2015年6月17日

 パネルディスカッション「ロービジョンケアに携わる人達」では、日本ロービジョン学会理事長として活躍している眼科医の加藤聡先生に講演して頂きます。

講演:『眼科医が行うロービジョンケア』
講師:加藤 聡 (東京大学眼科) 

【抄 録】
 ゴールデンウィークも過ぎ、巷では日本のプロ野球もこれから佳境を迎えるところである。近年のプロ野球での投手の起用法を見てみると、先発、中継ぎ、抑えと分業化されてきている。果たして眼科医も患者さんに対して、そのように分業化されてくるべきなのであろうか?

 もちろん、医療経済の観点からすれば、かかりつけ医と高度な医療機関(急性期病院)との分業である病診連携が必須なのは論をまたない。それでは高度な医療を行う急性期病院では、どのように眼科医は患者さんと相対すればよいのであろうか?高度の診断や手術を含む治療を行う眼科医が「先発投手」ならば、最終的にロービジョンケアを行う眼科医は患者さんへの対応を医療として終了するという意味で「抑えの投手」ということになるという考え方もある。あるいは、視覚障害の患者さんに対しては大変失礼だが、中には最終的にロービジョンケアを行う眼科医は「敗戦処理投手」のように考えている残念な眼科医も一部にいることは確かである。しかし、私は、いずれの考えにも違和感を覚える。

 本来眼科医が行うロービジョンケアとは、正しい診断、適切な手術を含む治療を行い、その上での狭義のロービジョンケアを行うことが正しいあり方だと考える。すなわち、眼科医が行うロービジョンケアとは最後を締めくくることではなく、先発投手として完投することであり、そのように考えるならば、ロービジョンケアにより力を入れる眼科医も必然的に増えると期待している。

【略 歴】 加藤 聡 (カトウ サトシ)
 1987年  新潟大学医学部医学科卒業
       東京大学医学部附属病院眼科入局
 1996年  東京女子医科大学糖尿病センター眼科講師
 1999年  東京大学医学部附属病院分院眼科講師
 2000年  King’s College London, St. Thomas’ Hospital研究員 
 2001年     東京大学医学部眼科講師
 2007年  東京大学医学部眼科准教授
 2013年  日本ロービジョン学会理事長
  現在に至る


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『新潟ロービジョン研究会2015』
 日時:平成27年8月1日(土)
    開場;13時30分 研究会14時~18時
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」
 事前登録制

 会費無料、どなたでも参加出来ます。
 ただし、会場準備の都合上、事前登録が必要です。

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2015
   申込期間 平成27年6月15日(月)~7月19日(日)
  ただし、会場の定員制限があり先着100名様までです。
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
  Fax 025-233-6220 
 ***************************************************
 参加申し込み

  氏名~  

  所属(勤務先)~  

  職業~  

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村

 連絡方法 
   e-mail アドレス~
   Fax番号~
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)

 ****************************************************
注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 

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『新潟ロービジョン研究会2015』 概要
  http://andonoburo.net/on/3629

14時~はじめに
 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)

14時05分~特別講演
 座長:加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 『世界各国と比べた日本のロービジョンケア』
   仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)

15時~パネルディスカッション ~ 『ロービジョンケアに携わる人達』
 司会:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)
    仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
 1)眼科医が行うロービジョンケア
    加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 2)NPOオアシスでやってきたこと、行っていること
    山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
 3)ロービジョンケアにおける視能訓練士の関わり
    西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院;視能訓練士)
 4)新潟盲学校が取り組む地域支援
    渡邉 信子 (新潟県立新潟盲学校;教諭)
 5)盲導犬とローヴィジョン
    多和田 悟 (公益財団法人:日本盲導犬協会 訓練事業本部長 常勤理事)
 4)後悔から始まった看護師によるロービジョンケア
    橋本 伸子(石川県;看護師)
 5)嬉しかったこと、役立ったこと (患者の立場から)
    大島 光芳 (上越市;視覚障がい者)

17時55分~おわりに
 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院 眼科部長)

18時~アジャーン(全員で会場片付け・自由討論)

2015年6月16日

 ロービジョンケアについて、世界各国を比較して語られることは、これまであまりありませんでした。今回の特別講演では、各国のシステムについてワールドワイドなお話をして頂き、そこから我が国のロービジョンケアについて考えてみることにしました。ご期待下さい。
 
特別講演:『世界各国と比べた日本のロービジョンケア』
講   師:仲泊 聡(国立障害者リハビリ病院第二診療部 部長)
http://andonoburo.net/on/3638
【抄 録】
 私がこれまでに関わった国外のロービジョンケアは、南米コロンビアで地雷被災者救済の政府プロジェクトにJICAの一員として参加したものだけです。そんな私が世界を語るのは大変おこがましい話なのですが、私の周囲にいる国際感覚に優れた方々に助け舟を出していただいて、今回頂戴したお題にお答えしてみたいと思います。 

 まず、医療も福祉も、その国が平和かどうかによって大きく異なります。そして、どこにその財源があるのかという点で、その国の経済状況とシステムが大きく影響します。また、社会の中の家族の役割によっても大きく影響を受けているようです。つまり、そのお国柄でロービジョンケアの内容も、その対象となる人も、そしてそれを実践する人も異なります。 

 たとえば、コロンビアでは、作業療法士がロービジョンケアの実践部隊の中心にいます。歩行訓練もパソコン訓練も作業療法士が行います。光学的補助具についてはオプトメトリストです。そして眼科医はロービジョンケアに全く関与せず、チームリーダーはリハ科の医師です。

 そして、ロービジョンケアの内容はだいたい日本と似通ったものでしたが、それを受ける人は、ほんの一握りの民間の医療保険でロービジョンケアがそのサービス内容に含まれている人たちだけでした。受けるべき人のわずか1%だそうです。教育では盲学校がありましたが、数は少ないようです。日本と大きく異なるのは、小学校1年生と2年生だけが盲学校に行きます。ここで徹底的に点字を学んで、3年生からは普通学校に通います。 

 外国のシステムを学ぶことは、何であっても新しい視点と発想を与えてくれます。そして、自分の置かれている状況の問題点を見つけることができます。しかし、それと同時に今までに気づいていなかった日本での良い点を再認識し、変えてはならない部分があることにも気づかされます。 

【略 歴】
 1989年 東京慈恵会医科大学卒業
 1995年 神奈川リハビリテーション病院
 2003年 東京慈恵会医科大学眼科学講座 講師
 2004年 Stanford大学 客員研究員
 2007年 東京慈恵会医科大学眼科学講座 准教授
 2008年 国立身体障害者リハビリ病院第三機能回復訓練部 部長
 2010年 国立障害者リハビリ病院第二診療部 部長 

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『新潟ロービジョン研究会2015』
 日時:平成27年8月1日(土)
    開場;13時30分 研究会14時~18時
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  主催:済生会新潟第二病院眼科
 テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」
 事前登録制 

 会費無料、どなたでも参加出来ます。
 ただし、会場準備の都合上、事前登録が必要です。 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2015
   申込期間 平成27年6月15日(月)~7月19日(日)
  ただし、会場の定員制限があり先着100名様までです。
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
  Fax 025-233-6220 
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 参加申し込み

  氏名~   

  所属(勤務先)~   

  職業~   

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村 

 連絡方法 
   e-mail アドレス~ 
   Fax番号~
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します) 

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注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

 

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『新潟ロービジョン研究会2015』 概要
  http://andonoburo.net/on/3629

14時~はじめに
 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医) 

14時05分~特別講演
 座長:加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 『世界各国と比べた日本のロービジョンケア』
   仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
   http://andonoburo.net/on/3638
 
15時~パネルディスカッション ~ 『ロービジョンケアに携わる人達』
 司会:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)
    仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
 1)眼科医が行うロービジョンケア
    加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 2)NPOオアシスでやってきたこと、行っていること
    山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
 3)ロービジョンケアにおける視能訓練士の関わり
    西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院;視能訓練士)
 4)新潟盲学校が取り組む地域支援
    渡邉 信子 (新潟県立新潟盲学校;教諭)
 5)盲導犬とローヴィジョン
    多和田 悟 (公益財団法人:日本盲導犬協会 訓練事業本部長 常勤理事)
 4)後悔から始まった看護師によるロービジョンケア
    橋本 伸子(石川県;看護師)
 5)嬉しかったこと、役立ったこと (患者の立場から)
    大島 光芳 (上越市;視覚障がい者) 

17時55分~おわりに
 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院 眼科部長) 

18時~アジャーン(全員で会場片付け・自由討論)

2015年6月15日

『新潟ロービジョン研究会2015』 
   日時:平成27年8月1日(土)開場;13時30分 研究会14時~18時
   会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
         主催:済生会新潟第二病院眼科 
       テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」
       事前登録制 

 済生会新潟第二病院眼科では、「新潟ロービジョン勉強会」を2001年4月に開始、2003年4月の第4回からは「新潟ロービジョン研究会」と改称し、これまで14年間で15回(2001年のみ2回開催)開催しています。

 今年の特別講演を、仲泊 聡先生(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)に「世界各国と比べた日本のロービジョンケア」(仮題)と題してお願いしています。ワールドワイドなお話が期待できます。

 パネルディスカッションでは、「ロービジョンケアに携わる人達」というテーマで、眼科医として加藤聡先生(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)、NPO法人として山田 幸男先生(新潟県保健衛生センター、信楽園病院;内科医)、視能訓練士として西脇 友紀先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、盲学校からは渡邉 信子先生(新潟県立新潟盲学校)、盲導犬訓練士として多和田 悟先生((財)日本盲導犬協会・盲導犬訓練士学校教務長)、看護師として橋本 伸子先生(石川県)、患者さんを代表して大島 光芳様(上越市)に、それぞれの立場で語って頂きます。このセッションは、会場も含めての討論にしたいと思っています。 

 会費無料、どなたでも参加出来ますが、会場準備の都合上、事前登録が必要です。 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2015
 申込期間 平成27年6月15日(月)~7月19日(日)
 ただし、会場の定員制限があり先着100名様までです。ご了承ください。 
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
  Fax 025-233-6220 
 ***************************************************
 
参加申し込み
   氏名~  

   所属~        職業~  

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
  記載例~○○都道府県、○○市町村

 連絡方法 
   e-mail アドレス~ 

   Fax番号~
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)

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注:専門の職員はおりません。電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。 

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『新潟ロービジョン研究会2015』 概要
 日時:平成27年8月1日(土)開場;13時30分 研究会14時~18時
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
 テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」
 事前登録制 

『新潟ロービジョン研究会2015』 概要
  http://andonoburo.net/on/3629

14時~はじめに
 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)

 

14時05分~特別講演
 座長:加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 『世界各国と比べた日本のロービジョンケア』
   仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
  http://andonoburo.net/on/3638

 

15時~パネルディスカッション ~ 『ロービジョンケアに携わる人達』
 司会:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)
    仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
 1)眼科医が行うロービジョンケア
    加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
  http://andonoburo.net/on/3646
 2)NPOオアシスでやってきたこと、行っていること
    山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  http://andonoburo.net/on/3657
 3)ロービジョンケアにおける視能訓練士の関わり
    西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院;視能訓練士)
  http://andonoburo.net/on/3661
 4)新潟盲学校が取り組む地域支援
    渡邉 信子 (新潟県立新潟盲学校;教諭)
  http://andonoburo.net/on/3669
 5)盲導犬とローヴィジョン
    多和田 悟 (公益財団法人:日本盲導犬協会 訓練事業本部長 常勤理事)
  http://andonoburo.net/on/3682
 6)後悔から始まった看護師によるロービジョンケア
    橋本 伸子(石川県;看護師)
        http://andonoburo.net/on/3696
 7)嬉しかったこと、役立ったこと (患者の立場から)
    大島 光芳 (上越市;視覚障がい者)
  http://andonoburo.net/on/3702

 

17時55分~おわりに
 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院 眼科部長)

 

18時~アジャーン(全員で会場片付け・自由討論)

2015年5月6日

 済生会新潟第二病院眼科では、「新潟ロービジョン勉強会」を2001年4月に開始、2003年4月の第4回からは「新潟ロービジョン研究会」と改称して14年間で15回(2001年のみ2回開催)開催しています。
 今年、特別講演は、仲泊 聡先生(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)に「世界各国と比べた日本のロービジョンケア」(仮題)と題してお願いしました。
 パネルディスカッションでは「ロービジョンケアに携わる人達」というテーマで、眼科医として加藤聡先生(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)、NPO法人として山田 幸男先生(新潟県保健衛生センター、信楽園病院;内科医)、視能訓練士として西脇 友紀先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)、盲学校として渡邉 信子先生(新潟県立新潟盲学校)、盲導犬訓練士として多和田 悟先生((財)日本盲導犬協会・盲導犬訓練士学校教務長)、看護師として橋本 伸子先生(石川県)、患者さんを代表して大島 光芳様(上越市)に、それぞれの立場で語って頂きます。このセッションは、会場も含めての討論にしたいと思っています。 
 今のうちにカレンダーにチェックをお願い致します。 

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『新潟ロービジョン研究会2015』 概要
 日時:平成27年8月1日(土)開場;13時30分 研究会14時~18時
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室 
  主催:済生会新潟第二病院眼科 
 テーマ:「ロービジョンケアに携わる人達」
 事前登録 

【プログラム】
14時~
 はじめに
  安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医) 

14時05分~
 特別講演 座長:加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 「世界各国と比べた日本のロービジョンケア」(仮題)
   仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医) 

15時~
 パネルディスカッション ~ 「ロービジョンケアに携わる人達」
   司会:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院;眼科医)
      仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医)
 1)眼科医が行うロービジョンケア(仮題)
    加藤 聡(日本ロービジョン学会理事長 東大眼科准教授)
 2)NPOオアシスで行ってきたロービジョンケア、そして今後(仮題)
    山田 幸男(新潟県保健衛生センター、信楽園病院;内科医)
 3)視能訓練士の行うロービジョンケア(仮題) 
    西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院;視能訓練士)
 4)盲学校とロービジョンケア(仮題)
    渡邉 信子 (新潟県立新潟盲学校;教諭)
 5)盲導犬によるロービジョンケア(仮題)
    多和田 悟((財)日本盲導犬協会・訓練事業本部長 常勤理事;盲導犬訓練士)
 4)看護師とロービジョンケア(仮題)
    橋本 伸子(石川県;看護師)
 5)患者さんからのロービジョンケア(仮題)
    大島 光芳(上越市;視覚障がい者) 

17時55分~
 おわりに
  仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター;眼科医) 

18時~アジャーン(全員で会場片付け・自由討論) 

18時15分 解散

2014年9月22日

 新潟ロービジョン研究会2014(主催:済生会新潟第二病院眼科)は、歴代の日本ロービジョン学会の理事長3名をお呼びして、我が国の視覚障害者のリハビリの歴史を振り返り、現状を把握し、さらに今後の展開を語りたいと思います。まだ席に若干余裕があります。参加希望者は、事前登録をお願いします。

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2014
 会費無料、どなたでも参加出来ますが、会場準備の都合上、事前登録が必要です。会場の定員制限があり先着100名様までです。ご了承ください  

 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
********************************************************
参加申し込み

   氏名~  

   所属~        職業~

 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
    記載例~○○都道府県、○○市町村

 連絡方法 
   e-mailアドレス~ 

*********************************************************
注:専門の職員はおりませんので、電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 済生会新潟第二病院眼科では、「新潟ロービジョン勉強会」を2001年4月に開始、2003年4月の第4回からは「新潟ロービジョン研究会」と改称して13年間で14回(2001年のみ2回開催)開催しています。
 今年、特別講演は、「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」をテーマに3題予定しました。講師は、日本ロービジョン学会を支えてこられた3名の歴代ロービジョン学会理事長で、田淵昭雄先生(初代理事長)これまでの歴史を、高橋広先生(第2代理事長)現在の現状と問題点を、加藤聡先生(第3代、現理事長)将来の展望を語って頂きます。
 シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」では、吉野由美子先生(視覚障害リハビリテーション協会)に当事者の立場で、八子恵子先生(北福島医療センター)に一眼科医の立場で、山田幸男先生(新潟オアシス;内科医)に視覚リハビリの先駆者として述べて頂きます。歴代の3名の日本ロービジョン学会理事長にはコメンテーターとして参加して頂き、会場も含めての討論にしたいと思っています。 

 

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【新潟ロービジョン研究会2014】
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
 要:事前登録制  

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院) 

14:05~16:20
1)特別講演 (各講演40分)
 1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
   日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
   田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
   http://andonoburo.net/on/2714 

 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
   日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ-平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
     http://andonoburo.net/on/2780 

 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
   本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
   加藤 聡(東京大学眼科准教授)
   http://andonoburo.net/on/2799
 
 
16:20~16:40
  コーヒーブレイク  

16:40~18:20

2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
  座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  シンポジスト (各講演20分)
  1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
   「ロービジョン当事者として相談支援専門家として我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
   http://andonoburo.net/on/2875 

 2.八子恵子 (北福島医療センター)
   「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
  http://andonoburo.net/on/2889 

  3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
   「私たちの視覚障害リハビリテーション」
  http://andonoburo.net/on/2917 

  コメンテーター
     田淵昭雄(日本ロービジョン学会初代理事長)
   高橋 広(日本ロービジョン学会第2代理事長)
   加藤 聡(日本ロービジョン学会第3代理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  (参加者全員で)会場整理  参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    解散  

==========================
【参加申し込みされた皆様へ】 ラフな格好で参加下さい!
 参加される方は、円滑に進行するため、以下の点にご留意下さい。
1)入場
  時刻通り開始したいと思います。早めに会場にお越し下さい。
2)駐車場
  病院正面の患者用駐車場をご利用ください。駐車券は、会場までお持ち下さい。
3)当日の出入り口
  休診日ですので、病院正面玄関からの出入りは出来ません。
向かって右の夜間通用口からお入り下さい。
4)本講座では、参加者はお客様ではありません。
  会終了後、会場の後片付けは全員で行います。
5)本講演会のための職員はおりません。
  電話での申し込み、お問い合わせはお断り致します。お問い合わせは、メールにてお願いします。

 

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【懇親会について】
 参加申し込みは、終了致しました。多くのご参加申し込みに感謝致します。
 大橋屋 http://www.oohashiya.jp/
 会費:1万円
 新潟の老舗・料亭 雰囲気バッチシ。送迎のバスあり、盲導犬OK
 (付き添い・ガイドヘルパーの方も飲食をする場合は会費を頂きます)

2014年9月3日

 済生会新潟第二病院では、「新潟ロービジョン勉強会」を2001年4月に開始、2003年4月の第4回からは「新潟ロービジョン研究会」と改称して13年間で14回(2001年のみ2回開催)開催しています。今年は、我が国の視覚障害者のリハビリの歴史を振り返り、現状を把握し、さらに今後の展開を語りたいと思います。 

  特別講演は、「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」をテーマに3題予定しました。講師は、日本ロービジョン学会を支えてこられた3名の歴代ロービジョン学会理事長で、田淵昭雄先生(初代理事長)これまでの歴史を、高橋広先生(第2代理事長)現在の現状と問題点を、加藤聡先生(第3代、現理事長)将来の展望を語って頂きます。 

 シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」では、吉野由美子先生(視覚障害リハビリテーション協会)に当事者の立場で、八子恵子先生(北福島医療センター)に一眼科医の立場で、山田幸男先生(新潟オアシス;内科医)に視覚リハビリの先駆者として述べて頂きます。歴代の3名の日本ロービジョン学会理事長にはコメンテーターとして参加して頂き、会場も含めての討論にしたいと思っています。 

 会費無料、どなたでも参加出来ますが、会場準備の都合上、事前登録が必要です。 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2014
 申込期限~平成26年9月13日(土)
 ただし、会場の定員制限があり先着100名様までです。ご了承ください 

 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
  Fax 025-233-6220 
 ********************************************************
参加申し込み
   氏名~  
   所属~        職業~
 住所~都道府県名と市町村名をお願いします
    記載例~○○都道府県、○○市町村
 連絡方法  
   e-mail アドレス~ 
   Fax番号~
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
 *********************************************************

注:専門の職員はおりませんので、電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。


 

 【新潟ロービジョン研究会2014】
  日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
  要:事前登録制 

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院) 

14:05~16:20
1)特別講演 (各講演40分)
  1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
    日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
     田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
     http://andonoburo.net/on/2714

 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    日本におけるロービジョンケアの流れ2:
    ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ
    -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
     http://andonoburo.net/on/2780

 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
    本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
     加藤 聡(東京大学眼科准教授)
     http://andonoburo.net/on/2799 

 16:20~16:40
  コーヒーブレイク 

16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
  座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  シンポジスト (各講演20分)
  1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
   「ロービジョン当事者として相談支援専門家として我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
   http://andonoburo.net/on/2875

 2.八子恵子 (北福島医療センター)
   「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
  http://andonoburo.net/on/2889

  3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
   「私たちの視覚障害リハビリテーション」
  http://andonoburo.net/on/2917

  コメンテーター
    
田淵昭雄(初代日本ロービジョン学会理事長)
   高橋 広(第2代日本ロービジョン学会理事長)
   加藤 聡(第3代、現日本ロービジョン学会理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  (参加者全員で)会場整理  参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    解散 

 

【過去の新潟ロービジョン研究会 プログラム】
=========================
【新潟ロービジョン研究会2013】
  第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会『招待講演』
  日時:2013年 6月23日(日) 9:00~10:50
  会場:チサンホテル4階 越後の間
    座長 安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
 1)「iPS細胞を用いた網膜再生医療」
     高橋 政代 (理化学研究所)
  http://andonoburo.net/on/2505
 2)「網膜色素変性、治療への最前線」
     山本 修一 (千葉大学眼科教授)
  http://andonoburo.net/on/2508 

【新潟ロービジョン研究会2012】
  日時:2012年6月9日(土)13時15分~18時50分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  会費:無料 要;事前登録
1)特別講演  座長:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
 「網膜変性疾患の治療の展望」
   小沢 洋子 (慶応大学眼科 網膜細胞生物学斑)
 http://andonoburo.net/on/2492 
2)シンポジウム1『ITを利用したロービジョンケア』
   座長:守本 典子 (岡山大学) 野田 知子 (東京医大)
 1.基調講演
   「 ITの発展と視覚代行技術-利用者の夢、技術者の夢-」
      渡辺 哲也 (新潟大学工学部福祉人間工学科)
 2.私のIT利用法
  「ロービジョンケアにおけるiPadの活用」
     三宅 琢 (眼科医:名古屋市)
  「視覚障害者にとってのICT~今の私があるのはパソコンのおかげ~」
     園 順一  (京都福祉情報ネットワーク代表 京都市)
 http://andonoburo.net/on/2495 
3)基調講演  座長:張替 涼子 (新潟大学)
 「明日へつながる告知」
   小川 弓子 (小児科医;福岡市立肢体不自由児施設あゆみ学園 園長)
 シンポジウム2『網膜色素変性の病名告知』
   座長 佐渡 一成 (さど眼科、仙台市) 張替 涼子 (新潟大学)
  「眼科医はどのような告知を目指し、心がけるべきか」
     守本 典子 (眼科医:岡山大学)
  「家族からの告知~環境と時期~」 
     園 順一 (JRPS2代目副会長 京都市)
  「こんな告知をしてほしい」
     竹熊 有可 (旧姓;小野塚 JRPS初代会長、新潟市)
  コメンテーター
    小川 弓子 (小児科医;福岡市立肢体不自由児施設あゆみ学園 延長)
       http://andonoburo.net/on/2502 

【新潟ロービジョン研究会2011】
 公開講座「高次脳機能と視覚の重複障害を考える~済生会新潟シンポジウム」
  日時:2011年2月5日(土) 15:00~18:00
  会場;済生会新潟第二病院 10階会議室
1)特別講演 
 座長:永井 博子(神経内科医;押木内科神経内科医院)
  「重複障害を負った脳外科医 心のリハビリを楽しみながら生きる」
    佐藤正純(もと脳神経外科専門医;横浜市立大学付属病院
         医療相談員:介護付有料老人ホーム「はなことば新横浜2号館」)
 http://andonoburo.net/on/2479
2)教育講演  座長:安藤 伸朗(眼科医済生会新潟第二病院)
  「高次脳機能障害とは?」 
    仲泊 聡 (国立障害者リハビリセンター病院;眼科医)
  「高次脳機能障害と視覚障害を重複した方へのリハビリ」
    野崎 正和 (京都ライトハウス鳥居寮;リハ指導員)
  「前頭葉機能不全 その先の戦略~Rusk脳損傷通院プログラムと神経心理ピラミッド」
    立神粧子 (フェリス女学院大学)
 http://andonoburo.net/on/2487 

 

【新潟ロービジョン研究会2010】
  日時:2010(平成22)年7月17日(土)14時00分 ~ 18時20分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室 
  テーマ:「『見えない』を『見える』に」
  会費:無料  要、事前登録
1)特別講演 
  「障がい者が支援機器を活用できる社会に」
    座長:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
    演者:林 豊彦(新潟大学工学部福祉人間工学科・教授)
  「前進する網膜変性の治療」
    座長:加藤 聡 (東京大学眼科)
    演者:山本 修一(千葉大学大学院医学研究院眼科学教授/
              日本網膜色素変性症協会副会長)
  「ロービジョンで見えるようになる」
     座長:張替 涼子 (新潟大学眼科)
     演者:小田 浩一 (東京女子大学人間科学科教授)
 http://andonoburo.net/on/2470
2)シンポジウム 「『見えない』を『見える』に」
   司会:加藤 聡 (東京大学眼科)張替 涼子 (新潟大学眼科)
      安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院眼科)
   コメンテーター:
     山本 修一 (千葉大学大学院医学研究院眼科学教授)
     林 豊彦  (新潟大学工学部福祉人間工学科・教授)
     小田 浩一 (東京女子大学人間科学科教授)
 「見えないってどんなこと?」
    稲垣 吉彦 (有限会社アットイーズ 取締役社長)
 「見えなくてもできる」
    永井 和子 (視覚障害生活訓練等指導員;
          長崎こども・女性・障害者支援センター)
 「見える喜び・できる喜び~教育の立場から~」 
    田中 宏幸 (教諭;新潟県立新潟盲学校)
 「視野評価とロービジョンケア」
    柳澤 美衣子(視能訓練士;東京大学医学部付属病院)
 「とっても眩しいんです」
    仲泊 聡(眼科医;国立障害者リハ病院第二診療部長) 
 http://andonoburo.net/on/2473

 

【新潟ロービジョン研究会2009】
  日時:2009年7月4日(土)
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  テーマ「ロービジョンケアは心のケアから」
1)特別講演
  「ロービジョンケアにおける心療眼科の役割」
    気賀沢 一輝(杏林大学;心療眼科)
  「心と病気ー病は気から、とは本当だろうか?」
    櫻井 浩治(新潟大学名誉教授;精神科)
2)「新潟盲学校」
   学校紹介 田中宏幸(新潟盲学校教論)
   盲学校に入学して 竹熊有可(新潟盲学校)
3)シンポジウム「ロービジョンケアは心のケアから」
   司会:加藤 聡(東京大学眼科准教授)安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
   シンポジスト
     西脇 友紀(もり眼科医院;視能訓練士)
     高林 雅子(順天堂大学;心理カウンセラー)
     小島紀代子(NPO法人オアシス・視覚障害リハビリ外来)
     竹熊 有可(新潟盲学校)
     内山 博貴(福祉介護士)
     稲垣 吉彦(アットイーズ;東京)
   コメンテーター
     櫻井 浩治(新潟大学名誉教授;精神科)
     気賀沢 一輝(杏林大学;心療眼科)
 <機器展示>
   東海光学、タイムズコーポレーション、アットイーズ(東京)、新潟眼鏡院 
  http://andonoburo.net/on/2464 

【新潟ロービジョン研究会2008】
  日時:2008年8月2日(土)15時30分~18時30分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室   参加費 無料
  テーマ「視覚障がい者の就労」
   進行役 張替 涼子(新潟大学) 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
1)講演
  「新潟県立新潟盲学校における進路指導の現状と課題」
     渡辺 利喜男、仁木 知子(新潟県立新潟盲学校)
  「視覚障害者の就労に私はどうかかわることができるか」
     仲泊 聡(国立身体障害者リハビリ病院眼科部長)
  「視覚障がい者の就労」~NPO法人タートル事務局長の立場から~
     篠島 永一(NPO法人タートル事務局長;
           元日本盲人職能開発センター所長)
  「わが社の障がい者雇用について」
     小野塚 繁基 (小野塚印刷専務取締役;新潟市) 
  「障碍」を持つ教師の働く権利保障をめざして 
     栗川 治(「障碍」を持つ教師・連絡協議会事務局長;
          新潟西高校教諭)
2)パネルディスカッション 皆で考える「視覚障がい者の就労」
    仲泊 聡 (国立身体障害者リハビリ病院眼科部長)
    篠島 永一(NPO法人タートル事務局長;
          元日本盲人職能開発センター所長)
    小野塚 繁基(小野塚印刷専務取締役;新潟市)
    栗川 治 (「障碍」を持つ教師・連絡協議会事務局長;
          新潟西高校教諭)
    渡辺 利喜男、仁木 知子(新潟県立新潟盲学校)
    就労体験者~亀山 智美 (長岡中央病院)
          薬師寺 剛 (新潟県立吉田養護学校教諭)
          轡田 貴子 (国際福祉医療カレッジ)
          小川 良栄 (長岡市自営業)
 機器展示 展示品アピール
    東海光学、タイムズコーポレーション、ナイツ、アットイーズ(新潟)、新潟眼鏡院
 http://andonoburo.net/on/2460

 

【新潟ロービジョン研究会2007】
  日時:2007年9月1日(土) 15時00分~18時45分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室    会費:1000円
  機器展示メーカーからのPRタイム
    東海光学、ナイツ、タイムズコーポレーション、大活字、おんでこ、新潟眼鏡院
1)特別講演~ 座長:張替涼子(新潟大学) 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 「視覚障害リハビリテーション
  -ボランティア・パワーを集結した医療をめざしてー」
    山田幸男(内科医 信楽園病院 視覚障害リハビリ外来)
 http://andonoburo.net/on/2442
 「ロービジョンケアを考える」
    山田信也(生活支援員、歩行訓練士;国立函館視力障害センター) 
 http://andonoburo.net/on/2449
2) 討論会「眼科に期待すること、眼科が出来ること」
    司会 小野沢裕子(フリーアナウンサー)安藤伸朗(眼科医)
    討論参加者
     山田幸男(内科医)
     山田信也(歩行訓練士)
     張替涼子(眼科医)
     佐藤美恵子(視能訓練士)
     患者さん 会場全員 

 

【新潟ロービジョン研究会2006】
  日時:2006年7月29日(土)16時~19時10分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 1)講演
  「一般外来でのロービジョンケア-QOL向上のための初めの一歩」
     佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)
  「視覚障害者の就労継続と連携」
     工藤正一 (中途視覚障害者の復職を考える会『タートルの会』)
  「中途視覚障害者の家族としての支援、家族への支援」
     工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)
  「失明してしまった手術のこと」 
     荻野誠周 (眼科医 新城眼科)
 2)便利グッズ紹介 県内の皆さんからの紹介コーナー
 3)シンポジウム「皆で考えるロービジョンケア」
   座長 張替涼子(新潟大学) 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
    佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)
    工藤正一 (『タートルの会』)
    工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)
    荻野誠周 (眼科医 新城眼科)
   http://andonoburo.net/on/2438

 

【第6回】新潟ロービジョン研究会 
  日時:2005(平成17)年8月7日(日)
  会場:新潟大学医学部 有壬記念館
  参加費 2000円
1)特別講演
  「ロービジョンと読書」  小田 浩一(東京女子大学)
  「型にはめない対応を」  清水 美知子(歩行訓練士)
  「眼科医の悩み」  松村 美代(関西医大眼科)
2)シンポジウム 「患者の気持ち、医者の心をお互いに聴く」
  司会:小野沢 裕子(フリーアナウンサー)
        松村 美代(関西医大眼科)
     清水 美知子(歩行訓練士)
     伊藤 文子(新潟市)
     内山 博貴(元高校球児、介護福祉士)
     大音 清香(看護師、日本眼科看護研究会理事長)
     福下 公子(眼科開業医、遺伝相談医師カウンセラー)
     安藤 伸朗(眼科勤務医)
3)便利グッズ紹介
   田村 めぐみ(眼科医;東大眼科ロービジョン外来)
   林 豊彦(新潟大学工学部大学院) 

【第5回】新潟ロービジョン研究会
  日時:2004年6月5日(土)午後
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  対象:医療関係者&ロービジョンケア専門家
  会費:一人1000円
 特別講演
 1)「糖尿病網膜症患者さんのロービジョンケア」
    田中恵津子(杏林大学眼科ロービジョン外来)
 2)網膜色素変性症治療の最前線
  1.「網膜色素変性症治療としての神経網膜移植」
     荒井紳一(新潟大学眼科) 
  2.「網膜色素変性の研究あれこれー再生医療を中心に」
     高橋政代(京都大学医学部付属病院 探索医療センター助教授)
 

 講演会
   対象:どなたでも 会費:一人1000円 
 1)「網膜色素変性―病気とうまくつきあっていくために」
    高橋政代(京都大学医学部付属病院 探索医療センター開発部助教授)
 2)便利グッズの選び方・使い方」
    市橋竜正(株:大活字)

 

【第4回】新潟ロービジョン研究会(兼 症例検討会)
  日時:2003年4月26日(土) 午後2時~6時 
  会場:済生会新潟第二病院10階会議室  参加費:1000円
1)講演「ロービジョン機器の最新情報」
  
  山中幸宏(アサクラ)
2)講演&実習「拡大読書器の使い方」 
  
  森田茂樹(京都府) 

 

【第3回】新潟ロービジョン勉強会
  日時:2002年11月30日(土)15時40分~18時10分
  会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
1)特別講演   座長:大石正夫(信楽園病院ロービジョン)
 「小児眼科診療 私のやり方」
    富田 香 (平和眼科;東京都)
2)講演   座長:張替涼子(新潟大学眼科ロービジョン)
  「当院のロービジョンサービス」 
    藤田昭子(新潟臨港総合病院視能訓練士)
  「子育て体験とボランティア活動」
    小松郁子 (神奈川県) 

 

【第2回】新潟ロービジョン勉強会
  日時:2001年9月29日(土)14:30~17:00
  会場:済生会新潟第二病院 10F 会議室AB 参加料無料
 1)特別講演  座長 大石正夫(信楽園病院眼科リハビリ外来)
  「福祉機器を起点とした商品開発のために」
    牧野秀夫  (新大工学部情報工学科教授)
 2)症例報告  座長 張替涼子(新大眼科ロービジョン外来)
  「私の経験した症例から」
    佐藤美恵子 (県立加茂病院眼科視能訓練士)
 3)実践的講習会  座長 安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)
  「遮光眼鏡の処方の実際」
    小山哲矢 (東海光学株式会社) 

 

【第1回】新潟ロービジョン勉強会
  日時:2001年4月7日(土)14:00~17:00
  会場:済生会新潟第二病院 10F会議室  参加料無料
 1)講演
  「ロービジョン外来の実際」
     張替涼子(新潟大学眼科ロービジョン外来)
  「視覚補助具(特に拡大読書器)の正しい選び方」
     土田重一(ナイツ)
 2)実習
  「擬似体験と視覚補助具の選び方」
     土田重一(ナイツ) 

2014年8月9日

【新潟ロービジョン研究会2014】(第8回ご案内) 事前登録開始 
  日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
  http://andonoburo.net/on/2682

 主催:済生会新潟第二病院眼科 
  要:事前登録制 

 済生会新潟第二病院では、「新潟ロービジョン勉強会」を2001年4月に開始、2003年4月の第4回からは「新潟ロービジョン研究会」と改称して13年間で14回(2001年のみ2回開催)開催しています。今年は、我が国の視覚障害者のリハビリの歴史を振り返り、現状を把握し、さらに今後の展開を語りたいと思います。

  特別講演は、「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」をテーマに3題予定しました。講師は、日本ロービジョン学会を支えてこられた3名の歴代ロービジョン学会理事長で、田淵昭雄先生(初代理事長)これまでの歴史を、高橋広先生(第2代理事長)現在の現状と問題点を、加藤聡先生(第3代、現理事長)将来の展望を語って頂きます。

 シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」では、吉野由美子先生(視覚障害リハビリテーション協会)に当事者の立場で、八子恵子先生(北福島医療センター)に一眼科医の立場で、山田幸男先生(新潟オアシス;内科医)に視覚リハビリの先駆者として述べて頂きます。歴代の3名の日本ロービジョン学会理事長にはコメンテーターとして参加して頂き、会場も含めての討論にしたいと思っています。

 会費無料、どなたでも参加出来ますが、会場準備の都合上、事前登録が必要です。 

【事前登録】新潟ロービジョン研究会2014
 申込期間~平成26年8月9日(土)~9月13日(土)
 ただし、会場の定員制限があり先着100名様までです。ご了承ください
 申し込み先:済生会新潟第二病院眼科 安藤伸朗 
  e-mail  gankando@sweet.ocn.ne.jp 
  Fax 025-233-6220 
 ********************************************************
参加申し込み
   氏名~
   所属~          職業~

   住所~都道府県名と市町村名をお願いします
      ○○都道府県 ○○市町村
 連絡方法  
   e-mail アドレス~ 
   Fax番号~
 (可能な限り、メールでの連絡先をお願い致します)
 *********************************************************
注:電話でのお問い合わせには応じることが出来ません。

 

 【新潟ロービジョン研究会2014】
  日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
  テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
  http://andonoburo.net/on/2682
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
  要:事前登録制 

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
14:05~16:20
1)特別講演 (各講演40分)
  1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
    日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
     田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
     http://andonoburo.net/on/2714
 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ-平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
     http://andonoburo.net/on/2780
 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
    本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
     加藤 聡(東京大学眼科准教授)
     http://andonoburo.net/on/2799 

 16:20~16:40
  コーヒーブレイク 

16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
  座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
     安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
  シンポジスト (各講演20分)
  1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
   「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
           
我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
   http://andonoburo.net/on/2875
 2.八子恵子 (北福島医療センター)
   「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
  http://andonoburo.net/on/2889
  3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
   「私たちの視覚障害リハビリテーション」
  http://andonoburo.net/on/2917
  コメンテーター
  田淵昭雄(初代日本ロービジョン学会理事長)
   高橋 広(第2代日本ロービジョン学会理事長)
   加藤 聡(第3代、現日本ロービジョン学会理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  参加者全員で会場整理 参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
     解散 

 

2014年7月15日

【新潟ロービジョン研究会2014】シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 http://andonoburo.net/on/2682

シンポジスト3:山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
演題:「私たちの視覚障害リハビリテーション」
【抄 録】
 私たちのリハビリを始めるきっかけは、糖尿病網膜症が原因で失明したO君の入院中の自殺です。それまでは目の不自由な人のリハビリのあることさえ知りませんでしたが、彼の死でリハビリの必要性を痛感し、1994年に信楽園病院にリハビリ外来を開設しました。私たちのリハビリ外来は、県外から専門の先生方に来ていただき、その先生方を中心に、月2回開いています。パソコンや点字、歩行訓練などの頻回に継続して指導の必要なものは、外来のほかに週4回教室を開いて継続的に指導を行っています。 

 目の不自由な人に欠かせないこころのケアには、リハビリ外来やグループセラピーに加えて、お茶を飲みながら談笑できる喫茶室を設けています。いわゆるうつ病とはやや異なり、視覚障害という疾患のある人にみられるうつ・うつ状態の改善には、このような喫茶室が有効と考えています。 

 新潟県は広く、また交通の便が必ずしも良くないため、私たちのリハビリ外来を継続して利用することの困難な人が多くみられます。その解決策として開設したのが、県内10数か所のパソコン教室兼喫茶室をもつ姉妹校です。 

 視覚障害者においても高齢化は大きな問題です。とくにロコモによる転倒、骨折です。しばしばその原因となる加齢による筋肉の減少症(サルコペニア)対策は重要です。そこで今年8月から、サルコペニア予防としての筋トレ・栄養指導、さらにフットケアなどを含めた転倒予防教室を開催する予定です。 

【略 歴】 山田幸男(やまだ ゆきお)
 昭和42年(1967年) 3月 新潟大学医学部卒業
 昭和42年(1967年) 4月 新潟大学医学部附属病院インターン
 昭和43年(1968年) 4月 新潟大学医学部第一内科に入局。内分泌代謝斑に所属
 昭和54年(1979年) 5月 社会福祉法人新潟市社会事業協会信楽園病院
 平成17年(2005年) 4月 公益財団法人 新潟県保健衛生センター

  学 会
 日本内科学会認定医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医、
  日本病態栄養学会評議員、
日本ロービジョン学会評議員

 

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シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
       我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
 2.八子恵子 (北福島医療センター) 
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長)

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【新潟ロービジョン研究会2014】
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
 http://andonoburo.net/on/2682
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
 要:事前登録制 

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院) 

14:05~16:20
 1)特別講演 (各講演40分)
  1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
   日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
     田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
    http://andonoburo.net/on/2714
 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
   日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ
    -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
    http://andonoburo.net/on/2780
 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
   本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
     加藤 聡(東京大学眼科准教授)
    http://andonoburo.net/on/2799 

16:20~16:40
  コーヒーブレイク 

16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
         我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
  http://andonoburo.net/on/2875
 2.八子恵子 (北福島医療センター)
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
  http://andonoburo.net/on/2889

 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  (参加者全員で)会場整理
   参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    解散 

 

2014年7月14日

【新潟ロービジョン研究会2014】シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 http://andonoburo.net/on/2682
シンポジスト2:八子 恵子 (北福島医療センター)
演題:「一眼科医としてロービジョンケアを考える」  


【抄 録】
 日本ロービジョン学会によれば、ロービジョンケアとは「視覚に障害があるため生活に何らかの支障を来している人に対する医療的、教育的、職業的、社会的、福祉的、心理的等すべての支援の総称である」とされている。

 一眼科医がロービジョン者に向かうとき、まずできることはロービジョンを引き起こしている原因の診断や治療である。次に行うべきは、視覚のどの部分でどのように困っておられるかを把握し、それに対処する(おもに眼鏡処方や視覚補助具の選定:狭い意味でのロービジョンケア)ことである。この段階からは、一眼科医のみの対処では難しく、身近には視能訓練士に検査や補助具使用法の説明を担当してもらい、社会的あるいは福祉的問題があれば、さまざまな立場の人や団体に相談し、協力と指導を仰ぐ必要がある。そのためには、ロービジョン者を取り囲むできるだけ多くの関連する個人や団体との連携が必要である。

 一口にロービジョン者といっても、原因疾患やその経過、障害の程度、家族の理解、全身的疾患や精神状態など、抱える問題は個々で異なり、対応はひとりひとりに向き合ったものでなければならず、簡単ではない。反面、弱視レンズなどの備えがなくても、治療に携わってきた眼科医には、当事者の今後をともに考えてゆく義務があるとともに、そうできる立場にもある。

 今回は、一眼科医の日常診療の中でロービジョンケアにどこまで関わりを持てるのか、悩みながらの状況をお話したい。

【略 歴】 八 子 恵 子 
1971年  福島県立医科大学 卒業
1972年  福島県立医科大学 助手
1978年  公立岩瀬病院眼科 医長
1980年  福島県立医科大学 講師
1988年  福島県立医科大学 助教授
2003年  福島県立医科大学 非常勤講師
2007年  埼玉医大眼科客員教授
2008年  北福島医療センター 非常勤医師
福島県ロービジョンネットワーク 代表

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シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
       我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
 2.八子恵子 (北福島医療センター) 
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長)

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【新潟ロービジョン研究会2014】
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
 http://andonoburo.net/on/2682
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
 要:事前登録制 

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院) 

14:05~16:20
 1)特別講演 (各講演40分)
  1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
   日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
     田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
    http://andonoburo.net/on/2714
 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
   日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ
    -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
    http://andonoburo.net/on/2780
 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
   本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
     加藤 聡(東京大学眼科准教授)
    http://andonoburo.net/on/2799 

16:20~16:40
  コーヒーブレイク 

16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
         我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
  http://andonoburo.net/on/2875
 2.八子恵子 (北福島医療センター)
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  (参加者全員で)会場整理
   参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    解散 

2014年7月12日

【新潟ロービジョン研究会2014】シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 http://andonoburo.net/on/2682 

シンポジスト1:吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
演題:「ロービジョン当事者として相談支援専門家として我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」


【抄録】
 私は、先天性白内障手術後の無水晶体眼で矯正視力右0.03、左0.1のロービジョン当事者である。生後間もなく、水晶体摘出手術を行った。35歳の時水疱性角膜の症状が出て、56歳を過ぎる頃から、全身の体調が不良な時等に、混濁が強くなり右目に痛みが出るようになった。その時に、ロービジョンに精通した眼科医から、角膜移植の専門医を紹介していただき、目の前の症状を緩和することだけでなく、将来の自分の眼の予後についてや角膜移植の時期などについても、見通しを持った治療と説明を受けることができた。 

 また、視覚リハ協会の仕事をする中で、多くのロービジョンのある方たちの相談を受け、その中で、ロービジョンケアと言うのは、特に医療の分野では、ロービジョンという慢性の病気を持った人に対して、医療がどのようにつきあってくれるのかということであり、その中でロービジョン当事者が望む眼科医の役割は、ロービジョンのある方の日常のケア(進行の防止や合併症の発見)等と、いざ高度な専門的な処置が必要になった時に、それができる適切な専門医への窓口になっていただくことではないかと考えるようになった。 

 本講演では、主に自分の体験を中心に、ロービジョンケアに対し当事者が望む未来のあり方についてお話しさせていただく。 

【略歴】
 1947年 東京生まれ 66歳 
 1968年 東京教育大学(現筑波大学)付属盲学校高等部普通科卒業
 1974年 日本福祉大社会福祉学部卒業後、名古屋ライトハウスあけの星声の図書館に中途視覚障害者の相談業務担当として就職(初めて中途視覚障害者と出会う)
 1991年 日本女子大学大学院文学研究科社会福祉専攻終了(社会学修士)
      東京都立大学人文学部社会福祉学科助手を経て
 1999年4月~2009年3月 高知女子大学社会福祉学部講師→准教授
     高知女子大学在任中、高知県で視覚障害リハビリテーションの普及活動を行う。
 2008年4月~任意団体視覚障害リハビリテーション協会長(現在に至る) 

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シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
 2.八子恵子 (北福島医療センター) 
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長)

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【新潟ロービジョン研究会2014】
 日時:平成26年年9月27日(土) 開場13:30 研究会14:00~18:40
 会場:済生会新潟第二病院 10階会議室
 テーマ:「我が国のロービジョンケア 過去・現在・未来」
 http://andonoburo.net/on/2682
 主催:済生会新潟第二病院眼科 
 要:事前登録制 

14:00 開会の挨拶 安藤伸朗(済生会新潟第二病院) 

14:05~16:20
 1)特別講演 (各講演40分)
  1.座長  山田幸男(新潟オアシス;内科医)
   日本におけるロービジョンケアの流れ1:日本ロービジョン学会の設立前
     田淵昭雄 (川崎医療福祉大学感覚矯正学科)
    http://andonoburo.net/on/2714
 2.座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
   日本におけるロービジョンケアの流れ2:ロービジョンケアからロービジョンリハビリテーションへ
    -平成24年度診療報酬改定の意味するところ-
     高橋 広(北九州市立総合療育センター)
    http://andonoburo.net/on/2780
 3.座長 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
   本邦におけるロービジョンケアの課題と将来への展望
     加藤 聡(東京大学眼科准教授)
    http://andonoburo.net/on/2799 

16:20~16:40
  コーヒーブレイク 

16:40~18:20
2)シンポジウム「我が国のロービジョンケアを語ろう」
 座長 仲泊 聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
 シンポジスト (各講演20分)
 1.吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  「ロービジョン当事者として相談支援専門家として
         
我が国のロービジョンケアの未来に対する夢を語る」
 2.八子恵子 (北福島医療センター)
  「一眼科医としてロービジョンケアを考える」
 3.山田 幸男 (新潟県保健衛生センター;信楽園病院 内科)
  「私たちの視覚障害リハビリテーション」
 コメンテーター
  田淵昭雄(初代ロービジョン学会理事長)
  高橋 広(第2代ロービジョン学会理事長)
  加藤 聡(第3代ロービジョン学会理事長) 

18:20~18:40 adjourn アジャーン
  (参加者全員で)会場整理
 
  参加者同志の意見交換 

18:40 閉会の挨拶 仲泊聡(国立障害者リハビリセンター病院)
    解散