2013年5月8日

■ 6月21日(金)プレカンファレンス  
                                            会場:ときめいと(2階)

13:20~    受付開始 (ときめいと)

13:40~16:40 【関連企画1】歩行訓練士情報交換会
        (会場:ときめいと講義室A)

 16:50~17:40 【特別企画1】歩行訓練の将来
        (会場:ときめいと講義室A)
  山田 幸男(信楽園病院/NPO法人 障害者自立支援センター オアシス)
  清水 美知子(歩行訓練士),
        松永 秀夫(新潟県視覚障害者福祉協会) 
        http://andonoburo.net/on/2010

17:50~18:50 【視覚障害リハビリテーション協会各種委員会】
  (会場:ときめいと講義室A、ミーティングルームA)

19:00~21:00 【視覚障害リハビリテーション協会理事会】
  (会場:ときめいと講義室A)

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■ 6月22日(土)大会1日目 
                                  
会場:チサンホテル(4階)/ときめいと(2階)

8:30~ 受付開始   

9:00~9:10 【開会式】 

9:10~10:00 【口頭発表 1)一般講演】 
                            ※発表者のみ掲載しています。  
         
(会場:チサンホテル 4階 越後の間/東)  
 座長:田中 雅之(名古屋市総合リハビリテーション事業団)     
                仲泊 聡(国立障害者リハビリテーションセンター病院)
 1.震災半年後以降に多数が亡くなられていた視覚障害者
   加藤 俊和(全国視覚障害者情報提供施設協会)
 2.わが国における盲ろう者の実態についての調査~身体障害者手帳の交付状況をもとに~
   前田 晃秀(東京都盲ろう者支援センター・筑波大学人間総合科学研究科)
 3.盲ろう者のより安全な単独歩行を実現するために行った盲導犬貸与の事例報告
   益野 健平(公益財団法人 日本盲導犬協会)
 4.中間型アウトリーチ支援の実践可能性
   西脇 友紀(国立障害者リハビリテーションセンター病院)
 5.視覚障害者に対する化粧療法の可能性~社会復帰に有効にはたらいた一例~
   松下 惠(ケアメイク*リハビリテーション協会)   

10:00~10:50 【特別講演1 テーマ「技」】
 座長:小田 浩一(東京女子大学)
 「視覚障がい者はどうして支援機器を使わないのか?」
   林 豊彦(新潟大学教授 工学部福祉人間工学科) 
   http://andonoburo.net/on/1995

10:50~11:40 【特別企画2】
 「視覚障害者とスマートフォン」
   渡辺 哲也 (新潟大学工学部 福祉人間工学科)
   http://andonoburo.net/on/2014

11:55~12:45 【ランチョンセミナー】 
              昼食付講演(協賛:新潟ロービジョン研究会2013)
    各会場に弁当を150食用意します。数に限りがあること承知下さい

 会場1(チサンホテル越後の間(東))
  ●最新の眼科医療とロービジョンケア
   「ここまで進化している!眼科の検査と治療の最前線」
     長谷部 日 (新潟大学医学部講師・眼科医)
    http://andonoburo.net/on/1981

   「医療のなかでのロービジョンケアの役割」
     新井 千賀子 (杏林大学・視能訓練士)
    http://andonoburo.net/on/1987

 会場2(ときめいと講義室A・B)
  ●「『生きる』を変える,携帯端末と視覚リハ事情」
    三宅 琢(Gift Hands),氏間 和仁(広島大学) 
                 http://andonoburo.net/on/1967

12:55~13:55 【視覚障害リハ協会総会】
   総会、表彰式、次回大会案内 

14:15~15:05 【口頭発表 2)特集スマートサイト】
                            ※発表者のみ掲載しています。
  (会場:チサンホテル 4階 越後の間/東)   
   座長:川瀬 和秀(岐阜大学)      
                張替 涼子(新潟大学)

 1.仙台・宮城版スマートサイトの仕組みと経過
   佐渡 一成(さど眼科)
 2.北海道地域におけるスマートサイトモデルの展開
   永井 春彦(勤医協札幌病院眼科)
 3.岡山県版リーフレット「かけはし」の報告
   守本 典子(岡山大学眼科・岡山県視覚障害を考える会)
 4.アメリカ合衆国の視覚障害リハビリテーション施設における「スマートサイト」活用の現状調査
   伊東 良輔(社会福祉法人北九州市福祉事業団)  

15:05~15:55 【特別講演2 テーマ「心」】
   座長:吉野 由美子(視覚障害リハビリテーション協会)
 「視覚障害者に対するこころのケア」
  山田 幸男(信楽園病院/NPO法人 障害者自立支援センター オアシス)
  http://andonoburo.net/on/2000

16:00~18:00 【ポスター発表】
     http://andonoburo.net/on/1901

  会場1:ときめいと講義室A・B(42題)
  会場2:チサンホテル越後の間(東)(30題)
 討論時間 奇数演題:16:00〜17:00
      偶数演題:17:00〜18:00

17:10~18:00 【関連企画2】視能訓練士講習会
 (ときめいとミーティングルームA)
  視能訓練士のみ対象

18:10~19:00 【関連企画3】地域ブロックの会
  会場:ときめいと講義室 ロビー 

19:10~21:00 【懇親会】
 (チサンホテル越後の間 東西)
  http://andonoburo.net/on/2029

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■ 6月23日(日)大会2日目  
                            会場:チサンホテル(4階)/ときめいと(2階)

8:30~ チサンホテル越後の間(東)開場
8:40~ ときめいと講義室AB 開場

9:00~10:50 【招待講演 テーマ「体」】
 市民公開講座(共催:新潟ロービジョン研究会2013)
    座長:安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)
 1.「iPS細胞を用いた網膜再生医療」 
          高橋 政代(理化学研究所)
     http://andonoburo.net/on/1955
     

 2.「網膜色素変性、治療への最前線」
          山本 修一(千葉大学眼科・教授)
     http://andonoburo.net/on/1961

   講演会場(登録者):チサンホテル越後の間(東)
   ビデオ中継会場(非登録者):ときめいと講義室A・B

11:10~12:00 【特別企画3】
「盲学校での中途視覚障害者支援」
  司会:小西 明(新潟県立新潟盲学校 校長)
  話題提供:中村 信弘(秋田県立盲学校 校長)
  情報提供:田邊 佳実
  (日本ライトハウス/視覚障害生活訓練指導者養成課程研修生)
   http://andonoburo.net/on/2024

12:00~13:10 【シンポジウム】
「視覚障害者の就労支援」
  司 会:星野 恵美子(新潟医療福祉大学)
  話題提供:小島 紀代子(NPO法人オアシス)
       清水 晃 (新潟県上越市)
       今野 靖(新潟公共職業安定所)

       工藤 正一(NPO法人タートル)
  http://andonoburo.net/on/2005

 

13:10~13:20 【閉会式】 

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【機器展示】(一般開放)(ときめいと多目的室)
 6月22日(土)10:00~18:00、23日(日)9:00~12:00
  ケージーエス株式会社・東海光学株式会社・有限会社アットイーズ
  株式会社新潟眼鏡院・日本テレソフト・株式会社インサイト
 (株)タイムズコーポレーション・シナノケンシ株式会社
 (株)ケイメイ・アイネット株式会社・(株)西澤電機計器製作所
  Gift Hands・三菱電機株式会社(京都製作所営業部)
 (株)エッシェンバッハ光学ジャパン
  パナソニック株式会社(AVCネットワークス社)
  日本盲導犬協会・有限会社読書工房・ケアメイクリハビリテーション協会
   (申し込み順)

【盲導犬体験コーナー】(一般開放)(ときめいと多目的室)
  6月22日(土)10:00~18:00,6月23日(日)9:00~12:00

 

2013年4月23日

済生会新潟第二病院眼科で、1996年(平成8年)6月から毎月行なっている勉強会の案内です。参加出来ない方は、近況報告の代わりにお読み下さい。

 案内 第207回(13‐05月)済生会新潟第二病院 眼科勉強会
  演題:「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育 〜盲学校に求められるもの〜」
  講師:小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)
    日時:平成25年5月8日(水)16:30 ~ 18:00 
    場所:済生会新潟第二病院 眼科外来

【抄録】
 1.ノーマライゼーション
 我が国では、昭和56年(1981)の国際障害者年を契機に、ノーマライゼーションの用語が一般的に使用されるようになり、次第に福祉政策に取り入れられるようになった。それに先立ち、視覚障害児の教育におけるインテグレーション(統合教育)は昭和40年代半ばから始まり、ノーマライゼーションの一環として進められていた。しかし、インテグレーションでは、健常児と視覚障害児が同じ学校の同じクラスで過ごすことのみがクローズアップされ、個々の障害の状態を把握し、ニーズに応じた能力を伸ばしていくために必要な支援をプログラムすることができていなかった。その後、平成7年(1995)になって、総理府(現:内閣府)の障害者プラン ~ノーマライゼーション7か年戦略~ が発表され、国をはじめ公的機関の姿勢が明確に示されるようになった。

 2.「障害者の権利に関する条約」をめぐる動向
 平成18年(2006)年12月に、国際的な動きとして「障害者の権利に関する条約」が国連で採択された。我が国では、批准に向けて政府で検討がなされ、その一環として平成21年12月に、内閣府に障がい者制度改革推進本部が設置された。本部の障がい者制度改革推進会議において、平成22年6月「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」が閣議決定された。教育関係分野では、①インクルーシブ教育の理念②子どもの特性に応じた教育実現のための具体的方策について期限を定め策定された。
 条約批准に向け国内法の整備が進められ、文部科学省では平成22年7月中央教育審議会(以下:中教審)に「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」(以下:特特委員会)が設置された。同年12月に、特特委員会で論点整理のとりまとめが行われ、平成23年5月には合理的配慮ワーキンググループが設置された。同年8月には障害者基本法の改正があり、インクルーシブ教育の理念と方向性が示された。さらに、平成24年7月には「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」が中教審よりなされた。

 3.「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」概要
   ①共生社会の形成にむけて 
  ②就学相談・就学先決定の在り方について 
  ③障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備 
  ④多様な学びの場と学校間連携等の推進  ⑤特別支援教育の充実させるための教職員の専門性向上

 4.盲学校に求められているもの
 これからのインクルーシブ教育システム構築に向けて、盲学校には次にあげる課題が求められている。①早期からの教育相談 ②行政等への分かりやすい情報提供 ③特別支援学級等地域資源との連携構築 ④交流及び共同学習、地域社会との連携 ⑤一人一人が生きる指導の充実とそのための専門性の向上 など。 
  今回は、インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育(視覚障害教育)の課題と、課題解決のための方策として当校が取り組んでいる交流及び共同学習について紹介したい。

【略歴】
 1977年 新潟県立新潟盲学校教諭
 1992年 新潟県立はまぐみ養護学校教諭
 1995年 新潟県立高田盲学校教頭 
 1997年 新潟県立教育センター教育相談・特殊教育課長
 2002年 新潟県立高田盲学校校長
 2006年 新潟県立新潟盲学校校長

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 興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です。(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。
 悪しからず。

 今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
   http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
   http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/

 録画はしておりません。当日の視聴のみ可能です。

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』

 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
 眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。

   日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
   場所:済生会新潟第二病院眼科外来

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している  音声パソコン教室ホームページ
  http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/

 

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】

 平成25年6月12日(水)16:30~18:00
   「視覚障害グループセラピーの考察」
      小島 紀代子 (NPOオアシス)

 平成25年6月21(金)~23日(日)
  第22回視覚リハビリテーション研究発表大会(兼 新潟ロービジョン研究会2013)
  最新情報 http://andonoburo.net/on/1690 
  ホームページ:http://www.jarvi2013.net/ 
  参加申し込み:http://www.jarvi2013.net/sanka

  平成25年7月10日(水)16:30 ~ 18:00
   「新潟盲学校弁論大会 イン 済生会」

 平成25年8月7日(水)16:30 ~ 18:00

  「楽しい外出をサポートします! ~『同行援護』その効果とは!?~」
     奥村 京子 (社会福祉法人新潟市社会福祉協議会)

 

2013年4月16日

済生会新潟第二病院眼科では、講師をお呼びしてアイセミナーを行っています。
今回は、松岡尚気先生(新潟大学眼科)です。
多くの方々の参加、歓迎です。

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  済生会新潟第二病院 (第5回)眼科アイセミナー
  日時:2013年4月23日(火)18:00 〜
  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:松岡尚気 (新潟大学眼科)
  演題:新潟大学眼科における加齢黄斑変性症に対するルセンティス治療成績

  参加希望の方は、下記まで連絡ください。
   安藤 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

演題:新潟大学眼科における加齢黄斑変性症に対するルセンティス治療成績
講師:○松岡尚気、長谷部日、高田律子、佐藤弥生、寺島浩子、上田恵理子、佐々木亮、福地健郎(新潟大学眼科)

【目的】 
 新潟大学眼科のルセンティス硝子体内注射(ラニビズマブ硝子体内注射;IVR)成績を検討する

【対象】
 当科で加齢黄斑変性症(AMD)に対してIVR導入期1クール施行された後、約1か月以上継続して維持期間を経過観察できた101眼
 (type1:37、type2:28、PCV:29、RAP:7眼)

【検討項目】
 1.病型別の治療前と最終視力の比較、
 2.治療前背景因子(①PED、②hemorrhagic PED、③網膜下液、④網膜下出血、⑤黄斑浮腫、⑥治療前視力、⑦年齢、⑧性別)
 3.PDT既往11例の成績
 4.1年以上観察例の成績

【結果】
 1.<改善/維持/悪化>
   type1:5/27/5眼、type2:7/19/2眼、PCV:8/18/3眼、RAP:3/4/0眼。

 2.type1のPED(+)でのみ有意差あり。

 3.PDT施行後11例ではtype1で維持2例、type2で改善1例、維持8例。

 4.年間平均回数 type1:4.36、type2:3.77、PCV:4.11、RAP:3.0回。

【結論】

 重篤な合併症もなく、IVRは有効な治療法といえる。

 

 

略歴 松岡尚気 MD, PhD

 1999年(平成11年)3月 新潟大学卒業

           5月 新潟大学眼科学教室入局

 2000年(平成12年)4月 海谷眼科勤務

 2001年(平成13年)4月 長岡赤十字病院勤務

 2002年(平成14年)4月 聖隷浜松病院勤務

 2003年(平成15年)4月 厚生連村上総合病院勤務

 2005年(平成17年)4月 新潟こばり病院(現 厚生連新潟医療センター)勤務

 2006年(平成18年)10月 新潟大学医員

 2007年(平成19年)5月 University of Southern California, 

              Doheny Eye Institute留学

 2009年(平成21年)4月 厚生連村上総合病院勤務

 2010年(平成22年)4月 新潟大学医員

 2011年(平成23年)   新潟大学博士号取得

 2012年(平成24年)7月 新潟大学助教

 2013年(平成25年)4月 新潟大学外来長

 

 

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 これまでの済生会新潟第二病院 眼科アイセミナー (第5回から改称)

 (第1回)眼科カンファレンス

  日時:2012年10月2日(火)19:00~

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:八百枝 潔 

      (眼科八百枝医院)

      (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

  演題:「緑内障治療薬による眼循環への影響」

 

 (第2回)眼科カンファレンス

  日時:2012年11月20日(火)18:30~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:河嶋 洋一 (参天製薬:医薬事業部技術開発)

  演題:「点眼薬の開発と眼内薬物動態」 

 

 (第3回)眼科カンファレンス

  日時:2013年1月8日(火)18:00~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:長谷部 日 (新潟大学眼科)

  演題:「硝子体手術との15年間、そしてこれから」

 

 (第4回)眼科カンファレンス

  日時:2013年3月12日(火)18:00~ 

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:寺島浩子 (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

  演題:「黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後」

 

2013年4月3日

 日 時:平成25年4月20日(土)17:00〜19:30  
 場 所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(湯沢の間)      
     新潟市中央区笹口1-1 電話:025-240-2111(代表)  
 特別講演  森 和彦 (京都府立医科大学眼科学教室 講師)
 演題 『緑内障手術 〜建前と本音〜』  

      会 費:1,000円

 新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。

 今回は、緑内障でご活躍の、森 和彦先生(京都府立医科大学眼科 講師)をお呼びしました。『緑内障手術~建前と本音~』という演題です。また一般演題も新潟県内から5題集まりました。どの演題も熱い討論が期待できます。

 病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

 注)医療関係者のみ(含:学生)へのご案内です

 

17:00 一般演題   講演7分 質疑5分
        座長 村上 健治 (新潟市民病院)
 1)「アイファガン点眼液0.1%について」
  ○千寿製薬株式会社

 2)「当院での繊維柱帯切除術と術後管理」
  ○福島 淳志 (厚生連長岡中央綜合病院) 
   繊維柱帯切除術はシンプルなオペにも思えますが、術中、術後の細かいこだわり、バリエーションが術者により多々あるように思います。自分自身もまとめて考えたことなかったので、この機会に整理し発表させて頂きます。

 3)「当科での白内障手術教育 CCCの作成法」
  ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院) 
   CCCの作成は安全な白内障手術を行うためには必須の手技である。粘弾性物質は多数ありCCCをチストトームで行う術者もいれば前嚢鑷子で行う術者もいる。当科での作成法を紹介する。また白内障手術の全くの初心者にCCCを教える場合、どの方法がよいか皆様のお知恵を拝借したい。

 4)「網膜色素変性に伴う黄斑浮腫に対する硝子体手術」〜全国の網膜硝子体専門家へのアンケートの結果から〜
  ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院) 
   網膜色素変性(RP)に黄斑浮腫を伴うことが知られている。治療法のないRP患者に眼科医が出来る治療の一つが黄斑浮腫の治療である。この治療について網膜硝子体専門医にアンケート調査を行った。結果、一番選択されたのは、炭酸脱水素酵素阻害剤の内服・点眼、硝子体手術は慎重な適応が求められた。

 5)「当院における2003年出生の低体重出生児の、3、6、9歳時の眼科的予後に関する検討」
  ○橋本 薫、吉田 博光、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)
   平成15年当院NICUで 眼科診察をした低出生体重児の視力経過の検討。対象は45名中、3,6,9歳時の診察時に2回以上視力検査を施行した7名。治療を行ったのは5名。9歳 時に0.4以上の視力を得たのは14眼中8眼。視力結果に出生体重1000g未満と以上で差がなかった。治療開始時期が大事と思われた。

 6)「縫着眼内レンズの傾斜補正で乱視が軽減した一例」
  ○山本 晋 (笹出線 近江眼科/新潟医療センター)
   関 正明 (せき眼科/新潟医療センター)
 (症例)他院にて水晶体再建術中に破嚢し、前部硝子体切除、眼内レンズ縫着を行われた83歳女性。前房、硝子体中に水晶体皮質が残存し、高眼圧をきたしたため新潟医療センターにて硝子体手術を施行した。術中に傾いた眼内レンズの位置補正を行ったところ、全乱視が術前-6.5D→術後-0.5に軽減した。

 

18:15 特別講演
        座長 福島 淳志 (厚生連長岡中央綜合病院)
 演題:『緑内障手術 〜建前と本音〜』
 講師:森 和彦 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師) 

 

*尚、講演会終了後、19:30より『佐渡の間』にて情報交換会を予定しております。

 

 越後眼科研究会世話人
  安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)  
  村上 健治 (新潟市民病院)
  鈴木 恵子 (新潟県立吉田病院)
  橋本 薫 (長岡赤十字病院)
  福島 淳志(長岡中央綜合病院:当番幹事) 

 共催:越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

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特別講演
 演題:「緑内障手術 〜建前と本音〜」
 講師: 森 和彦
    (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)

【講演抄録】
 緑内障ガイドラインによれば緑内障の治療は薬物・レーザー・手術から選択し、観血的手術は薬物治療やレーザー治療などの他の治療法が適切に行なえない症例や十分な眼圧下降が得られないと考えられる症例が適応とされる。その理由として、合併症なく長期にわたって眼圧をコントロールできる安全で確実な緑内障手術は存在せず、いまだに試行錯誤が繰り返されていることが挙げられる。これまでは合併症が多いものの眼圧下降作用が強力な線維柱帯切除術を少しでも安全な手術とするべく、数多くの改良が試みられてきた。

 今年、わが国において認可されたシャント手術に対する期待は大きいが、実際のところは濾過手術の宿命からは逃れることができず、残念ながら理想からはほど遠いと言わざるを得ないように思われる。本講演では現在のわれわれの行なっている線維柱帯切除術を紹介するとともに、実際に思惑通りに行かなかった症例を呈示し、参加された先生方とともにレクトミーとシャント手術の建前と本音に迫ってみたい。

【略 歴】
  氏  名  森 和彦(もり かずひこ)
  生年月日  昭和38年9月2日 生まれ

 学歴・職歴
  昭和 63年3月 京都府立医科大学 卒業
  昭和 63年4月 京都府立医科大学眼科学教室 入局
  平成 元年4月 京都府立医科大学大学院博士課程医学研究科
  平成 3年4月 アメリカ国立衛生研究所眼研究部門(NIH/NEI)客員講師
  平成 5年7月 福井医科大学眼科学講座 助手
  平成 7年4月 京都府立医科大学眼科学教室 助手
  平成 11年4月 京都府立医科大学眼科学教室 講師
  平成 15年4月 京都府立医科大学大学院医学研究科視覚機能再生外科学
         (眼科学教室)講師 
   現在に至る

 

2013年3月26日

  演題:「私の目指す視覚リハビリテーションとは」
  講師:吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会会長)

    日時:平成25年4月10日(水)16:30 ~ 18:00 
    場所:済生会新潟第二病院 眼科外来 

【抄録】
 私は、先天性白内障手術後の無水晶体眼で矯正視力右0.03、左0.1のロービジョンがあり、原因不明で大腿骨が外側に湾曲するという重複障害を持って生きて来た。 

 大学卒業後、その頃社会問題になりつつあった中途視覚障害者に対する相談業務を行うようにいわれて、名古屋ライトハウスあけの星声の図書館(点字図書館)に就職。そこで出会った中途視覚障害者の姿に衝撃を受け、視覚障害リハビリテーションの普及を自分のライフワークと決めた。 

 本講演では、主に高知女子大時代に行った視覚障害リハビリテーションシステム構築活動を通して出会ったことから学んだこと、自己のロービジョン当事者の体験などを通じて感じた様々な不満などから、思い描くようになった「私の理想とする視覚リハビリテーションのあり方」について述べることを目的とする。 

 私がする話は、訪問でリハビリテーションを行っている視覚障害者生活訓練指導員(歩行訓練士)や相談支援に携わっている人たちの間では、「そういうことは良くあるね」といわれている問題点だが、きちんとした調査などで学問的に証明されていない事である。この機会に多くの皆さんに感心を持っていただき、研究分野からのアプローチの道が開けたらと思う次第である。 

【略歴】
 1947年 東京生まれ 65歳
 1968年 東京教育大学(現筑波大学)付属盲学校高等部普通科卒業
 1970年 日本福祉大学社会福祉学部入学
 1974年 同卒業、名古屋ライトハウスあけの星声の図書館に中途視覚障害者の相談業務担当として就職(初めて中途視覚障害者と出会う)
 1977年 東京都児童相談センター入都(障害者雇用枠)
 1989年 日本女子大学文学研究科博士課程前期社会福祉専攻入学
 1991年 同上終了(社会学修士)
 1991年10月~1999年3月まで 東京都立大学(現首都大学)人文学部社会福祉学科助手
 1999年4月~209年3月まで 高知女子大学社会福祉学部講師→准教授
 2008年4月~任意団体視覚障害リハビリテーション協会長

【済生会新潟第二病院眼科 勉強会連絡先】
  950-1104 新潟市西区寺地280-7
  済生会新潟第二病院眼科  安藤伸朗
  phone : 025(233)6161  fax : 025(233)6220
  e-mail:gankando@sweet.ocn.ne.jp

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 興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です。
    (参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。

 今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。
   http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
   http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/
 録画はしておりません。当日の視聴のみ可能です。

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。
 参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
 眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
   日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
   場所:済生会新潟第二病院眼科外来

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している
  音声パソコン教室ホームページ
  http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/ 

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
 平成25年5月8日(水)16:30~18:00
   「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育盲学校に求められるもの~」
      小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)

 

2013年3月20日

日 時  2013年6月29日(土) 17:30 – 20:30
場 所  TKP大手町カンファレンスセンター ホール 16A
 会 費  2,000円(予定人数 130名)
 ※ 日本眼科学会認定専門医 3単位(認定番号:20015)
世話人 気賀沢 一輝(杏林大学 眼科)

テーマ:眼科における精神科プライマリケアの実践 

【プログラム】

1. 症例検討(演題募集中)
 司会進行:気賀沢 一輝 (杏林大学 眼科)
 アドバイザー:石郷岡 純(東京女子医科大学教授 神経精神科)

 2. 教育講演
 座長 清澤 源弘(清澤眼科医院 院長)
 「心因性視覚障害の過去、現在、未来」
   気賀沢 一輝 (杏林大学 眼科) 

3. 特別講演
 座長 若倉 雅登 (井上眼科病院)
 「がんと総合病院精神科 ―身体科と精神科の連携(リエゾン)について―」
   山田 健志 (がん研有明病院 腫瘍精神科 部長)

 

【一般演題及び参加申込】
  一般演題
 4題(テーマにはこだわりません。質疑合わせて15分程度)
 400字前後の抄録を添付の上、メールにてお送り下さい。
 〆切 2013年5月31日(金) 

 参加申込
 ご所属・お名前・ご連絡先を記載の上、メールもしくはFAXにて事務局までお知らせください。
 〆切 2013年6月15日(土)正午
 *開始時間は若干変更することがございます。

【問い合わせ】
 心療眼科研究会事務局
  〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3 井上眼科病院内
  Tel: 03-3295-0911(担当: 山口 内線: 7021) FAX: 03-3295-0917
  e-mail: yamaguchi-h@inouye-eye.or.jp 

【ウェブサイト】新規開設
 http://www.eye-center.org/jpos/index.html

 共 催 心療眼科研究会 グラクソ・スミスクライン株式会社

2013年3月7日

 新潟県の眼科勤務医が中心となって「越後眼科研究会」を、平成19年5月に立ち上げ、年に2回開催しています。日頃抱えている問題や症例を話し合い、また全国で活躍している先生をお呼びして最新・最前線のお話を伺っています。
 今回、森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)をお呼びして開催致します。病院勤務医のみならず、開業医、大学勤務医、研修医、視能訓練士、看護師など多くの方々に参加して頂きたいと存じます。
 お気軽にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

         記

 

『第13回 越後眼科研究会』
 日 時:平成25年4月20日(土)17:00~19:30
 会 場:チサンホテル&コンファランスセンター(佐渡の間)
    (新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-1111:代表)
  17:00~ 薬事案内
  17:15~ 一般演題
  18:15~ 特別講演 『緑内障手術 ~建前と本音~』
   森 和彦先生 (京都府立医科大学 眼科学教室 講師)

 尚、講演会終了後、19:30より情報交換会を予定しております。

【一般演題募集】
  「演題名」「演者名(発表者に○)」「所属名」を記入の上、メールまたはFAX、あるいは郵送にて、ご応募ください。

 応募先:越後眼科研究会事務局
    (済生会新潟第二病院眼科 安藤 伸朗)
   住所 〒950-1104 新潟市西区寺地280-7
   FAX 025-233-6220   メールアドレス gankando@sweet.ocn.ne.jp

 演題締切:平成25年3月25日(月)

 

 【越後眼科研究会 世話人】
    安藤 伸朗 (代表世話人;済生会新潟第二病院)  
    村上 健治 (新潟市民病院)
    鈴木 恵子 (新潟県立吉田病院) 
    橋本 薫 (長岡赤十字病院)
    福島敦志 (当番幹事;長岡中央綜合病院)

  共催:越後眼科研究会  千寿製薬株式会社

 

 

 

越後眼科研究会 過去のプログラム

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『第1回越後眼科研究会』

   日時:平成19年5月26日(土) 17時30分~20時

   会場:ホテルニューオータニ長岡 (長岡駅東口) 2F 「雪椿」

    幹事:武田啓治(代表世話人;長岡赤十字病院)

 一般演題      座長 園田 日出男(燕労災病院)

  1)我が国における眼科勤務医の現状

     安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)

  2)「23Gおよび25Gビトレクトミー」

     吉澤 豊久(三条眼科)

  3)「睫毛が生存できた眼瞼の遊離複合移植の1例」

     武田 啓治、荒木 豊、中村 真太郎、田中 玲子 (長岡日赤眼科)

  3)「こんな時どうする?眼瞼編~変な霰粒腫、アミロイドーシス、化膿性肉芽腫など」

     尾山 徳秀(新潟大学)

 特別講演       座長 武田 啓治(長岡赤十字病院)

  「眼窩底骨折および涙道閉塞の診断と治療」

                矢部 比呂夫(東邦大学大橋;准教授)

 

 

『第2回越後眼科研究会』

  日時:平成19年11月10日(土)17:30~19:30

  場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟  (旧新潟ワシントンホテル)

    住所:新潟市中央区笹口1-1  ℡:025-240-2111

       当番幹事:園田 日出男(燕労災病院)

 一般演題   座長 鈴木 恵子(県立吉田病院)

  1)Congenital dacryocystocele の治療経験

     中村 真太郎、武田 啓治 (長岡赤十字病院)

  2)スリット照明付き手術顕微鏡の使用経験

   -黄斑部操作、前部硝子体切除、バックル手術時のクライオなどー

     宗村 守、安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

 特別講演   座長 安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

   「これからの白内障手術教育」

       杏林大学眼科准教授 永本 敏之 先生

 

 

『第3回越後眼科研究会』

  日時:平成20年5月31日(土) 17:15~19:30

  場所:朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター 中会議室301

      住所:新潟市中央区万代島6-1  ℡:025-246-8400

 プログラム

  17:15~ 薬事案内

  17:30~一般講演    座長:園田 日出男(燕労災病院)

  1)網膜中心動脈閉塞症発症後に、硝子体出血・虹彩新生血管を来たした一例

     宗村 守、安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)脱臼水晶体の処理

     村上 健治、根本 大志、植木 智志、土田 宏嗣(新潟市民病院)

  3)眼球突出を初発症状とし眼科にて発見された骨肉腫の1例

     中村 真太郎,武田 啓治(長岡赤十字病院眼科)、大渕 信隆(県立十日町病院眼科)

  4)日帰り黄斑下手術

     吉澤 豊久(三条眼科)

  18:20~ 休憩

  18:30~ 特別講演

    講師: 山田 昌和(国立病院機構東京医療センター)

   1)『瞼と関連した角膜障害』

   2)『眼科医療の現在位置とこれから』

     学術的方法論に基づいた眼科医療の評価

 

 

『第4回越後眼科研究会』

  日時:平成20年11月1日(土)17:45~19:30

  場所:ホテルオークラ新潟 3F クラウンルーム

     住所:新潟市中央区川端町6-53  ℡:025-224-2205

 プログラム

  17:45~ 薬事案内

  18:00~ 一般演題

  1)小切開硝子体手術やっていますか?全国の眼科医へのアンケート調査

     ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)「23G内視鏡およびHHVレンズホルダーの使用経験」

     ○山本 晋 (新潟大学)

  3)増殖硝子体網膜症の膜処理

     ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)

  4)白内障手術難問集

     ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  18:30~ 特別講演

   『硝子体手術のデスマッチ』

     恵美 和幸 (大阪労災病院;副院長/眼科部長)

 

 

『第5回越後眼科研究会』

   日時:平成21年5月30日(土)17:15~19:30

   場所:ホテルニューオータニ長岡

      住所:長岡市台町通2-8-35  ℡:0258-37-1111(代表)

 17:30~ 一般演題

  1)「眼科勤務医へのアンケート調査」(予報) -満足してますか? 辞めたいですか?-

     ○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)眼瞼腫瘍と疑われた皮膚粘膜クリプトコッカス症

     ○山田 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)

  3)抗VEGF療法の経験

     ○吉澤 豊久(三条眼科)

    追加:ルセンティスによる治療

        ○安藤 伸朗、中村 裕介(済生会新潟第二病院)

 18:15~コーヒーブレーク

 18:30~ 特別講演  『感染性ぶどう膜炎 -診断のポイント』

           後藤 浩(東京医科大学眼科学教室主任教授)

 

 

『第6回越後眼科研究会』 

   日時:平成21年11月28日(土)17:15~19:30

   場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

      住所:新潟市中央区川端町6-53 ℡:025-224-6111(代表)

 17:15~ 薬事案内

 17:30~ 一般演題

  1)新潟県の眼科勤務医へのアンケート結果

    ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)眼球破裂の2症例

    ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3)黄斑円孔の外来硝子体手術

    ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  4)PACのLI後、12年経過して再びPACを発症した1例  -この症例から学ぶこと、私のLIに対する考え方、より良いLIを目指して-

    ○坂井 豊明 (坂井眼科医院)

  5)テノンをできるだけ温存したトラベクレクトミー

    ○竹内 裕貴、園田 日出男 (燕労災病院)

  6)抗VEGF抗体硝子体注射後の黄斑円孔網膜剥離

    ○山本 晋(新潟大学眼科) 荒木 豊(刈羽郡総合病院眼科)

 18:30~ 特別講演 『 緑内障の画像診断 』

             富所 敦男 (東京大学 眼科学教室 講師)

 

 

『第7回越後眼科研究会』 

    日時:平成22年5月15日(土) 16:45~19:00

    場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟

        新潟市中央区笹口1-1 ℡:025-240-2111(代表)

  16:45~ 薬事案内

  17:00~ 一般演題

  1)眼科勤務医は減少している!?

    ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2)「完全に硝子体内落下した眼内レンズの処理」

    ○村上 健治、根本 大志、眞山 徹二、坂上 悠太 (新潟市民病院)

  3)「眼瞼腫脹により発見されたマイラゲル長期合併症の1例」

    ○橋本 薫、佐々木 藍季子、田中 玲子、武田 啓治  (長岡赤十字病院眼科)

  4)「増殖硝子体網膜症手術」

    ○吉澤 豊久 (三条眼科)

  5)「S-OCTによる篩状板孔サイズの緑内障診断能力 -試論ー」

    ○岩田 和雄 (新潟大学)

  18:00~ 特別講演

     『乳頭ピット黄斑症候群の画像所見と治療経験から学ぶこと』

      平形 明人 (杏林大学眼科学教室 主任教授)

 

 

『第8回越後眼科研究会』 

    日時:平成22年10月2日(土)17:15~19:30

    場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

 17:15~ 薬事案内

 17:30~ 一般演題

  1)「モンスター患者を経験しましたか? どのように対処していますか?」

     ○安藤 伸朗(済生会新潟第二病院)

  2)「内因性眼内炎の1例」

     ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3)「バックル手術を経験して」

     ○佐々木 藍季子、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治  (長岡赤十字病院)

  4)「レーザー虹彩切開してあったにも関わらず、発作が生じた原発閉塞隅角症」

     ○吉澤 豊久(三条眼科)

 18:30~ 特別講演『 眼感染症の謎を解く 』

     大橋 裕一(愛媛大学医学部眼科学教室 教授)

 

 

『第9回 越後眼科研究会』

    日時:2011年5月21日(土)

    場所:ホテルニューオータニ長岡 2F『柏の間』

 17:15 薬事案内

 17:30 一般講演

  1) 東日本大震災における全国からの支援状況

     ○安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  2) 放射線眼合併症の1例

       ○村上 健治 (新潟市民病院)

  3) 非裂孔原性網膜剥離を契機に肺癌を発見し、放射線治療によって剥離が消失した一例

     ○橋本 薫、引間 孝輔、田中 玲子、武田 啓治(長岡赤十字病院)

  4) 頭にも倒乱視にも効く!左手白内障手術

     ○吉澤 豊久 (三条眼科)

 18:30 特別講演

   「正常眼圧緑内障治療の現状と展望」

       相原 一 (東京大学医学部眼科学教室 講師)

 

 

『第10回 越後眼科研究会』

  日時:平成23年10月1日(土)17:00~19:30

  場所:ホテルオークラ新潟(3F クラウンルーム)

 17:00~ 薬事案内

 17:15~ 一般演題

 1)「糖尿病黄斑浮腫に対するトリアムシノロン・アセトニドの治療成績」

   ○安藤 良将、中村 裕介、大矢 佳美、安藤 伸朗  (済生会新潟第二病院)

 2)「白内障手術合併症の治療」

   ○村上 健治 (新潟市民病院)

 3)「眼内レンズ逢着-道連れ法(関法)やってみました」

   ○山本 晋(笹出線 近江眼科 近江皮膚科) 、関 正明(新潟医療センター)

 4)「白内障手術後、調節力喪失により発生したと考えられる外斜視の一例」

   ○武田 啓治 (長岡赤十字病院)

 5)「原因不明の視力低下を呈したEhlers-Danlos症候群の1例」

   ○畑瀬哲尚 植木智志 高木峰夫 (新潟大学)

 18:30~ 特別講演

  『神経眼科・心療眼科と私』

    若倉 雅登 (医療法人社団済安堂 井上眼科病院 院長)

 

 

『第11回 越後眼科研究会』

   日時:平成24年5月19日(土)17:00~19:15

   場所:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟

 17:00~ 薬事案内

 17:15~ 一般演題 講演6分 質疑4分

             座長 福島 淳志 (長岡中央綜合病院)

 1)「眼内異物の摘出法」

   ○村上健治、末武亜紀 (新潟市民病院)

 2)「慢性C型肝炎インターフェロン治療中に夕焼け様眼底を呈した一例」

   ○中村裕介、大矢佳美、安藤伸朗 (済生会新潟第二病院)

 3)「眼瞼に生じた悪性黒色腫の一例」

   ○橋本 薫、奥山 真也、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)

 4)「蛇口の取手による眼窩内下直筋完全断裂の整復症例」

   ○尾山 徳秀、張 大行、大湊 絢(新潟大学)

 5)「三条眼科における日帰り網膜剥離手術の現状」

   ○吉澤豊久、白鳥 敦 (三条眼科)

 18:15~ 特別講演

              座長 村上 健治 (新潟市民病院)

  『眼腫瘍~どのように付き合うか』

     小島 孚允 先生(さいたま赤十字病院眼科・副院長)

 

 

『第12回 越後眼科研究会』

  日 時:平成24年11月17日(土)17:00~19:30

  場 所:ホテルオークラ新潟(3Fクラウンルーム)

     新潟市中央区川端町 6-53 電話:025-224-6111(代表)

 一般演題 17:00~

 0.「アイファガン点眼液0.1%について」

   ○千寿製薬株式会社

 1.「南方の渡航歴のない東洋眼虫症の一例」

   ○奥山 真也、橋本 薫、田中 玲子、武田 啓治 (長岡赤十字病院眼科)

 2.「強度近視網膜分離症に対する外来硝子体手術」

   ○吉澤 豊久、白鳥 敦 (三条眼科)

 3.「硝子体内異物の摘出法」

   ○村上 健治、根本 大志 (新潟市民病院)

 4.「OCTによる糖尿病黄斑浮腫の評価」

   ○安藤 伸朗、大矢 佳美、中村 祐介 (済生会新潟第二病院)

 5.「トリアムシノロン硝子体注入後の偽眼内炎の経験」

   ○山本 晋 (笹出線 近江眼科 )

 特別講演 18:30~

  『加齢黄斑変性の治療と黄斑下血腫の治療』

    大路 正人 (滋賀医科大学 眼科学講座 教授)

 

 

*越後眼科研究会事務局**************
 950-1104 新潟市西区寺地280-7
 済生会新潟第二病院眼科
  安藤 伸朗  Noburo Ando,MD
  phone 025-233-6161
  Fax  025-233-6220
 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp
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2013年3月6日

 済生会新潟第二病院眼科では、講師をお呼びしてカンファレンスを行っています。
 今回は、寺島浩子先生(新潟大学眼科講師)です。 多くの方々の参加、歓迎です。

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 済生会新潟第二病院 (第4回)眼科カンファレンス

  日時:2013年3月12日(火)18:30~
  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:寺島浩子 (新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)
  演題:「黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後」

  参加希望の方は、下記まで連絡ください。

    安藤 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

 

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【抄録】黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後

    寺島浩子(新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

【抄録】

 黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離の長期視力予後因子の検討を行う. 対象は2007年4月~2011年12月の期間に新潟大学および長岡中央綜合病院 にて裂孔原性網膜剥離に対して初回手術を施行した364例371眼のうち術後12か月以上経過観察ができた黄斑剥離を伴う症例81例82眼(男性48眼:女性34眼). 平均経過観察期間32.7カ月, 術式の内訳は強膜バックリング手術34眼,20G硝子体手術32眼,25G硝子体手術16眼であった.

 術後成績は, 初回復位率が77/82眼(94%), 最終復位率は80/82眼(98%), 再発率は10眼(12%)であった. 術前平均小数視力0.08から最終0.57へと有意な改善を認め6カ月以降ほぼ安定し最終視力値に達した.術式によらず術後最終視力は同等の結果であった.

 最終時視力良好群(1.0以上)35眼, 視力不良群(0.5以下)25眼の2群に分けて比較検討したところ, 術後視力予後に関連する因子は術前視力, 推定黄斑剥離期間, 剥離範囲, 手術回数, 再発の有無, 術後黄斑上膜の合併であった. 特に黄斑剥離期間が3日以内と極早期に手術を行った症例12眼は, 術後最終視力において8眼(67%)が1.0以上を維持していた. それに比較して黄斑剥離期間が2週間を超えた症例24眼のうち1.0以上は7眼(29%)にとどまり, 視力予後は黄斑剥離期間に依存する.また黄斑上膜を合併した9眼の術後平均小数視力は0.23で黄斑上膜を合併しなかった群の0.64に比較して有意に悪い結果であった.

 以上より長期的に良好な視力を得るには, 早期に手術を行い再手術や黄斑上膜合併の回避が大切と思われる.

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 これまでの済生会新潟第二病院 眼科カンファレンス

 (第1回)眼科カンファレンス

    日時:2012年10月2日(火)19:00~

    会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

   講師:八百枝 潔   (眼科八百枝医院;新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野)

   演題:「緑内障治療薬による眼循環への影響」

 

 (第2回)眼科カンファレンス

   日時:2012年11月20日(火)18:30~

   会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:河嶋 洋一 (参天製薬:医薬事業部技術開発)

  演題:「点眼薬の開発と眼内薬物動態」

 

 (第3回)眼科カンファレンス

  日時:2013年1月8日(火)18:00~

  会場:済生会新潟第二病院 眼科外来

  講師:長谷部 日 (新潟大学眼科)

  演題:「硝子体手術との15年間、そしてこれから」

 

2013年3月3日

演題:「視覚障害者とスマートフォン」

講師:渡辺 哲也 (新潟大学 工学部 福祉人間工学科)

           日時:平成25年3月13日(水)16:30 ~ 18:00 

    場所:済生会新潟第二病院 眼科外来 

【抄録】
昨今、携帯電話の新機種は全てスマートフォンとなり、タブレット端末が様々なメーカーから販売され、事実上標準的な基本ソフトWindowsも新バージョンではタッチ操作が主体となる。この状況に危機感を覚えているのが全盲の携帯電話・PC利用者である。その衝撃は、パソコンのインタフェースが文字中心のCUIからグラフィカルなGUIへ移行した1990年代の「GUIショック」に酷似している。しかしスマートフォンは、以下のように、GUI OSと決定的に異なる点がある。

・全盲者向けに、画面の音声化機能を標準で装備している、または無料でプラグインを入手できる。有料のアプリも既に存在する。

・弱視者向けに、画面の拡大機能・反転表示を標準で装備している機種もある。

・触覚的なポインティングが可能(マウス操作では目と手の協調動作が必要とされたが、タッチ操作の場合、指だけと音声で操作対象を直接指示できる)。

 このように、GUIショック時のような全く使えなくなるというおそれはないが、さりとて触覚的手がかりのない画面上で正確に操作できるかについては不安が残る。そこで、タッチパネルを見ないでどの程度の正確性と速度をもって操作できるかを実験的に調べることとした。現在、実験が進行中であり、3月の発表時にはその結果を紹介したい。

【略歴】
 平成 3年 3月 北海道大学 工学部 電気工学科 卒業
 平成 5年 3月 北海道大学 工学研究科 生体工学専攻 修了
 平成 5年 4月 農林水産省 水産庁 水産工学研究所 研究員
 平成 6年 5月 日本障害者雇用促進協会 障害者職業総合センター 研究員
 平成13年4月 国立特殊教育総合研究所 研究員
 平成21年4月 新潟大学 工学部 福祉人間工学科 准教授
 情報通信技術(ICT)を用いた視覚障害者支援に従事。これまでの開発成果は、スクリーンリーダ”95Reader”、電子レーズライタ”Mimizu”、漢字の詳細読み”田町読み”(iPad・iPhoneに搭載)、触地図作成システム”tmacs”など。

 

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 興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です。(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。ただし、お茶等のサービスもありません。悪しからず。

 今回の勉強会の一部は、「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力によりネット配信致します。以下のURLにアクセスして下さい。下記のいずれでも視聴できます。

   http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai

   http://nitsc.eng.niigata-u.ac.jp/saiseikai/

 録画はしておりません。当日の視聴のみ可能です。

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。
 参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
 眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。

   日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)

   場所:済生会新潟第二病院眼科外来

 

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。

 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している  音声パソコン教室ホームページ
  http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/

 

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
 平成25年4月10日(水)16:30 ~ 18:00
   「私の目指す視覚リハビリテーションとは」
      吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会会長)

 平成25年5月8日(水)16:30~18:00
   「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育
                ~盲学校に求められるもの~」
      小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)

 平成25年6月12日(水)16:30~18:00
   「視覚障害グループセラピーの考察」
      小島 紀代子 (NPOオアシス)

2013年2月3日

   日時:平成25年01月09日(水)16:30 ~ 18:00 
  場所:済生会新潟第二病院 眼科外来

 演題:「視覚障害者のリハビリテーションから学んだこと」
 講師:石川 充英 (東京都視覚障害者生活支援センター 就労支援課)

【講演要旨】

1 はじめに

 視覚障害者のリハビリテーションの仕事を始めて25年が過ぎた。私が東京都視覚障害者生活支援センター(以下、センター)に入職した当時は、施設利用を希望する人は行政に申し出て、行政が利用の可否と決定するという措置制度の時代であった。現在は、2006年から施行された障害者自立支援法により、視覚障害者自身が福祉サービスを選択できるようになった。障害者自立支援法により、歩行訓練や点字、日常生活動作訓練などの日常生活訓練は、自立訓練(機能訓練)として位置づけられ、就労移行支援事業が創設された。パソコンを利用して一般事務職を目指す視覚障害者は、職業訓練校だけではなく、就労移行支援事業所でも訓練を受けられるようになった。センターは、2009年から通所による自立訓練(機能訓練)と就労移行支援の2つの訓練サービスを提供している。
 このように視覚障害者の福祉制度が大きく変わる中、Aさんの出会いを振り返ることにより、改めて視覚障害者のリハビリテーションに対する考え方の礎を学ばせていただくことができた。

2 Aさんとの出会い

 Aさんと出会ったのは今から20年ほど前。ご主人を亡くし、ご自身も視力低下の中での出会いであった。この頃のご自身の状態を自らの著書で『生きる屍のようであった』と記されている。(以下、『』内の記述は著書からの引用)
 このような状況の中、歩行訓練の担当となった。当初は、『植え込みに入り込んでしまったり、曲がるところが分からずに、隣の塀にぶつかってしまったり、とても疲れた。』『何かわからないところを杖を左右にふりまわして、こんなことをしなければならないなんてと情けない思いであった。』この状況を改善させたのは、訓練を受けていた仲間であったようだ。『4、5か月も経つうちに、真っ暗闇の霧の中で、ただ一人ぼっちと思っていたのだが、「違うぞ、私以外にもそういう人がいるんだ」これは私にとって大きな教訓であった。次第に訓練にも熱が入るようになった。その年の秋になると、順調に進むようになっていった。少しはまじめでやる気になってきた。』 ここに施設や事業所で当事者同士が出会い、互いに刺激を受け、訓練を受ける意義がある。しかし、近年では当事者同士の関係性が少し薄れてきているような気がしている。

 話をAさんに戻す。当時の歩行訓練は、例えていえば自動車の教習所のような進め方であった。決められた訓練カリキュラムを施設周辺の訓練場所で実施し、そのカリキュラムを習得すれば自宅の周辺を含め、訓練していないところも歩くことができるという考え方が主流であった(以下、教習所型)。そのカリキュラムの最終段階として、周囲の人に援助を積極的に依頼しながら、事前に情報収集した目的地に単独で移動するという「卒業試験」があった。

 Aさんの卒業試験の目的地は「銀座三越ライオン像の前」であった。Aさんは事前に乗換駅や乗車号車などを調べ、当日は適切なタイミングで援助を依頼しながら無事にライオン像についた。『私はしみじみとして思いで、ライオン像を丁寧に手で触ってみた。「やった、やったぞ! 一人でここへ来たんだ!」感慨深かった。』

 Aさんは、卒業試験で自信をつけ、センターまで一人で通えるような歩行力をつけた。その状況を知ったAさんの友人から、Aさんとセンターに、自分の会社の手伝いをしてほしいという提案があった。このとき、友人の会社への通勤経路については歩行訓練を実施した。教習所型では十分に対応できなかったのである。Aさんは短期間で通勤が可能となった。このように、実際に視覚障害者が歩くところで歩行訓練を実施することが、最近の歩行訓練の主流となっている。

 Aさんは、卒業試験、通所、通勤により単独歩行に自信を持った。その後は、アメリカへのホームステイ、視覚障害者を支援するNPO法人の設立など、昔の輝きを取り戻した。

3 視覚障害者の移動(歩行)を支援するとは

 Aさんとの出会いを通して、視覚障害者の移動(歩行)が、リハビリテーションの根幹をなすものだと改めて学んだ。単独歩行するためには、周囲の支援と理解、訓練体制、歩行環境(歩道の整備、横断支援等の歩行支援設備)、公共交通機関の利便性などの条件が必要である。それと、最も重要な条件は、一人で歩きたいという強い意志である。意志と条件が整ってこそ、単独歩行は可能となる。単独歩行するにあたっては、移動する距離や時間が問題ではない。自ら置かれている状況や条件の中で、利用者本人が歩こうという意志を持ち、いかに歩くということを主体的に考えるかである。また、支援者はいかに主体的に考えることができるよう支援するかが重要である。この主体的な移動は、必ずしも単独歩行だけを意味するのではない。同行援護などの制度を利用してのガイドヘルパーによる誘導歩行も含まれる。主体的に移動することは、利用者自身が、それまでの世界観を大きく変化させることであり、その結果、次なる活動の意欲にも繋がっていくことから、その支援体制が重要である。

4 支援体制を構築するための「Renkei」

 視覚障害者のリハビリテーションを進めるためには、当事者の力と周囲の支援が必要である。支援が必要なときに、必要な支援者が「Renkei」をすることが重要だと考える。

 Aさんの場合、友人と支援センターが連携をとり支援を行った。Aさんを中心に、友人、センター、行政が「Renkei」をとりながら支援を実施した。「Renkei」には「連携(cooperation)」と「連係(connection)」がある。「連携」とは、経過・決定に利用者が存在、利用者と複数の支援者の目標が同じであり、一方の「連係」は経過・決定に利用者が不在で、利用者と複数支援者の目標が異なっている。視覚障害者のリハビリテーションを行うには、支援者一人、1施設での支援には限界があり、利用者の強みを引き出す支援を行うためには、複数の支援者と「連携」を組むことが重要である。他の機関につなげるだけの「連係」では不十分であり、スムーズな「連携」には、構築されたネットワークの利用が重要である。ネットワークはすぐに構築することができない。よりよい「連携」とネットワーク構築のためには、互いの支援者の顔が見えることがとても重要だと考える。

 

【略歴】
 1986年3月 駒澤大学文学部社会学科卒業
 1986年4月 日本盲人社会福祉施設協議会 
       東京都視覚障害者生活支援センター入職
 1992年10月 視覚障害者歩行訓練指導員(歩行訓練士)養成課程修了
 1996年3月  日本大学大学院理工学研究科医療・福祉工学専攻 前期博士課程修了
 1996年4月  東京都視覚障害者生活支援センター 指導訓練課主任指導専門職
 1986年6月 信楽園病院 中途視覚障害者リハビリテーション 外来担当
 2001年11月 NPO法人視覚障がい者支援しろがめ理事
 2011年11月 視覚障害リハビリテーション協会監事
 2012年4月 東京都視覚障害者生活支援センター就労支援課長

 現在に至る

 

【後記】

 今回は、視覚障害者が「自ら歩く」ということから多くのことを学んだ。
 曰く、「自分で歩く」ことは視覚リハの基本。歩いた距離の問題ではなく、「自分で歩こう」という意識が大事。そのためには、単独歩行とガイドヘルパーのバランスが大事。
 曰く、「れんけい」が必要。他機関につなげるだけの「連係」では不十分。支援者一人、一施設での支援には限界があり、利用者の強みを引き出す支援を行うためには、複数の支援者と「連携」を組むことが大事。「連携」に基づく「ネットワーク」が重要。「連携」とは、経過・決定に利用者が存在、利用者と複数の支援者の目標が同じであることが必要。。。。
 現場の人ならではのご意見でした。石川先生が話すということで、雪が吹きすさぶ中、多くの方が参加されたことに、先生への評価が表れていると感じました。
 視覚障害リハビリで活躍する石川先生の、益々の発展を祈念しております。

 

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『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。
 参加者は毎回約20から30名くらいです。患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
 眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。

   日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
   場所:済生会新潟第二病院眼科外来

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。

 1)ホームページ「すずらん」
  新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している
  音声パソコン教室ホームページ 
  http://www11.ocn.ne.jp/~suzuran/saisei.html

 2)済生会新潟第二病院 ホームページ
  http://www.ngt.saiseikai.or.jp/02/ganka/index5.html

 3)安藤 伸朗 ホームページ
  http://andonoburo.net/

 

【今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
 平成25年2月13日(水)16:30~18:00
   「歩行訓練40余年を振り返る」
      清水 美知子 (フリーランスの歩行訓練士;埼玉県)

 平成25年3月13日(水)16:30~18:00
   「視覚障害者とスマートフォン」
      渡辺 哲也 (新潟大学工学部福祉人間工学科)

 平成25年4月10日(水)16:30 ~ 18:00
   「私の目指す視覚リハビリテーションとは」
      吉野 由美子 (視覚障害リハビリテーション協会会長)

 平成25年5月8日(水)16:30~18:00
   「インクルーシブ教育システム構築と視覚障害教育
                ~盲学校に求められるもの~」
      小西 明 (新潟県立新潟盲学校:校長)

 平成25年6月12日(水)16:30~18:00
   「視覚障害グループセラピーの考察」
      小島 紀代子 (NPOオアシス)

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 平成25年6月21(金) プレカンファレンス
         22日(土)23日(日)

  第22回視覚リハビリテーション研究発表大会
             (兼 新潟ロービジョン研究会2013)

    会場:「チサン ホテル & コンファレンスセンター 新潟」
        「新潟大学駅南キャンパスときめいと」
    メインテーマ:「見えない」を「見える」にする「心・技・体」
    大会長:安藤 伸朗 (済生会新潟第二病院)

  特別講演

   「心」(心のケア)  山田 幸男(新潟信楽園病院;内科医)

                           6月22日(土)午後

   「技」(IT視覚支援)林 豊彦(新潟大学工学部 教授)

                           6月22日(土)午前

   「体」(医学)一般開放(共催:新潟ロービジョン研究会2013)

             高橋 政代(理化学研究所) 6月23日(日)午後

             山本 修一(千葉大学眼科教授)

  シンポジウム
     「視覚障がい者の就労支援」         6月23日(日)午前
       司会:星野 恵美子(新潟医療福祉大学)
           小島 紀代子(NPOオアシス)

  特別企画
   1.「歩行訓練の将来」              6月21日(金)午後
        司会:山田 幸男(信楽園病院/NPOオアシス)
   2.「視覚障害者とスマートフォン」        6月22日(土)午前
        企画:渡辺 哲也(新潟大学工学部福祉人間工学科)
   3.「盲学校で行う成人への視覚支援」       6月23日(日)午前
        司会:小西 明 (新潟県立新潟盲学校 校長)

  関連企画                      6月23日(日)午前
   「機器展示ワークショップ」「視能訓練士講習会」

  一般講演・特集講演
    一般講演(5題)               6月22日(土)午前
    特集演題(3~4題) 「スマートサイト」   6月22日(土)午前
    ポスター講演            (30題) 6月22日(土)午後
                       (30題)6月23日(日)午前

  ランチョンセミナー  昼食付
    22日 「最新の眼科医療」長谷部 日(新潟大学眼科)
        「ロービジョンケア」新井 千賀子(杏林大学アイセンター)
    23日 「アイパッドを用いた視覚支援」
             三宅 琢(Gift Hands)、氏間 和仁(広島大学)

  事前登録・演題募集
   演題募集 2013年1月15日から2月28日
   参加登録 2013年1月15日から5月15日

  機器展示

  ホームページ  http://www.jarvi2013.net/

 

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 平成25年7月10日(水)16:30 ~ 18:00
  演題未定 
     奥村 京子 (新潟市社会福祉協議会)