2013年6月12日

『新潟ロービジョン研究会2013』1)高橋政代先生

「iPS細胞を用いた網膜再生医療」
  高橋 政代(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
             
 網膜再生医療研究プロジェクト プロジェクトリーダー)
 平成25年6月23日(日)9時~10時
 チサンホテル&カンファレンスセンター新潟 越後の間 

【講演要旨】
 昔から眼は様々な新しい治療が最初に導入される場である。臓器移植としては角膜移植が腎臓移植と並んで始まり、人工レンズは早くから最も成功した人工臓器の一つである。また、網膜色素変性の遺伝子治療も一定の成功を納めている。加齢黄斑変性に抗VEGF剤が効果をあげているが、これは抗体医薬の最初の成功例である。そして、今、iPS細胞を用いた細胞治療も網膜で初めて行われようとしている。 

 2006年にマウス皮膚の線維芽細胞に4つの遺伝子を入れることでシャーレの中で無限に増えて、一方で身体中のあらゆる細胞を作ることができるiPS細胞(人工多能性幹細胞 induced pluripotent stem cells)が発表された。その1年後にはヒトのiPS細胞も作成された。それまでにES細胞(胚性幹細胞Embryonic Stem cells)から作った網膜色素上皮細胞を網膜疾患治療に応用できることを示していた我々は、ES細胞と同じ性質を備え、しかも拒絶反応を回避できるiPS細胞にとびついた。 

 そして6年の臨床への準備を経て、2013年8月に臨床研究に関与する3機関の倫理委員会と厚生労働省の審査で承認を得て世界で初めてのiPS細胞を用いた臨床研究が開始となった。具体的には加齢黄斑変性という網膜色素上皮細胞の老化によって引き起こされる疾患で、網膜の中央部(黄斑)が障害されるため全体の視野は問題ないが、見ようとするところが見えない、視力が低下して字が読めなくなるという疾患である。網膜色素上皮の老化が原因で、網膜の裏側にある脈絡膜から新生血管が発生する。新生血管に対しては効果的な眼球注射薬が存在するが、高価な上に1、2ヶ月毎に治療しなければ再発をするため、治療を続けなくてはならない。そこで、老化し障害された網膜色素上皮を患者本人のiPS細胞から作った正常で若返ったRPEと置き換えることによって、その上の視細胞の層を保護する役目がある。 

 最初の臨床研究では2年間にわたって6名の患者を選び治療後1年間で効果を判定する。移植する細胞シートは様々な検査で安全性が確認されている。未知の予測不可能な危険はゼロとは言えないが、細胞よりも細胞を移植する手術、これは毎週眼科で施行されている手術とほぼ同様のものであるが、その手術の危険の方がはるかに大きいのである。放置すると失明につながるような合併症は、数パーセントで起こる事が知られている。これは、報道などからは伝わらない事実である。 

 また、なかなか伝わらないのは、この細胞治療の効果である。最初の臨床研究はあくまでこの治療の安全性、特に移植する細胞が腫瘍を作らないか、拒絶反応を引き起こさないかを明らかにする研究である。よって、効果のある治療であるかどうかは安全性が確認されてから次の問題である。もちろんある程度の効果は期待して臨床研究を行うが、それでも矯正視力は多くの場合0.1まで回復するのがやっとであろうと予測される。従って、自然と臨床研究に参加していただく方の矯正視力は0.1以下の方に絞られてくる。「再生」という言葉はもとどおりに回復するという意味が本義であるので、網膜の再生というとよく見えるようになるという印象を受けてしまうのは仕方ないことである。しかし、そのような期待で臨床研究に参加すると裏切られる事になり、網膜の再生医療は健全なスタートをきる事ができない。 

 報道の短い時間や字数制限の中で伝えられる情報は多くない。報道だけが情報源である場合は、どうしても誤解が大きいようである。重要なことは、複数の情報源をもち、事実をそのままに受け取ってもらう事。我々は、将来の再生医療の発展のためにそれを説明し続けなければならない。また、過剰な期待を抱くのは、その裏側に障害の解消だけが解決策と考え、その他の方向性をまったく模索しないという場合に多い。つまり、疾患の正しい情報を集め障害の現状を理解して甘受する「健全なあきらめ」(九州大学 田嶋教授)(*)が必要である。 

 また将来、網膜の細胞治療(再生治療)が成功したとしても、0.1程度の低視力に留まることが多いため、その状況で補助具などを使い有効に視機能を使える事が治療の効果を十分に引き出すために重要である。すなわち、どの分野でも同様であると考えられるが、再生医療とはリハビリテーション(ロービジョンケア)とセットで完成する治療である。 

(*)「健全なあきらめ」(田嶌誠一 九州大学教授)
 変わるものを変えようとする勇気 
 変わらないものを受け入れる寛容さ
 そしてその二つを取り違えない叡智 

【略歴】
 1986(S61)京都大学医学部卒業
 1986(S61)-1987(S62)京都大学付属病院眼科研修医
 1988(S63)-1992(H4)京都大学大学院医学博士課程
 1992(H4)-2001(H13)京都大学医学部眼科助手
 1995(H7)-1996(H8)米国サンディエゴ ソーク研究所研究員
 2001(H13)-2006(H18)京都大学附属病院探索医療センター開発部助教授
 2006(H18)- 理化学研究所 発生再生科学総合研究センター
                  網膜再生医療研究チーム チームリーダー
 (組織改正) 理化学研究所 発生再生科学総合研究センター
                  網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー 

 

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今回の新潟ロービジョン研究会は、「第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会」の招待講演に、新潟ロービジョン研究会が共催する形で行われたものです。 

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 http://andonoburo.net/on/1690 
  開催日:平成25年6月21日(金)から23日(日)
  会場:チサンホテル&カンファレンスセンター新潟
     新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」 

 招待講演(市民公開講座) 2013年6月23日(日)9:00〜11:00
 
 共催 新潟ロービジョン研究会2013
   座長 安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
 1)「iPS細胞を用いた網膜再生医療」
     高橋 政代 (理化学研究所)
 2)「網膜色素変性、治療への最前線」 
     山本 修一 (千葉大学眼科教授)

 

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別企画-2
 「視覚障害者とスマートフォン」   
  渡辺 哲也 (新潟大学工学部 福祉人間工学科)
    日時:平成25年6月22日(土) 10時50分〜11時40分
    
会場:チサンホテル新潟 越後の間(東) 4階
    
最新情報:http://andonoburo.net/on/1690 

【はじめに】
 スマートフォンとタブレットPCのタッチパネル操作は、触覚的手がかりがないため、全盲の人にとっては難しいと思われる。この問題について、Web情報、利用者インタビュー、実験などを通じて調べた。 

◆スクリーンリーダ
 iPhoneやiPadには、スクリーンリーダVoiceOverが標準装備されている。AndroidにもスクリーンリーダTalkBackが標準装備されているが、日本語出力のために音声合成ソフト(ドキュメントトーカ)をインストールする必要がある。 

◆アイコン等の選択
 2通りの操作方式がある。直接指示方式では、触れた位置にあるアイコンなどが選択され、読み上げが行われる。続けてダブルタップすると選択決定となる。画面構成を覚えておけば操作は容易だが、画面構成が分からないと目標項目を探すのは困難である。

 順次選択方式では、画面上でスワイプ(フリックとも)することで、前後の項目へ移動し、これを読み上げる。項目間を確実に移動できるが、目標項目に到達するまで時間がかかることが多い。 

◆文字入力
 テンキー画面によるフリック入力や携帯電話式入力(同じキーを押すたびに、あ、い、う、と変化)、50音キーボード画面やQWERTYキーボード画面が音声読み上げされる。漢字の詳細読み機能もある。いずれの方式も、個々のキーが小さく入力が不正確になりがちである。この問題解消のため、iPhoneには自動修正機能が装備されている(英語版のみ)。ジョージア工科大学で開発されたBrailleTouchというアプリでは、タッチ画面を点字タイプライタの入力部に見立てて6点入力をする。

【おわりに】
 音声支援により全盲の人もタッチパネルを操作できる。しかし、アイコン等の選択や文字入力が効率的に行えるとは言いがたい。お札や色の判別などのアプリは従来の携帯電話でも利用できたが、これらを簡単にインストールできる点は利点であろう。 

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*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 プログラム
  http://andonoburo.net/on/1871 

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『第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会』 
 期 日: 2013年6月21日(金)プレカンファレンス
               22日(土)・23日(日) 本大会
 会 場:「チサン ホテル & コンファレンスセンター 新潟」4階
     「新潟大学駅南キャンパスときめいと」 2階
 メインテーマ: 「見えない」を「見える」にする「心・技・体」
 主   催 : 視覚障害リハビリテーション協会
 主   管 : 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会
 大 会 長 :  安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
 実行委員長 : 渡辺 哲也 (新潟大学工学部 福祉人間工学科)
 ホームページ: http://www.jarvi2013.net/

2013年6月11日

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別企画-1
  「歩行訓練の将来」 
    日時:平成25年6月21日(金) 16時50分〜17時40分
    会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」講義室A 2階
     最新情報:http://andonoburo.net/on/1690 

 山田 幸男(司会:信楽園病院/NPO法人障害者自立支援センターオアシス)
 清水 美知子(歩行訓練士;埼玉県)
 松永 秀夫(新潟県視覚障害者福祉協会) 

 1970年、大阪の日本ライトハウスで、わが国で初めて歩行訓練(注1)の講習会が開かれました。その後、視覚障害に関する法律に規定された施設や、自治体から中途失明者緊急生活訓練事業を受託した当事者団体等が歩行訓練を提供してきました。また1990年以降には、盲導犬協会や特定非営利活動法人などの民間組織が独自の財源により歩行訓練を提供し始めました。昨年、日本ライトハウスが行った調査では「視覚障害者の生活訓練施設」として70の施設および個人があると報告されています。さらにこの他、特別支援学校(盲学校)でも歩行訓練が実施されている状況があります。

 このような状況の中で、現在歩行訓練の指導にあたっているのは、日本ライトハウス養成部または国立障害者リハビリテーションセンター学院の視覚障害に関する養成課程を修了した者、その他歩行訓練に関する講習会を修了した者、さらにはそうした専門教育を受けていない当事者、教員、ボランティア等です。

 今回の討論テーマは「歩行訓練の将来」ですが、現在、上記のような多様な状況の中で行われている歩行訓練の実施状況に関する調査はほとんどありません。そのため関連資料や各方面から断片的に耳に入ってくる情報、経験などから推し量るしかない状況ですが、今回、本研究発表大会の開催地新潟で歩行訓練事業に携わっている3者(注2)が、新潟県における歩行訓練の状況および問題点を踏まえ、視点を全国に移しながら、わが国の歩行訓練の将来について討論したいと思います。 

注1:「歩行」とは「オリエンテーションとモビリティ」のことを指す。
注2: 新潟県で歩行訓練事業を実施している2団体(当事者団体と支援者団体)の代表と、新潟県および関東圏で歩行訓練に携わる訓練士)

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*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 プログラム
  http://andonoburo.net/on/1871
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第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 講演要旨  
【シンポジウム】 『視覚障がい者の就労支援』   
 星野 恵美子 (司会:新潟医療福祉大学)    
 小島 紀代子 (NPO障害者自立支援センターオアシス)   
 清水 晃 (新潟県上越市)
 今野 靖 (新潟公共職業安定所)
 工藤 正一 (NPO法人タートル)

 平成25年6月23日(日)  
 チサンホテル&カンファレンスセンター新潟 越後の間

【講演要旨】  
 障がい者にも、健常者にも、就労(働くこと)は、その経済面での保障や社会的、自尊感情のために重要である。就労支援においては、その障害特有の解決を要する課題がある。今回のシンポジウムでは、視覚障がい者が働く現状と課題を明らかにしその支援策等について検討し、今後に生かすことが今回のシンポの目的であった。 実践・体験豊かなシンポジストに恵まれたおかげで、実り大きいシンポとなった。就労支援の成功の鍵としては、当事者の相談をして、心を支えつつ職業能力を高め、各種の専門家が適切に連携して問題解決を図ることが効果的である。

 以下に各領域のシンポジストの発言を振り返る。
1.視覚障害者を取り巻く現状と課題 相談支援する立場から
  小島 紀代子 (NPO障害者自立支援センターオアシス)  
 NPO法人オアシスでは調理、歩行、化粧等の日常生活訓練や、パソコン、拡大読書器の使用や福祉制度の紹介を行う。また、多くの方の相談に当たり、グループセラピーを通して心のケアに力を注いでいる。 相談事例の調査報告から、中途障害によるシニア層で離職の理由は、文字の読み書きの困難や夕方からの歩行が難しく、残業や仕事ができないと思い退職。また若い世代では、運転が困難になり仕事に支障、世間の目が重圧になり白杖が持てない、盲学校という選択肢を断念する。いずれの世代でも離職後相談に訪れるため、打つ手が限定される傾向にある。一方、就労した人は早くに助けを求め、辛い時に相談し、就労に必要な各種技能を訓練し取得したり、多様な専門職とのチーム医療に支えられて就労にこぎつける。

2.当事者の立場で     
 清水 晃 (上越市役所勤務)  
 仕事を持つ意味は人生にとって大事な自分自身の存在を守るための仕事の選択がある。再就職へ向けてのアクションとしては、サポート体制の構築や就労支援制度に関する情報を整理し、自己分析作業が大切である。まとめとして、病状悪化に伴い、様々な苦労をしたが、現在は自身のサポート体制が整っているため、将来的な不安は少ない。今後、さらなる病状悪化が予想されるが、連携を図りながら、就労継続や自己能力開発に努めていきたい

3.ハローワーク新潟における視覚障がい者の就労支援   
 今野 靖 (新潟公共職業安定所)
 職業リハビリテーションの目的は、求職者が職業を通じて、社会人として生活できるように支援する。就職準備から職場定着までのチーム支援によるサポートが重要である。 視覚障がい者(応募者側から)の採用・就労継続のポイントとしては、   (1)正確な自己分析(能力・キャリア・障がい特性)に基づく応募先の選択、 (2)就職活動ノウハウを基本とした効果的な実践(自己PR,アピール)、 (3)本人のニーズと適性に合った紹介と企業への面接・採用の働き掛け、(4)通勤面、職場内での職業生活のクリア及び職務遂行能力の確保、 (5)助成金・支援メニュー、支援機器等を活用した課題・問題解決が重要である。

4.「視覚障害者の就労支援と今後の課題」   
 工藤 正一 (NPO法人タートル)  
 中途で視覚障害者となっても、いかにすれば、働き続けられるか。  事例からみた就労成功の条件とは、①障害の受容と前向きな姿勢 ②ロービジョンケアを踏まえた関係者との連携、③PC操作技術の習得と歩行訓練による通勤の安全、④職場の理解・協力、⑤各種支援制度の活用である。また、職場復帰や雇用継続の判断には産業医の意見が重要で、産業医が眼科医と連携し保有視機能の状態と配慮事項等の情報の共有することで、適切な支援・雇用管理が可能となる。また、雇用継続のためには、・障害受容と心のケア、生活面と職業面の問題の解決、受障初期の眼科医療からの連携が必要である。  
 今後の課題として、視覚障害があっても働き続けられるように、①在職者訓練等、職業訓練機会の保障、②視覚障害者に対応できるジョブコーチの養成、③歩行訓練と職業訓練の人材の養成及び障害者支援体制の整備として、④ロービジョンケアと産業医との連携、⑤視覚障害の正しい理解と合理的配慮の検討が望まれる。

 

2013年6月9日

 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 シンポジウム
  「視覚障害者の就労支援」
    日時:平成25年6月23日(日) 12時〜13時10分
    会場:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟 4階 越後の間(東)
     最新情報:http://andonoburo.net/on/1690 

 司会:星野 恵美子 (新潟医療福祉大学)
 シンポジスト 
  小島 紀代子(新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会・
         NPO法人障害者自立支援センターオアシス)
  清水 晃(新潟県上越市)
  今野 靖(新潟公共職業安定所)
  工藤 正一(NPO法人タートル) 

 司会進行
   星野恵美子 (新潟医療福祉大学)
 働くことは障害の有無にかかわらず、大変重要である。特に視覚をはじめとして障害を持つ者にとって、就労はリハビリテーションの目標でもあり、経済的な補償だけではなく、社会的にも価値づけられ、とても自信を持って生き抜くことにつながっていく。今回のシンポジウムでは、次の多様な立場のシンポジストにより、貴重な経験や実践を通した話題提供と討論の場を設けたい。

1 【相談支援する立場から】視覚障害者を取り巻く現状と課題 
   小島 紀代子(新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会
          ・NPO法人障害者自立支援センターオアシス)
  視覚障害者の特性としては中途の障害のかたが多く、合併症を持ち、適切な時に適切な支援や情報が得られにくく悩みも深く孤立しやすい傾向がある。そういう方々への支援の際の課題は何か? 

2 【視覚障害当事者から】仕事をして思うことは 
   清水 晃 (新潟県上越市)
  視覚に障害を持つ自身にとって仕事を持つ意味について考え、再就職するうえで努力したことは何か、どうすれば辞めなくて済んだか? 日常的な歩行及び移動における課題等について述べる。 

3 【労働行政機関の立場から】   
   今野 靖(新潟公共職業安定所)
  障害者の就職支援は、個別に対応したきめ細やかな職業リハビリテーションの提供が必要であり、そのためにも支援対象者の障害の態様、適性、求職ニーズを正確に把握する必要がある。また、求職ニーズと企業ニーズとの効果的なマッチングがポイントとなる。

4 【視覚障害者への就労と今後の展望・課題】
   工藤 正一(NPO法人タートル)
  視覚障害者に対する的確な雇用支援について、相談事例等の現状を踏まえて、今後の課題等について考える。

5 ディスカッション 

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*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 プログラム

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2013年6月7日

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別講演2
  演題:「視覚障害者に対するこころのケア」
  講師: 山田 幸男 
        新潟県視覚障害者のリハビリテーションを推進する会
           NPO法人障害者自立支援センター オアシス
   座長:吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
   日時:平成25年6月22日(土) 15時05分~15時55分
   会場:チサンホテル 4階 越後の間(東) 

 私たちが視覚障害リハビリテーションを始めたきっかけは、一人の目の不自由な男性A君の自殺です。彼の死を無駄にできないと考え、10年間の準備のあと、1994年に信楽園病院に「視覚障害リハビリ外来」を開設しました。しかしその甲斐もなく、4ヵ月後にBさんも入院中に自殺を企て、亡くなってしまいました。さらに同じ頃、1型糖尿病で失明したCさんも、命はとりとめたものの入院するたびに自殺を試みました。

 その後の調査で、目が不自由になるとそれが原因で、少なくとも2人に1人は、死ぬことを考え、うつ病やうつ状態であることが明らかになりました。視覚障害者は、いろいろな面で大きなハンディキャップを抱えながら、回復の見込みがないままに、生き続けなければなりません。

 そこで同じ障害をもつ人やスタッフ、ボランティアさんと気楽にお茶を飲みながら話のできる場を1995年に開設しました。「パソコン教室オアシス」です。そこは、グループセラピーなどこころの相談室であり、またパソコンや点字、化粧・調理・運動の教室、さらに、おしゃべりなどをしてくつろぐことのできる喫茶室です。

 開設して4-5年経つと、自殺を企てる人はなくなり、自殺を考える人も減少しました。若い人たちは職に就くことさえ考えるようになりました。「このような施設をもうすこし早くつくってもらっていたら、だれも死なないですんだのでは?」という声が聞かれるようになりました。    

 目の不自由な人とその家族には、こころのケアは必要です。私たちの乏しい経験を含めて、視覚障害者のこころのケアについてお話をさせていただきます。

 

【略歴】
  昭和42年3月 新潟大学医学部卒業
  昭和42年4月 新潟大学医学部附属病院インターン
  昭和43年4月 新潟大学医学部第一内科入局。内分泌代謝斑
  昭和54年5月 社会福祉法人新潟市社会事業協会信楽園病院
  平成17年4月 公益財団法人新潟県保健衛生センター   

 学 会
  日本内科学会認定医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医、日本ロービジョン学会評議員、日本病態栄養学会評議員

 著 書
  ・視覚障害者のリハビリテーション(日本メディカルセンター)
  ・視覚障害者のためのパソコン教室(メディカ出版)
  ・白杖歩行サポートハンドブック(読書工房)
  ・目の不自由な人の“こころのケア”(考古堂)
  ・目の不自由な人の転倒予防(考古堂)、ほか 

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【第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別講演】
 特別講演 1  座長 小田 浩一 (東京女子大学)  
   「視覚障がい者はどうして支援機器を使わないのか?」
           林 豊彦(新潟大学教授 工学部福祉人間工学科) 

 特別講演 2  座長 吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
   「視覚障害者に対するこころのケア」      
     山田 幸男(信楽園病院/NPO法人障害者自立支援センターオアシス) 

*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 プログラム:http://andonoburo.net/on/1871 

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第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別講演1
 演題:「視覚障がい者はどうして支援機器を使わないのか?」
 講師:林 豊彦(新潟大学教授 工学部福祉人間工学科)
  座長 小田 浩一(東京女子大学)
  日時:平成25年6月22日(土) 10時〜10時50分
  会場:チサンホテル 4階 越後の間(東) 

【抄録】
 その答えは「知らないから」。我々の調査によれば、新潟市の視覚障がい者は自立生活や就労に不可欠な支援機器のことをほとんど知らない。知らないから、使わないのは当然である。なぜそうかというと、障がい者の周りにいるソーシャルワーカー、コメディカル、教師が包括的には学んでいないからである。近視になったら眼鏡をかけることのは誰でも知っているのに、極度に見えにくくなったら拡大読書機を使うこと、視覚がほとんど使えなくなったら音声パソコンを使うことを知っている人は、それぞれ11.5%、5.6%しかいない。 

 その解決策としては次の2つが考えられる:1)支援機器の選択・適合の専門家である支援技術者が他の専門家と恊働して支援する公的機関の設置;2)障がい者を直接支援する社会福祉士、介護福祉士、コメディカルの一部を支援機器の専門家として育成。ともに実現できれば、難しくない機器の選択・適合は現場だけで解決でき、難しい問題は地域の支援センターと恊働して解決できる。 

 上記2つの実現のために、我々は新潟市の委託を受けて平成20年度に「新潟市障がい者ITサポートセンター」を新潟大学内に設置した。現在のスタッフは、センター長の私以外に3人(常勤の支援技術者1人、非常勤の支援者・事務員が各1人)である。しかし、すべての臨床ニーズには対応しきれないため、地域の関連組織・機関・団体と協力しながら支援事業を拡大している。特に継続的な連携に力を入れており、定期的に支援会議や相談会を開催している特別支援学校が4校ある。本学医学部附属病院のロービジョン外来にも月1回参加している。新潟県視覚障害者福祉協会とは、共同で「視覚障がい者のためのパソコン講習」(全10回、各2時間)を年2回開いている。出前の講習会・研修会は年30回を超える。コメディカルのための支援技術講座も試行的に始めた。これらの啓発活動を通じて足場を固めながら、事業の拡大をはかっていきたい。  

【略歴】
 1977 新潟大学工学部・電子工学科卒業
 1979 新潟大学大学院・工学研究科修士課程修了
    新潟大学・助手 歯学部
 1986 歯学博士 (新潟大学)
 1987 新潟大学・講師 歯学部附属病院
 1989 工学博士 (東京工業大学)
 1991 新潟大学・助教授 工学部情報工学科
 1996 Johns Hopkins大学・客員研究員
 1998 新潟大学・教授 工学部福祉人間工学科
 2008 新潟市障がい者ITサポートセンター長(兼任) 

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【第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別講演】
 特別講演 1  座長 小田 浩一 (東京女子大学)  
  演題「視覚障がい者はどうして支援機器を使わないのか?」
        講師 林 豊彦(新潟大学教授 工学部福祉人間工学科) 

 特別講演 2  座長 吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会)
  演題「視覚障害者に対するこころのケア」 
  講師 山田 幸男(信楽園病院/NPO法人障害者自立支援センターオアシス)

*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
  ホームページ : http://www.jarvi2013.net/
  詳細なページ : http://andonoburo.net/on/1690

2013年6月5日

第7回 心療眼科研究会
 日 時  2013年6月29日(土) 17:30 – 20:30
 場 所  TKP大手町カンファレンスセンター ホール16A
 会 費  2,000円(予定人数 130名)
 ※ 日本眼科学会認定専門医 3単位(認定番号:20015)
 世話人 気賀沢 一輝 先生(杏林大学 眼科) 

 テーマ:眼科における精神科プライマリケアの実践

心療眼科研究会のご案内です。今年の研究会(第7回心療眼科研究会)は、6月29日(土)に開催されます。  
参加申し込みは、6月15日(土)までです。興味のある方はご参加く下さい。  
ホームページ:http://www.eye-center.org/jpos/index.html

プログラム
1. 症例検討
 司会進行:気賀沢 一輝 先生(杏林大学 眼科)
 アドバイザー:石郷岡 純 先生(東京女子医科大学 神経精神科 教授) 

2. 教育講演
 座長 清澤 源弘 先生(清澤眼科医院 院長)
 演題 心因性視覚障害の過去、現在、未来
 演者 気賀沢 一輝 先生(杏林大学 眼科) 

3. 特別講演
 座長 若倉 雅登 先生(井上眼科病院)
 演題 がんと総合病院精神科 ―身体科と精神科の連携(リエゾン)について―
 演者 山田 健志 先生(がん研有明病院 腫瘍精神科 部長)

 

*参加申込
 所属・名前・連絡先を記載の上、メールもしくはFAXにて事務局(下記)までお知らせください。
 〆切 2013年6月15日(土)正午

*開始時間は若干変更することがございます。

 

【問い合わせ】
 心療眼科研究会事務局
 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 井上眼科病院内
 Tel: 03-3295-0911(担当: 山口 内線: 7021) FAX: 03-3295-0917
 e-mail: yamaguchi-h@inouye-eye.or.jp 

 共 催 心療眼科研究会 グラクソ・スミスクライン株式会社 

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*『心療眼科研究会について』
 この研究会は以下のようなテーマを研究します。
  *器質的変化が検出されない目と視覚の異常感への対応
  *ロービジョン患者の心理的ケア
  *眼科医でもできる精神療法、薬物療法
  *EBM と NBM(Narrative Based Medicine,対話と物語に基づく医療)の融合
  *眼科の視点からの精神・視機能に関する脳研究 etc.
 我々眼科医療従事者はメンタルケア、精神医学の基本を知らなすぎるのでは?そのため、救える患者も救っていないのでは?そこで、この分野の勉強のため、この研究会を立ち上げた。

2013年6月4日

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 ランチョンセミナー 1「最近の眼科医療とロービジョンケア」
  (2)『医療のなかでのロービジョンケアの役割』
   新井 千賀子 (視能訓練士:杏林大学)
    日時 : 2013年6月22日(土)11:55〜12:45
    会場 : チサンホテル 4階 越後の間(東)
    共催  新潟ロービジョン研究会2013 

 昨年の診療報酬改定でロービジョンケア検査診断料が認められたことは、医療の中で視覚障害に対応することが公的に認識された事を意味している。いくつかの課題はあるものの、視覚障害リハビリテーションの大きなmilestoneである。とはいえ、まだロービジョンケアはやっとスタート地点にたったにすぎない。ロービジョンケアは医療のなかでどんな役割をするものなのだろうか。 

 「人が自殺を考えたりするような危機的状況になるのは、仲間と希望とお金を同時に喪失した時だ」と 学生時代に ある人から言われたことがある。その後、リハビリテーションの授業でも同じことを教わったので、これはあながち間違いではないらしい。ロービジョンケアをやっているうちに、私はこれをかなり意識するようなった。

 多くの人は病院にいけば病気は良くなると思っている。しかし、実際には治療で回復して以前と同じ見え方になるという病気は少ない。回復が困難である病気であると診断された患者さんはどんなに視機能が高くても将来への希望を見失う。そして、こんな病気にかかっているのは自分一人だと思ったり、問題を親しい人たちと共有できずに孤独感を深めていく。さらに、就労継続が難しいと思い始め経済的な問題を抱える。この状況は、「仲間と希望とお金を同時に喪失する状況」に近くなる。

 この危機的な状況を回避する一つの方法としてロービジョンケアがある。このように考えると、ロービジョンケアの役割の別の側面も見えてくる。どんな医療者も治療や回復の困難を患者に伝える事は心が痛むはずで相応の負担がある。ロービジョンケアを導入することで、患者さんの深刻な問題が少しでも軽くなることは、患者だけでなく医療者の為にも大切な役割があると考えている。

 このような役割を果たせるロービジョンケアとはどんなものだろうか?。スタート地点にたった今、これからのロービジョンケアを医療の中でどう構築していくかを考えたい。

 

【略歴】
 1992年 筑波大学大学院教育研究科修士課程障害児教育専攻 卒業 修士(教育)
 1996年 国立小児病院付属視能訓練士学院 卒業
 1997年 国立特殊教育総合研究所(現:国立特別支援教育総合研究所)研究員
 2000年 Light House International Arlrene R.Gordon 研究所 文部科学省在外研究員
 2001年 国立特殊教育総合研究所(現:国立特別支援教育総合研究所)研究員
 2005年 杏林アイセンター ロービジョンルーム 現在に至る 

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【ランチョンセミナー】 (協賛:新潟ロービジョン研究会2013)
     6月22日(土)11:55〜12:45   (昼食~数に限りがあります)
  会場1.チサンホテル 4階 越後の間(東)
    最新の眼科医療とロービジョンケア
    「ここまで進化している!眼科の検査と治療の最前線」
          長谷部 日 (新潟大学医学部講師;眼科)
    「医療のなかでのロービジョンケアの役割」
          新井 千賀子 (視能訓練士:杏林大学)

  会場2.ときめいと 2階 会議室AB
    「『生きる』を変える,携帯端末と視覚リハ事情」
          三宅 琢(Gift Hands)、氏間 和仁(広島大学) 

*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 プログラム:http://andonoburo.net/on/1871 

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『第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会』
 期 日: 2013年6月21日(金)プレカンファレンス
                22日(土)・23日(日) 本大会
 会 場:「チサン ホテル & コンファレンスセンター 新潟」4階
       http://www.solarehotels.com/chisun/hotel-niigata/ 
     「新潟大学駅南キャンパスときめいと」 2階
       http://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/outline.html
 メインテーマ: 「見えない」を「見える」にする「心・技・体」
 主   催 : 視覚障害リハビリテーション協会
 主   管 : 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会
 大 会 長 :  安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)
 実行委員長 : 渡辺 哲也 (新潟大学工学部 福祉人間工学科)
 ホームページ: http://www.jarvi2013.net/
 詳細な情報 : http://andonoburo.net/on/1690 

【事務局】
  第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会実行委員会事務局
   〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050番地
   新潟大学 工学部 福祉人間工学科 渡辺研究室内
  E-mail : jarvi2013info@eng.niigata-u.ac.jp
  FAX:025-262-7198

2013年6月3日

第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 ランチョンセミナー 1「最近の眼科医療とロービジョンケア」
  (1)『ここまで進化している!眼科の検査と治療の最前線』
   長谷部 日 (新潟大学医学部講師:眼科)
    日時 : 2013年6月22日(土)11:55〜12:45
    会場 : チサンホテル 4階 越後の間(東)
    共催  新潟ロービジョン研究会2013  

 眼科は技術革新が非常に早い分野である。かつては考えもつかなかったような検査方法や治療方法が次々と登場し、様々な目の疾患の治療成績の向上に結びついている。 

 最近の眼科診療を最も大きく様変わりさせたのはOCTという眼底検査装置である。ものを見るために最も重要なフィルムである網膜は厚さ0.1~0.2mmと非常に薄く、しかも透明である。このため生体の網膜の状態を詳細に観察することは不可能であった。しかしOCTは網膜の断層写真を簡単に撮影でき、しかもそこには網膜の微細な層構造が顕微鏡なみの高い解像度で写っている。OCTの登場によって様々な眼底疾患の病態が解明し、治療方法が大幅に進歩した。OCTは現在の眼科診療に欠かせない検査装置となっている。 

 眼底疾患の手術方法も大きく様変わりした。現在ではわずか0.5mmの太さの手術器具が、大半の眼底疾患の治療に使用可能となっている。手術器具が細く小さいということは、目にできる傷が小さくて済むということである。この結果、手術の傷口を縫合する機会が減り、傷口や縫合糸の刺激が原因となる術後の異物感が減り、さらに炎症が軽くなったおかげで術後の回復も早くなった。現在ではさらに細い手術器具の開発も進みつつある。 

 治療が難しかった加齢黄斑変性は、今や薬剤の注射だけで済む場合が多い。十数年前まで加齢黄斑変性には安全で有効な治療方法が存在しなかったのだが、様々な治療方法が次々と生み出され、あっと言う間に入院の必要すらなくなってしまった。現在ではこの他にもいろいろな眼底疾患に対して手術以外の治療方法を選択できるようになってきた。 

 そして最近ではiPS細胞の話題からも目が離せない。ちょっと勉強を怠っていると最新の医療からすぐに取り残されてしまう、それが現代の眼科である。本ランチョンセミナーではそんな眼科診療の進歩を、一部ではあるが紹介したい。

 

【略歴】
 H4年 新潟大学医学部卒業、新潟大学眼科入局
 H6年~H10年 新潟大学医学部大学院(医学博士)
 H11年~H12年  燕労災病院眼科
 H13年~ H14年  聖隷浜松病院眼科
 H19年~  新潟大学医歯学総合病院助教
 H25年~  新潟大学医学部講師 

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【ランチョンセミナー】 (協賛:新潟ロービジョン研究会2013)
     6月22日(土)11:55~12:45   (昼食~数に限りがあります)
  会場1.チサンホテル 4階 越後の間(東)
    最新の眼科医療とロービジョンケア
    「ここまで進化している!眼科の検査と治療の最前線」
          長谷部 日 (新潟大学医学部講師;眼科)
    「医療のなかでのロービジョンケアの役割」
          新井 千賀子 (視能訓練士:杏林大学)

  会場2.ときめいと 2階 会議室AB
    「『生きる』を変える,携帯端末と視覚リハ事情」
          三宅 琢(Gift Hands)、氏間 和仁(広島大学) 

*第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
 プログラム:http://andonoburo.net/on/1871