭和38年9月2日 生まれ

 学歴・職歴
  昭和 63年3月 京都府立医科大学 卒業
  昭和 63年4月 京都府立医科大学眼科学教室 入局
  平成 元年4月 京都府立医科大学大学院博士課程医学研究科
  平成 3年4月 アメリカ国立衛生研究所眼研究部門(NIH/NEI)客員講師
  平成 5年7月 福井医科大学眼科学講座 助手
  平成 7年4月 京都府立医科大学眼科学教室 助手
  平成 11年4月 京都府立医科大学眼科学教室 講師
  平成 15年4月 京都府立医科大学大学院医学研究科視覚機能再生外科学
         (眼科学教室)講師 
   現在に至る

 

2013年3月7日

 新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
 今回、森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)をお呼びして開催致します。病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。
 お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

         記

 

『第13回 越後眼科研究会』
 日 時:平成25年4月20日(土)17:00~19:30
 会 場:チサンホテル&コンファランスセンター(佐渡の間)
    (新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-1111:代表)
  17:00~ 薬事案内
  17:15~ 一般演題
  18:15~ 特別講演 『緑内障手術 ~建前と本音~』
   森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)

 尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。

【一般演題募集】
  「演題名」「演者名(発表者に○)」「所属名」を記入の上、メールまたはFAX、あるいは郵送にて、ご応募ください。

 応募先:越後眼科研究会事務局
    (済生会新潟第二病院眼科 安藤 伸朗)
   住所 〒950-1104 新潟市西区寺地280-7
   FAX 025-233-6220   メールアドレス gankando@sweet.ocn.ne.jp

 演題締切:平成25年3月25日(月)

 

 【越後眼科研究会 世話人】
    安藤 伸朗 (代表世話人;済生会新潟第二病院)  
    村上 健治 (新潟市民病院)
    鈴木 恵子 (新潟県立吉田病院) 
    橋本 薫 (長岡赤十字病院)
    福島敦志 (当番幹事;長岡中央綜合病院)

  共催:越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

 

 

 

越後眼科研究会 過去のプログラム

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『第1回越後眼科研究会』

   日時:平成19年5月26日(土) 17時30分~20時

   会場:ホテルニューオータニ長岡 (長岡駅東口) 2F 「雪椿」

    幹事:武田啓治(代表世話人;長岡赤十字病院)

 一般演題      座長 園田 日出男(燕労災病院)

  1)我が国における眼科勤務医の現状

     安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)

  2)「23Gおよび25Gビトレクトミー」

     吉澤 豊久(三条眼科)

  3)「睫毛が生存できた眼瞼の遊離複合移植の1例」

     武田 啓治、荒木 豊、中村 真太郎、田中 玲子 (長岡日赤眼科)

  3)「こんな時どうする?眼瞼編~変な霰粒腫、アミロイドーシス、化膿性肉芽腫など」

     尾山 徳秀(新潟大学)

 特別講演       座長 武田 啓治(長岡赤十字病院)

  「眼窩底骨折および涙道閉塞の診断と治療」

                矢部 比呂夫(東邦大学大橋;准教授)

 

 

『第2回越後眼科研究会』

  日時:平成19年11月10日(土)17:30~19:30

  場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟  (旧新潟ワシントンホテル)

    住所:新潟市中央区笹口1-1  ℡:025-240-2111

       当番幹事:園田 日出男(燕労災病院)

 一般演題   座長 鈴木 恵子(県立吉田病院)

  1)Congenital dacryocystocele の治療経験

     中村 真太郎、武田 啓治 (長岡赤十字病院)

  2)スリット照明付き手術顕微鏡の使用経験

   -黄斑部操作、前部硝子体切除、バックル手術時のクライオなどー

     宗村 守、安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

 特別講演   座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

   「これからの白内障手術教育」

       杏林大学眼科准教授 永本 敏之 先生

 

 

『第3回越後眼科研究会』

  日時:平成20年5月31日(土) 17:15~19:30

  場所:朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター 中会議室301

      住所:新潟市中央区万代島6-1  ℡:025-246-8400

 プログラム

  17:15~ 薬事案内

  17:30~一般講演    座長:園田 日出男(燕労災病院)

  1)網膜中心動脈閉塞症発症後に、硝子体出血・虹彩新生血管を来たした一例

     宗村 守、安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)脱臼水晶体の処理

     村上 健治、根本 大志、植木 智志、土田 宏嗣(新潟市民病院)

  3)眼球突出を初発症状とし眼科にて発見された骨肉腫の1例

     中村 真太郎,武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)、大渕 信隆(県立十日町病院眼科)

  4)日帰り黄斑下手術

     吉澤 豊久(三条眼科)

  18:20~ 休憩

  18:30~ 特別講演

    講師: 山田 昌和(国立病院機構東京医療センター)

   1)『瞼と関連した角膜障害』

   2)『眼科医療の現在位置とこれから』

     学術的方法論に基づいた眼科医療の評価

 

 

『第4回越後眼科研究会』

  日時:平成20年11月1日(土)17:45~19:30

  場所:ホテルオークラ新潟 3F クラウンルーム

     住所:新潟市中央区川端町6-53  ℡:025-224-2205

 プログラム

  17:45~ 薬事案内

  18:00~ 一般演題

  1)小切開硝子体手術やっていますか?全国の眼科医へのアンケート調査

     ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)「23G内視鏡およびHHVレンズホルダーの使用経験」

     ○山本 晋 (新潟大学)

  3)増殖硝子体網膜症の膜処理

     ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)

  4)白内障手術難問集

     ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  18:30~ 特別講演

   『硝子体手術のデスマッチ』

     恵美 和幸 (大阪労災病院;副院長/眼科部長)

 

 

『第5回越後眼科研究会』

   日時:平成21年5月30日(土)17:15~19:30

   場所:ホテルニューオータニ長岡

      住所:長岡市台町通2-8-35  ℡:0258-37-1111(代表)

 17:30~ 一般演題

  1)「眼科勤務医へのアンケート調査」(予報) -満足してますか? 辞めたいですか?-

     ○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)眼瞼腫瘍と疑われた皮膚粘膜クリプトコッカス症

     ○山田 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)

  3)抗VEGF療法の経験

     ○吉澤 豊久(三条眼科)

    追加:ルセンティスによる治療

        ○安藤 伸朗、中村 裕介(済生会新潟第二病院)

 18:15~コーヒーブレーク

 18:30~ 特別講演  『感染性ぶどう膜炎 -診断のポイント』

           後藤 浩(東京医科大学眼科学教室主任教授)

 

 

『第6回越後眼科研究会』 

   日時:平成21年11月28日(土)17:15~19:30

   場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

      住所:新潟市中央区川端町6-53 ℡:025-224-6111(代表)

 17:15~ 薬事案内

 17:30~ 一般演題

  1)新潟県の眼科勤務医へのアンケート結果

    ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)眼球破裂の2症例

    ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3)黄斑円孔の外来硝子体手術

    ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  4)PACのLI後、12年経過して再びPACを発症した1例  -この症例から学ぶこと、私のLIに対する考え方、より良いLIを目指して-

    ○坂井 豊明 (坂井眼科医院)

  5)テノンをできるだけ温存したトラベクレクトミー

    ○竹内 裕貴、園田 日出男 (燕労災病院)

  6)抗VEGF抗体硝子体注射後の黄斑円孔網膜剥離

    ○山本 晋(新潟大学眼科) 荒木 豊(刈羽郡総合病院眼科)

 18:30~ 特別講演 『 緑内障の画像診断 』

             富所 敦男 (東京大学 眼科学教室 講師)

 

 

『第7回越後眼科研究会』 

    日時:平成22年5月15日(土) 16:45~19:00

    場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟

        新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-2111(代表)

  16:45~ 薬事案内

  17:00~ 一般演題

  1)眼科勤務医は減少している!?

    ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)「完全に硝子体内落下した眼内レンズの処理」

    ○村上 健治、根本 大志、眞山 徹二、坂上 悠太 (新潟市民病院)

  3)「眼瞼腫脹により発見されたマイラゲル長期合併症の1例」

    ○橋本 薫、佐々木 藍季子、田中 玲子、武田 啓治  (長岡赤十字病院眼科)

  4)「増殖硝子体網膜症手術」

    ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  5)「S-OCTによる篩状板孔サイズの緑内障診断能力 -試論ー」

    ○岩田 和雄 (新潟大学)

  18:00~ 特別講演

     『乳頭ピット黄斑症候群の画像所見と治療経験から学ぶこと』

      平形 明人 (杏林大学眼科学教室 主任教授)

 

 

『第8回越後眼科研究会』 

    日時:平成22年10月2日(土)17:15~19:30

    場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

 17:15~ 薬事案内

 17:30~ 一般演題

  1)「モンスター患者を経験しましたか? どのように対処していますか?」

     ○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)「内因性眼内炎の1例」

     ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3)「バックル手術を経験して」

     ○佐々木 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治  (長岡赤十字病院)

  4)「レーザー虹彩切開してあったにも関わらず、発作が生じた原発閉塞隅角症」

     ○吉澤 豊久(三条眼科)

 18:30~ 特別講演『 眼感染症の謎を解く 』

     大橋 裕一(愛媛大学医学部眼科学教室 教授)

 

 

『第9回 越後眼科研究会』

    日時:2011年5月21日(土)

    場所:ホテルニューオータニ長岡 2F『柏の間』

 17:15 薬事案内

 17:30 一般講演

  1) 東日本大震災における全国からの支援状況

     ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2) 放射線眼合併症の1例

       ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3) 非裂孔原性網膜剥離を契機に肺癌を発見し、放射線治療によって剥離が消失した一例

     ○橋本 薫、引間 孝輔、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)

  4) 頭にも倒乱視にも効く!左手白内障手術

     ○吉澤 豊久 (三条眼科)

 18:30 特別講演

   「正常眼圧緑内障治療の現状と展望」

       相原 一 (東京大学医学部眼科学教室 講師)

 

 

『第10回 越後眼科研究会』

  日時:平成23年10月1日(土)17:00~19:30

  場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

 17:00~ 薬事案内

 17:15~ 一般演題

 1)「糖尿病黄斑浮腫に対するトリアムシノロン・アセトニドの治療成績」

   ○安藤 良将、中村 裕介、大矢 佳美、安藤 伸朗  (済生会新潟第二病院)

 2)「白内障手術合併症の治療」

   ○村上 健治 (新潟市民病院)

 3)「眼内レンズ逢着-道連れ法(関法)やってみました」

   ○山本 晋(笹出線 近江眼科 近江皮膚科) 、関 正明(新潟医療センター)

 4)「白内障手術後、調節力喪失により発生したと考えられる外斜視の一例」

   ○武田 啓治 (長岡赤十字病院)

 5)「原因不明の視力低下を呈したEhlers-Danlos症候群の1例」

   ○畑瀬哲尚 植木智志 高木峰夫 (新潟大学)

 18:30~ 特別講演

  『神経眼科・心療眼科と私』

    若倉 雅登 (医療法人社団済安堂 井上眼科病院 院長)

 

 

『第11回 越後眼科研究会』

   日時:平成24年5月19日(土)17:00~19:15

   場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟

 17:00~ 薬事案内

 17:15~ 一般演題 講演6分 質疑4分

             座長 福島 淳志 (長岡中央綜合病院)

 1)「眼内異物の摘出法」

   ○村上健治、末武亜紀 (新潟市民病院)

 2)「慢性C型肝炎インターフェロン治療中に夕焼け様眼底を呈した一例」

   ○中村裕介、大矢佳美、安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

 3)「眼瞼に生じた悪性黒色腫の一例」

   ○橋本 薫、奥山 真也、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)

 4)「蛇口の取手による眼窩内下直筋完全断裂の整復症例」

   ○尾山 徳秀、張 大行、大湊 絢(新潟大学)

 5)「三条眼科における日帰り網膜剥離手術の現状」

   ○吉澤豊久、白鳥 敦 (三条眼科)

 18:15~ 特別講演

              座長 村上 健治 (新潟市民病院)

  『眼腫瘍~どのように付き合うか』

     小島 孚允 先生(さいたま赤十字病院眼科・副院長)

 

 

『第12回 越後眼科研究会』

  日 時:平成24年11月17日(土)17:00~19:30

  場 所:ホテルオークラ新潟(3Fクラウンルーム)

     新潟市中央区川端町 6-53 電話:025-224-6111(代表)

 一般演題 17:00~

 0.「アイファガン点眼液0.1%について」

   ○千寿製薬株式会社

 1.「南方の渡航歴のない東洋眼虫症の一例」

   ○奥山 真也、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)

 2.「強度近視網膜分離症に対する外来硝子体手術」

   ○吉澤 豊久、白鳥 敦 (三条眼科)

 3.「硝子体内異物の摘出法」

   ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)

 4.「OCTによる糖尿病黄斑浮腫の評価」

   ○安藤 伸朗、大矢 佳美、中村 祐介 (済生会新潟第二病院)

 5.「トリアムシノロン硝子体注入後の偽眼内炎の経験」

   ○山本 晋 (笹出線 近江眼科 )

 特別講演 18:30~

  『加齢黄斑変性の治療と黄斑下血腫の治療』

    大路 正人 (滋賀医科大学 眼科学講座 教授)

 

 

*越後眼科研究会事務局**************
 950-1104 新潟市西区寺地280-7
 済生会新潟第二病院眼科
  安藤 伸朗  Noburo Ando,MD
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  Fax  025-233-6220
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